h22.11.3 三頭山3
前回へ

テレビでもネットでもあちこちで見事な紅葉の画像が飛び込んできており、早く行きたくてうずうずしていた。この文化の日一昨年は食うかいさん、はるさんと今倉山、3年前は滝子山で紅葉の山行を楽しんでおり、2日に冠雪した富士が職場から見えたり、furutaさんが貼ってくれた画像→を見て、テンションあがりまくりだった。

が、行き先がなかなか決まらなかった。

今週は仕事が忙しく、前夜出発のタント寝なんてとても出来ないし、去年のようにダイヤを狙って、翌日(4日)以降の仕事に差し支えることは避けたい。こうして行き先は近場で手軽に行けて、紅葉を楽しめる山に絞られた。真っ先に上がったのは百蔵!昨年7月のように福泉寺からのコースなら木々が豊かで良さそうと思ったが、ここは標高が低く、紅葉には早いだろう。奥多摩は・・・下からガッツで登れば紅葉をゲット出来そうだが、帰りが遅くなったら翌日以降がキツ過ぎる。

という訳でタイトルにあるように三頭山に決定した。ここなら今年の5月のようにやや早く起きる位で大丈夫だし、あのブナ林が色づいたらどんなふうになるのか見たかった。それに過去2度は富士がちっとも見えなかったが、この天気予報ならここから富士を見ることができるだろう。

2日の帰宅は20時半で、山の準備をしてベッドへ向かったのが、22時半。3日は4時のアラーム一発で起きた。ちょっと睡眠時間は足りないが、ロングコースを歩く訳ではないので何とかなるだろう。

出発は5:15。空は☆がキレイだ。これなら朝富士をゲット出来た・・・もう間に合わない。仕方ないよね。
前回は甲州街道から奥多摩街道経由だったが、ちょっと遠回り感があったので、今回はgoo地図を調べ、国分寺街道を北上し、五日市街道で行くことにした。日中は檄混みのイメージがあったが、早朝のこの時間は順調に走ることが出来た。

段々明るくなってきたなと感じた頃(6:10)

あ、富士だ!

ハザードを点けて車を停め、デジイチを持って外へ。
上はフリースを着ていたので大丈夫だったが、下はジャージだったので、結構寒かった。

(撮影後、場所をチェックしたが、五日市街道の多摩橋)
ズーム!
う〜ん、もっとイイ場所で撮りたかったと思うのは後の祭り。
手前は多摩川。おいおい、焼けているじゃないか・・・
きっと富士好きの方の掲示板は賑やかだろうなあ。
五日市街道へ戻り、十数分後、秋川ファーマーズセンター付近で、今度は目の前に奥多摩の山々がズラリ見えてきた。
三頭山はどれかな〜

よく行く御坂や遠望する南アルプスと違い、奥多摩はさっぱり分らない。

でも、今日が登山日和であることは間違いない!
武蔵五日市の駅を左折し、檜原街道へ。何だか交通量が多いな。さては紅葉狩りか?
などと思いながら都民の森には7:30過ぎに到着。ちゃんとゲートは開いており、車は5,6台。都民の森は8時開門と目の前の看板にも書いてあるが、融通が効くみたいだ。今年の5月もそうだったので、早めに来てみたが正解だった。

7:48 出発

今回も三頭大滝を先に見てから三頭山を目指すことにした。
8:00 展望台 

ここから見える山に写欲は湧かないので、コンデジのみ。
多分気温はそこそこ低いが、日が当たると温かく感じた。出発時に着ていたフリースのベストを脱いだ。
8:16 滝見橋
勿論今回もこれの出番だ!
だこの時間は滝に日が差していない。明暗差があり過ぎて露出が難しい。
ちょっと紅葉には早かったかな〜
滝見橋にあった貴重な赤。さすが、新品のコンデジだ。イイ色が出るじゃないか!
三頭沢に沿って登るコースへ。

いつもなら、躊躇せずに通るのだが、今日はなかなか通れなかった。

え、なぜって?
今日のコースを甘く見て、いつもの革製の重登山靴ではなく、このトレッキングシューズを履いてきたのだ。渡った後はこんな感じ、幸いちょっと濡れただけで済んだ。
ここは都民の森なので、このように整備された道をアングルを探しながらのんびり進んだ。

なかなか鮮やかな木が無いな〜
お、

ここはビビッと来たぞ!
カエデの黄色と青空のコントラストがイイねえ。(これを自己陶酔という。)
8:51 テラスを通過。
色づいた木々を探して上を見て、足下を良〜く見て、アングルを探して進んだ。

なかなか、見つからないな〜。これじゃあ上に着いちゃうよ。



お、ここだ!
本日2回目のゴリラタイム!
お、これもいいぞぉ(自己陶酔2)
少しアングルを変えて。
ゴリラは縦位置にセットできないので、これは手持ちで
こうしている間に3,4人の人が私の傍を通った。こんなにステキなポイントなのに、皆さっさと通過していった。あ〜、持っていないな〜
この倒木は今年の5月も撮ったかな〜

