h21.11.1 鍋割山オフ会(鍋割山3)
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 いよいよこの日がやってきた。望の富士山オールスターズ(ええ、これのパクリです。)大集結なのだぁ

 前日は日本シリーズ(詳細)の結末を見届け、掲示板にカキコしてから布団へ。早く朝になってほしかった。当日は4時にアラームをセットしたが、3:40に目が覚めた。皆に会いたくてワクワクし過ぎていたのだろうか。朝ごはんを済ませ、『おはようございます』のカキコして出発!

 この日の集合は渋沢駅に8時。もっとも幹事は7時半に着いていようと国分寺5:56で隣の西国分寺へ。武蔵野線との連絡は10分ほどある。PODCASTを聴きながらのんびり。渋沢で皆に会えるのが楽しみだ〜





 と思っていたが、乗り込んだ武蔵野線に座っていたのはかずさん(HP)だった。(今回もkさんで表記。)

N「あれ、8時で良かったのに。まだ早いんじゃないの〜」
k「いや、この次の電車なら渋沢に7:51に着くのはわかっていたけどさあ。つい早い電車に乗っちゃった〜
 今回もか〜、彼が早い電車につい乗っちゃうのは一昨年8月の湯の沢峠11月の大菩薩で待ち合わせした時もそうだったから、今更驚かないけどね。

k「昨日は緊張してあまり眠れなかったよ〜」さらに「オレって人見知りなんだ〜」

 望の富士山に登場する彼を見ているとそんな感じは無いのだが、どうなのだろう。

 西国から府中本町まではほんの数分で到着。「この乗り換えに4分しかないよ〜」と急かされたが、大丈夫だろうとたかをくくっていた・・・

 エスカレーター渋滞!
 大月で富士急と乗り換える際にダッシュするのはともかく、ここでも走らされてしまった!JR同士の連絡なのになんだこれは!!

 府中本町から登戸、登戸から渋沢までの車中ではkさんは爆睡。昨日は眠れなかったから無理ないか。一方私は眠気は全然なく、podcastをず〜っと聴いていた。そう、これからの期待感でハイテンションだったのだ!

 7:31に渋沢へ到着するとkさんはトイレへ。私は改札を出て彼を待つことにした。さて、食うかいさんとアノ人は駅の外で待っているかな・・・


「のぞむさん、こっち」

え、











ダマチョさんだぁ(HP)
その後ろには携帯カメラを構えた食うかいさん(結局撮らなかった)と大笑いしているはるさん。
(食うかいさん→K、ダマチョさん→D、はるさん→Hで表記します)
このポーズをキメながら私の到着を待っていたそうだ。勿論渋沢駅には他のお客さんもたくさん居たのだが、なんとまあサービス精神いっぱいだなあ、朝の出会いから楽しませてもらったよ。

遅れてかずさんも合流。かずさんはダマチョさん、はるさんとは初対面なのだが、オールスターズの活躍はレポで知っていたのであっという間に打ち解けた。

ところで初対面の二人の会話を一部紹介すると。
K「昨日は権現山で夜景を撮ったんでしょ〜、登り口は二つあったけど、どっちだったの〜
D「○○側の道を進んでですね〜、○○を登るとすぐなんですよ。
N「今日が初対面のはずなのに、もうタメ語なんですね〜、さすがだなあ」
H「そうよ、もう最初っからこんな感じだったのよ〜」
 5人で大騒ぎをしていると7:50分過ぎにKさん憧れの人が登場。


 え、憧れって?










 そう、本日のスペシャルゲスト
山の写真集の金森さんだ〜
あ、金森さんもKだ。表記するのに困ってしまう・・・では苗字ではなく、康夫さんのYで表記します。
私は元旦の竜ヶ岳で会って以来だ。その後も掲示板でやりとりはしていたが、一緒に歩けるのは今日が初めて。すごく楽しみだ。
kさんは5年前に奥多摩で会って以来だそうだ。

KさんがYさんの事をどれくらい憧れなのかは後ほど書きます。
Dさん、Kさんとも渋沢駅前に車を停めており、Dさんのジムニーに私が、Kさんのスターレットに4人が乗ることにして、表丹沢県民の森を目指した。
 地元民のKさんの先導で秦野市内を抜け、三廻部林道をぐんぐん上り、15分弱で表丹沢県民の森へ。ここは人気があり、駐車場からはみ出して路肩にも停まっているほどだった。
K「のぞむさん、撮って〜♪」(隣のYさんは恥ずかしそう・・・)
手に持つのは東京発 読んで旅する四季の山々Yさんが今年の春に出版した御本だ。Kさんはサインをお願いし、著者サイン本なのだ。そういえば、大弛峠に迎えに来てくれた時にも車の中にあり、見せてもらった。
勿論私の枕元にもあり、時々読み返している。そうか〜、今日持ってくれば直接サインしてもらえたのか〜
8:27 出発。車止めゲートのギリギリまで車がズラ〜リ並んでいた。
しばらくは上秦野林道を歩く。
数分後、四十八瀬川に架かる『かんしちばし』で、Kさんが記念撮影を提案した。
N「やっぱり私がポケット三脚を持っているのを分ってましたね〜」もう一緒に歩くのは4回目だから私の行動パターンもお見通しなんだね。

