h23.3.26 小仏城山5 日影沢林道
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あれ、7:40の筈なのに・・・え、次は8:12?それに、こんなに沢山あるじゃないか! ※レポを作りながらもう一度調べたらすぐここにたどり着いた。金曜に調べものはなんだったのかな〜 |
8:25日影バス停に到着。十数人が下車。 |
車道を数分進み、日影沢園地へ。 画像にあるように、何人かは車道を先へ歩いて行った。向こうには穴場があるのだろうか。ビギナーには分からないので、素直に左奥へ進むことにした。 |
ちっちゃ〜い花を発見! 今シーズン初のスミレ! |
8:35 この画像の数分前に前を歩いていた年配女性がここで沢を渡り、奥へ進んでいった。 向こう側へ道があるのか? と思っていたら、今度は画像の様に男性も渡って行った。 これは行くしかないっしょ! 相変わらず行き当たりバッタリ・・・ ※画像にある表示はかずさん(この日の日記)が撮っている。「踏まれて消えた花 ニリンソウ群生地の立ち入り制限にご協力下さい」とあった。このときはへ〜そうなんだ。としか思わなかった。 |
たまにテープもある明確な道を登る。 | |
8:53 結構な急坂・・・高尾だと思って舐めていたか? | |
この頃永さんの声が聴きづらくなってきた。くっそ〜イヤホンの断線だ。久々に土曜日の山行で、永さんと久米さんを聴きながら歩けるはずだったんだけどな〜 まあイイか! 以前なら我慢できず、スピーカーにして歩いたのだが、最近はラジオ無しでも大丈夫になった。 |
キモチイイ〜!! |
遠くに中央高速が見える。エアリアを見ると向こう側の山は北高尾山稜だろうか。 |
テープが捲かれた植林帯に出た。 これって杉だよね・・・もういちどマスクに隙間が無いか確認した。 |
右(多分北)側の遠くに建物が見えるけど・・・何だろう? 高尾だと思ってコンパスを持って来なかったので方角が分からない。そもそも現在位置も分からずに歩いているんだけどね。 |
9:26 送電線の鉄塔に出た。 なるほど、この明確な道はその為のものだったか・・・ エアリアを見て、ボンヤリこの線の上の何処かにいることはわかった。チョコと缶コーヒーで一休み。 方角は向こうだろうが、道はあるのかな〜 丁度その時、クマ鈴の音が聞こえてきた。数分待つと先程林道で沢を渡った年配女性だった。 彼女はこの道を何度か通ったことがあるそうで、城山に出る道だと教えてくれた。 きっとネットにも出ているだろうと思い、あちこちググッって見たところくじらさんのレポにたどり着き、ここは小仏城山北東尾根というちゃんとしたルートだと分かった。また、くじらさんはかずさんと交流のある方だった。世界は狭い・・・ |
彼女は健脚であっという間に先へ進んでいった。 木々に囲まれ展望の無い小ピークに出た。くじらさんのレポによると 「鉄塔の間で送電線をくぐれば、まもなく標高620.9mの図根点が埋設された寂峰です。現地にも地図にも表記はありませんが、ここが日影乗鞍です。」 とのこと。 このピーク過ぎて下る途中で、左(多分南)側の木々の合間から白くなった山々が見えた。ちょっと嬉しくなり、コンデジで撮ろうとチャレンジしたが上手く写らなかった。 さらに先でイイ感じのベンチがあったので、そこでコーヒータイム。 |
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9:54 ベンチからほんの数分で日影林道に出た。目と鼻の先が小仏城山だった。 なんだこんなに近かったのか!鉄塔から30分しか建っていないじゃないの・・・そういえばエアリアの高尾・陣馬の裏面にある地図は1万5千分の1だった。 先程通ってきた北東尾根は城山への近道の一つなのかもしれない。 |
茶屋の前の広場に出ると・・・ おお〜、これはイイ! |
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さっき(日影乗鞍で)見えたのはこれだったか! 後で分かったが右が蛭ヶ岳、左が丹沢山などだった。 |
富士は裾野しか見えないが、ダイナミックな雲を見ているだけで楽しい。 |
ひょっとして富士の雲がとれないか・・・ただ待っているのは勿体ないので、ブランチにすることにした。朝はばたばたしていたので、イマイチ食べることが出来なかったしね。 勿論マスクは外して食べました。まあこんな格好で歩いていましたという説明の為につけたまま撮りました。・・・え、そんな説明いらないって この広場では私の他にもブランチを楽しむ人が数人。私の傍で餅を焼いている人もいて、イイ匂いがしてきた。缶ビールが美味そうだった。ちょっと羨ましかったが、これ以上荷物を重くしたくないしな〜 |
一瞬だけ山頂が見えた! |
再び丹沢。丹沢山〜蛭ヶ岳 | |
雲取だと思って撮ったが、Hgさんのレポを見るとヨモギ沢の頭らしい。 | |
この雲を見ていたら富士が見えない事なんてちっちゃいことだよね。 |
