h24.1.14 石老山オフ会(新年会)
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2012年最初のオフ会はいつも参加していた方のご都合が付かず、昨年の新年会に参加したのはcyu2さんカラダよろこぶろぐ(これ以降ちゅちゅさんと表記します。)だけ。その他は新メンバーを交えての開催になった。

幹事のぞむが設定した集合時刻は呑み会開始の17時から逆算して相模湖駅9時。いつもよりかなりのんびりの6時起床だった。朝ご飯、洗濯物干しなどを済ませると、無事ト○レ信号が鳴り、出すモノを出し、7:30過ぎに出発。早朝の中央線と違い、高校生の割合が多いが、ハイカー姿もそこそこに見られた

8:32 相模湖駅

集合までにバス時刻などをチェックしようと早めに到着。ベンチに座り、テルモスの紅茶を飲んでまったりしていた。
数組のハイカーがバスに乗っていったが、彼らの多くが石老山に登ったのではないか。
h19.2の時点では『相模湖ピクニックランド』だったが、最近プレジャーフォレスト』と名前を変えたようだ。

んん最近?

ググってみた→Wiki
なんでも出ているもんだね。何々、『2008年7月に改称』か。なるほど、名前が変わってもうまる3年経つのか。こっちに来るのは久々だからちっとも気付かなかった。

三々木行きのバス時刻は9:03。その次は20分後だが、急ぐ訳ではない・・・
さて、そろそろ集合時刻だ。改札口が見える所に移動した。

お、マーチさんだ。

M「おざぁ〜す。」

M「今日は誰と一緒でしたっけ?」

N「ちゅちゅさんと○○○さんだよ。私も初めてなので、顔を知らないんだ。メールには『ミレーの青いザック』と書いてあったけど・・・」

M「青いザックってアノ人じゃないですか?」

N「え、」

彼と目が合った。






N「リブルさん?」

R「お早うございます。多分のぞむさんだろうなと思いながら、確信が無くて声をかけられませんでした。」

彼のHP山と温泉の風山のHPの老舗の一つだ。私もこの趣味を初めてから、彼の山行記を参考にしていた。直接伺うと記録をつけ始めたのが、平成5年頃で、その前から山をやっていたとのこと。以前から彼の掲示板には時々おじゃましていたが、最近はミ○シーで何度もやりとりをするようになり、今回オフ回にお誘いしたという訳だ。


最後(と言っても時間通りに)ちゅちゅさんが合流し、一緒にバスへ。無事9:03発に乗り込むことが出来た。

バスに揺られること10分程。

この時点で私もマーチさんも何処で降りるのか分かっていなかった・・・
9:17 『帝京大学前』で下車。
ちゅちゅさん手作りの地図。(プリントアウトしたものを貼り合わせている。)

彼女の地図をコピーしたものを私とマーチさんに頂いた。
当初幹事のぞむが計画していたのはh19.2に歩いたようなガイドブックに出ている実線コースだったが、ちゅちゅさんが松浦本から抜き出してきたバリエーションコースを歩くことに変更した。
そう、何しろ今回はヤブラーのリブルさんが参加するからだ。
ちゅちゅさんは山歩きを始めるようになった最初の頃からリブルさんのバリルート歩きを参考にしていたとのこと。今回彼が参加するなら、地図読みを習いたいと発案し、幹事のぞむはそれに乗ったということだ。これが結果的にナイスでハードな山行に繋がった。

その後の会話
M「ヤブラーって何すか?」
N「普通のガイドブックに出ていないこういう所を好んで歩く人だよ。」※から教えてもらいました。
(この会話は下記の画像☆に出て来ます)

しばらくは住宅街を歩いたが、リブルさん以外は何処へ向かっているのか良く分かっていなかった。

C「地図読みを習おうと思ったのに、ついていくばっかりね」
9:47 清光寺(地図
R「ここが本に載っているお寺です。」

ちゅちゅさんは松浦本のコピーを持ってきていたが、本そのものを持っているとはさすが!
N「ちょっとトイレに行かせて下さい。」
境内に参拝客向けのものが有るのではと予想したのだ。
・・・
無かった。

