h24.3.25 丸山(秩父)
3.20へ
花撮り第三弾はHgさんの掲示板やレポ、cyu2さんの18日のレポで気になっていたセツブンソウを狙うことに決めた。初めての秩父エリアなので、東西南北が分からない。ガイドブックを見たり、○○さんのアドバイスで西武鉄道のハイキングマップをダウンロードしたものの、イマイチ・・・丁度同じエリアをsanpoさんが20日に歩いたレポ(これ以降SRと表記します)が24日にアップされた。これはイイ!早速プリントアウトして準備OK。
当日は普段同様5:30に起床。朝食を済ませ、洗濯物を干し、出すモノを出して出発。7:09に国分寺から西武線へ。わずか10分で東村山、乗り換えて隣駅の所沢でさらに乗り換えてと慌ただしい。このような西武新宿と西武池袋の乗り換えは昨年12月に東久留米に行って以来だが、ホントにめんどくさい。これじゃあ寝る暇も無いよ。
長瀞行きの快速急行を待つホームにはどこからハイカーがいっぱいだ。なるほどね、この路線でも5週間ぶりの日曜の晴れにウキウキな人達がいっぱい居たってことか。
所沢から芦ヶ久保までは1時間以上ある。今度はアラームを到着時間の5分前にセットして爆睡。
ふと目が覚めて、時間を見るとあと15分位だった。昨日買った奥武蔵、秩父のエアリアをボンヤリ眺めていると電車はトンネルへ入り止まった。
んん、なぜこんな所で???
窓から外を見てみた・・・単線ですれ違いがあるのは必ず駅でと思っていたが、こういうことがあるのか。 |
むむ、このエリアもクマが居るのか! 一応用意しておいた登山届けを入れた。 ←画像右側のガイドマップ |
8:46 駅前の階段を降りる。 国道を渡って左折。白髭神社を過ぎて右折。 分岐に出て、左は『果樹公園村』(だったかな)だったが、SRに従って右上へ |
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舗装の坂をぼちぼち進んだ。結構日があたり、あっという間に暑くなり、ペットボトルのお茶を飲み、内側に着ていたフリースを脱いだ。 そういえば車やバイクはたまに通るのだが、駅にはあんなに沢山のハイカーが居たのに誰にも会わない。不思議な感じだった。 |
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この分岐を右へ。『民宿ふるさと』を目指し、舗装の坂道を登った。 | |
お〜、あれが武甲山か〜 生で見るのは初めてだ〜 |
9:21 民宿ふる里 | |
お〜、フグリちゃんがいっぱいだぁ〜 |
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ふふ、この指導標もカワイイね。 | |
道なりに進んでいくとここへ出た。ぼんやり道なりに右へ進むと、この民家の飼い犬(多分ダックスフント・短足のアレ)がうるさく吠えまくった! も〜、うるさいな〜とつぶやきながら数mバックして分かった。←画像左側に道があったのだ。つまり、彼(彼女?)はちゃんと番犬の役目をしていた訳だ。SRを見直すと『石垣左に道標があるのですが、木陰なので見え難いです』とあった。 ここからようやく山道を歩けると言うことか。取りあえずクマ鈴をセットした。 |
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9:34 分岐からほんの数十mで、鳥獣防止ネットへ。右側の紐を解いて扉を開け、再び紐を縛った。 | |
9:41 んん、分岐だ。 案内板は字が擦れ、読めなかったが、指導標に従い、『丸山』方面を指す右側へ |
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植林帯をぼちぼち進んだ。 |
10:00 少し開けた所へ出た。麓の集落が小さく見えるが、向こうの山々はどうせ分からないので、エアリアも見なかった。(そんなんでイイのか。) ここで一休みし、テルモスのカフェオレとソイジョイでブレイク。スタートから音無しで歩いてきたが、今日も安住を聞くことにした。 |
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私にしては珍しく、山道に入ってもステッキを出していなかった。また、先程までは乾いていた地面がこの辺りから少しずつグチャグチャしてきた。ここでスパッツも履くことにした。 ←と言うことが分かるように撮ってみた。 |
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10:07 おお、イイ感じの道じゃないの〜。これがHMの『明るい幅の広い尾根道』かな。 んん、指導標が見えた。
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おい、結構な急坂じゃないか!!! この辺で駅を出発した後、初めてのハイカー(ソロ男性)に出会った。その後、3,4人降りてくる人と会った。ってことは彼らはもう丸山を下りてきたのだろうか? |
