h21.11.7 明神山11、石割山11、長池ダイヤ
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先週の鍋割山オフ会はホントに楽しい時間を過ごすことが出来、レポを作っていてとっても楽しかった。
が、心残りがある。
そう、富士がち〜っとも見えなかったこと!
久々に時間がとれる土日は天気が良さそうだ。どこかで富士を撮りたいとぼんやり思っていた木曜日、Dさんから○○○情報のメール!お、これはイイ。では、行先は山中湖にしよう。せっかく行くなら日の出前に行こう。よし、明神山だぁ!
金曜は21:30に布団へ。土曜は3:00にアラーム一発で起きた。さすがに眠いが気合だぁ!
朝食はパンで簡単に済ませ、出すものを出し、3:35に家を出た。空を見上げるとどん曇り!山中湖に着く頃にはきっと晴れる事を祈りながら出発!久々に道志道経由だ。(レポを作りながら道志道を使うのが何時以来なのかを調べると2月以来だった。)
久々の道志道は快適に流れ、5:10頃平野に到着したが、
何も見えない!
まあ、良い。こういう時も上に行けば何とかなるのだと自分に言い聞かせ、一気に三国峠を目指した。
この予想が当たった。パノラマ台の手前から路肩に停まっている車の列が見えてきた!
数秒後、ぼんやりだが、月明かりに照らされた富士の姿が目に入って来た。
パノラマ台の上にもズラリ停められた車の列が続き、併せてズラリ並んだ三脚の列。そして多くのカメさん達。ここは人気のポイントだが、この日は特に多かった。
しかし、富士が直接見えない三国峠駐車場は一台も停まっていなかった。とにかく、急ごう!
5:33 出発。 9月に通ったばかりなので、おおまかに最短コースは分っているつもりだったが、やはりヘッデンに照らされただけでは先の様子が分らず、どこかで道を間違えた。 まあここはちょっと位間違えても上に着くのだから、カヤトの中を突き進んでもイイかと急いだ。 ふと気付くとが夜露(?)でカヤトが濡れているのが分った。ズボンは結構びしょびしょになっていた。 濡れた様子を撮ろう・・・と一瞬思ったが、やはり急ぐことにした。(当たり前) |
5:58 そろそろ日の出だ。この頂上はばっちりアンテナが立つので、写メールを送っていたら・・・ |
うわちゃ〜、富士が隠れてしまった〜 |
雲はどんどん流れている。再び富士が見えるのを待ちながら、被写体を探してみた。下で待つカメさん達も今頃悔しい思いをしているだろうな・・・ |
6:20 くやしい〜、富士を隠す雲が赤くなったぁ〜 去年の2月のような眺めをイメージしていたんだけどなぁ |
ジャケットにハンチング帽つまりは街着のままの若い男性(失礼、でも多分)が登ってきた。これは幸いと記念撮影をお願いした。 「え〜、三脚を担いで来たんですかぁ、凄いなぁ」 N「いえ、慣れましたから」と余裕たっぷりの返事。(我ながらちっちぇ〜)
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まあ、イイ。ここは降りて、今度はあれを目指そう! |
7:09 また見えてきた! | |
9月もこの下りで足を止め、すすきと富士を撮ったが、せっかく見えているのに一気に降りたら勿体ないよね! |
7:19 三国山方面 もし、天気が悪ければh18.5以来、この道を歩くのもありだと思っていた。 |
←は県道のほんの手前。この辺でこんな感じなら、三国山のアノ道は紅葉がまだ残っているかな。それなら歩いてもイイかなとボンヤリ思っていたのだ。 しかし、タントに戻り山靴を履き替えていたとき、犬の散歩で通りがかった年配の男性に 「へぇ〜、もう降りてきたのか。次は向こう(三国山)に登るのかい?」と尋ねられた。 N「向こうはまだ紅葉が残っていますか?」 「いや、もう散ってしまったよ。」 |
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晴れるのを待っている様子の多くのカメさん達を横目に見ながら平野へ戻った。下に降りるとガスガス・・・テニスコート周辺では対向車がライトを点けていたので、それに倣った。そりゃそ〜だ。上から見た雲海の中に居るのだからね! ←トイレ休憩に寄ったセブン |
7:50頃 石割神社登山口へ 既に7、8台が停まっていた。人気のこの山では多くの人に会いそうだ。 8:12 出発 h19.5以来の階段登りは結構応えたが、やはり登山にはマゾ気が必要なのだ♪ |
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8:23 階段の終わりが見えてきた。 ←この左上に見えるモミジは見事! |
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←御正体が大きい
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木々の間からは富士がクリアだ。山頂が楽しみ〜♪ 久々の土曜日の山行だ。永さんと外山アナのお喋りを聴きながらのんびり歩いた。 |
