h22.9.26 毛無山5、十二ヶ岳5(後編)
前編へ

9:09 十二ヶ岳に向けて出発!

N「十一ヶ岳まではハイキングですから♪」
トリカブトをペロリ

これはひょっとしてサイトウさんへのライバル意識か〜
9:11 あっという間に一ヶ岳
二ヶ岳へは急下降!
下ったら登る!

9:17 二ヶ岳

9:28 三ヶ岳
三ヶ岳からの下りにはロープの登場!

ふぬぅ〜
(とポーズ)「撮ってぇ〜」

水を得た魚のようにイキイキするこの男。極端だなあ。
N「四ヶ岳は富士の展望がイイですよ〜」

それを聞いて俄然張り切るサイトウさんとダマさんだったが・・・
9:27

S、Dうわ〜(溜息)

h17.8はこんな感じで見えたのだが

「ここからは山中湖も河口湖も見えますよ。先程の毛無山頂よりもイイかもしれません。ダマチョさん夜景ポイントとしてどうですか?」

半分冗談で尋ねてみた。

D「うん、これはイイですね〜」

彼の目は輝いていた。今日はサイトウさんに押されている感じだったが、撮影ポイントに来ると俄然やる気を出すこの人って・・・
9:26 十二ヶ岳が近付いてきたぁ
またまたロープの急下降!
K「これはウラハグサっていうんだ。ほら、葉っぱの裏側が上を向いているだろう」

・・・このように博学な食うかいさんだったが、
9:35

「五 ヶ 岳

この変わり身の早さって・・・
ユウガギクだよね。これってホントにあちこちで咲いているなあ
六ヶ岳への登り。結構急坂・・・2年前の記憶って曖昧だ。この辺の事は覚えていないよ。
9:43
ロック(六)ンロ〜ル♪


「のぞむさん、これがハイキングなの〜」(誰の台詞だったかな)

N「いやいやそれくらい十一から十二が大変だって事ですよ」

我ながら苦しい言い訳だった。
その証拠に・・・あっという間に七ヶ岳
え、このポーズは?

セブンだけにこれのつもりなんだけど、ちょっと難しいかな〜
N「この岩の上がピーク扱いだと思いますよ〜」
S「え、じゃあレポの為に登ろうか?
D「
え、じゃあレポの為に登りましょうか?

も〜、二人とも子どもなんだからぁ
八ヶ岳へは結構急坂!
あせってもしょうがない。のんびり周りを見て、撮りながら登った。

オヤマボクチ
9:54 八ヶ岳で待つ二人・・・

N「なんだかコンビニの前に居そうですね〜」
「八」
休憩中・・・
ダマさんのお気に入り!

ご馳走様です!
10:09 九ヶ岳もピークを巻く。多分画像右側の大岩がピーク。
ロープのある斜面で後ろから来るダブルストックの若者(多分)に道を譲った。
食うかいさんがコースを尋ねると鬼ヶ岳を経由して根場にくだるとのこと。あっという間に居なくなった。先まで行くならあの位のスピードが必要かも。
N「この辺にコイワザクラが咲いていたんですよ〜」
h20.5に撮影)
10:14 ロープを下りきると十ヶ岳の表示。ここも画像上の大岩がホントのピークだろう。

N「お、スペシウム光線ですね〜」
ここからのはロープは結構マヂだ!
よっこいさ!
さすがのアングルだね〜

※この花はハンカイシオガマとのこと。かずさんが教えてくれました。
10:28 十一ヶ岳

N「さあ、この後が本番です。ガソリンを補給しておきましょう!」
カロリーメイトをパクリ

他の3人はそれ程必要ではなさそう。随分燃費がイイなあ。休んでいたら身体が冷えてきたので、ラガーシャツを着た。
サイトウさんがダマさんに見せているのはこれ

具体的には書けないが、彼の計画について熱く語っていた。
ここからの下りはキツイ筈なのだが

・・・

この生き生きとした表情!
おっとロープが振られてるぅ〜

ピンチにもカメラ目線!



あらよっと♪

なんなんだ〜、この人達はぁ〜

私には真似できない。無理無理!足下に気を配りつつそ〜っと降りた
吊り橋の手前で食うかいさんと順序を入れ換え、カメラを渡した。

それにしても彼のアングルは凝ってるな〜
「皆さ〜ん、良〜〜く、見て下さいね〜。一人ずつ渡るのですよぉ」

「は〜い、センセ〜イ分りましたぁ」


(勿論こんな会話は無いけどね)
こらこら、一人ずつって書いてあるのにぃ

予想通りの展開だったけど。
渡りきったアノ男が何をするのか。彼は皆の期待を裏切らなかった。








猟奇参上!

