h17.12.29 今倉山、道志二十六夜山
前の富士は12.23〜24 小さい写真はクリックすると大きくなります  この山にその後登ったのは→登山記録 

 窓を拭きながら「今日も良い天気だな〜、よく見えているだろうな〜、行きたいな〜」との思いに駆られつつ、バッチリ大掃除を済ませ、親孝行もした。さあ行くぞ!
 昨年、一昨年ともに、三つ峠に登るところから年末の山行を始め、石和温泉YHに連泊して、今年、昨年ともに精進湖パノラマ台に登り、初日の出を拝んでいるのだ。しかし、今年は「年内は晴れ、元旦、2日は曇り、雨または雪」との何とも非情な予報が出ている。仕方ない、YHの予約は29,30日として、大晦日に帰る計画にしよう。
 そこで、29日はまず自宅から近い山に登り、その後富士に近いところで夕景を撮影し、その後石和のYHに泊まるようにプランを立てた。富士五湖周辺は先週鬼ヶ岳や石割山に登っているので、違うところにしてと・・・よし、GWに登った鳥の胸山以来の道志の山にしよう!

自宅を4時過ぎに出発、地元のコンビニに寄ってレンジでチンした(死語?)弁当を食べ、パワーを出す。さすがに寒くて、オニギリだけですます気にはならなかったのだ。
道志道から県道24号に入り、登山口の道坂トンネルに着いたのが6時20分頃。
今倉山まで1時間20分」の掲示がある。
6:40 出発
薄暗い急坂(下写真)を登り、7時に御正体山との分岐に到着

こんな感じね

朝日が!

上写真の分岐からさらにうーんざりするような急坂が続く!
7:25 南アルプスを撮影したりと息を整えながら登る。

この写真では傾斜
は伝わらないかな

お、富士の頭が
見えてきたぞ
7:41 また傾斜がきつくなってきた。
でも、頭だけだった富士がバッチリ見えて来たぞ。
ポケットに入れておいたチョコをかじり、一眼レフを取り出し撮影タイム!(左デジ、右ポジ)
8時 今倉山山頂着!(そういえばコースタイム通り)
山梨百名山だけど、周りは樹林に囲まれており、眺望は無し!
ミニ三脚を取り出し、セルフタイマーで1カット撮ったら移動する。
(ガイドブックによるとここは東峰)
せっかく登ったのに、しばし、雪が残る道を下る・・・
お、次のピークが見えてきたぞ!これが、今倉山西峰(御座入山)だな・・・登り切った所にはそれらしき標識は見つからず、東峰同様に見通しもないので、足早に通り過ぎる。
8:25 見通しの良い露岩に到着。やっと重たいザックを下ろすことが出来た。やっと一休みだ!寒いけどシャツを着替え、クリームパンを食べ、ポットの熱いお茶を飲み、パワーを充電。勿論一眼を出し、撮影タイム!

これから進む道が
見えている

麓の集落が
こんなに小さい

三つ峠の奥に
南アルプス

ポジではご覧の通り
上記の露岩からまた下って8:48 西ガ原に到着。
「都留市街(沢コース)」とある。また、こっちに来ることがあるなら、今倉山はもううんざりだが、このコースでショートカット出来るなら、次はここから赤岩を目指しても良いかな・・・

再び、残雪の
道を登る

何だか展望が
期待できそう


9:08 よっしゃー今日の最大の目標である赤岩に到着 
ガイドブックの通り360°の大展望だ!

今倉山

南アルプス
ご覧の通りだ
一眼では300mm望遠で撮影。南アルプス(左)や八ヶ岳(中)が美しい。何と筑波山(右)も見えた。 

平らなところを探したらここ
が一番だった。ガスが燃え
る音に感激!

「京うどん」88円と百均の
箸箱。やっぱり安く出来る所
は安くしないとね・・・
そう、先週弟と登った節刀ヶ岳頂上でのカップラーメンの美味しさに感激し、プリモス他と一回り大きいザックを買ったのだ。ザックのサイドには三脚をつけ、勿論湧かすための水を背負うため、背中の荷物はぐっと重くなっていたが、この至福の一時を過ごすことが出来たので、そんな苦労は吹き飛んだのだった。
10:15 赤岩での至福の時を満喫して二十六夜山に向けて出発

下り始めは
このような感じ
ブナの大木と富士
を絡めてみた(ポジ)
「注意」安全な場所に避難しろと言われてもね
11:00 手すりの着いた階段を下って林道菅野線に合流する
舗装の林道を数十b歩くと直ぐにここへ着くと

ワンワン
犬の甲高い鳴き声が聞こえ、飼い主も登場。平日だけど年末だから登山者はもっと居るかと思ったが、今朝コンビニでの店員以来の人だった。ちょっとホットした。
10分ほど登ると樹林が切れ、展望の良い露岩ポイントに到着。勿論一眼を取り出し、撮影タイム!
御正体の脇から顔を出す富士山(左、中ポジ)
露岩の下はこの通り!自分の足を無理矢理入れてみる(右)
↓登りやすい道をさらに進む

←10分ほどで頂上らしき標識が見えてきた。
11:35 二十六夜山着 陰暦7月26日の夜、月待ちの行事が行われたのが山名の由来だそうな。その石碑が建つ(中写真)
頂上から
先程の露岩の方が良かったかな・・・

頂上から北側
先月登った九鬼山が見えている
12:05 先ほどの林道菅野線から舗装の道をだらだら戻る。
山道と違い、楽だがつまらない・・・

ショベルカ−と富士
を重ねてみた

ここからもよく見える南アルプス
12:50 林道終点(左下の写真)
ここは12月21日〜4月28日まで閉鎖だそうだ。でも、逆に言えばこの期間に来るときはこちらから来れば二十六夜山までは20分で着くと言うことだな。
なぜか、二十六夜山や今倉山の表示のない看板(右写真)
そこから5分ほど歩いて車を置いた道坂トンネルへ(左大写真)
朝は自分のタント(奥)だけだったがこのように数台の車がある。
さて、山の汗を流すのは何処にするかなー
やはり二十六夜山にちなんで月待ちの湯にしよう。でもこれが結構大変だった。渋滞した139号に出て、ぐるっと周り、都留市の町中をうろうろして、やっとのことでたどり着いたが・・・

なんと休館!

温泉は諦め、一番近い健康ランドで風呂だけでも、
と表示を見たら1000円だとー。高いよ
結局あちこち探した挙げ句、久々に不動ノ湯(左写真)に入ることにした。アトピーなど皮膚病に効く霊泉だそうだが、登山の疲れを癒すにもバッチリであった。









風呂に浸かりながら夕景を何処で撮るか、あれこれ考えていたが、せっかくここまで来たのだからと、杓子山林道を一登り、ゲート付近で夕景を撮影することにした。ちゃんと調べていなかったが、富士と太陽を絡めることが出来た。

16:20

16:35
ポジは派手な色になりました。
その後大急ぎで車をとばし、18時過ぎに石和YHへ。今年もお世話になります!  翌日 茅ヶ岳  HOME
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