h19.11.3 滝子山2
前の富士は10.15 サムネイルをクリックすると大きくなります この山に以前登ったのはh18.2
10月の20,21と28はいずれもキレイな富士をテレビやネットで見るだけだった。自分の都合がつかないときに限ってこうなるんだだよなー。と言うわけで?この文化の日をとても楽しみにしていた。やはりこの時期には紅葉を見たいので、ある程度の標高があり、かつ登りを楽しめるコースを考えていたが・・・
よし、以前からsanpoさんなど色々な方々のサイトに載っていて、ビビッと来た寂ショウ尾根にチャレンジだ!
7:15 スタート
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当日は4:30起床。空はドンヨリ曇っている。まあ天気予報では「曇り後晴れ」だからその内晴れるさ・・・
節約のため八王子から中央道へ。
大月で下りて20号を10分程西へ。前回通ったようにコンクリ工場脇の道を右折。
桜公園は駐車場が区割りされているわけでは無かったので、まあこの辺かなと言うところ(←)へ駐車。
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7:20 寂ショウ尾根入口 |
林道を数分歩けばすぐに寂ショウ尾根入口へ到着。
よーし、いよいよだ!
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7:41 鉄塔 |
ジグザグに着いた登りを十数分頑張ると鉄塔へ出た。
スポーツドリンクを一杯飲んでさらに上へ
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7:55 林道 |
右へ10m程の所に道標がある。あっちだな・・・
反対側に軽トラが2台。地元の方かな?
いきなりロープかよ!(2m程だが)
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8:11 霧で先がよく見えない・・・
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@8:32 A8:53 岩や木の幹に描かれたペンキを頼りに進む。
イヤホンで永六輔を聴きながら黙々と進んでいた頃、上から下りてきた年配のグループに出会った。鎌を持ち、カゴを担いでいる。茸を採りに来ているそうだ。「あ、軽トラですね」「そうよ、お兄さんは駅から歩いてきたの?」「いいえ、桜公園に車を停めました」「そう、頑張ってね」
この山は地元の人の生活にも密着している里山なのかな・・・ |
9:07 傾斜がキツクなってきた |
岩を乗りこえ進む。毛無山もキツカッタが、ここもなかなかだな。
@9:19 A9:32
ふと気づくと背後に人の気配。「どうぞ」と道を譲った。私は普通に登っても遅いのに、何度もデジカメを出しているからね。 |
9:44 +印 コレ何の意味? |
相変わらずの急坂に加え、何度も岩を乗りこえ進む。そろそろへばってきた・・・
お、紅葉だ!黄葉はやはりイマイチ地味だからね。これで晴れていたらもっと鮮やかなんだろうな。
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9:53 アレが頂上か?
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目標の見えない登りはキツカッタが、あと少しだと思えば頑張れるよね。
@9:53 A10:02 B10:20
Bの岩の辺りで今度は年配の夫婦に抜かれた。
競争しているわけでは無いが、みんな私より早いんだよね。 |
10:28 向こうの山は結構紅葉になっている(デジカメでは色が出ないが) |
アップダウンをくり返し、ヤセ尾根を通過・・・変化のあるコースが続く。両手も使い、文字通り岩にへばりついて登らなければイケナイ場面も何回かあった。こりゃーキツイわ
@10:30 A10:43 B10:47 C10:57
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11:02 お、コレは・・・ |
いくら何でもそろそろ着くだろうと登り着いた平らな道。
ところが道標も何ーにもない。
あれ、滝子山は何処なの?
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この道を右(東)へ進むのが良いのか、左(西)へ進めばよいのか分からなかった。
現在位置も分からないのに間違った方向へ進んだらどうしよう。エアリアを見ても現在位置は分からないしなあ・・・
なにしろ途中から道標が一切無かったしなあ。ペンキの通りに進んできたつもりなんだが・・・
かなり
気持ちがへばってきた
ひょっとして迷った?
丁度その頃、青空が広がってきて、徐々に山並みも見えてきた。ポカポカしてイイ感じだ。
数分間憂鬱だったが、取りあえずポットの熱いお茶を飲み、ザックからパンを取り出して食べてみた。
何だか落ちついてきた。そうだよ。ハラが減っては戦は出来ないのだ。
東側に見えるあそこまで行けば手がかりが得られるはずだ。寂ショウ尾根を進んでいれば滝子山の西側に登り着くはずだ。エアリアでは波線だが、それくらいは読み取ることが出来た。取りあえず木の幹のペンキがある。登山道は外れていないはずだ!