とりあえずトイレへ寄ったついでに東側もパチリ。 スカイツリーが見えないか探したが、さすがにこの時間だと霞んでいるので、デジイチを出すのは止めた。 |
11:18 一丁平 へぇ〜こんなテラスが出来たんだ。前回は無かったよな〜・・・そういえばここは久しぶりだ。記録を辿るとh19.3だった。そりゃ〜わからないよね。 |
これは分かり易いね。 |
ほぼ上の案内表示の通りに見える。 |
え、さっき撮っただろって・・・若干見え方が違うでしょ。 |
11:32 一丁平から普通に高尾を目指すのはつまらないので、初めての道を歩いてみることにした。そういえば今までは巻き道がある事すら考えもしなかった。 |
指導標の代わりに数mおきにこの標示があった。 今朝日影沢で見たのと同様ってことか。人が入ると花が減っちゃうんだね。 |
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この夫婦は何を見ているのだろうか・・・
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11:45 メインルートに合流。急に人が増えた。 | |||
この階段を登ると昨年ダイヤを撮った「もみじ台」だったと思うが、今度も初めての道を歩くことにして、左へ。 | |||
炭焼きの窯? スミレを見つけられないかと道の脇を凝視しながら歩いたがダメだった。 びわ滝コースなら咲いているのかな〜とぼんやり思っていた頃、左下に繋がる道を発見した。お、これはひょっとして・・・ とりあえず降りてみた。 |
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数分後、登ってくる年配の夫婦に何処から来たのかを尋ねると日影沢からとの返事だった。 ビンゴ!今朝は勢いで城山北東尾根を登ってしまったので、花を殆ど撮っていなかった。多分びわ滝コースよりも花が多いだろう。 その後も薄暗い道を降りた。結構風が強く、寒さを感じた。 |
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ゴツイレンズ(マクロかな?と三脚を持ったソロ男性に出会ったので、花が咲いていたかどうかを尋ねてみた。 「ちょっと少ないけど、○○(良く聞こえなかった)が咲いていたよ。沢沿いで日があたる所を探してごらん」 との返事だった。何が咲いているか分からないが、きっとこういう感じのカメさんがいるだろう。(他力本願) |
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12:23 お、林道に着いた。あれ、見たことあるな・・・ | |||
あ、やっぱりここだった。
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手持ちだが、セルフタイマーを使って f11 1/10秒 |
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ちょっとアングルを変え、カメラを石の上に置いてみた。 f22 1/2秒 |
ちなみにこんな所で撮っていた。ハイカーは数人通ったと思うが、足を止めた人はいなかったと思う。 多分、気付かなかったか、這いつくばっている変なカメがいるな〜って感じだったかな。先週も似たようなことを書いた気がするけど。 |
花を探しながら数分進んだがなかなか見つからない。 後ろから来た夫婦(多分)の奥さんが、斜面を凝視しているので、花が咲いていなかったか尋ねてみた。 「あ、さっきヨゴレネコノメが向こうにあったわ」 「たしか・・・」と彼女は歩き出したので、ついていった。 |
「ほらここ!」 N「へぇ〜。これですか〜。アリガトウございます。」 もう一度名前を聞いて、携帯にメモした。 とこのときは初めて見た花だと思い込んでいたが、一昨年の4月のレポにはちゃんと書いてある。イマイチ印象に残っていなかったのかな〜 |
この花びらが+の形をした小さい花はあちこちにあった。何枚も撮ったが、なかなかピントが合わなかった。 (これは比較的マシなもの・・・下手だな〜) 撮っている時点では分からなかったが、後で教えてもらった。→ユリワサビ |
1/15秒 f13 |
1/10秒 f16 |
1/15秒 f13 |
今度はこれ!(ダイソーで2個105円) 実は出発前に高尾だからメシは軽めでイイだろうとスープパスタとこの小さめのカップ麺を入れておき、オニギリやパンは持ってこなかった。早めに降りたら片方だけのつもりだったが、思わず長期戦になったので、二つめを食べることにしたのだ。 先程ブランチでスープパスタを食べたのでこれが残ったという訳だ。 |
おお、イイじゃないの〜 ところでこの花の名前は??? |
