h21.2.14 山中湖平野ダイヤ ○○山
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 前回のレポにも書いたように、この14,15の土日にはどこかへ遠征しようと考えていた。ところが、前日の天気予報では金曜
の夕方から土曜午前にかけて雨・・・こりゃ〜仕方ない。動くなら日曜日かな〜・・・とのんびり起きた土曜の朝

 あ、雨が止んでる

 アノ山に行くのは日曜の未明の出発かな〜と考えていたが、気が変わった。

 よし、ダイヤを撮ろう!

 さすがにこの時期に山中湖でダイヤを見ることが出来ること位は知っていた。ただし、この時期の土日は昨年は丹沢、一昨
年は浜石などへ遠征していたので、わりに近い山中湖に行こうとは思わなかったのだ。

 ダイヤを撮影してからアノ山に近い所へ移動すれば、翌朝早くに登山口に行けるってわけだ。

 しかし、思いついてもすぐに行くのは難しかった。まず、ワイシャツのアイロンがけなど週末にやるべき家事をこなさないと、翌
週の仕事に差し支えるのだ。そして、バタバタと山の準備を始めた為、どうにか自宅を出発できたのは10:30・・・

 予想してはいたが、都道18号が激混み!都内どころか府中市を抜け出すのに大分かかってしまった。すき屋などで昼食をと
る時間も勿体ない。橋本のコンビニで弁当を買い、車内で食べて先を急いだ。

 橋本、相模原を過ぎ、道志道に入るとさすがに車は少なくなり、山中湖まではあっという間だ!






・・・


 え、ばれました? 白々しいって?

 10:30に出発してダイヤを撮影に行くなら時間があるだろうって?

 ○○山ってどこだって?

 山に登るには時間が無いだろうって?

 ごもっとも! でもね、登り30分でこなせる山があるらしいんですよ・・・

 え、明神山(鉄砲木の頭)だろうって?

 ブ−

 なるほど、イイ線いってる〜。でも、違いま〜す





・・・














13:35 道志道・曙橋バス停
はい、もうお分かりですね!そう、○○山は「菜畑山」でした〜。
ちなみに「山」と書いてウラと読むんですよ〜

(この一人ボケ、一人ツッコミはもう止めますね。)
山頂まで1時間40分とあるが、これはこの先の林道歩きを含めての時間。
道なりに進むと右上に分岐がある。
養豚場
試しに窓を開けてみると・・・
やはりそれなりの臭い!
すぐに閉めた・・・やめときゃいいのにね
電柱にも「菜畑山右→」の表示
荒れた舗装の急坂。

タントのエンジンが悲鳴をあげるぅ〜

やや大きい石が転がっていて、踏まないように気を付けながら慎重に進んだ。2週間前の貫ヶ岳登山口への道もそうだったが、ここでバーストしたらシャレにならないからね。
あ、あそこが登山口かな?
タントを停めて付近を探してみた

・・・

登山道を示す表示は何もない・・・

そういえばガイドブックには『テレビ中継塔』ってあったよな。
まだまだ先って事か!

さらに荒れた舗装道を進んだ。
数分後、ようやくテレビ中継塔に到着。今度はちゃんと指導標もあった。

ザックにデジイチとパンとお茶のペットボトルだけを入れ、昨夏以来の夏用ウェアに着替えて準備OK!

おっとクマ鈴(百均)も念のために付けてと・・・
13:20 よ〜し、行くぞお
むむ、
汗がしたたり落ちる・・・2月なのに暑いなあ
な、なんだこりゃ〜

この傾斜は昨年11月の蛾ヶ岳直下を思い出す程だった。

コンデジの記録を見直すとまた15分しか登っていない。ここで休むのも悔しいので、一気に登ることにした。
お、左へ登る道があった。登山道だよな。
やれやれ傾斜が緩んだぜ。

あれ、待てよ。この道はどこから・・・

な〜んだ、ちゃんと下に通じているじゃないか。

↑の道は登山道ではなく、その右側に登山道の巻道があったと言う訳。
13:41 お、山頂が見えた!

☆お気づきですか?登山開始から20分程しか経っていません。それなのに、こんなに画像を載せています。勿論、これでも選んでいるのです。普通に登ればもっと早く着きそうですね。
←山頂の様子。だ〜れも居ない!
@ここも山梨百名山。赤いスパッツは昨年10月に吉野さんと黒富士に登った時以来だ。
A登っているときにかいた汗が引くと寒い。ウィンドブレーカーを着た。
富士はド逆光だが、気合いで撮影。さ〜て、ダイヤはうまく行くかな〜

南側・正面は御正体だと思うイイ天気だ〜 丹沢かな    道志道がこの通り→
おっと、そろそろ降りないとダイヤに間に合わないぞ!
15:02 下山開始。なにしろあの急坂なのだ。ステッキでブレーキを効かせて注意しながら下った。

行きには気づかなかった指導標。ここから山頂まで20分もかからないと思う。
15:06 テレビ中継塔
駐車スペースはこの位ある。模範的なレポだな〜(これを自画自賛という。)
大急ぎで、汗をかいたウェアを着替えた。