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おいおい、結構しんどいな。 この辺で初めてソロ男性に抜かれた。う〜ん、やっぱり今日もカメだな〜 |
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10:29 林道へ SRに『一つ目の車道』とあったし、もう一度車道を横断することも分かっていた。さすがSRは分かり易い。 二つ目の車道を横断し、緩やかに登った。この辺で女性ハイカーにも出会った。 |
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10:38 案内板で現在位置を確認。山頂は右だな。 |
案内板からは先ず下る・・・ そして、緩やかに登った。 |
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Y字路へ どっちだろう・・・ 画像後側の指導標は左が山頂を指しているように見える よし、左だ! この判断どうかしていますよね。この画像を見ただけで、真っ直ぐ進んで行けば高い方に行くことは間違いない筈。でも、この時は一旦下に行ってその先に道があるように見えたのです・・・ |
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大失敗! 再びこんな所を通り上画像の分岐へ あ〜、ホント嫌になっちゃうよ・・・ |
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SRに『一部にツルツル残雪あり』とあったのはこの辺か。sanpoさんが歩いてから5日経ち、雪が溶けた感じだった。その分、雪解け道でグチャグチャ度が増してきた。 | |||
11:02 お〜、アレが山頂の展望台か! グチャグチャで、泥んこになった靴を気にしつつ山頂へ。 山頂には十数人のハイカーが休んでいた。早速展望塔へ登るとこれまた7,8人のハイカーが大展望を楽しんでいた。 早速デジイチを・・・・イヤ待て、その前にここは風がチョ〜強い!背中の汗が冷たく感じだ。ウェアを脱ぎ、フリースを着込んだ。そして、テルモスのカフェオレで一休み。
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南西側 武甲山しかわからない・・・ |
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初めて見る両神山のギザギザ 撮っているときは分からなかったが、両神山の左は八ヶ岳のようだ。 |
へぇ〜、こっち側から見ても大岳山はこの形なんだ〜 |
反対側 これだけ見えているのだが・・・調べたらまた直します。 |
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何だか高そう・・・印象的な山 これも調べます。 |
釈迦ヶ岳のようなキレイな円錐形 ベテランに『赤久縄山』と教えてもらった。 |
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これも有名な山 近くに居たベテランさんに教えてもらったけど |
展望を楽しんだ後は展望台の下にあるベンチで棒ラーメンタイム。強風で日が日が消えないようにテルモスに覆い被さって守った。(これでイイのか?) 傍に居た年輩のグループの方に「美味しそうね〜」と声を掛けられた。 「これが楽しみなんです。」 得意満面でしょ。 |
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11:50 セツブンソウを目指してリスタート! 足下がグチャグチャでこけそうだ。ステッキを使い、注意しながら下った。 |
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管理棟・トイレの標示を見つけ、木段を降りた。舗装道を進んだ。
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10時過ぎに見たのと同じ案内図だよね。 さて、その時は何処にいたんだっけ・・・ 今思えばデジカメの画像を見返せば良かったのだが 芦ヶ久保駅を指す指導標を見つけ、とりあえずこっちだろうと適当に歩き出した。 登山歴は長いのに、何時まで経ってももこのノリなんだよね〜 |
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おいおいバッチリ雪があるじゃないか! といっても凍っていなかったし、普通に足跡もあったので、問題なく歩くことが出来た。 |
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ここに指導標があるぞ・・・ 左は芦ヶ久保 道なりは横瀬を指していた。 よし、こっちだ! |