橋の欄干にコンデジをセット!
K「じゃあ、ポーズはアレで行こう!」











ダマポーズ♪

斜め45度がポイントだそうだが、イマイチ揃っていない・・・

KさんのサングラスはDさんのパクリか?

kさんの舌はなんだ?

ちょっぴり恥ずかしそうなYさんはまだこのノリに馴染んでいない。そりゃ〜無理もないよね。
8:48 大倉からの林道に合流。
バス停から歩くとここまで小一時間かかるのだ。DさんKさんに感謝!
(この画像は昨年撮影)

K「のぞむさ〜ん、ここでも撮って〜♪」
え、こんなところで、今度は何を企んでいるのだろう?
Kさんのポーズは我々の想像を超えていた












・・・

ノーコメントですぅ
K「あの辺が鍋割だよ」

山座同定マニアのkさん
9:00 二俣を通過。やはりここにも車が5、6台停まっていた。
数分後、『小丸→』の分岐を右折。小丸尾根(訓練所尾根)を登る。
 この登りは樹林帯で風通しが悪い・・・

 暑い、汗がポタポタ垂れてくるぅ

 丁度数m先を歩くKさん、Yさんはザックを下し、上着を脱いでいた。既に半袖だったkさんの他のメンバーもそれに倣った。大汗をかいていた私には
k「それじゃあ冬の格好だよ。オレと歩くときもいつも言ってるじゃん。汗をかきすぎると疲れるんだよ〜」
とのツッコミが入った。 
 そして、
K「その帽子に着いているマジックテープは何?あ、そうだ。レポにも書いてあったよね。」
N「誰かが聞いてくれないかと思ってわざと付けっぱなしにしていたんです。ここにヘッデンを付けるんですよ。」とザックからヘッデンを出して、セットして見せた。


K「へぇ〜、なるほどね。小さいのに明るいんだ。
じゃあ、かずさん撮って♪」(ここまで計算していたのでは?)
『大きく口を開けてぇ。あ〜ん』ってか?

・・・

今日のKさんは
飛ばし過ぎぃ
誰もついていけましぇ〜ん!
この付近はこの通り。まだ青々としたままだ。
青い冬用ウェアをザックにしまい、シャツ1枚になったので、快適に歩ける!
イイ道だぁ・・・
K「お、これはkさん向きの木があったよ〜、さあ期待に応えてくれるよなあ」

アクションスターかずはその期待に応えてくれた! 
どぉだ!

う〜ん、カメラのアングルが・・・
N「もうちょっとそのままね〜
と反対側へ回り込んだ。
あれ、kさんに近寄るその手は・・・










もうお分かりですね。役者がもう一人!
ダマポーズ♪
K「さあ変な人は置いて先に行こう〜♪」
この付近は紅葉と青い葉のグラデーションが素敵だぁ

D「紅葉は八分位が一番イイね。」
k「そうだね〜、女性も熟す前が一番イイよね〜
H「ちょっとぉ、それってどういう意味ぃ〜」
N「メモメモ・・・」と携帯へ
H「あ、のぞむさん、今のは書いちゃダメぇ〜」
前回の唐松尾根と違い、色づいた葉をじっくり眺めるのではなく、パッと撮って皆を追いかけた。
「お、これは!」
N「これを見たらkさんはやってくれるよね♪」
去年のGWに雨ヶ岳手前で見た爪痕も凄かったが、これもなかなかの迫力だ。
9:45 小丸まで1500m (訓練所尾根の指導標は大雑把なのだ)

『困るぅ』

我ながらK師匠のポーズに比べると全然甘い。修業が足りないなあ。
この先は結構な急登!
k「それも撮るのぉ〜」
N「何でもネタにするんだ。これは何ていうんでしたっけ?」
H「これはシュシュっていうのよ」
22:06 小丸まで1000m