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8:44 石割神社 私と同世代くらいの夫婦が先客だった。(以降☆で表記)
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このルート唯一の難所?! | |
大木を見るとついカメラを向けてしまう。 このように殆どの木がすっかり冬枯れしていた。 |
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8:09 山頂到着 先客は年配の男性と若い女性。父娘だろうか?話しかけなかったけれど |
登りついて直ぐは見えていなかったが、数分でこの通り。 雲がある方がドラマチックだよね♪ |
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ズーム! 先週の寒さで一気に雪が増えたようだ。ジグザグの登山道がくっきり見えている。 |
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気温が高く霞んでいるが、手前左は節刀ヶ岳。 その奥に左から北岳、鳳凰三山、甲斐駒 |
数m先に白い何かが動いている・・・ あ、猫だ!何故ここに??? |
私より10分ほど遅れて先程の☆が登りついた。彼らの分の記念撮影を引き受ける代わりに携帯で撮ってもらった。 そう、ここの山頂でもバッチリアンテナが立つのだ。万歳ポーズを写メールで送った。 |
9:34 富士へ向かって出発! このコースの醍醐味は常に富士を正面に見て歩けることなのだ。 |
終わりかけだが、唐松の黄葉と重ねてみた。ご機嫌だ♪ |
彩りを探しながら | |
足元はこの通り。見ごろは1,2週間前だったかな。 | |
山中湖の形はクジラに例えられるが、その尻尾の部分が見える。平野から見ると右側に見える所だ。 | |
10:02 平尾山 テーブルがあり、先程の☆が一服中。彼らは車なので、ここから戻るとのこと。 N「私も車ですが、大平山まで行きます。ここは直ぐ下にバス路線があるんですよ。」と余裕たっぷりに話した。 我ながらちっちぇ〜。パート2 でも、このコースを歩くのはもう3回目なのだからイイでしょ!? |
3回目だが、何度通っても東海自然歩道の丸太階段はウザい |
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大窪山への登り。富士は頭だけ見えている。
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左(南)側は別荘。やはりこの丸太階段はウザい。(マゾッ気は満たされるけど) ここで逆方向から降りてくるハイカーと出会った。うーん、逆方向だと富士を背にすることになっちゃうから勿体ないじゃん!(『それはお前の価値観だろっ!』とのツッコミがありそう・・・) |
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10:27 あれ、もう富士は隠れちゃった。 ここからは富士が見えるはずなんだけどなあ(h19.5撮影) |
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横移動を数分
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どうやらハンググライダーの講習会らしい。教官らしき人に何時頃飛ぶのかを尋ねると一時間位後とのこと。ランチを済ませて降りてくる頃が丁度良いかな。
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あっという間に誰も居なくなったので、ミニ三脚にセルフタイマーでお約束! 先週の居酒屋でランチが話題になったが、KさんやYさんは日帰りの山行ではコッフェルは重くなるので担がないとのこと。その際「私のカップ麺はポリシーなんです!」と言い切ったのだ。そこで早速実践した訳だ。 久々にこれを買ってみたが、と〜っても美味しかった! やはり望の富士山にはカップ麺が欠かせないのだぁ! |
お、ヨットがいっぱい! レポを作りながらググってみた 多分これだろう。高校生の大会のようだ。 |
数秒間だが山頂が見えた! ここ大平山はすぐそこまで車道が通じており、石割よりもずっと楽に登れるのだが、富士は勿論 南アルプスまで見えるんだよね。 でもまあ、富士がちらっとでも見えたから良しとしよう・ |
そういえばそろそろグライダーの皆さんはフライトの時間かな? 11:45頃 下山開始 |
なるほど、向こうへ向かって飛び立つのか! |
後は湖北のバス停を目指してのんびり下るだけだ。この道は先程のグライダー教室(?)の車が通る道だ。 | |
輝くススキがキレイ♪ | |
『←大平山 湖北→』の指導標を下へ。樹林の中を下る。 | |