K「どわっはっは、やるなあ」

N「刃物持っていたら重いでしょ!」

※何故彼が鎌を持っていたのか。敢えて書かない・・・
こらこら、一人ずつって書いてあるのにぃ

予想通りの展開だったけど。
だぁりゃ〜
この人達スゴ過ぎ・・・
K「さあ、のぞむさんもいってみよう♪」

・・・

千両役者には敵いませ〜ん。こんなんで勘弁して下さぁ〜い。
ここからは(も)ロープ登り!

喜々として登る二人。
先を行く食うかいさんが撮影。

先程まで居た十一ヶ岳

N「ここで一休みしましょう〜」
左奥がのピラミッド型が釈迦ヶ岳、手前は先週歩いた新道峠からの稜線だろう。頂上が雲で隠れているのが御坂黒岳かな。

この画像では分りにくいかな。パラグライダーが気持ちよさそうだった。
この絶景はコンデジだけでは勿体ない。デジイチを出して撮らなきゃ! 
河口湖がこんなふうに見えている。

奥に見えるアンテナは三ツ峠かな。
十一ヶ岳と御坂の山々。コンデジよりも広角で撮れる。
数m上に居る食うかいさん。こちらを撮っていたかな?
11:19 さあ、頂上は目の前だ!
桑留尾への分岐を見送る
11:27 十二ヶ岳到着

先客はソロの男性一人。

オニ!
「きっと気温が下がるので、カップ麺とコーヒーが美味いはず 」と前もってメールしておいたので、カップ麺と水を持参していた食うかいさんの分もお湯を沸かした。
楽しみにしていた3月以来久々のカップ麺タイムだったが、半袖で食べるほど気温が高いとは予想外だった。
ダマさんとサイトウさんはオニギリの昼食。荷物を軽くするためにコッフェルは持たないとのこと。
N「でも、夜は寒いでしょ〜」
S「ペットボトルが凍っちゃってさあ〜」
D「いや瑞牆山では稲荷ずしが凍って・・・」
二人の武勇伝はヤバ過ぎでしょ。よいこの皆さ〜ん、真似しちゃだめですよ〜


S「やっぱさ〜、オレとダマチョさんは『富士好き』、食うかいさんとのぞむさんは『山好き』だよね〜」
N「いや〜、最近はすっかりそうだね〜」
富士好きは勿論だが、富士が見えるところまで最短ルートで行き、撮影したらさっさと帰るスタイルには戻らないな〜。勿論富士が撮れたらゴキゲンだけど、それよりも歩いた途中で写真を撮り、レポにする所そのものが楽しいからね。


この頃、年配の男女のグループが登りついた。結構年齢層が高いぞ。頑張るな〜
K「お疲れ様です♪
食うかいさんの挨拶は気持ちイイ。

彼らのルートを尋ねると桑留尾からピストンとのこと。
D「これは、行けそうですね〜。」ダマさんの目が輝いた!
富士は見えていないが、デジイチで撮っておこう。
西湖の水面のコントラストがイイ感じだ。
N「ほら、向こう(北)側の黒い雲が気になります。そろそろ降りませんか?」
K「そうだな。こっち(富士)側は晴れているけど、アノ雲の色はちょっとヤバいな。」
土曜の朝の時点で、日曜の天気予報は『一日晴れ』だったが、土曜夜、『午後は曇り、夜から雨』に変わっていたことを食うかいさんから聞いていたのだ。

N「でも、その前に記念写真を撮りましょう!」
サイトウさんの三脚はザックに仕舞われたままだったので、手ごろな枝にポケット三脚をセット。
『この人達、何者なんだろう』と思われていたかも
この記念撮影の、サイトウさんが三脚をセットし、標柱を狙っている。

???

富士はちっとも見えていないのに、何を狙っているのだろう。

N「仕方ないじゃない。もう行こう・・・」雨雲がちょっと気になっていた。



K「すいませ〜ん、彼が撮りたがっているので動いて貰っていいですか?」

「あらあら気がつかなかったわ。言って下されば動いたのにぃ」嫌な顔一つせず、オジちゃん、オバちゃんたちは動いてくれた。

K「すいませんね〜、ワガママな奴が居るもんで〜」

食うかいさんのナイスフォローでサイトウさんは狙っていたアレを撮ることが出来た。

え、何をって?

