h21.9.13 三ツ峠9
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 12日土曜は雨。予報ではこの雨は夜に止み、翌日曜日は晴れとのこと。
 よぉ〜し、雨上がりの雲海だ〜
 6月に新道峠には行っている。今回はどうしよう・・・
 そういえば雁腹にはh17.10以来ご無沙汰だ。よし、決定!(単純)

 府中でも土曜の午前中から弱い雨。週末に済ませておかないといけない掃除、洗濯(部屋干し)をした。夜の出発を見越してアラームをセットして1時間ほど昼寝。準備はばっちりだ?・・・

 雨は夕方に止んだと思ったらまた降ってきた。これを見ながら掲示板に「雨が止んだら」とカキコして雨が止むのを待つが、なかなか止まない。番組の終了を待ち、(つまりはついつい最後まで見てしまった)21時過ぎに出発することにした。

 国立府中から中央道に乗ると『雨・注意』の表示が出ていたが、幸い雨はワイパーを急いで回すほどではない位だった。

 22時過ぎに大月で降り、真木小金沢林道を進む。

 途中でハザードをつけ、左に停車中の車が2台。イヤな予感!

 次に大峠方面から下ってくる車とすれ違った。さらにイヤ〜な予感!!










 もう皆さん、わかりましたね

22:39 うわちゃ〜、やっぱりぃ
 雨が止んだとしても、このゲートが開くのは明日の朝、明るくなってからだろう。それじゃ間に合わない。さすがにこの付近に路駐して大峠まで歩く勇気は無かった。4年前の記憶だが下からかなり距離があったことは覚えていたのだ。

 くっそ〜、せっかく来たのにな〜。さて、どうしよう・・・







 『こんなにスペースを空けたって、わかってる。だってタイトルに三ツ峠って書いてあるだろ』

 あ、バレました〜


 数分間考えたが、せっかくの(?)雨上がりの朝だ。夜明けの時間に高い所に行ける場所に行こう。よし、三ツ峠だ!一昨年の10月のような雲海を見れるかもしれないぞぉ〜(単純)

 再び大月ICから中央道に乗った。さすがに疲れてきたが、気合だ〜×5

 河口湖で降り、23:20頃コンビニでトイレ休憩(大)スッキリした。これで翌朝は多少安心かな?


 いつもの天下茶屋との分岐に着くと今年のお正月には閉じていたゲートが開いている。これはラッキーと先へ進み、トイレ手前の駐車場へ。先客は1台だけだが車の側にテントを張っている。彼も暗いうちに動くのだろう。もっと居るかと思ったが、拍子抜けだ。もう雨は止んでいたが、この天気では出足が鈍いのかな。
0:01 毎度同じアングルで恐縮です・・・
あ、日付が変わっちゃった〜
でもアラームは3:30にセット!

今までの車中泊ではもっとも睡眠時間が少ないが日の出は5時半頃だから、この起床時間は遅らせないのだ。
 さすがに疲れており、あっという間にZZZ



 最近泊まりの山行ではあまり眠れないことが多かったが、この日はアラームが鳴るまで起きることは無かった。さすがに疲れていたからかな?

 トイレ(野外・・・わざわざ書くなって)でタントの外に出るとそれ程寒くない。そして空は雲もあるが、星が見えているし、とても明るい。どうやら月明かりらしい。よし、これは期待できるかも!
 さすがに食欲は無かったが、小さいパンを2つかじり、山のウェアに着替え、山靴を履き・・・自分でもそれと分る位に動きが遅かった。イマイチパワーが湧いてこなかったんだよね。
4:01 出発
このようにコンデジで撮れるほどに明るかった。
  大体一時間あれば楽勝で着くと思ったが、ペースが上がらない。う〜ん、どうしたことだろう。今回は暗い時間の撮影なのでザックに三脚をセットしているが、それ以前にテンションが高くないんだよね〜
5:07 三ツ峠山荘に到着!やはり一時間をオーバーしてしまった。

