h21.1.2 三ツ峠8
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 3:00起床 今日で石和温泉ユースの宿泊も最終日。かけ布団や毛布を畳み、今朝も見送ってくれるペアレントに「行ってきます」

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前夜ペアレントに河口湖方面への行き方を尋ねたところ、石和温泉郷ガイドマップに書き込んで説明してくれた。これは11.23に蛾ヶ岳に行く際にもらった物で、大変役に立ったのだが、今回も「このガイドマップが出来た後、国道137号はこの道に付け替えられたんですよ。」と最新の情報を教えてくれた。毎年年末年始を石和で過ごしているが、あちこちで工事が行われており、次々に新しい道が出来ている。私の持っている地図は数年前の物で、こういうことは全く対応できない。やはり地元の人の情報が一番だよな〜。有り難うございました!
3:38 
上記画像の付近にあるヤマザキデイリーで朝食。このルートには吉野屋やすき屋がないことは分かっていたからね。

メニューはこの通り麻婆丼とサラダ!でちゃんと野菜もとっているでしょ。そして「箸は要りません!」勿論マイ箸なのだ!!

これとオニギリを買ったら1053円!う〜ん・・・

レポを作りながら車内で朝食はいつ以来かを調べると・・・あ、h19.10か〜こんなに久しぶりだっけ!!
4:15頃、そろそろかな〜と思っていたら丁度137号沿いに公衆トイレを発見!いつもこの話を書いて恐縮だが、やはり出すモノを出さないと安心して登山に取りかかれないからね。

入ってみてビックリ!何とウオシュレット!
ちょーラッキー!暖かい便座の心地良さについ10分以上個室に留まってしまった。

このトイレを撮影しようと思ったが、別の車も停まっており、さすがに恥ずかしかったのでトイレ脇にある地図をパチリ。でも、この方が分かり易いでしょ!
4:40頃 三つ峠入口バス停付近から路肩にズラリと並ぶ車に「?」を感じながら、いつも通り先を目指すと・・・

なんと、ゲートが閉じられている!(しかも厳重に鍵までかけられていた)
仕方なくバックでバス停付近まで戻り、ようやくタントを駐車した。ゲートが閉じられている理由は数時間後に分かったが・・・

(これは歩き出してから撮影した。念のため)
4:54
昨日同様に今夜もコッフェルでコーヒーを温め、テルモスへ・・・
昨日との違いは寒さ!137号に数カ所あった温度計は一番寒い所で「-7℃」だった。勿論ここは更に寒いだろう。何だかいつまで経ってもコーヒーが暖まらない感じがした。

5:18 出発。予定では5時歩き出しだったが、遅くなった。急がねば!3分でゲートを通過。今までは当たり前に車で通っていた舗装道を早足で進んだ。

5:29 トイレ通過。
何度も通っているジープ道だ。今回も早足で進む。汗ばんできてフリースを脱いだ時以外は休憩をとらず、とにかく急いだ。

お、ヘッデンに照らされた道が光っている!
げげ、凍っている!!アイゼンはザックに入れてあったが恐る恐る歩けば付けなくても平気だった。

凍結個所はここを含めて3回あった。
6:28 三ツ峠山荘
お馴染みのポイントには三脚がズラリ!ここはh19.10に来て以来だ。あ、そうか去年(h20)は一度も三ツ峠に来ていなかったのか〜
三脚を構える先輩方の下に降り、大急ぎでダウンとフリースを着込んだ。勿論カイロの封も開け、もみもみして内ポケットへ。竜ヶ岳の朝よりも更に厳しい寒さだった。
このアングルで私が居た位置が分かりますか?
三脚もこの通り!
さすがに寒いので、テルモスのコーヒーを飲もうとすると・・・

あれ、温い!そういえば注ぎ口からこぼれたコーヒーも凍っているし・・・

この日は午前中で下山する予定だったので、荷物を軽くするためにコッフェルを持ってきていなかった。残念だが仕方ない!
 フリースの手袋にさらに厚手の物を重ねても指先が痺れるような状態だったが、ご覧の通りの風景を撮影できた。
6:37 6:42 6:48 6:50
6:51 6:53 6:58 7:01
 この日は三ツ峠山荘も宿泊客が多かったようだ。(もっとも年越しの昨日はさらに多かったらしい)家族連れの記念写真を引き受けたりしたが、ピースサインの皆さんはこの見事な朝の風景にホントに満足げだった。「もう少し雲が大きかったらなあ」なんていうのは贅沢な悩みだよな。
お正月だね!
7:38 開運山山頂到着
強風!
1時間程前に山荘前で撮影していた頃よりも気温は上がっているはずだが、体感温度は-20℃以下だったのではないか。

でも、せっかく来たのだ。三脚を立て、頑張って撮影!
まずは広角でズラリと並ぶ南アルプスとその左(北側)にある八ヶ岳などを撮影
手前は十二ヶ岳や節刀ヶ岳 黒岳の右に三角錐の釈迦ヶ岳 左は甲斐駒、甲府市街、八ヶ岳
そしてズームで
聖岳 赤石岳 悪沢岳 蝙蝠岳、塩見岳
農鳥岳、間ノ岳 鳳凰と甲斐駒 八ヶ岳 金峰山
 年末からずっと晴天が続いていたが、この日は若干雲があった。山々をズームで片っ端から撮影したのだが、北岳を撮影するのを忘れた!何しろあまりに寒くて撮った画像を細かく確認できなかったし、帰宅してからレポを作る時に探せばイイと思っていたのだが、ちょっと失敗したな〜
到着時は誰も居なかったが、しばらくしてから年配の夫婦、ソロ、家族連れ、家族連れ・・・と次々に登ってきては大パノラマに皆歓声を上げ、記念撮影をして降りて行った。