M「のぞむさん、ピーンチ!」

N「山道に入るまで我慢するよ(問題発言)」

M「トイレと言えばオレが○○を歩いていた時に、登山道の直ぐ側でおしりを出しているおっさんと目が合っちゃったんすよね〜・・・」話題豊富な人だ。
9:59 ここが入り口。といっても『登山道』などの表記はなく、送電線鉄塔の巡視路の標示があるだけ。
M「すっげ〜、オレじゃ絶対分からないっすよ〜」

R「これでも分かり易い方ですよ。」彼の持つ1/25000の地形図でこの辺りが登山口であることを示しててくれたが、私とマーチさんは教えてもらっても?だった。
ヤブ
上記の☆の会話へ繋がる
10:07 新多摩線50号鉄塔

N「ちょっと失礼しま〜す」
あ〜ほっとした。(問題行動)
戻ってきたところでマーチさんからチロルチョコ(きなこ餅味)のおすそ分け。
N「ごちそうさま。先を越された〜」
そう、ポケットにはチロルチョコのイチゴ味が入っていたのだ。こちらも後でおすそ分け返しをした。

さて、この鉄塔の先から本日最初のヤマ場に突入した。
超急登♪

目を懲らせば、たまに赤テープを見つけることができたが、さすがにバリルート。殆ど歩かれていない。それにここ数週間雨が降っていない為、足下の土は踏み込むとざらざらと滑ってしまう有様だった。

R「いや、これはキツイですね。

「やっぱ、ちゅちゅさんはエムだぁ〜」・・・心の声。あれ、ホントに言っちゃったかも
後方、いや下方に見えるちゅちゅさんとマーチさんをパチリ。

この2枚の画像で、この辺りの急登の様子がわかるだろうか。
倒木!

んん、

N「あ、こっちを撮ってますね〜」(ちゅちゅさん撮影のものをもらっちゃいました。)
この画像の後、マーチさんはピースサイン

N「へへ、そういうのは使わないんだ〜」
このようにハードな登りが続いた。私たちはリブルさんの後に着いていくしかなかった。それにこの道を降りて戻るなんてあり得ない。
大岩♪

R「さて、ここはどっちへ行きますかね〜」

左前方は倒木で塞がれていた。
リブルさん(マーチさんかも)が右奥にテープを発見し、右へ登ってみた。
超急登♪

R「いや、ここもキビシイですね〜。さっきの所は左だったかな〜。でも、上に行けば繋がりますよ。」
さすがは場数を踏んだリブルさん、ピンチにも動じていない。

C「のぞむさんの赤いスパッツが赤テープに見えたわ」
それ位の斜度だったって事だよね。
超急登も十数分で終了し、ようやく平坦な所に出た。
この先はどうにか踏み跡があった。実線ではないが、バリエーション好きの人達(林業の人?)が歩いたのだろう。安心した。

少し先でリブルさんが下方から繋がる踏み跡らしきものを発見。やはり先程の大岩は左へ行くのが正解だったようだが、倒木で通ることは無理だったと言うこと。

R「あの赤テープに騙されましたね。時々紛らわしいものがあるんですよ」
展望が開けた。相模湖の奥に見えるのは・・・

皆さんはここから見える陣馬、生藤山・・・だったかな
これらの山々をくまなく歩いている皆さんはあ〜だこ〜だと山座同定タイムを楽しんでいた。

実は私はこの付近の山には思い入れがない。御坂やその付近から見える南アルプスだと気合いはいるんだけどね〜
C「そろそろこの地図の554Mかしら」

M「オレの時計だと・・・っすよ」

C「私のは・・・だわ」

二人の高度計は数十Mの差があった。ちなみに私のはもっとずれていた。」誤差があるようだ。
10:50 露岩のピークへ

ここが554Mだろうか。ここでドリンク休憩。
せっかくちゅちゅさんにもらった地図で位置を確認。(
マーカーはちゅちゅさんがつけてくれたもの)

画像には無いが、南西に高塚山らしきピークは見える。

R「いや、違いますね。554Mならこの林道(画像にも載っている細い線)が見える筈ですよ・・・」
リスタートしてほんの数分後、石祠を発見。
古〜い5円硬貨がお供えされていた。マーチさんが数字を読むと、昭和48年のものだった。
木の幹に『十八』とペイントされていた。林業の方がつけた目印だろう。

その後、数M先に十九を発見。さらにその先で三十六を発見した。
C「こういうトラバース気味のところって苦手なのよね〜」
11:20 今度こそ554Mらしい。ここは休まずに通過。

少し下った所でリブルさんが木々の間に林道を見つけたので間違いないだろう
またまた急登。きつくても今度はちゃんとした道なので楽勝だ。
右(北)側の展望が良かった。

画像左端に大岳山を見ることが出来た。このピークは何処から見ても見つけやすい。

N「去年の夏ちゅちゅさんのコースを辿って登りましたよ〜。その時も思いましたけど、ちゅちゅさん歩くコースってMですよね〜♪」
上が見えた。アソコが頂上か?