予想に反して誰も居ない。目の前の三ツ峠山荘からも出てこない。さすがに昨日の雨で宿泊客も居なかったのかな〜

三脚をセットする前に歩き始めて脱いだウィンドブレーカーの内側にダウンベストを着こんだ。急ぎ足で汗をかいたが、止まると寒くなってきたのだ。
ところで今回の新アイテム!
ヘッデンをマリナーズキャップに固定するにはバンドでは不便だった。ツバを正面に向けると影が出来るし、逆向きにするとザックの邪魔になっていた。そこで百均でマジックテープを買い、キャップのツバにビニールテープと両面テープで留めて見た。これがバッチリ。こうやってツバに直接つければ影ができないのだ。
欠点は耐久性。歩いている間は問題無かったが、両面テープを一度外すともう付かないのだ。百円で10枚以上入っているので、予備をポケットに入れておいたが、毎回捨てるのはもったいないかな。
さて・・・
5:12 本日最初のパチリ

肉眼ではわずかに山小屋の明かりが見えていた。もう30分早く着かないと夜景撮影は無理だったかな〜

ちぇ、雲海になってないよ〜
富士の左側は雲海!

この時間に山中湖パノラマ台辺りにいれば撮れたかな〜
5:36 雲海の次に期待していた焼けもダメ

太陽の方向はこの通り。これじゃあ焼けないよね。
5:38 でも、このダイナミックな雲の動きを撮れたから良しとしよう。
5:44 うっとりぃ〜。来てよかった〜
6:01 今回も開運山を目指して出発
ユウガギクが群生
開運山への斜面には枯れかけだがフジアザミ
お、マツムシソウも残っていた!
6:25 頂上の手前で降りてくる年配の男性ハイカーとすれ違った。
頂上は私一人だった。まあいいか・・・ゴツイ三脚にコンデジをセットしてお約束の1枚。
開運山からの大展望なのだが・・・先ほどよりも雲が厚くなりイマイチ
御坂の山々の奥には南アルプスも辛うじて見えていた。
その右(北)側の八ヶ岳は雲に覆われていた

6:41 風が強く、富士の方向の雲が動くのを待とうと思ったが、もう無理だ。もう展望は諦めた。では、花を求めて御巣鷹山へ行ってみよう!

三つ峠の山名標の背後にある道を下る。
お、トリカブト見つけた!

この付近はとにかくこの紫が目立った。
NTTの施設を回り込むように進む
6:58 画像には『至る宝方面』とあるが、側には『10分←三ツ峠山頂 御巣鷹山→10分』も新しい表示もあった。こちらの方が分りやすい。

またここには『この花は ここで咲くから美しい』とあった。恐らくは高山植物の盗掘があるのだろう。このスローガンの通りだ。花々は市内(自宅)に咲いていたって嬉しくないのだ。
←御巣鷹山を目指して緩やかな斜面を進む。

終わりかけだがオヤマボクチがたくさんあった。
←ここから見る富士もなかなか・・・ちょっと雲が厚いなあ

一輪だけ見つけた可憐な花   ホタルブクロも辛うじて見つけた。
7:09 御巣鷹山

さて、どうしよう。元来た道を戻るのはつまらないな〜
やっぱり行くか〜
h17.7h19.10と3回目の道だ。なかなかの急下りで大変だが花が多いんだよね。
←トリカブトはスゴイ数咲いていた。アングルを探すのは楽しい♪

ウスユキソウ見つけた。 この紫の小さい花もたくさんあった。
7:51 なかなか手ごわい道だ〜と余裕をかましていたが・・・

ピ〜ンチ!現在位置がわからなくなった。
1,2回目ともに道なりに歩いていけば大幡八丁峠に着いたのだが・・・

慌てるな!と自分に言い聞かせ、とりあえずスポドリを飲んで一休み。

エアリアを見てとりあえず左(西)に行けば大丈夫だろうと判断した。
一度涸れた沢に降り、一つ隣の尾根に出た。
8:15 お、リボンを発見。この方向で良さそうだ。
さらに進むと人の声が左の方から聞こえてきた。この方角で間違いなさそうだ。
このリボンの下方にはっきりした道があった。
3分後、三ツ峠登山道に合流。道理で声が聞こえたはずだ。続々と登ってくるぞ。エアリアを見た感じでは清八林道に出ると思っていたが、予想よりも西側に出てしまった。
やれやれ、もう降りるとするか・・・
続々登ってくるハイカーに「おはようございま〜す♪」何回言ったかな。「早いですね〜」と声をかけられたりもした。そりゃそ〜だ。まだ9時前だもんね。
登山口のトイレ付近には車がズラリ。あ〜やってあり得ない所に停めるからゲートが閉められちゃうんだろうな。

8:36 出発時にはタントの他に2台しかなかったが、この通りズラリ!