それは我々の想像を遥かに超えていた!



お、セルフタイマーか。なんだ、1ショットで標柱と撮るなら、言ってくれれば撮ったのに・・・

つかつかと標柱の傍に立つ彼はカメラを向いてパチリ。

mixiでも彼の1ショット写真を見ることがあるが、それはいつも横を向いていた。いつもと違うのかな?

あれ、終わらない
続いて、斜めを向いてパチリ。

んん

続いて、横を向いてパチリ。

・・・

K「たぁく〜、何やってんだよ〜」

S「あ、これ10連写だからさ」

我々4人だけでなく、オジちゃん、オバちゃんたちも凍りついた。

S「いつもこれをやっているんだ。mixiには横顔だけ載せているけどね。」

やはり、この男只者ではない・・・

12:45 下山開始。先程通過した桑留尾分岐まで戻り、下(南)へ。
S「オレ、こういう時はゆっくり降りるとつま先が痛くなるんだ。だから、爆走してイメージ)、下で待っているよ。」

N「あ〜、そうして。こっちはゆっくり降りるから。」
しばらくは私が2番目、ダマさん、食うかいさんの順で降りた。

ここは結構注意が必要だ。
ロープ下り。サイトウさんはスゴイ勢いで降りた。私は慎重に・・・

あれ、ダマさんはそっちのロープで?
N「あ、この花イイ感じですね〜。名前分りますか?」
K「さあ、オレもわからないよ。」
N「じゃあ、後でアノ人に添付で送ってみますね。」

なんて会話の数秒後。

食うかいさん、イイアングルで撮るね〜


※『テンニンソウ』とのこと。”や”さんがすぐに答えてくれました。有難うございました。
N「その先の展望がイイんですよ〜。前を行く二人に声をかけた。
この日は撮っていないので、h19.7に撮ったものを貼ります。
N「ダマさん、今日は見えていないけど、ここもイイでしょ。」
D「うん、ここもイイですね〜」ダマさんの目が輝いた!

ダマさんとこんな話をしているとき、食うかいさんが反対いや、上を向いて誰かに話しかけた。

K「hi

我々の上の岩の斜面に白人の(この表記良くないかな?)サングラスの男性が立っていた。

K「Where are you from?」

England ニホンゴ ダイジョウブ!」

その後も食うかいさんとSimonとの会話が続いた。半分はニホンゴ、半分はEnglish!
食うかいさんは山で会う人達に声をかけ、数秒でタメ語(相模弁)で話せるという特技を持つが、なんとEnglishでも、タメ語とは!
K「のぞむさん、ほら、国際交流だよ!」
望の富士山の名刺を渡した。平仮名は大丈夫との事だったので、振り仮名を振ってみた・・・
Simonもサングラスをしていたので、我々も・・・

狭い場所なので、サイトウさんが撮影。広かったら10連射できたのにね〜

Simonは○○月に帰国するとのことだが、望の富士山に辿りつき、この妙な男たちの事を思い出してくれるだろうか・・・難しいかな。
先程のオバちゃんたちが追いついてきた。

「ハワ ユー」

K「大丈夫。彼は日本語話せますよ」

「あら、そうなの〜」

K「お先に失礼します」

その後国際交流第二弾があったかどうか、わからない。
K「お、マツムシソウじゃないか。オレ大好きなんだ〜。のぞむさんよろしく♪」
その後も急斜面を十数分降りた。

K「さっきのオバちゃんたち、スゲェなあ。この道を登って来たんだぜぇ」
N「ダマさん、この道を登りますか〜」
S「いや、オレは絶対に登らない。もう、ここには来ない!」
噛みあって無い・・・

13:26 『地蔵』サイトウさんはこの表示も撮っていた。

N「ほら、地蔵はこの先にあるんですよ〜」
表示から十m程奥へ近寄ってみた。

N「ねっ」

気を利かせたつもりだったが・・・

K「のぞむさ〜ん、わりぃなぁ。興味ねぇ。お先ぃ」3人ともさっさと行ってしまった。
13:36 この辺は傾斜が緩んだ。
N「そろそろ降り始めて1時間ですよ〜」と小休憩。
ダマさんのお気に入りパート2の梅シバをご馳走になった。

K「この辺が斜面に座り込んだ怪しげな人が居た所なんだろう?」
N「あの時のレポですね。本人が忘れちゃったのに、よく見てくれてますね〜」

丁度この頃、ポツリポツリと数滴、そして今にも降りそうな空の色!