帰りはスピードを出し過ぎないように、慎重に下った。
15:40 道志道へ
トリップメーターで測った所、テレビ中継塔からここまでは3.4km

バスを使ってこの山を登るのはsanpoさんのように橋本から三ヶ木を経由してとかなり難しい。さらに、登山道まで林道歩きがこれだけあるのか・・・
でも、今回のようにダイヤの前にちょいと登るのだけでは勿体ない。次は西の今倉山と繋いでみよう。(コースタイムは2:10)
よ〜し、やるぞ〜・・・多分ね。
今度こそ山中湖へGO
山中湖には16:00頃到着。間に合った!(ちなみに山中湖までは15km)

大急ぎでタントを平野の浜へ廻す・・・

どひゃ〜、スゴイ車の数じゃないか〜
三脚の列がズラリ
昨年8月の田貫湖では標準〜望遠しかなかったので、ダブルダイヤを狙って引きの構図にするには物足りなかった。そこで、今回は広角(18mm〜55mm)をセット!そして、三脚の足を1段だけにし、ややローアングルで狙ってみた。ご覧の通り、椅子も用意してあるのだ。うーん、我ながら準備万端!?

あとは腕だ!(これが一番問題なんだよな。)
元日に”や”さんやダマチョさんに教えてもらったことを参考にしながら・・・
16:12
露出を−2にセット
16:14お、湖面にも太陽が! 16:18  16:23→
太陽が山頂に近づいてきた〜
16:28 ドキドキしてきた〜 16:29 あと一息! 16:30ダブルダイヤ
そして太陽は徐々に隠れていく・・・
16:32 16:34 16:41

あれ、そう言えば・・・夢中ですっかり忘れていたが、2月の山中湖畔なのに手袋は必要無かった。今年は暖冬なんだよな〜

☆帰宅してから”や”さんとニアミスしていたことが分かった。やはり達人は同じ時間の撮影でもホントにキレイに撮るな。
また、彼のレポには今年は湖面に氷が無いこと、黄砂で霞んでいたことなどが書いてあり、なるほど思うことが沢山あった。
でも、今回はこれで良いのだ。h15.2には長池でたまたまチャンスに恵まれたが、ダイヤといえる程度の物だった。
今回は意識して撮りに来て、これだけ撮ることが出来たのだから、大満足と言えるのだ。
17:15
今日の宿泊地、御殿場を目指して138号を南下。

トイレ休憩とコーヒーを買いに停まったセブンで・・・
え、白々しいって?撮りたいからセブンに停まったんだろって?

ピンポ〜ン♪

17:50頃 138号沿いのレストランで夕食。期待を込めて○○定食を注文!

・・・

今回もその○○定食をコンデジで撮影したが、あえて載せない。

そりゃ〜まあ、載せて皆さんに紹介する程でもないって味だったってことね。

夕食後、138号を箱根方面へ。くねくねとヘアピンカーブの続く道を進み、6年ぶりに乙女峠へ。

富士見茶屋の駐車場はチェーンがかけられていたので、茶屋側に寄せて停車。

周りには群馬ナンバーが1台だけ、多分私と同じ目的なのだろう。でも、結局会うことは無かった。今から思えば、車を置いて
何処か撮影ポイントへ移動していたのかな?

ここは人気スポットの筈なのにな〜、何故こんなに空いているのだろうと思っていたがまあイイ。
(翌朝やはり人気スポットであることを確認できた。)

ガードレールを挟む位置に三脚をセットして撮影準備OK!

レストランに入る頃までは夕暮れで見えていた富士が全く見えなくなっていたので、バルブを試してみた。

18:46
実のところバルブの使い方は分からず、始めの何カットは何も写って居なかった。そこで、ISO感度を変えてみたりとあれこれ
やってみたが、御殿場の夜景を写すのが精一杯・・・

そりゃ〜、”や”さんダマチョさん吉野さんのような達人には近づけないとは分かってるけどね〜
そもそも、富士が全く見えない状態でどうやって撮影するのだろう?

今度先輩方に会った時にコツを聞いてみよっ〜と!

138号を御殿場側へ戻り、「東山湖」の表示を右折。御殿場ユースを目指した。6年ぶりだったので、殆ど覚えていなかったが、あちこちにある「御殿場YH→」の案内看板を見ながら、どうにか到着できた。

予約電話の際に話した元気なオバチャンがペアレントだ。6年ぶりだったことを伝えたが、お互いに覚えていなかった。

←部屋はこの通り。他にホステラーが2人居て、後で到着するとのことだったが、早く寝たいことを伝え、木製のアコーディオンカーテンを締めてもらった。
のんびり入浴したが、まだ20時だよな。いつもと違い、今日はそれ程疲れていない。(そりゃ、そーだ!)
←この通りここにはマンガがズラリあるのだ。
せっかくだからちょっとだけ読もう!

1ポンドの福音がビビッと来た。懐かしいなあ〜、大学生の頃読んだっけ。途中で連載が止まったっきりだったよな。(連載開始が1987年、最終回が2007年)そういえばこの前テレビドラマになったみたいだね。(見ていないけど)
へ〜、最終回はこんな感じなのか〜

お休みなさい!
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