h20.2.24 明神山8、山中湖平野、石割山10
前の富士は2.11 サムネイルをクリックすると大きくなります。 この山に以前登ったのは登山記録

 ホントは前回の丹沢で満足し、今シーズンの雪山は終わりのはずだったし、次の富士は3月かなと思っていた。

 しかーし、色々な掲示板を見ているうちに、

 無性に山中湖が恋しくなってきた。

 かつては何度も通った道志道経由の山中湖なのに、そういえば昨夏以来行っていなかったのだ。3月に行こうかなと思っていたのだが・・・

 23日の土曜日は出勤。午前中は春のような陽気だった。天気予報をチェックすると日曜は晴れ、しかも冬が戻ってくるとのこと。来週末は曇りか・・・この日を逃すと冬晴れのクリアな富士はもう今シーズンは見ることが出来なくなるかも!

善は急げだ!いや、思い立ったが吉日か?

 というわけでこの日の出発は23日に決定。

6:15
当日は3:30起床。4:20に自宅を出発。渋滞も無く順調に道志道経由で6時頃山中湖に到着。早速パノラマ台を目指す。

パノラマ台の駐車場から車があふれているじゃないか!

予想していたが、これ程とはね。

さらにタントを走らすが、この付近にも5,6台が駐車している。

まあいいかと三国峠でUターンし、←に停車。
タントの外に出ると・・・
スゴイ強風!!!
走りながらタントが煽られる感じはあったのだが、実際外に出て体感するとシャレにならない位だ。

フリースの上にダウン、下は登山用のズボンを履き、ホカロンをポケットにと重装備するが、それも気休め程度。なにしろ吹き飛ばされそうな強風なのだ。イヤホンで聴いていたラジオからは武蔵野線や八高線の運休が聞こえていた。手袋は二重にしたが、これではPLを廻したり、シャッターを切ることが出来ないため、カメラを操作するときはフリース1枚にするしかない。手先は痺れていた。いや〜2年前天下茶屋元旦端足峠日の出を待っている時間も寒かったが、今回が一番キツカッタよ。そういえばがイイ位置にあるな。あの混雑はこれをチェックしていた人も多いのかな。私は今日を選んだのは偶然だったけどね。まあ仮にこの月をどうにかしてやろうなんて余裕はなかった。とにかく風が強くて、三脚が倒れそうだったのだ。せっかく一眼で撮ってもぶれているんじゃないかな。
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6:23
6:30

6:45頃、三国峠へ。すごい強風でくじけそうだったが、たかが30分くらいだ。頑張れるだろうと明神山を目指すことにしたのだ。強風でドアがバタンと閉まりそうだ。山靴の靴紐を結ぶのも大変だった。

7:05 三国峠駐車場は乾いている。誰かが除雪したのだろう。
タントを停めて準備中にもう一台が停車したが、結局彼らは登ってこなかった。
@登り始めはこの通り。5分程は谷状の道?をズボズボ雪を踏み抜きながら少しずつ進んだ。これじゃあいつ着くんだと思っていた。
A7:15 2m左側にトレースがついた道を発見(無雪期でも、ここはどこが登山道なのか分からないけどね)
後はスムーズに登れた。そりゃそうだ。これだけ手軽に登れる山に行こうとする人は私の他にも沢山居るはずだよね。
7:34 明神山山頂
相変わらずすごい強風だ。いつもなら山頂標と記念撮影なのだが、今日はそれどころではなかった。とりあえず雪の無い石祠にザックを置き、ポットのカフェオレで身体を温めた。

大急ぎで一眼を出し、手持ちで数枚を撮影。えーい、これもブレてるんじゃないかな。いくらシャッター速度優先にしてもしっかりホールド出来ている自信がないよ。

というわけでポジはアップするかどうか分かりません・・・
ここからの大展望はお気に入りなのだが、今回はそれを楽しんでいる余裕はなかったな。

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結構足跡がある
雪煙が舞う
南アルプスもクッキリ
寒すぎる、もう駄目だ〜下山しよう。
7:48 下山前に証拠写真

耳を覆うだけでは耐えられず、このように頬も隠してみた。ちょっとだけましになった。





左手に感覚がない!
勿論手袋はしていたのだが、写真を撮る数分間、フリースの手袋1枚にしていた時にどうにかなったらしい。
どんな風になっているか、撮っておこう
(どうかしているよ、この発想・・・)
画像ではわかりにくいが、
ホントに感覚が無かった。
良い方法が思いつかなかったが、必死だった。
ポットのカフェオレをかけてみた。
アチー
これでどうにか、指先の感覚が戻ってきた。
結果オーライ!!!
両手が自由に動いたら、下りきる前にもうちょっと撮りたくなった。
一眼も出して撮影タイム。よーやるわ
8:16
下りた先はから左(西)側に数mずれただけ。ここから登れば始めからトレースがあったのになあ。