N「急ぎましょう!」

その後は再び急下降!

サイトウさんが先頭、私が2番目で降りた。
N「あれ、サイトウさん、ここは爆走しないの?」
S「ここは無理だよ。急過ぎる!」
14:03 降りてくる二人を見上げるが、この急斜面が伝わるかな。
「あのオバちゃんたち、よくこの道を登って来たな〜。オレには絶対無理!」誰の台詞だったかな・・・

この頃、アノ声がまた始まった。
「あ”〜、キッツイ」
「あ”〜、しんど」

「もう、降りたくねぇ〜」

N「降りなきゃ帰れないじゃない」
K「置いていきたいけど、車がなあ」

下からカメラを向けると元気な二人
N「あれ、グロッキー?」

N「でも、カメラを向けるとサングラスを・・・」

S「あ〜もう無理無理!」

この画像が14:20
そして、ほんの数分後

N「ほら、ここが文化洞への分岐。それで、こっちが『通学路』の表示だよ」

サイトウさんは表示をパチリ。
やった〜、着いたぁ

14:26
 舗装道へ。
目の前がいずみの湯だが、ここを右折。ダマさんとサイトウさんの車を停めた湖畔へと向かった。
←台形が山頂

S「ちょっとさあ、山初心者のオレを連れてくるにはキツ過ぎるんじゃないの〜」

N「何甘えたこと言ってるの、山伏に二十何回行ってるし、乾徳や金峰山にも登っているでしょう。それに『鎌男』とか、大活躍だったじゃない?」
ダマ車に食うかいさん、サイトウ車に私が分乗し、文化洞トンネルへ

文化洞トンネルで食う車、tantoを回収し、いずみの湯へと戻った。
N「任せてください。ちゃんとと割引券を持っていますから。」と幹事らしいところをみせようとしたが・・・

N「あれ、これはちがうお風呂の割引券だ!うわっちゃ〜」(自宅には行く可能性のあるお風呂の割引券が7,8種類あり、今回いずみの湯の分をサイフに入れてきたつもりだった。)

「割引の値段で結構です。」と受付のベテランさん。

N「え、イイんですか?有難うございま〜す」

このレポをご覧の皆さん。真似しないでくださいね〜

お風呂はそこそこ混んでいたが、それでも今日の山の話などをしながらのんびり・・・と行きたかったが、なにしろ今日は日曜日。どういうルートで帰ろうかが話題になった。ダマさんは混雑とは反対方向なので、それ程心配していなかったが、私とサイトウさんは心配だった。いつもは夜の撮影を済ませ、早朝には下山するので、渋滞に巻き込まれないというサイトウさんは4時間はかかると話していたが、ちゃっかり雁坂トンネルなどで楽しんで帰った模様。
風呂から出たら、勿論お約束の・・・
「お前ら車だろって」ってツッコミが入るかな?







望の富士山をご愛読(?)の皆さんはもうご存知ですね。のぞむがお酌しているのはノンアルコールビール。ダマさんは金峰泉以来気にいってくれたみたいです。そして、他の3人も
くわんぱぁ〜い♪

「サイトウさん既に食べちゃってるしぃ」
ダマさんは枝豆、サイトウさんはソフトクリームお代わりと軽食(?)だったが、私は空腹だったので、煮カツ丼を注文。ここはh20.5に同僚と酒のツマミを注文して、美味しかった記憶があるのだ。今回の煮カツ丼もなかなか美味しかったが、ご飯の量がスゴク多かった。もう40なのだからこういう時に残せば良いんだけど、つい全部食べちゃうんだよね。ちなみにこれを文字通り『夕飯』にして、晩御飯を食べていません。それなりに気を配っています。

今日の山行やこの後の計画などをワイワイ話しながら小一時間。16:40頃に解散。

河口湖ICでは『渋滞○km』の表示が出ており、勿論下道を選択。混雑を覚悟していた河口湖から山中湖までそれ程かからなかったので、道志道経由のいつも帰宅ルートはそこそこの混雑で済み、20時に帰宅することが出来た。
後から考えれば、夜から悪くなる天気予報を見て、行楽客も早めに帰ったのだろう。実際、予報の通り山中湖に向かう途中くらいから降り出したしね。

HOME 次回は10.2 鷹ノ巣山

この日の
サイトウさんの日記はこちら ※サイトウさんの日記はmixiに入っていないと見ることが出来ません。
ダマチョさんのレポはこちら
inserted by FC2 system