あ、あった。
おお〜、ここもイイ。
(相変わらず語彙が無い。)
よし、ゴリラタイム3と行こう!
自己陶酔3
逆に高速シャッターで、水の流れを止めてみた。
やはりこの三頭沢を登りに使って正解だった。当初イメージしていた「しっとりした渓流に紅葉」を撮るには紅葉は無く、今年の5月と違い、天気が良すぎて明るすぎたが、まあイイ。これだけ楽しんだのだから良しとしよう。

再び登山道へ
既に書いたが、新コンデジは使っていて楽しい。
この色もイイね〜
9:58 ムシカリ峠 休憩中の年配男性が一人。

ここを右折して、木段を少し登れば山頂(西峰)は目の前だよな。
ひょっとしてと思い、木々の間から右(南)側に見える山々を良く見ながら、富士を探してみた。


あれ、


もう見えた!
お〜、イイぞぉ♪

上に行けばステキな富士が見えそうだ。ついつい早足になった。
10:10 三頭山(西峰)到着

既に十数人が和んでいた。
先ずはザックを置いて、デジイチタイム!
登りついて直ぐはこんな感じ。
ズーム!

文字通りの冠雪だね。
上画像のポイントから十m位移動した所から。
お、ここはイイぞぉ
何だか新しい山梨百名山の標柱と。今回も指三本!
北側には奥多摩の山々の展望が得られる。
雲はあるが、この通り奥多摩の山々がずら〜り
雲取

GWに歩いた時には雪があった。もうすぐ降るかな〜
鷹ノ巣

先月の稲村尾根はキツカッタな〜
まだ10時半だが、朝ごはんを食べてから6時間位経った。そろそろカップ麺タイムにしよう。お湯を沸かしている頃、続々とハイカーが登ってきて、山頂は大混雑。皆富士を見て歓声を上げていた。
11:16 下山開始。

御堂峠まで降りて、右へ。
朝は5月と同様に鞘口峠経由で行こうと思っていたが、山頂の混み具合からそのコースも多くの人が歩いて落ち着かないだろうと思いなおした。そこで、エアリアに載っていた『富士山眺望良好』の文字に魅かれ、三頭山避難小屋と大沢山を経由するコースを歩くことにした。
行きに通ったムシカリ峠を通過。緩く登ってほんの数分で

11:31 避難小屋 5,6人が休憩中
中を覗いてみた。お、結構清潔だ。
小屋からほんの数分で大沢山。ベンチがあり、親子(多分)が休憩中。
品の無いいたずら書きだな〜

でも、こんな風に見えるはずなのだろう。

富士は何処?
少し先まで行き、もう一度戻った。もう一度木々の間をよ〜く見てみた。








あ、あった。う〜ん、これじゃあねえ。
歩きやすい道をのんびり進む。
木々の間からたま〜に富士が見える。
12:02 分岐 ベンチがあり、カップルが休んでいた。(彼らが居なくなってから撮影。)

左(東)は『三頭大滝』、直進(南)は『西原峠、槇寄山』を示しており、「この先は都民の森ではありません」(だったかな?)の表示があった。
ベンチのあるところは展望が良いのはお約束だ。先程の大沢山は忘れられていたかな。
12:08 リスタート

ここからは『深山の路』とあるが、さて、どんな路なのか。ちょっぴりワクワク感があった。
被写体を探しながらのんびり進む。

 
お、赤を発見!
12:25

お、ここは登りか。たまには変化が有った方が面白いね。
12:33
お、この辺から『石山』の路か。

『深山』と『石山』との分岐が何処だったか分らなかったが、まあいいか。
う〜ん、石山っぽい?
12:38

上画像のごつごつした岩場付近からはイイ感じに色づいた山が見える。多分先程まで居た三頭山だろう。

こうしてデジイチで撮影中に、7,8人に抜かれたがまあイイ。急ぐ必要は無いのだ。
13:00 になったので、イヤホンでキラ☆キラを聴くことにした。水曜日に歩いたのは久々だったので、宇多丸さんの声が聴こえて来たのはしんせんだった。
三頭山を見上げる(多分)
イヤホンの奥(?)から何だか大きな音が聞こえており、何かのエンジン音かと思っていたが、チェーンソウの音だったか。
13:13 沢に出た。
木橋

この付近から急に人が増えた。ハイカーというよりも散歩に来た感じの人が多かった。
木橋から見える渓流はなかなかイイ感じだったが、あまりに人が多いので、ゴリラを出す気にならず、コンデジで撮っただけ。
この辺ももう少し色が付いたら雰囲気は良さそうだ。
13:19 滝見橋

うわ、なんだこれは!何かイベントでもあるのだろうか。もう一度滝を見る気も失せて、さっさと先へ
一気に駐車場まで行くつもりだったが、この風景を見て、デジイチを出した。
13:40 駐車場へ

満車状態で係員が誘導していた。
既に書いたように今週は忙しい。風呂に寄らず急いで帰ることにした。
天気の良い祝日で車も多く、五日市街道はやはり渋滞していた。
それでも16時過ぎに帰宅でき、レポに取り掛かることが出来た。

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