3年前はこの付近でスゴイ数の犬の鳴き声にビビったが、この日はとても静かだった。まだ犬の檻らしきものは残っているが、あの犬の訓練センターはもう閉じてしまったのかな? 舗装道を5分ほど歩く。この付近の飼い犬の鳴き声の方が余程耳ざわりだった。 |
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12:34 湖畔道路へ ここからバス停まではほんの数分で着くはず。 |
3年前は湖北バス停で待っていたのに、 このバスは私に気付かずに通り過ぎたのだ! |
財布はポケットではなく、ザックの奥にしまってあったので、パスモは使えなかった。運ちゃんの指示に従い、整理券を取った。 平野バス停で一時停車した際に『石割山登山口』まで行くかどうかを確認したところ、次が『ハイキングコース入り口』とのこと。 |
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12:45 湖北からここまでは平野バス停で一旦停車した時間を含めても10分ちょっと。220円也。3年前は悔しい思いをしながら歩いた道だが、この日は運ちゃんに感謝しながら快適なバス旅(?)だった。 後は20分ほど歩けばタントに戻れるって訳だ! |
13:05 ゴール なんと、観光バスが停まっていた。近寄ってみると、『健康ハイキング(初級)』の表示が出ていた。浜松のグループだった。 タントに戻り、とりあえず汗臭いウェアを上下とも着替え、石割の湯へ! |
そういえばここに来るのは久しぶりだ・・・ (調べてみた→昨年の8月以来だった) 土曜にしては空いていた。これはチャンス!ここのやや温めの檜風呂がお気に入りなのだ。の〜んびり登山の疲れを癒すことがことが出来た! え、今日は疲れて無いだろって・・・そりゃまあ |
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風呂あがりは焼きそばとプハっと一杯! |
ええ、車ですから。ちゃんと法律は遵守します。 初めて飲んだけど、やっぱり『なんちゃってビール』の一種だね。レポのネタにと飲んでみたけど、次はもういいかな。 |
湖畔にはズラ〜リ三脚の列が並ぶ。どうにか富士は見えている。ダイヤの瞬間にこの雲が邪魔しないで欲しいとここに居る全員が思っていただろう。 | |
このアングルに私の目線があるってことは・・・ | |
今回もローアングルで狙っていたという訳だ。 (隣に居た中判カメラのベテランさんに撮ってもらった。) 百均の折りたたみ椅子を持ってくれば良かったが、うっかりしていた。ザックからビニールシート代わりの大きめのビニールを敷いて、座ることにした。 |
15:01 絞りは f22に固定。露出を-1〜ー2で撮ってみた。 |
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15:18 波があり「逆さ富士」は無理だったが、これはこれでイイ感じだ。 |
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15:36 フィナーレが近付いてきたぁ |
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15:41 ダイヤの瞬間! |
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ズームで! 富士の影が出来ている。 |
ほぼ狙い通りにダイヤを撮影できたが、反省点が一つある。f22では絞り過ぎだった! 去年夏の田貫湖、元旦の竜ヶ岳、2月の平野とデジイチを買ってから4回目のダイヤ挑戦なのだが、前回上手く行ったことを次に生かせないんじゃね〜。絞りはf16位の方が良かったか。いや、色々変えてみれば良かったんだよな〜。レポを作りながら改めて見直すと、ちょっと単調なんだよね。 波があって、ダブルダイヤは望むべくもなかったが、イイ感じの雲が出ていたから、もっとドラマチックに撮れたんじゃないかな〜 ちなみに左は携帯で撮ったもの。出来はともかく上のデジイチと比べて変化があるでしょ。 |
ダイヤは終わり、多くの人は帰ったが、このようにまだまだ熱心なカメさんが残っていた。幸い今日は土曜日だ。後は帰るだけの私ももう少し粘ってみることにした。 |
15:46 富士の影がキレイ! |
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16:02 真っ赤になることを期待したが、不発。でも、これくらいの色もステキだ。 |
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16:16 飛行機雲が輝いた。 |
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16:36 黒い雲が広がってきた。これで終了だね・・・ |