h23.1.2 足和田山3
元日へ

3:00起床。着替えを手早く済ませ、シーツや布団の片付けをして1階に降りたところ、今朝も石和YHのペアレントは笑顔で送り出してくれた。

昨晩ペアレントに教えてもらった通りに国道137号を目指した。













つもりだったが

現在位置が分からなくなった。新年早々、またやってしまった・・・

とりあえずセブンを発見したので、ここで朝飯にすることにした。
サラダとヨーグルトがポイント!

この時点ではホットドリンクは買わず、昨晩YHでテルモスに入れてもらったお湯を飲んだ。
店番は名札に『オーナー』とあった年配の男性。エアリアを見せて現在位置と137号までの行き方を聞いた。

その後は間違えずに行くことが出来た。最初っからペアレントの教えてくれた通りに行けって・・・

137号には温度計が何箇所か設置されており、-3℃や−4℃を指していた。一昨年の今日三ツ峠に行った日もこんなだった。

河口湖のセブンでトイレを借りたところ、ウオシュレットだった。ラッキー♪

そう、食後直ぐに出るモノは出ない。時間をずらしてトイレに行くのがコツなのだ。ここのセブンで缶コーヒーを2つ買い、テルモスに入れた。

139号からh18.2以来久々に紅葉台入口(地図)へ。数カ所凍っているところがあり、スタッドレスでも慎重に走った。車は紅葉台レストハウスまで行けるが、車高の高い車でないとこすってしまうらしい。5年前と同様に木曽馬牧場前の駐車場に停めた。(たしか5:10頃)

準備中気になっていたのが・・・




ワンワン
ワンワン

ワンワン


段々鳴き声が大きくなってきた気がする。

ひょっとして野犬

どうする・・・行くのを止めるか・・・

ヘッデンで照らしながらそ〜っと先まで行ってみた。










あ〜良かった。鎖で繋がれていた。この牧場の飼い犬だ。

当たり前だろってツッコミが聞こえそうだが、この数分間はマヂで怖かった。
5:28 クマ鈴とラジオをスピーカーにして出発!

今日もマリナースキャップではなく、ニット帽で耳を隠し、ネックウォーマーで重装備。
こうして、雪と乾いた地面が半々位の道を進む。急いで歩いていたので、段々かっかしてきた。さすがヒートテックだ!

数百mおき(もっと間隔が短いかも)に『東海自然歩道』の標示が出ている。
ここは林道を通っても木段を登っても行ける道が交互に現れるが、数十m先で合流する。ちょっと遠回りでも林道を使う方が早い筈だ。
ブルドーザーが放置されている。これを使って整地しているんだな〜

それにしても随分遠回りだな〜
んん







もうこの改行は皆様予想がつきますね。







6:05
行き過ぎた〜〜〜

そうだよ。さっきのY字路は木段を登れば良かったんだ。でも、何も書いていなかったよな〜 
木段を上る。くっそ〜
6:10 三湖台到着。前回よりも遠回りしたが、それでも40分しかかからなかった。

とりあえずこの標柱の脇ならザックが濡れないだろう。

ダッシュしている間はかっかしていたが、止まると途端に寒さがやってきた。何はともあれ、ウェアの内側にユニクロダウンを着込んだ。
急いだ甲斐があってどうやら青から赤に変わる時間(一番焼け)に間に合った?!
6:16

f11

30秒

三日月が幻想的だ。
富士の右下はスキー場の灯り
6:26

f11

8秒
携帯をチェックしてみるとちゃんとアンテナが立つ!○○さんや□□さんに写メを送った。
足下はこんな感じ

風が吹くと一気に足下から痺れるような寒さがやって来た。昨日の朝(レポはまだ)も寒かったが今日もこの時間が一番きつかった。ヒートテックもダウンもユニクロは易くて品質が良いと思っていたが、これくらい厳しいコンディションでは頼りにならないことが分かった。
そろそろ明るくなってきた〜
ふと反対側を見ると

そうだよ。ここは南アルプスの展望がイイんだ〜
6:39

f11

1.5秒
6:52

f8

悪沢の上の雲がイイ感じだ〜
さあそろそろだ〜
6:53
6:55
雲だけを撮ってみた。大焼けだ〜
6:56

すっげ〜
来て良かった〜
こうして写真を撮っている頃。

きゃんきゃん

今度は子犬の鳴き声か?