ここで一休み。
植林の急登
N「お、この落ち葉はキレイだな。ローアングルで・・・」

N「ちょっとぉ!kさんを撮りたかったんじゃないのにぃ!しかも後ろでポーズを撮っている人がぁ〜」
後ろ姿を撮影するYさんを撮ってみた。彼は気合を入れて撮るときは中判のフィルムカメラだが、コンデジで山行の様子も撮っているようだ。
またまた急登!訓練所尾根は侮れない。ザックが結構重く感じる・・・
小丸付近のブナを撮影したという三脚を担いだオバちゃんと話すKさん。先日の台風で葉が散ってしまったとのこと。
「ほら、三の塔が見えるよ」
なかなかイイ感じの紅葉だ
登るぅ、登るぅ〜

このコースを決めたのは言い出しっぺの私だが、こんなにキツかったっけ?
左端に注目!
さりげなく撮っているつもりだが、カメラを向けるとすかさずダマポーズをとっている。
この付近はなかなかいい色が出ているぞぉ
黄葉もステキだぁ

この辺でYさんは中判カメラで撮影していた。
ポジではどんな色になるのだろう。
k「こっちに来てみなよ〜」
曇り空でちょっとコントラストが弱いが、この斜面のグラデーションもなかなかのものだ。

こうやってルートから外れた所にある展望を見つけるのはうまいねぇ。さすがはヤブラーだよ。

エアリアを見ると『地獄崩』とある。なるほど!
11:10 傾斜が緩んだ。どうやら稜線まであと少しだ。
D「丁度リンドウにハチが停まっているんです♪」

私が撮ったものはピントがあっていない。情熱の差なんだろうな。
お、今度こそ稜線か!
Kさん、Hさんそのポーズは?

K「もう〜、遅いなぁ5時間くらい待ったぞぉ
Dさん、kさんが追いつき、皆で休憩。太陽がキモチイイ〜!!
意地で担いできたデジイチを出して被写体を探した。PLフィルターとと望遠レンズを使うのだぁ

雲間から青空がのぞいていた。          ぼんやりだが相模湾も見えた。
 
N「Kさ〜ん、あの青い小屋は?」

K「花立山荘だよ」
K「手前が大倉尾根で奥に三の塔、左奥が大山だ」
11:30 出発

二俣分岐の指導標

K「え〜、あと1.3kmのもあるの〜、さっきの小丸尾根と同じくらいあるじゃない」
N「大丈夫ですよ。もうあんなに登りませんから。ほんのちょっとアップダウンがあるだけです。」
Kk「ほんのちょっと〜?」
信用ないなぁ・・・
ダウン
この近辺のブナ林がステキだ。また曇ってきて色が全然出ていないけど・・・
アップ
11:44 小丸山頂(1341m)
※レポを作りながら気づいた。ここの方が鍋割よりも高いのか!

N「小丸の山名標ってマジックで書いてあるんですよね〜」
(Kさんの親指が『小丸』を指している。)
早足で降り、振り返ってカメラを向けてみた。(これくらい離れた所から撮っているのに)
すかさずKさん、Dさんはポーズ!
お、ここからはすごぉくイイ感じだぁ。デジイチを出してみた。

左上に鍋割山荘が見える。
同じポイントでカメラを構えていたkさんと私を残し、他の4人は行ってしまった。普通は先輩達に追いつこうと急ぐのだが、アラフォーコンビ(?)はマイペースだった。
N「kさ〜ん何が見えているの?」
k「う〜ん、あの山は弁当沢ノ頭だね。蛭ヶ岳はガスの向こうだ。」

さすが!(それ位自分でやれよって誰かに言われそうですね。)
薄曇りだったが、たまに光が射した瞬間を捉えてパチリ。
特に谷底を見下ろすこの1カットを撮るために進んでは戻りを3回繰り返した。
うっとりぃ〜
ライティングがぴったりだぁ
右側は崖!
でも、そのお陰で展望がイイ。これが先程話題に出た弁当沢ノ頭。
ブナ林を進む。
お、ようやく見えたか!
12:15 鍋焼きうどんに到着。
あ、鍋割山(1272.5m)に到着ね。

今更だが、鍋割山荘といえば、鍋焼きうどん(980円)だ。(言い切って良いのか?)今回のオフ会もこれでランチにしましょうと呼びかけたのだ。
Kさんが6人分の注文を引き受けてくれた。
(幹事はおまえだろって叱られそうですが、)
山頂広場はこのどん曇りと強風にも関わらず、多くの人で賑わっていた。ラーメンを作って盛り上がっている年配の3人組の記念写真を引き受けた。
小屋は混雑で入れないかと思ったが、10分ほどで中に入ることが出来た。
小屋の中の様子。フラッシュを切ってあるのでシャッタースピードが遅くなっている。
この男性が丹沢の主・草野さん。混雑で半端無く忙しい中で、てきぱきと鍋焼きうどんを作っていた。職人だぁ
いただきま〜す!
 山の話で盛り上がり、美味しい鍋焼きうどんに大満足!これで布団があればバッチリなのだが、今日は下りないといけない。窓の外はどん曇りで薄暗い。まるで夕方のようだ。雨が降ってきたら大変だ。もう下りよう。
13:40 出発前に記念撮影。
あれ、ダマポーズは?
山荘前から秦野市街(多分)相変わらずどん曇りだが、街はクリアに見えていた。
富士はこの厚い雲の向こうに見みえるはず・・・