中でも三つ峠山荘に泊まったという年配の夫婦とはこの付近の眺めや、山のガイドをした(えらそーに!)が、何しろこの強風だ。「寒いから私達は降りるわ〜」と15分程で降りて行った。

このクソ寒い中にここに居座る私って・・・
麓の様子もこの通り
甲府市街 富士急ハイランド 愛鷹山塊、山中湖、駿河湾
え、肝腎の富士は?














7:54   クリックすると更に大きくなります
 この雲が出ていたのは開運山に登りついてからしばらくの間だけ。上の記念撮影の頃も出ていたが、しばらくして消え、その後はこれ以上アクセントになるような雲は無かった。あ、これも贅沢な悩みだよね。こんなに見事な富士が見えているのにね。
 
 8:45頃下山。四季楽園そばの台地で、男性グループの記念撮影を引き受けた。ここでも露出補正の機能をあ〜だこ〜だと説明した。(お節介だなあ)普段は別の地方で働く幼なじみが帰省して集まったそうだ。彼らの表情も満足げだった。
9:07 毛無山手前
そういえば朝飯を食べてから5時間以上経っている。ここではオニギリでブランチ。(ブランチって朝食をとらない時に使う?)誰も居なかったのでセルフタイマーでパチリ

しばらくして到着した年配の夫婦としばらくおしゃべり。なんと彼らも府中にお住まいだった。

その後、ソロの男性にゲートが閉じられている理由を2つ聞くことが出来た。・・・この後書きます。

9:30 下山開始。
9:34 三ツ峠山荘直下
@多分この辺が朝撮影をした所だ。慎重に慎重に・・・
Aその他はこの通り
登ってくる人を数えてみた。その数38人。見事な富士に皆歓声を上げたのではないかな。
10:13 トイレ
あれ?この付近には数台山梨ナンバー意外の車もあるぞ!ゲートは閉じられていたのになあ・・・
←これがゲートが閉じられている理由の一つ。

先程の男性の情報だが、「ガラスを割られるだけではなく、高級車は車ごと持って行ってしまう被害が続出した。どうやら外人の窃盗団らしい」とのことだった。
ゲート付近の様子はこの通り

そしで、もう一つの理由はマナーの悪さ

侵入禁止個所へ4WD車などで入ってしまう輩が居たらしい。恐らくは(自分もその一人だが)富士狙いのカメさんではないだろうか。これと似たような話を時々聞くけど、ごく一部の不届き者が皆に迷惑をかけるんだよな〜
10:23
タントの隣に朝(未明)も停まっていた岐阜ナンバーの4WD車の方と話をした。年末年始休みを利用してこちらへ来ているそうだ。

ウエアを着替え、ミカンを食べて一休み。
10:41 車に乗って数分下ると、カメラを上に向けた年配の夫婦を発見。何を撮っているのか知りたくなり、私も車を停めてみると・・・
コンデジのズームでこれだけアップになる距離まで近寄って見たが、逃げる様子も無かった。ここには何度も来ているが、猿を見たのは初めてだ。ラッキー!
10:56
今回もやはりここへ!ここに来るのは昨年8月以来だが、いつ来ても空いてるのがイイのだ。(混雑しない程度には客は居るけどね)お正月にも関わらず、入浴客は5〜6人。今回もの〜んびり!

昼食はここの食堂で。テレビでは箱根駅伝を放送していた。
 12:20頃137号へ戻った。昨年の1月2日の反省をふまえ、渋滞に巻き込まれる前に帰るぞ!

 でも、その前にやることがあるのだ。
















12:37
あの日お世話になった地域課を訪ねたが、7.20と同じくあの時のゴツイ刑事さんはいらっしゃらなかった。しかし、「あの日の事は覚えています」と話す若い刑事さん(この呼び名でイイかな。制服では無かったので)12.30に分かったことをエアリアと25000分の1地図、そしてコンデジの画像を使って説明した。(つまり食うかいさんの×ポーズも見せた訳で・・・)
忍野村役場に連絡を取ってみるとの返事をもらった。
これであの間違えやすい指導標でアブナイ方向へと進むハイカーが居なくなると良いと思う。
え、そんな馬鹿はお前だけだろうって・・・
 今回の山行の締めをきちんと済ませることができ、満足!

 今度こそ帰路へ。昨年は韮崎から帰らなければならなかったが、ここまで来てしまえば下道で行けるだろう。139号から甲州街道へ・・・

 昼頃の出発だから、昨年のようなことは無いとの期待は甘かった。やはり、渋滞に掴まった。ラジオでは小仏トンネルの渋滞を伝えていたが、私と同様に高速が混むなら下道でと考えた人も多かったのだろう・・・

 あ〜あ、今年も渋滞か〜

 眠気を我慢できず、猿橋のセブンで小一時間仮眠。眠いときは開き直って寝てしまうのが一番だよな。

 どうにか帰宅できたのは17:20!いや〜疲れた!!

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