んん、リブルさんが走り始めた

山の神(youtube)がここにも居た〜
11:50 私たち3人がようやく高塚山の山頂に辿り着くと・・・
なんじゃこりゃ!
殆どが年輩の方々だったが、皆山慣れた雰囲気だった。

さっきまで誰にも会わなかったのにびっくりぃ〜
N「ほら、『これより先行き止まり』だって〜」
ちゅちゅさんが持ってきたレジャーシートに4人で座り、ランチタ〜イム!
(幹事のぞむは気が利かないな〜)
あれ、皆さんコッフェルは・・・
リブルさんとマーチさんはパン。ちゅちゅさんはいなり寿司だった。

昨年の新年会と同様に私一人がお湯を沸かしたということ。

N「やっぱ、この時期は暖かいものじゃないと」・・・これっていわゆるKY?
お約束の記念写真!

ちゅちゅさんの持つマグカップのスープは朝ポットに熱湯を入れて先程作ったもの。そういえば昨年、sanpoさんや金森さんもそうしていた。学習してないな〜
R「食後のデザートに皆さんでどうぞ。」とリブルさんからバームクーヘンのプレゼント。

N「おお、有り難うございま〜す」

C「私からはちょっと早いけど・・・」とチョコレート
(翌日頂きました。ベルギー製のお洒落なものでした。)

N「うわ〜去年に続いて有り難うございま〜す。でも、去年の3月はお礼する所じゃなくなっちゃったんですよね。」

M「じゃあオレからは○○を・・・」←ゴメンナサイ、忘れちゃいました。彼らしい上手いことを話していたんだけど

幹事のぞむも小さめのお菓子を用意してきたが、このタイミングで出すことは出来なかった。
山頂に居た方々は団体さんだったようで、一気に全員が居なくなり、急に静かになった。
この山からは一応エアリアの実線コースだが、このように展望の無い山にわざわざ来る人はそう居ないって事だ。
12:27 リスタート

ふと気付くと先頭を歩いていた。
振り向くと
C「のぞむ隊長が先頭よ♪」←こう書くと唐突だけど、こんなことをおっしゃった・
う〜ん、隊長か〜。イイ響きだね〜

待てよ。これでは皆さんの写真が撮れない。しまった〜
N「それにしても誰にも会いませんね〜」

小さなアップダウンの整備された道を進んだ。
12:54 お、ようやく
一応このオフ会の主峰(?)石老山へ。

山頂には4,5人が寛いでいた。
M「のぞむさん、富士山はどっちっすか?」
N「アノ辺なんだけどね〜。さすがに今日は無理だ」

これはh19.2に撮影。左は大室山
勿論ポーズはこれ!

あれ、リブルさん・・・そりゃ無理か!

ところで、山頂(というよりもこのエリア)はソフトバンクでもちゃんと繋がっている。それ位住宅街と近い山なんだろうね。
13:05 リスタートの筈が、東海自然歩道の看板に興味津々

誰の台詞だったか忘れたけどこんな会話だった。

「へ〜高尾山がスタートなんだ〜」

「この辺はバスが無いんだよね〜」

皆さんホントに好きなんだね。この情熱っていいなあ
レポを見直すとこの辺が急下りだったことは書いてあるが、5年ぶりの道は殆ど覚えていなかった。

R「実線コースの山歩きの印象ってそんなものですよ。」
この辺も小さなアップダウンが続く。

日が陰り、結構寒かった。
13:45 大明神山

N「ここよりもこの先の展望台の方が眺めがイイんですよ〜」

この言葉は遅かった。既に皆さんの山座同定大会が始まっていた。
せっかく担いで来たデジイチを出すことにした。
陣馬山の白馬像ではなく、これは小仏城山のアンテナのようだ。
手前はプレジャーフォレスト