汗をびっしょりかいたウェアを着替えた。
7:50 とりあえず、久々に天下茶屋へ。御坂山方面へ向かったと思われる車が2台ほどあるだけで閑散としていた。富士もこの通りイマイチ
う〜ん、どうしよう。


・・・


よし、この時期の花といえばアレだ!あそこへ行こう!!

さて、のぞむは何処へ行ったでしょう?












花といえば・・・「花の都公園」


ブー

多くの人たちで賑わっていましたが、ここは通過!


では?











もう、お分かりですね。のぞむが大好きな内野の畑です。

そういえば昨年8月以来だ。やっぱりここはイイなあ。

アレは何処に咲いているかな・・・

その前にレタス畑をパチリ!
直ぐそばにはこれ!

h18.5.22撮影 そういえば定番の田んぼ逆さはご無沙汰している。
お、見つけた。あそこに咲いている。カメラマンもいっぱいだ〜






もう、お分かりですね
薄紅のコスモスが秋の日の♪
今度は絞りを開いてみた
コスモスだけを撮ってみた。
大ザス峠から飛んだのだろうか?
ふと南アルプスの山々が見えた。え、この時間でも見えるのか!

善は急げ!!

さて、のぞむは何処へ行ったでしょう?












山中湖で展望といえば・・・「パノラマ台」


ブー

多くの人たちで賑わっていましたが、ここは通過!


では?




そう、明神山(鉄砲木の頭)に行こうって訳だ。従って人があふれたパノラマ大よりも数分上の三国峠へ。
同じこと(?)を考えた人は多いようで、今回は既に4台が停まっていた。
え、この画像じゃわからない・・・確かに
もう一度山靴を履いているときに通りがかった年配の夫婦が話しかけてきて、「ほら、見て8月31日にクマが居たそうよ」と教えてくれたから撮ってみたのだ。
10:50 出発!
ここは何度来てもどこが登山道なのか分からず、とにかく上に行けば良いって感じなのだが、この日は分りやすい道を直ぐに発見できた。

足元の花々は今朝の三ツ峠とそれ程変わらない・・・?
11:08 とおちゃ〜く!(そういえばここは10回目
ここには先客が7,8人。20分ほどで登れてこれだけの展望が得られるのだ。パノラマ台で撮るだけじゃ物足りないよね。ここを知っている人はまた来たくなるポイントだ。
ポツンと咲いていたマツムシソウ
こういう雲ってイイなあ
定番の構図。湖の青が鮮やかだ♪
この時間でこれだけ見えたら御の字だよね。
ホテルの奥に北岳も見える。ラッキー♪
ところで・・・暑い
天気予報の通りだ。気温が上がってきた!
もう頂上での撮影は終わりにしよう。
軽く朝食の残り(稲荷ずしなど)を食べ、下山開始。

え、もう降りるの?

いやいや、ここはこちら側の斜面に絵になるところがあるのですよ♪
ススキを撮るなら頂上よりもここなのだ!
わずかな距離なのだがのんびり撮りながら降りた
これでお腹いっぱいだ。よし、帰ろう!今日は日曜日だし、遅くなると橋本付近の大渋滞にはまってしまう!

でも、汗は流したいな・・・

石割の湯を目指すが、丁度観光バスが停まり、ゾロゾロとお客さんが降りてくるではないか!
う〜ん、これじゃあ、イモ洗い状態だな。落ち着けないじゃないか〜

では、久々にアソコに行ってみよう!
道志の湯
ここは車でしか来れないので、石割よりは空いているんだけどね。
それでも天気の良い日曜日だ。家族連れも多く、やはり混雑していた。

渋滞にはまりたくないので、30分ほどで風呂を出て帰路へ
そうは問屋が卸さなかった!


この日も道志道は順調に流れたが、やはり橋本近辺で渋滞に捕まった。今朝の睡眠不足も併せて、もうどうにもならなくなり、諦めてタントを公園の駐車場に停め、シートを倒して寝ることにした。

府中近辺も渋滞!

民主党が勝ち、高速道路無料化・・・まずます車が増えるのだろうか・・・ああ

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