とは言っても鍋割からの富士は3連敗中。なにしろh16.2に弟のJUNと行った時にちらっと見えたのが最初で最後なのだ。
早足で先へ進み、振り返って皆の方へカメラを向けると・・・
ダマポーズ!
今度は
全員がそろったね♪
相変わらずどん曇りだが、この付近の渋〜い紅葉も見事!
結構急な下りだ。
足下でゴソゴソと動くモノがあった。よく見れば巨大ミミズ!
kさんはすかさず掴んでKさんの方へ投げた。
K「え、さわって大丈夫かい?」
k「全然平気!だって葉っぱに挟んで摘んだんだよ。」
K「そぉか、ミミズに触るとお○ん○んが腫れるっていうからな〜」
D「いやホントですよ。オレの弟が小学校の時・・・」
みんな男の子だなあ
途中大して必要のないところに付けられたハシゴで

さすがのアクションスターも切れ味がいまいちだ。
もう少しで後沢乗越だ。(14:25)ここで一休み。

先程山荘付近で出会った小学校低学年の男の子達が通った。
乗越の少し南側のヤセ尾根から皆を撮影。

Dさんさすが!ポリシーを曲げないよ。そして油断しないなあ。
14:40 下山開始。
Kさん、kさん、Yさん、Dさんのペースが上がり、はるさんと私の二人はあっという間に離されてしまった。まあイイ。のんびり行こう!
N「あそこがペットボトルポイントです」
「以前弟と登ったときはここでペットボトルに水を入れて、山荘までボッカしたんですよ。」                 

なぜかこの日はペットボトルが殆ど無かったけど。
N「この沢を渡れば二俣ですよ〜」

ここの少し先で前を行く4人に追いついた。
15:18 二俣を通過。
林道のゲートで

お約束のポーズをとる二人はともかく、その後ろでなんだか羨ましそうに見つめるYさんに注目!ホントは一緒にやりたかったんじゃないですかぁ?
15:40 ゴール

居酒屋の開く17時までどうするのかを相談。
とりあえず震生湖(秦野市観光協会HP)へ。Kさんの携帯画像を見せてもらったが、ここは12月初旬には見事な紅葉を見ることが出来る。さすがにこの日は早すぎた。釣り客が十数人居たが、ちょっぴり寂しい公園の風景だった。
 雨がポツポツ降ってきた。ちょっと早いけどお店の前で待つことにした。渋沢にはいくらでも居酒屋はあったが、幹事のぞむはぬかりなくこれ(ぐるなび)をチェックしておいたので店は直ぐに決まった。ここはHさんも馴染みの店だ。登山開始以来ちっとも幹事らしいことができていなかったが、これで少しは挽回できただろうか。
17時10分前に着いたが、入れてくれた。
 店のトイレを借りて、シャツとパンツを着替えた。さすがに汗びっしょりだったからね。
かんぱ〜い!
画像左奥ではコンデジを構えるYさん。左手にグラス、右手にコンデジは勿論kさん。それぞれのレポが楽しみだ。
ドライバーのKさんとDさんはウーロン茶。申し訳ない!
ここの料理は工夫されていてなかなか美味しかった。
山の話を盛り上げようと幹事のぞむは3種類のエアリアを持ってきたが、不発!そう、居酒屋の照明は暗くて地図は見えなかったのだ。
それはさておき、それぞれが歩いた山の話、これからの計画(野望)。次は奥沼津アルプスに行こうと主張したり・・・
そして、Yさんが○ジラ○井に似ていることは大発見だった?!

まあこんな感じで思いっきり盛り上がったのだった。
 たしか20時頃(いやまあ飲んじゃったので記憶は曖昧なんだけど)に解散。Kさんの車で渋沢へ。
 Yさんと小田急で登戸まで、kさんとは西国まで一緒に帰った。

 すでに掲示板にも書きましたが、のぞむはホントにステキな仲間に恵まれています。この日はホントに楽しいオフ会でした。この楽しい会は皆さんのお陰です。ホントに有り難うございました!!

※金森さんのレポは山のこちらです。(11.9追記)

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