明確な道を見つけた。 う〜ん、どこでミスったのかな〜 指導標からは見つけにくかったんだけどな〜 その後、時々木の幹にくくりつけられた芦ヶ久保を示すビニールファイル道標を従って進んだ。 |
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山腹道を進む。 | |
林道 『埼玉トラック協会の森』の標示があった。ここにも芦ヶ久保を指すビニールファイル道標があり、再び山道へ |
12:57 『木の子茶屋入口』の看板を見つけ、一安心。クマ鈴を外した。後は道なりに進むだけだろう。 ハイカーではなく、普段着を着た若者2人に出会った。 |
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上画像からほんの数分。 あれ、もう着いた! |
上画像の案内図をパチリ。 |
よし、この辺に咲いているんだな。 |
木段を降りる | |
お、アノ辺かな〜 |
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ポイントに到着して10分程度は貸し切り状態だったが、その後ソロ男性、年輩夫婦、オバサマ3人組と段々賑やかになってきた。 (ソフト加工しています。) 他に咲いているところは無いか移動することにした。 |
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お、ここも良さそうだぞ。(ソフト加工しています。) |
んん、これってカタクリの葉だよね。両方咲くことは無いんだろうな〜。(↓3.20殿ヶ谷戸公園) |
先程のポイントで出会ったオバサマ3人組の1人と再会。彼女もデジイチを持ち、腰をかがめて花を探していた。彼女の方がが見つけるのが上手く、彼女が狙った花を私も撮ることにした。(ソフト加工しています。) |
N「これってイチゲですよね。キクザキかアズマかわからないんですよね〜」 彼女も区別はつかないそうだ。 正面から撮りたかったが、ロープから離れていたので、ちょっと無理だった。 |
お、イイね〜 (デジイチ) |
ベテランさんに話しかけると、これはアズマイチゲ。彼は毎年ここに通ってきているが、こんなに遅いのは久しぶりとのことだった。 (コンデジ) |
これは昨年3月に日影沢で撮影したキクザキイチゲ(の筈)葉っぱが違うのかな? |
駐車場に降り、公衆トイレへ。トイレのすぐ前が木の子茶屋だた。もう日向になって温かいのでフリースを脱いだ。
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14:50 指導標があり、左奥が芦ヶ久保、道なりに進むと横瀬駅とあった。勿論左奥へ 数分間土の道を進んだ。 |
よし、『ここが現在位置だな。』 舗装道を数十m進み、この指導標に従い再び土の道へ |
農村公園 ローラー滑り台で子ども達が楽しそうに遊んでいた。
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農村公園の先で道が怪しくなった。ピンクリボンも踏み跡があるような無いような感じだった。HMには『農村公園脇を流れる小川に沿って足場が少々不安定な道を・・・』や『赤いローラー滑り台の脇を・・・』とあったのだが、これでイイのかな〜 | |||
おいおいこんなんでイイのか! 小川(沢)沿いを歩くのは止めて、小さな建物を目指して左の斜面を登った。ここは明らかに登山道ではないが、仕方ない。 |
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15:24 小さな建物は○○水道施設と標示があった。 直ぐ側に指導標があり、これがHMに載っているコースなのだろう。う〜ん、どこで間違えたのかな・・・ 芦ヶ久保を示す指導標に従いひたすら駅を目指した。 |
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アノ辺が駅だな。オフラインを切り、芦ヶ久保駅のダイヤをチェックするとあと数分しかない事が分かった。 | |||
15:37 芦ヶ久保駅 多くのハイカーが居た。中にはイチゴを持った人もいた。そういえばcyu2さんも買っていたよな〜。やっぱり寄り道すれば良かったか・・・ 駅の左にあるイレで用を足し、スパッツ、ステッキを仕舞う時間もなく、そのままホームへ。 ホームはボーイスカウトの格好をした小学生くらいの男の子達が大勢居た。初めての秩父エリアで他にどういうコースがあるのか分からないが、子ども達でも楽しめるエリアなのだろう。 電車を待つ間にスパッツとステッキを仕舞った。 |
(←2月に撮ったもの) この赤いフリースを買ったのは20世紀。デジカメをの画像を探している内に気になってフィルムカメラのアルバムを見直したら、97年の四国旅行で写っていた。毎シーズン着ていても修理する必要も無いほど頑丈だった。胸ポケットに財布やラジオが入るので、使い勝手が良く、ずっと愛用してきたのだ・・・ |