h21.11.21 三方分山4、パノラマ台9、石割山12 (前編)
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この勤労感謝の日を含む3連休を楽しみにしていた。一昨年は大菩薩と小金沢連麗、昨年は茅ヶ岳と蛾ヶ岳へ2年続けてかずさんとともに大展望の山行を楽しんだのだ。今年も!と思うのは当然でしょ?
先週の日曜(11.15)は素晴らしい天気!食うかいさんやダマチョさんから掲示板に届いた画像を見てうらやましく思いながら窓や網戸の掃除に励んだのだった。
3連休の土日を山行、最終日をレポにあてようと計画し、枕元にある山の本を見ながらあれこれコースを考えていた。しかし週刊天気予報によるとどうやら曇りか雨。泊まりは諦めて曇りなら富士を諦めて歩きメインのコースにするかなど考えていた。
結局19日の金曜に『土曜は晴れ、日曜は曇り後雨』との予報を見て、今回のコースを次の2点により決定した。
① 柴犬ポコさん(ブログ)から『11月の連休中に石割山の山頂でダイヤモンド富士』 とのカキコがあったこと。
② Fururaさん(HP・富士山暦)の『08年』を参考に21日は精進湖から富士と太陽を撮れることがわかったこと。
当日は3:00起床。3:35には出発。国立府中から中央高速に乗った。3連休の初日でそこそこ混んでいたが、河口湖へは5:20?に到着。休みをとらずに精進湖へ。そういえば精進湖の日の出狙いは何時以来だったかな~・・・・→調べてみた。あ、h18.11以来。そうか、3年ぶりだ!
139号に設置された温度計は『0℃』を指していた。湖畔へ着くと富士がくっきり、ちゃんと逆さになっている!今シーズン初のダウンジャケットを着こみ、下も登山ウェアを履き、まずは湖畔の公衆トイレへ・・・あれ、真っ暗だ。おかしいなあ~と思いながら自動ドアのスイッチを触ると照明が点いた。そうか、知らないうちに省電設定になっていたのか!エコだなあ。出すものを出し、ほっとした。ここのトイレは何度もお世話になっているが、感謝と応援の気持ちを込めて使用料として50円を箱に入れた。ええ、正直に言います。払っていないこともありました。
タントへ戻り、三脚をセット。ダウンを着こんでいることもあるが、以外に寒くない。そう、風が全然無いのだ。お陰でバッチリ逆さになっている!
5:46 この時間の空の色が大好きだ。 |
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6:01 |
湖畔にはカメさんがが7、8人。 | |
隣に居たベテランさんにお願いしてお約束画像。 今回はちゃんと百均の椅子を持ってきていた。イヤホンで『堀尾さん』を聴き、時々テルモスのホットカフェオレを飲みながらのんびり・・・ |
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『けあらし』が流れる |
6:41 そろそろだぁ~ |
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遮光に富士が輝く! | |
6:46 前回の反省でf16からf27と露出をばらしながら撮ってみた。 しかし、それをメモしている余裕は無い。次につながらないなあ・・・ |
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6:48 | |
6:49 「ピーカン過ぎ・・・贅沢かな」と写メールを送った。 |
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6:55 立って手持ちで撮ってみた。 アングルが微妙に変わっているのが分りますか? |
タントを湖畔からこの駐車場へ移動し、軽くパンを食べ、山の準備をのんびり。 今回はh18.3に歩いたように時計と反対回りで女坂峠→三方分山→パノラマ台→精進湖と考えた。パノラマ台の後、烏帽子岳経由で本栖湖まで行くのもイイが、午後石割に行くことを考えるとこのお手軽コースで良いだろう。 7:28 出発! |
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7:37 湖畔を左折。日陰で寒いので、早足で歩いた。 |
今日のコースをパチリ。 画像左上は切れてしまっているが、『上九一色村・山梨百名山MAP』とある。 |
7:50 登山道に入り、数分で丸太橋へ
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たまに残る紅葉を見てパチリ! 足元の落ち葉もキレイ |
道の右側には小さなお地蔵さん ここは中道往還の峠道。山梨日日新聞社の山梨百名山によれば、「山頂を目指すためだけの道ではなく、いかに疲れを少なくして峠を越えるかを考えた先人の知恵が感じられる道」とある。 |
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8:23 3年前もここで撮影したな~ | |||
8:28 女坂峠
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峠は風が強く、休むにはキビシイ。峠から一旦下り、樹林で風が遮られる所へ移動。カロリーメイトとテルモスのカフェオレで一休み。 | |
そうそう、このロープの向こうは崖なんだよな~ h19大晦日以来久々に通る道だ。妙に懐かしく思い出しながら登った。 |
