h22.11.21 畦ヶ丸
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この日曜日の天気予報は「雲が多めの晴れ」だったので、行き先は「展望が無くても紅葉を見ながら歩ける山」を考えたが、あれこれネットを検索しているともう山で紅葉を楽しむには遅いことがわかった。そこで、紅葉を見る山歩きは諦め、7月に行こうと考えたが、雨が不安で断念した畦ヶ丸に行くことにした。そういえばsanpoさんが6年前に畦ヶ丸を歩いたのは丁度同じ日だったことも分かった。
そして丹沢に行くならアレをアノ人達に渡さねば・・・メールで畦ヶ丸に行くことを伝えると、「送ってあげる」との返事を頂き、ご好意に甘えることにした。
20日の土曜日は天気が良かったが、午前中は出勤。もう何度もこういうパターンだが、仕方ない。帰宅途中にローソン100で、パンやスポドリとコーヒーのペットボトルを購入。また、コンビニでガイドブックをコピーし、登山届けも作り、準備OK。
結構この日は夕飯の準備に気合いが入り、数日前に府中駅の東北物産コーナー(?)で衝動買いしたせんべい汁にチャレンジ。 袋には作り方がかいてあり、「豚肉とゴボウとキャベツとネギと入れて」とあったが、さらに竹輪とキクラゲ(あれ、もっとあったかな?)を足し、ボリューム満点の鍋になった。 ちょっと食べすぎたかな・・・ |
あ、あそこで手を振っている! もうおわかりですね。待っていたのは食うかいさん。 N「ごめんなさ〜い、すっかり遅くなっちゃいました。」 K「いやホントだよ。それにしても最初の予定から随分遅くなったな〜。そっち(国分寺)からだと接続が悪いんだな〜」 N「いやそれだけじゃなくて・・・・」 K「どわっはぁはぁ、やっちゃったな〜」 N「アレを持ってきました。撮りましょうか?」 K「お、ごくろ〜さん、ザックからはみ出しているもんな。それは向こうで撮ろう。」 |
あ、富士が見えますよ! |
ズーム! N「朝の小田急ではもっと見えていたんですけどね〜」 K「小田急からは角度的に先頭車両からでないと見づらいんだよ」 N「富士急なら撮るんですけどね〜。小田急は人が居たから・・・」 もっと見える所に寄ろうかと提案してくれたが、さすがに断った。ただでさえ、迷惑をかけているのだから。 |
246に合流した信号で K「あれが矢倉だ。のぞむさんも歩いたよな。たしか金時と繋げたんだろ」 N「え、よく覚えてくれていますね。もう一昨年の冬のことですよ。」 |
K「よし、じゃあこの紅葉の前で撮ってくれ!」 |
K「そっちからだと見づらいかな。こっち側からこの広がったシミを撮ってくれ。今日が初ドライブなんだけどな〜」 画像では表現できないが、コーヒーの匂いも・・・ |
K「今日は楽しんできてね!レポを楽しみにしてるよ〜」 |
歩き出す前に西丹沢自然教室のトイレを借り、登山届けを提出することにした。 ポケットを探したが・・・無い! むむ、待てよ・・・そういえば玄関のアノ辺に置いたままか。せっかく書いたのにな〜。それにガイドブックのコピーも一緒だったよな。 結局備え付けのものに記入し、係員さんに手渡した。 |
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念のために雨で沢が渡れない箇所があるかどうか係員さんに確認したが、問題ないとのこと。 |
9:00 西沢公園橋 対岸の紅葉が輝いている! 38人しか渡れないと標示があったが、どういう根拠なのだろうか。 |
堰堤の脇に付けられた階段を登る。 階段を下りると目の前が広い河原になっている(この時は知らなかったが、ここが西沢出合) |
9:08 な、なにい〜〜〜 このレポを思い出した。どこに巣があるか探そうなんて気にはならず、急いで通過した。 この広い河原では親子が遊んでいたが、彼らはこの標示が怖くなかったのだろうか。 |
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このように数十mごとに畦ヶ丸を示す指導標が建てられていた。もっとマイナーなコースかと思ったが、塔や鍋と同様なんだな。 | |
木橋を渡る。やや揺れるが頑丈だ。ガイドブックにはこのような橋も増水する毎に流されるとあったが、この日はちっとも心配無かった。 | |
堰堤の脇に付けられた階段を上る |
お、ここは! ちょっと緊張したが、問題なく通過。雨の後などはスリリングだろう。 |
お、鎖場! 何故設置されているのか分からなかった。頼らなくても普通に通過できた。 |
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9:42 ベンチ。さすがにまだ休みたい気持ちもなく、通過。 後から分かったが、実はここが権現山の分岐だったが、事故があってハイカーが行かないようになっているようだ。そういえば、「この経路は林業用経路で登山道ではありません」との仰々しい標示があったし、西丹の案内にも×がしてあった。このガイドのp126に詳細が出ている。 |
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上の分岐からほんの数分で、ここへ。よ〜し、今日のお楽しみの一つだ! | |
沢沿いの道を数分進むと滝が音が聞こえてきた。 |