夫婦と高校生(大学生)位の女の子だ。「わ〜間に合った〜」との声がする。他の場面なら話しかけたりするのだが、今はそれどころではなかった。挨拶だけして、すぐにカメラへ!
愛想の無いヤツだなと思われたかも・・・
悪沢、蝙蝠、塩見など
悪沢をズーム!

この存在感!
白根三山
笊!

右には頭だけ聖!
王岳も染まる!

歩いたのは一昨年の夏だったな〜
7:07

f16

太陽が昇りきったところで焼けは終わり
広角と望遠を交互に付け替えてPLも付けたり外したり・・・忙しかったが、充実した数分間だった。
先程の親子が記念撮影タイムを終えて戻る所だったので、シャッターをお願いした。

奥様はここに来るのが4回目、『あそこに見える○○に登るのよ』と楽しそうに話してくれた。

これはチャンス!望の富士山の名刺を渡した。
展望盤を見ながら山座同定・・・ここには『南アルプス』とあるけど、すごい大雑把だな〜。
十二ヶ岳の凸凹が見える。

昨年9月に皆で歩いたな〜
竜ヶ岳の奥の毛無山や雨ヶ岳などはh20のGWに縦走したな〜

手前は青木ヶ原、右角に本栖湖が少し見えている。


竜ヶ岳のジグザグにつけられた登山道が見える。去年の今日は向こうでダイヤを狙ったよな〜
テルモスをセット!
今日のランチ!(これ

やっぱり身体の中から暖めないとね!

美味かった〜
←お湯は多めに沸かし、ドリップコーヒーをテルモスに装填。後はランチ用の水を残しておけばOKだ。
先程撮ったが、もう一回

笊                                       何回も撮ってしまう悪沢
 
実はこれでも随分選んでいます。撮ったけど載せなかった画像が十数枚あります。富士の焼けも楽しかったけど、三湖台の展望はホントに素晴らしいです!一昨日の赤岩には負けるけど、ここは手軽に登れてこれだけの展望が得られます。皆さん、お勧めです!
8:15 足和田山へ向けてGO!

先程間違えて登ってきた木段を降りる
このようなY字路があちこちにある。林道を通ったり、木段を登ったりした。
十二の凸凹の見え方が段々水平方向になってきた。
この木段は登り甲斐があった。
8:55 西湖への分岐。

この付近で年配のソロ男性と出会った。彼はトンネルから登ってきて、三瑚台まで降りてからピストンするとのことだった。
9:08 車止めの間を通る。逆に言えばここまでMTバイクで来ることが出来るってことだろう。レポを作りながらググって見たところ、幾つかヒットした。
9:11 長浜への分岐

さっきの人はここから登ってきたってことだね。エアリアのCTでは文化洞トンネルから1時間半とある。今日は日の出に間に合わす為に前回と同じコースだったが、文化洞に車を置いてここから登り、三湖台から西湖民宿へ降り、バスで戻る方法もガイドブックに載っていた。無雪期なら楽しいだろう。
9:12 お、展望台が見えた!
頂上に着いたが誰も居ない。う〜ん、じゃあセルフタイマーで記念撮影にしよう。何処がイイかな・・・
よし、展望台の上からポーズにしよう。

カメラのアングルはこれで良しと。セルフタイマーを押して

ダッ〜シュ!





あ〜、間に合わなかった〜

山靴を履いてのダッシュはスピードが出ない。さすがにもう一回やり直す気力はなかった。
これで妥協しよう
さて、デジイチで撮る前にやるべきことがある。出発前にバス時刻表をプリントアウトしておくのを忘れたが、富士急バス山梨営業所(0555-72-6877)に電話して、一本木バス停の時刻をチェックしておこう。
このエリアはsoftbankでも殆どの地点でアンテナが立つのだ!