よし、とりあえずあそこまで行ってみよう!
数分下ってから、次にトラロープを手繰って約10mをよじ登る。結構きついぞ
どうにか、登り着いたがそこもまた滝子山ではなく、何の表示もないピークだった。
しかも・・・
この先キケンだとー
あれれ、さっきの決断が間違いだったの?
そのとき、人の声が聞こえてきた。ラジオのイヤホンを外してみるとやはりそうだ。
どうやらさらに東側のピークから聞こえてくる。
あ、あそこだ!
コレ(↓)をさらに下ってもう一回登ればよいのだな。
背後にまた人の気配がした。
「向こうが滝子山ですよね」「ええ、そうだと思います」
よかったーホットしたよ。
「寂ショウ尾根からですか?」「ええ、笹子からあるいてきました。」
ああ、また抜かれたのか。まあいいや、とにかく滝子山に着けそうだ。
最後の登りをクリアすると今度こそ本物の滝子山頂上だ。(11:40頃?)
既に7,8人がランチタイムだ。彼らのお陰?でここに着けたのかな。
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先程の岩場で私を追い抜いていった夫婦を見つけて話をした。彼らも桜公園に車を停めたそうだ。そして1時間程前には到着したとのこと。どうやら私は彼らの歩いてきた道よりも遠回りをしたらしい。
「鳥獣保護区の表示を左に登ったんじゃないか?」とのアドバイス。うーん覚えてないなあ・・・
まあ何はともあれ腹ごしらえだ。
撮影はこの夫婦の旦那さんにお願いした。
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山頂標のそばに陣取っていたグループが動いたのを見計らってお約束の1枚。
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富士は雲に隠れていたが、時折顔を見せてくれた。
すっかり諦めていたのだが、
4時間半歩いたことがこれで報われた。
デジではこの程度。(これもサムネイルをクリックすると大きくなります)
勿論一眼でも撮影。朝は何にも見えなかったが念のため担いできて良かったー
山頂から北側は結構クリア。近場の山はバッチリ見えていた。
@秩父方面 A左から大谷ヶ丸、大蔵高丸。その奥に白谷ヶ丸、黒岳。右に雁ヶ腹摺山?
富士がもっとはっきり見えないかと粘ってみたが、雲に隠れてしまった。また、正午過ぎで太陽は真上。そして、次から次へ新しい人達が登ってくる。長居せずに場所を空けた方が良さそうだ。12:50頃に出発。
13:00 鎮西ヶ池 |
これは前回通った道なので気分的にも実際歩くにも楽ちんだ。
この道の途中でも合計でj十数人とすれ違う。ホントに人気の山なんだなあ。
@A黄葉が光ってキレイだ。B滝道を進む。
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13:53 滝道と曲沢峠へのY字路
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前回はここを真っ直ぐ進んで曲沢峠まで行ってしまったのだ。このこのY字路は下へ進むのが正しいのだ。
え、そうなんです。今回もこれに気づかず10分程進んでから引き返しました。
Aパッと見ると何処が道なのか分からないよね。
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14:06 お、ここも紅葉だ
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この紅葉では一眼を出して撮影。でも暗くてシャッター速度を確保出来なかったのでぶれているかなあ。
その後は楽ちんな下りをガンガン下る。
A足下がビチャビチャB木橋を渡る。
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14:58 道証地蔵 |
地蔵でポットの熱いお茶を一杯。ここからは林道歩きだ。
15:23 ゴール
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汗臭いシャツとウエアを着替え、今回は温泉を探さずに帰宅。連休で20号は山梨県内も都内も渋滞。あー疲れた! |
今回はどうせ富士は見えないだろうとハードコースの楽しい寂ショウ尾根を歩くことが目的だった。朝はドン曇りだったが、青空が広がり数分間だが
富士も見えた。まあ、アクシデントもあった?けど満足いく山行だった事にしよう。
次回の富士は
11.23 大菩薩嶺 HOME
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