さて、ここでは勿論ゴリラの出番なのだ!今日も直ぐ使えるようにとザックの前ポケットにしまっておいたこれを岩にセット。 アングルが難しく、這いつくばるようにしてファインダーを覗いた。 |
f22に絞って 1/3秒 |
縦位置は手持ちで 1/45秒 |
再びゴリラをセットして 1秒 |
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滝壺の落葉も狙ってみた。(自己陶酔の世界) |
ペンキで○印が付けられていた。 | |
木橋で沢を渡る |
この時間は日が射して、黄葉が輝いた。 |
10:25 本棚分岐 この画像を撮った後、目の前にかかる木橋を渡り数十m先に進んだが、道がわからない。どうしようと思っていたら、この標示付近にソロの男性が現れ、沢の向こう側を歩き出した。なるほど、向こう側(下から来ると手前側)だったかと木橋をもう一度渡った。 |
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彼の後を追いかけて進む。安住のおしゃべりの先に滝の音が聞こえてきた。 | |
お、ここは道がないぞ。どうするんだ?先程の男性が躊躇していた。 N「大丈夫ですか〜」 「そうですね。こっちから行くしかないのかな」 矢印のように一旦上を通り、流れが狭くなった所を渡っていった。 ちょっとスリリングだったが、私も彼に倣って通過できた。 先程の分岐といい、彼が居なかったらどうしようかと思っていた所だ。ラッキーだった。 |
先程の下棚よりも高い!(コンデジで撮影) この付近は大岩がごろごろしており、先程と違い、滝壺に近づけない。 十m程先には男女数人がおり、アノ辺まで行けるのだろうが、ここで時間をかけすぎると帰りのバスに間に合わなくなる。 |
ここは手持ちだけにしよう(デジイチで撮影) |
滝の右上の紅葉がイイ感じだ。 |
少し回り込んで撮ってみた。 |
せっかくゴリラを担いで来たのだ。使わずにここを立ち去るのは勿体ない! |
0.7秒 |
この辺は結構歩きにくかった。 |
こりゃ〜、結構大変だぞ | |
左側に丹沢っぽい階段を発見。しかも結構斜度がある |
私は短足なので、階段は苦手なんだよな・・・ |
お、イイね〜 日があたり、紅葉が輝いた。 |
11:10 ベンチ 夫婦が休憩中。 ここは見晴らしはなく、分岐でもなかった。この辺で休めってことなのかな? |
この付近だけは緑が繁っていた。 もう降りてくるハイカーと会うようになった。ちょっと急ごう! |
岩の斜面。 緩く下った所に畦ヶ丸まで2.1kmの標示があった。ここでトイレ休憩(?) |
11:31 ここは階段が無い登り(当たり前か) |
結構急坂だ |
お、リンドウ! これは貴重だよな〜 |
11:47 んん、ヤセ尾根?
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急坂を登るとベンチがあった。 もう安住が終わる時間になってしまった。ここでハムパンを食べることにした。 エアリアを見直すとここから一時間で山頂だ。 いつもより大分遅い。いつもは安住を聴きながらカップ麺なんだけどな。つまりは山頂に11時前後には着くように計画するのだが・・・ああこれも朝の自分のミスが原因なんだよな。 コーヒーでパンを流し込むようにしてリスタート! |
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11:59 うわ、なんだこりゃ! ハシゴも苦手なんだよな〜 慎重に登った。 |
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所々階段もある急登 | |
この大木の向こうに見えるのが、山頂だろう。中々着かないな。甘く見ていたかな〜。 |
12:21 よし、あと800mか! |
この後も階段の連続。これが面倒なんだよな〜 この付近で結構降りてくるハイカーと出会った。中には小学生くらいの男の子もいた。 |
妙な角度に曲がった木。 この付近は傾斜が緩んだ。 |
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あれ、山頂じゃなくて、非難小屋? | |
12:45 畦ヶ丸山頂! 年配の女性グループと夫婦がランチタイム。 |
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お約束! |
山頂から少し降りた所で。 北側なんだけど・・・何処だろう? |
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多分檜洞丸・・・ |
私にしては珍しくそれほどコンデジを使わずに急いだ。(あ、撮ってるか) それでも何箇所かあるこの急傾斜の木段は苦手だ。降りるときの方が嫌な感じだった。 |
お、イイぞぉ! そういえば行きにも撮った所だったが、日の角度が違って帰りのこのときの方がキレイに感じた。 |
15:20 堰堤 よし、もう少しだ! 向こうに向こうに見える山を撮りたくて堰堤の上を数m歩いた。 |
檜洞だよね。先程よりも見上げる感じになってきた。 |
15:40 よし、間に合うぞ! |
大室山? |
16:22 定刻に出発したバスは途中で続々とハイカーを乗せ、立ち客が出るほどになった。 さすがに疲れており、山北で降りて温泉に寄ることはせず、新松田まで寝ていくことにした。 |