な〜んて、知っていたかのように書いてみたけど、実はぶっつけ本番。
もし、通じなかったらとりあえず下に降りてみて、バスが無ければh18.2のように歩けばイイと思っていた。

電話して確かめると、10:54と11:50とのことだった。のんびり11:50でもイイかな〜

とりあえず、コッフェルでお湯を沸かし始めよう。さっきはあくまでランチで、ザックにはちゃんとランチのカップ麺が用意してあるのだ。昨日は食べ損なったしね。
展望台からの富士。太陽はもうかなり上にあるので、あまり写欲は湧かかった。(撮ってるけど)
富士の右側。

饅頭のような大室山。その右には毛無山や竜ヶ岳
木々の間から聖と笊

(訂正)笊はもう少し右側にあるので、見えていませんね。ここは上河内岳でしょうか。
麓に河口湖とその奥に三つ峠
まだお湯は沸いていないか。

mixiをチェックしよう。
へぇ〜□さんは『焼けず染まらず』か〜。どこから撮ったのだろう。こっちは良かったのにな〜
え、○さんは寝坊か〜

よし、私も携帯で撮ってつぶやくかな・・・

携帯でパチリ。

んん、今度は富士の雲がイイ感じじゃないか!

再び下へ降り、デジイチを持って上へ。


9:42

雲間から山頂の角(白山岳)が顔を出した。
ズーム!
こうして夢中になっている時だった。

グラッ

え、風?とこの時はそう感じた。

そして・・・


ガチャ

え、何?

下へ降りてみた。



うわっちゃ〜〜〜〜

何が起きたか想像して下さい。それからスクロールして下さい。




















ラ、ランチが〜〜
上述したようにランチ用の水(400ml)を全部使ったので、もう水の予備は無し。ああ、何てこったぁ〜

昨日に続いて今日もカップ麺はお預けとは。トホホ・・・
これでランチにしよう!

他にもチョコがあったし、まあ下まで一時間弱だからね。
ところで、この時点では強風でコッフェルが倒れたのかと思っていたのだが、後で山梨県東部を震源とする地震が原因だと分かった。地震発生時刻が9:42。デジカメの記録と一致するのだ。

嗚呼、何てドラマチックな展開なんだろう!

神が望の富士山にレポのネタを提供しているかのようだ!!

この思い上がりを止めてくれぇ〜






楽しみにしていたランチタイムがパ〜になったので、もう降りる準備を始めていた頃、ソロの男性が登り着いた。
彼の記念撮影を買って出たり、今日は向こうに見える竜ヶ岳で昇るダイヤ。忍野に行けば沈むダイヤなどのプチ情報を教えた。
彼にもバスの件は伝えたが、先程三湖台を捲いてしまったので、往路を戻るとのことだった。そうだよ、やはりさっきのY字路は分かりにくいよね。

そういえば○さんからのメールにレスしていなかった。現在山頂に居て、これから降り、バスに乗ると送った。

ピロピロリ〜ン♪

あ、○さんからのメールだ。もうレスが来た。


え、『これから三湖台に向かう』って?

どういうことだ?さっきmixiで『寝坊した』ってつぶやいていたのに・・・

『近くに居るのですか?』とメール。
10:05 とにかく歩き出すことにした。
ピロピロリ〜ン♪

今度は電話が鳴った。

『今三湖台に居るんだ。すっげけ〜なあ イイ眺めじゃないか!』





もうこの展開でメール&電話の主は分かりますね。





N「食うかいさん、今日は寝坊したってmixiでつぶやいてましたよ〜。マジですか?」

K「いや、ホントに朝は寝坊したんだ。でも、さっき(6:22)のメールを見て、ちょっと行ってみようかな〜って思った訳。」

N「バスの時刻は11:50なので、のんびり降りようと思っていました。」

K「イイよ。迎えに行くよ。あとどれくらいで着くんだい?」

N「そうですね〜あと40分位かな〜」

K「おっけ〜。じゃあもう少しここ(三湖台)に居て楽しめるな。」

N「ありがとうございます。よろしくお願いします。」
部分的に雪が残る。
h18.2のように凍結している訳ではなかった。この日はアイゼンを持っていなかったので、少し後悔したが、今日は逆に持っていたが使おうと思う所は無かった。
10:21 この付近はとっても歩き易い。登ってくるハイカーと出会った。たしかソロの男性が2人と年配の夫婦が1組だったかな。挨拶だけして通過。

木々の間から富士が見えていたが、今日はデジイチを出す暇は無い。なしろ40分って答えてしまった。迎えに来てもらうのに待たせる訳にはいかないのだ。

朝も焼けに間に合わす為に急いだが、帰りも急ぐことになるとは思わなかった。
10:33 もう少しだぁ〜
10:43 ゴ〜ル!!