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一昨年の5月にヨッシーさん(画像も)とかずさんと一緒に黒平を歩いた時に群生していたアレだ。 しかも昨年の4月のレポにも書いてある。 つくづく花の名前を覚えるのが下手だよな〜 |
キャンプ場へ 多くのハイカーが休憩中だった。 ここの公衆トイレを借りた。 |
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『ウッディハウス愛林』 『山口芳男写真展』の文字に惹かれ、入ってみた。 |
ニリンソウもプロが撮るとこんなにキレイなんだ〜(これって著作権に触れる?) 係員のオジーチャンに先程撮ったユリワサビの画像を見せ、名前を聞くが、わからないとのこと。 「惜しかったな〜。ほんの30分程前なら山口先生がいたのにな〜」 う〜ん、是非お会いしたかった・・・ |
そろそろ帰ろうかと思ったら、オレンジ色のジャンパーを着た若い男性(『東京都レンジャー・自然保護員)』と年配のハイカーさんが話をしていたので、彼らの話を聞いてみた。 年配のハイカーさんは数年前よりもニリンソウが減ったことを嘆いていた。 レンジャーさんは日影沢に入る人が増え、土を踏み固めてしまうのが原因で激減してしまった。特に団体さんが増えたのが効いた話してくれた。 そこで、左のような標示を出し、ロープを張って(なるべく)立ち入りしないように、撮影はロープの手前からお願いしているとのことだった。 |
さらに進むと、ベテランさんが斜面に咲く花を撮っているようだ。ごついレンズはマクロレンズだ。 何を撮っているのかを尋ねてみた。 |
レンジャーさんが枯れ枝を並べ、やんわりと立ち入り禁止の標示を作っていた。ここのキクサキイチゲは来年もこの可愛い花を咲かせるだろうか。 |
お、菜の花!イイね〜 |
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へ〜『珈琲豆自家焙煎の店ふじだな』か。 吸い込まれるように入ってみた。
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N「今日はニリンソウを見つけましたが、このハナネコノメは分かりませんでした。この可愛い花は何時咲くんですか?」(著作権は・・・?)とご主人に質問してみた。 「今が丁度見頃ですよ。これを見に来る人で賑やかだったでしょう。」 N「え〜、何処に咲いているんですか〜」 ご主人の説明は分かり易く、アノ辺だとすぐに見当がついた。 |
この画像で分かる人は分かるよね。 | |
「小さい花ですけど、きっと撮っている人が大勢いるから直ぐに分かりますよ」というご主人の話の通り、3,4人のオバチャン達と先程のマクロレンズのベテランコンビを発見した。 |
ちっちゃ〜い これで大きさが分かりますね。(コンデジ撮影) |
デジイチで撮ってもこれが目一杯・・・イマイチいやイマニくらいピントがあってないな〜 デモ載せるのだ! |
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同じレンズで撮影して比較的マシなものをトリミングしてみた。 マクロレンズが無いとやはり無理だな〜 と思っていたが、帰宅してから金森さんが奥多摩で撮ったハナネコノメの画像を見て思った。 腕の違い、そして情熱の違いだ・・・ |
この付近には他の花も咲いており、ベテランさんは「これは○○で・・・」と先程の私の時と同様にマクロで撮った画像やポケット花図鑑を見せながらオバチャン達に花の名前を教えていた。 せっかくだからとこの花の名前を教えてもらった。 「これはユリワサビだよ」 という訳 コンデジではピントがどうしてもあわなかったが、デジイチでようやく撮れたかな。 |
15:15 バス停の様子。ほんの数分でこれだけ並んでいる。 |
予定通り歩いて帰ることにした。なにしろ被写体はいっぱいあるので、飽きることは無い。 | |
ね! |
『するさしのとうふ』の看板にビビっときて、立ち寄ってみた。名物のおからドーナッツは売り切れだったが、木綿豆腐(120円)を買ってみた。 帰宅して、冷や奴で食べたが、これがビックリするほどまろやかで美味しい!醤油や薬味が無くてもイケルと思ったくらいだ。 職場で八王子出身の先輩にこのことを伝えると彼もこの店を絶賛していた。 お店のHP、高尾通信・お土産 |
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圏央道が見えてきた。 |
小仏関所跡 | |
16:11 高尾山口駅 日影バス停からぶらぶら歩いて1時間ってことだね。 |
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さすがにハラが減ったので、駅近くで高尾の冬そばとしゃれ込んだ。 有名な(?)トロロ蕎麦はちょっと値段が高めだったので、たぬき蕎麦で妥協。期待していなかったが、まあまあ美味しかった。 |
しまった。ここからは富士が見えないのか・・・ |