その奥は・・・
大明神山から展望台まではほんの数分しかかからない。
13:58 山頂には年輩のグループが休んでいた。
ここでも始まる山座同定大会

マーチさんは年輩のグループの皆さんに溶け込んでいた。
そんな中、幹事のぞむはデジイチタイムを楽しむことにした。
相模湖をズーム

PLを効かせて何とも言えない色になっている。
PLをつけたまま太陽を撮ってみた。
N「もう登りはありませんよ。後はビール目指して降りましょう!」
14:17 下山開始
ここは北側で薄暗く、フリースを着ていないと肌寒く感じた。結構ハードな下り道だったが、皆で話しながら歩いて居たらあっという間だった。
14:48 林道へ

右側にバンガローがあった。今はオフシーズンで閉じられていた。
左側のトイレは使うのに勇気が要る感じだった。
15:00 舗装道へ

幹事のぞむは渡し船の話をふったが、皆さんは興味なさそうだった。
15:15 プレジャーフォレスト前バス停。
バス時刻をチェックすると数分前に出たばかりで、次は30分程先。
誰かが駅まで歩いちゃおうと提案して、そのまま歩き出すことにした。
国道412は結構車通りが多く、特にダンプもビュンビュン通る為、慎重にガードレールのある側を選んで歩いた。
15:36 相模湖に架かる嵐山橋
そうだ、アノ人にメールしてみよう・・・




あれ、もう返事が来た。

「もう八王子に向かっています。」

え、マジ?確か仕事が終わってから17時頃行くって・・・


勿体ぶるなって・・・もうお分かりですね。

N「ダマさんが、もう向かっているそうで〜す」

このまま駅まで歩くとまだ20〜30分はかかるだろう。数十M先の嵐山橋バス停で時刻をチェックすると5分弱で到着することが分かった。

ほぼ定刻にやって来たバスに乗り込むと先程大明神展望台で一緒に山座同定を楽しんだ年輩のグループが乗っていた。

10分弱で相模湖駅に到着。
丁度東京行きがホームにいた。高尾で乗り換えなくて済む。ラッキーだ!

しかもこの車両はボタンを押して、ドアが開くタイプだった。「これって貴重だよね〜」
16:21八王子着。土曜日のターミナル駅はスゴイ人混みだった。
ダマさんにメールで伝えておいた北口に向かった。

ダマさんはどこだ・・・

結局見つけられず、電話で連絡を取ることにした。
ダマさんを待つ間に幹事のぞむは予めチェックしておいた居酒屋の情報を携帯で確認。
え〜っと、地図は何処だ・・・

んん、

直ぐ隣にダマさん!
も〜う、相変わらずなんだから〜
M「うわ〜、憧れのダマさんだ〜」
携帯で地図を表示する方法が分からず、お店に直接電話して場所を聞いた。
人混みをかき分けて、駅から数分の目的の居酒屋へ到着。
受付で携帯を見せて、色んな割引の中で一番得になるのはどれかを確認。結局合計金額から3000円引きを選んだ。
座席は個室を選択、これって大事なのだ。周りの目を気にしていたらアレをやれないでしょ・・・
あっという間にテーブルに乗り切らないほどの料理が並んだ!
D「今日は商売道具を持ってきました」

全員写っている写真が欲しい・・・

あ、お姉さん(店員)にお願いしよう・・・
「ワタシで大丈夫ですか〜」とゴツイデジイチを渡されてびびっていたお姉さん。

でも、カメラを持つと脇を締め、上のダマさんのような基本を守った構え方をした。むむ、できるな〜

「あ、合図した方がイイですか。じゃあ、ハイ、チーズ!」

※今度ダマさんから画像を借りたら貼りますね。

あ、そうそうこアレを載せないと
ハイ、ダマポーズ♪
北アルプスや奥多摩の山歩きの話、ダマさんがなぜダマチョなのか・・・呑み会は大いに盛り上がり、時間はあっという間に過ぎた。

今回も気が利かない幹事の企画でしたが、皆様のおかげでとても楽しいオフ会になりました。有り難うございました。

皆さんのレポを貼ります。同じ日に歩いているのにとらえ方が違って面白いです。是非ご覧下さい。

ちゅちゅさん→バリルートで行く高塚山、石老山

リブルさん→石老山オフ会(寸沢嵐から高塚山)

マーチさん→yamareco

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