エアリアのCTが50分の道を38分で降りた。頑張ったな〜
あれ、前回はこんなもの無かったけど・・・
『登山者へ この扉は猪、鹿やが集落に進入しない為の扉です。 扉を開けたら必ず閉めて下さい。』とあった。

画像中央の鍵は簡単に開いたが、『ここ』の鍵は立て付けが悪く、ちょっと焦った。でも、これくらい面倒ならも無理だろう・・・
10:50 国道へ
とりあえず車を転回させやすい広場で食うかいさんを待つことにした。

数分後に電話があり、ここで待っていることを告げると、間もなく食うかい車が到着!
N「ありがとうございま〜す。」
K「あけましておめでとう!」

さすが、新年早々ハイテンションだ!

N「今年もよろしくお願いします。」

K「さあ、荷物を載せちゃってくれ。おっと、それ(テルモス)のフタはちゃんとしまっているよな。去年11月のレポを参照)
さらに

K「あ、この台詞レポに使ってくれよ

N「勿論ですよ〜」

h18.2
1時間半かけて歩いた道も車ならほんの十数分。再びスタート地点の紅葉台入口へ

N「凍っているところありますけど、スタッドレス履いてますか〜」

K「いや〜、バリバリノーマルだけど、大丈夫だよ〜

tantoに到着。

K「あ、日なたになっちゃった〜

N「え、どういう意味ですか?」






K「これを作っていたときは日陰だったんだよ〜。あ〜ちめたかった〜」

メモには「お疲れ様 寒かったでしょう・・・」とあった。

K「うまく拾えなかったらこれに気付くと思ってさぁ〜」








この茶目っ気と優しさが食うかいさんだなぁ
K「今日は昼飯はどうする〜」

N「いや、腹ペコです。」喉元まで先程のことを話そうかと思ったが、レポの楽しみの為にとっておくことにした。

K「じゃあ、さっき通った鳴沢のガストにしよう」

車で数分移動。
K「のぞむさん、ほらカメラ!」

N「じゃあ泡が立ったところで・・・」

くわぁんぱぁ〜い♪

















こうして改行があるとオチが有りますね。
K「じゃあラベルをこっちに向けてと・・・」

N「このビールっぽいドリンクってネタの為にしか飲みませんよね〜。味はともかく、ゲ○プだけは出るんですよ。」
K「オレのとのぞむさんのを並べてと・・・」

N「え、同じですか?」

K「同じK100Dだけど、のぞむさんの方がS(SUPER)が付くから新しいんだ。」
今回の山行についてネタバレしない程度に話したり○○や××などについて話して、楽しい時間を過ごした。

13時頃解散。食うかいさん今回もありがとうございました。今年は恩返ししなければなりませんね。

138号を南下。一応河口湖ICの標示を見たが、もう小仏渋滞が始まっていた。まあこの時間なら全部下道でもそれ程かからないだろう。去年の今日と同様に富士浅間神社付近で動かなかったが、まあ予想通りだ。箱根駅伝は今年も柏原君が坂登りで頑張ったようだ。東洋大の往路優勝を聞いたところで行きと同様にpodcastでDigを聴くことにした。

富士吉田のGSでガソリンを補給&トイレ休憩。

山中湖〜道志道は順調に流れた。
14:00 道の駅どうしは観光客で大混雑だったが、職場へのお土産を買った。ここを通過するともう山梨土産は買えないからね。
橋本付近からやはり渋滞が始まった。この辺でDigが終わったので、角田龍平のオールナイトニッポンRを聴くことにした。放送自体は2009年一年間で終了したが、podcastで聴き直している。彼の○ンコを連発するぶっちゃけトークは素晴らしい。深夜3時にラジオを聴く週刊は無いが、是非ラジオに帰ってきて欲しい。

結局16時過ぎに帰宅。

大晦日は御座入山や赤岩からの大展望、快晴の初日の出、今朝の三湖台の檄焼けとイイ思いをしたが、今回道間違いがあったり、2日続けてカップ麺が食べられないなど、レポのネタがてんこ盛りの年末年始山行になったといえよう。

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