タントに戻ってほっとした。さすがにもう山はイイか。でも、せっかくだから山中湖畔にも寄ってみるか。

パノラマ台にはまだ大勢の人だかりが出来ていた。富士がこれだけクリアに見えているからね。まだまだシャッターチャンスはありそうだ。

※このときFurutaさんもこの中にいらしたことが帰宅してから分かった。会いたかったなあ。
平野のバス停傍のトイレに寄ってから平野の浜へ
9:02
←には5台程停まっていたが、ここから左(南)に5分程歩いた所にはさらに10台ほどが停まっており、カメさんも7,8人居た。
ここもスゴイ強風でかじかむ指で必死にシャッターを切った。
この格好で状況が分かりますか?
水平が正しくない画像もあるが、寒すぎてずれてしまったと言うことで、ご容赦を・・・
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朝から36枚のポジを撮り終え、石割の湯で身体を温めて帰ろうかと思っていたが・・・

あ、風が止んだ。

よーし、せっかくだからもう少し動こう。

そうだよ、カップ麺を食べて無いのだ。これがなきゃー望の富士山にならないよね。

と勝手に自分を納得させ、もう一回山靴に履き替える気になった。

先ずは鳥居地峠を目指した。3月に高座山から杓子山に登る計画もあったので、その下見に高座山の中腹まで行き、そこでカップ麺タイムと行こう。

10:15
ところが、忍野中の横を通り過ぎ、鳥居地峠まであと数分の地点まで上がってきたところで←だよ。

なんだよ、工事中」の表示が出てなかったぞ!!!

バックで下るのって苦手なんだよね。くそー
10:30
次は二十曲峠を目指した。

登り始めは何でもなかったが、

アイスバーンじゃないの!

勿論タントにはスタッドレスを履かせていたが、怖かった・・・
10:51 石割山へ出発。





二十曲には3台程停車中。デカイ三脚を構えている人も居た。
こちらはもう一度山靴に履き替え、スタンバイ。
ここから登ったのはh18.10以来だ。あの時は思いかけず雲海に見ることが出来、夢中で撮影したっけ。
トレースが付いており、今朝の明神山よりもずっと楽ちんだ。
11:24
ところが、Aで2本目の鉄塔を越えた辺りからまた風が強くなってきた。Bであの鉄塔を右折すれば頂上という辺りからさらに勢いを増してきた。なんじゃこりゃー
11:30 石割山山頂
祝 10回目
頂上に居た女性ハイカーに記念撮影を頼んだ。
撮影後「風が強いので、ぶれちゃったかもしれません。確認して下さい。」と気を遣って貰った。
「有り難うございます!!!」
気軽に頼んじゃったけど大変でしたね。

この人の連れらしき人は頂上から2m程平尾山側に下がった窪みで休憩中。そう、頂上はふきっさらしでスゴイ風なのだ。

せっかく来たのだ。何枚か撮影してから帰ろう・・・

と意地でカメラを構えた。
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忍野の田園も真っ白。御坂の山々
の奥に南アルプスもクッキリ!!
寒すぎる、もう駄目だ〜下山しよう。
11:53
登るのも楽ちんだったわけで、

帰りも楽ちんだ〜!

途中でデジカメを出すわけでもなく、ひたすら下った。
12:11 20分程で下山。
ここで、麓に降りたら望の富士山じゃないよね。

そうだよ、カップ麺を食べて無いのだ。
二十曲峠の東屋で、コッフェルをセット!















あ、が消えてる。

むなしくガスの音だけが聞こえている。2度3度くり返し火を点けるが直ぐに消えてしまう・・・

そりゃそうだよね。この風なんだから。

くそー、ここまで準備したのに〜

諦めてビニール袋に入れ直し、そーっと車へ。
(翌日食べました。)

まあ、いいや、これもレポのネタだ!

最近コレばっかりだね・・・
二十曲からの下りでは2速に落とし、エンブレを効かせ、慎重に慎重に進んだ。でも、2,3回ちょびっと滑った時はドキドキだった。

やはり今日の締めはここで!

そう、ネットで割引券をプリントアウトしておいたのだ。
700円の10%引きは大事だよね。
昼飯はビビンバ丼(600円)。うーん、まずくは無かったけど、レトルトを暖めた感じだったな。

14時過ぎにタントに戻り、道志道へ。早めに戻ったお陰で殆ど渋滞もなく帰ることが出来た。

帰りながらカーラジオで聞いていたのは伊集院光・日曜日の秘密基地

今日は10周年記念の特番だそうだ。

へえ、そういえば富士にはまってから日曜に車で移動する機会が増えて以来ずーっとお気に入りだった。
ほぼ毎週聴いてきたが、もう10年も続いているのか。(正確には「伊集院光・日曜大将軍」で始まり、途中でタイトルが変わったそうだが)

秘密基地VIPルームのゲストは伊集院本人で浅草キッドの二人が聞き役。なんだか変な感じだ。

過去の名場面を振り返るコーナーもあったが、結構実際に聞いたことのあるものも多く、この番組が大好きだったことを再認識させられた。

16時半頃、伊集院が真面目な口調で話し始めた。「3月いっぱいで区切りを付けて、この番組は終わります

え”ー

勿論、打ち切りではなく、伊集院本人から切り出したことだそうだ。この番組は居心地が良すぎて、そこに安心してしまうからだそうで・・・

いやーショックだよ。土曜日の永さんとともに長年愛聴していただけになあ。

3月はお別れの時期なんだね。

望の富士山とは関係なかったのですが、どうしても書きたかったので、あえてレポに載せたいと思います。

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ポジ サムネイルをクリックすると大きくなります。 (4.6追加)

朝・パノラマ台のやや上から
強風の中、明神山へ
山中湖平野
石割山
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