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8:43 三方分山の頂上が見える。ついさっき(20分前)に撮影したときにはなだらかに見えた登りだが、この辺は結構急坂だ。 | |
急坂はキツイが、冬枯れした木々をみるのも楽しい。 |
この辺の登りはず~っと枝越しにちらちら富士が見えていた。どこで撮ろうかなと考えながら登っていたがこの面白い形の木の根元にザックを下し、デジイチを出した。 |
なだらかな道を進む | |
この木もイイなあ。 先程から何度も木を撮影している。ガイドブックによるとブナかミズナラらしいのだが、区別がつかない。 |
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9:27 三方分山山頂に到着! 先客は年配の夫婦。 |
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クリームパンを食べながらセルフタイマーでお約束! |
この時間は逆光なんだよね~ |
f32に絞って。似たような画像ばかりで恐縮ですが・・・ |
9:45 山頂を出発 しばらくは横移動。後ろからスゴイ速さでブイブイ進んでくる人の後ろ姿をパチリ。私の後に山頂に着いた人だ。Tシャツからゴツイ腕を出したみるからに体育会系の姿が印象的だった。 |
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9:55 精進山だと思う。
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9:58 この辺からは急下り | |||
枯葉が中途半端に残り、風が吹けば裸になりそう。でも、これも味わい深い |
赤石岳と悪沢岳! | |
上河内岳、笊ヶ岳 |
ザックを置いたところが撮影ポイント。下から見上げているが、結構急坂だとわかるだろうか。足元に注意しながらの撮影だった。 | |
再び急坂。右(西)側に南アルプスが良く見えるところを探しながらのんびり下った。 |
よっしゃ~ 白嶺三山がズラリだぁ |
丁度通りがかった年配の夫婦に「私が撮っているところを撮ってください。」とお願いした。この夫婦はわざわざ長野市から来て、今日は富士の見える山に登りたかったとのことだった。 |
10:42 南アルプスばかり撮っていたが、そろそろ富士を撮れないかな~と左(南東)側もチェックしてみた。3月にかずさんが見つけたような富士が見えるポイントを探していたのだ。 | |
ほら、開けたじゃないか! |
足元は崖。 |
三方分山の山頂が見える。 巨大な岩が特徴的だ。 この画像で現在位置が分りますか? |
よっしゃ~! 左下の斜面はもう2週間早ければ紅葉でイイ感じだったのだろう。これは来年以降行ってみたくなるポイントをみつけたかな。 |
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縦構図もgood! 山頂をズーム② タントが見える(左から6台目) |
10:59 満足して、元の道へ戻った。 |
11:11 また登る。分っちゃいるけど、この道はアップダウンが多いのだ。 |
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お、ここは見覚えがあるぞ、そうだよ。ここが3月にかずさんが見つけた富士が見えるポイントだ! |
よぉ~し、 |
よっしゃ~! あれ、待てよ。さっきの方が良かったかな。 う~ん、やはり自分で見つけたポイントの方が、イイね。後で栗林先生に聞いてみよう・・・ |
11:22 ようやく精進峠。 ここでは反対側から来た壮年夫婦と出会った。 やれやれまた登りか・・・ と思ったその直後 |
11:30 そろそろハラも減ってきた。とりあえずポケットのチョコでつないでおこう。 お、この木もイイなあ。 |
11:47 3年前はあっという間にパノラマ台に着いた気がするんだけどなぁ。 ちょっとへばってきた。ランチまでもたないよ・・・カロリーメイトをパクリ。 |
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11:55 お、親子かな。(画像左上にお父さんの背中が写っている) 直ぐに追いつくと、足元がおぼつかないくらいのちっちゃい子だ。 N「こんにちわ~」 子供はもじもじしている。 お父さんは「ほら、こんにちわでしょ~」 やはりもじもじしたまま。人見知りするのかな。 歳を訊ねてみるとなんと、1歳8ヶ月とのこと!いやいやこの年から山歩きとはね。この子は生粋の山男になるか、それとも山嫌いになるのか・・・ |
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12:00 通ったことのある道なんだけど、こんなところあったかな~。妙に新鮮だった。 | |
12:04 お、パノラマ台が見えた! | |
12:09 ようやく根子峠。いやいや遠かったな~ ここまでくればパノラマ台はあと十分位で着くんだよね。 6年前に初めて来て以来、何度も通った所なのだが、妙に懐かしかった。 |
あれあれ、足元には『精進湖』を示す指導標だ。ガムテープで補修した跡が痛々しい。 これを撮った画像が無いかな~と探してみた・・・
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