h19.11.23 大菩薩嶺2
前回の富士は11.3 サムネイルをクリックすると大きくなります この山に以前登ったのはh16.8
実は今回の山行は1か月前から予定していた。秀麗富嶽12景で最後に残っていた牛奥ノ鴈ヶ腹摺山登頂に向け、小屋泊まりデビューを企んでいた。そして、今回も大菩薩と言えば彼!そう、かずさん(悠々趣味)を誘って、介山荘に予約の電話をしたのが10月中旬。かなり前からこの11月23,24を楽しみにしていたのだ。
当日は4:00起床。5:29に国分寺から中央線へ。この電車もザックを背負ったハイカーがたくさん乗っていた。そうだよね。3連休でこの晴天だもんね。
さて、高尾6:14発松本行きでかずさんと待ち合わせだったが・・・メールが入った。今回も彼は1本前の下りに乗っており、塩山で待ち合わせしようとのこと、相変わらず早起きだなあ。やはりこの松本行きもハイカーで賑わっていたが、アラームを塩山到着にセットし、こちらは一休み。やっぱり眠いよね。
7:28 大菩薩行きバス
|
かずさんと塩山駅で合流。
やはりこのバスも御覧の通り。たくさんの乗客で賑わっている。
ところで、この甲州市営バスは全線100円。かずさん曰く補助金が出ているとのことだが、とてもありがたい存在だ。これからも頑張ってほしいね。 |
8:08 出発
|
実は寝坊して朝ごはんを食べずに来たというかずさんと一緒に裂石バス停前の茶屋へ。
かずさんはヨモギ餅(150円)を3個注文。こちらも1個注文。店のおばちゃんは「焼き立てで美味しいわよ」に続けて「2人は兄弟なの?」と仰天な質問。似ているのかなあ。まあ同じ趣味を持っているから、こうやってい一緒に動いているのだけどね。
8:11 先ずは舗装道を延々登る。
|
|
8:26 丸川峠分岐・ゲート
|
このゲートの先は9月の台風の影響で土砂崩れの為、通行止め。弟のブログにもあったが、まだ直っていないんだね。
@駐車場はこの通り混雑。関東以外のナンバーも多い。
A分岐から丸川峠までは2時間20分。
一休みして出発。
B林道がこの通り。ホントに台風の影響はスゴイ
|
8:57 ここから登山道
|
林道歩きが終わり、ここからいよいよ登山道。この道を何回も通っているかずさんは結構急坂だと話していたが、その通りの道になってきた。でもマゾっぽくないと達成感がないよね。
@9:01 ほら、この通り A9:17 途中は楽チンな道も
B10:23 いよいよキツクなってきた。
|
|
←両手を使わないと登れない!
結構厳しい個所を通過。
@途中かずさんが「ほら、あそこがハンゼの頭だよ」そういえば、あの鉄塔が見えたな。さすがに詳しいなあ。
A10:38 この岩を通過すると丸川峠はもう直ぐとのこと
|
10:53 丸川峠・丸川小屋
|
峠に到着して、早速記念撮影。
ポットのコーヒーで一休み。 |
さて、せっかく担いできた三脚を取りだし一眼をセットしたら、いよいよ富士の撮影だ
@デジではこの通り。さて、ポジの出来は・・・
ABかずさんにお願いして撮影風景。さすがに良いアングルで撮ってくれた。
峠から少し登ると南アルプスがこの通りだ。@左が北岳A右は甲斐駒、雪がないなあ
さらに登山道を少し登った所で、かずさんが「
ねえ、ここに登ってみない?」
「え、どこへ?」
「
前から気になっていたけど、ここに登ると展望が好さそうなんだよね。今日は泊まりだし、急がなくても良いから道草しない?」
さすがだね、
常人では考え付かないよ、こんなこと。2人ともザックを登山道に置いて出発。
@この表示の上の小高いピークを目指す。曰く
バリエーションルート。
Aこれは下りに撮影しているが、この通り背の高いササヤブを突き進む。
さて、ササヤブの先には・・・・
この通り!これは常人は撮ることはできないアングルだ。さて、ポジの出来は・・・
(サムネイルをクリックすると大きくなります。)
12:12
|
登山道に復帰して大菩薩嶺を目指す。
@A台風の影響があちこちで見られる道を進む。
段々上から下りてくる人とすれ違うことが多くなった。丸川峠へ下る方向がガイドブックにも載っている一般ルートだよね。 |
13:16
|
山梨の森100選にも選ばれる欝蒼とした森の中を登る。そろそろへばってきた。休みを取る回数も増えた・・・
@13:25 かずさん曰くあと少しで頂上というところで最後の一休み。A13:33 あと少しだ!
|
13:36 大菩薩嶺 (2037m)
|
さすがに山梨百名山は勿論日本百名山の山頂だけあり、次々にハイカーが到着している。でもここは展望がないので、ザックを担いだままで記念撮影をさっと済ませ、昼食ポイントの雷岩を目指す。 |
5分後に雷岩へ。@この通り大混雑。
Aお楽しみのランチタイム!かずさんはカレーうどん。
生卵持参には参った!
昼食後は撮影タイム!岩を前景にして遊んでみた。デジではこの通り。さて、ポジの出来は・・・
(サムネイルをクリックすると大きくなります。)
ところでかずさんは爆睡!気持ちよさそー
かずさんが起きたので、介山荘へ向けて出発
15:00 |
丸川峠コースとは違い、遊歩道のような楽チンな道を進む。
|
15:26 賽ノ河原(旧峠) |
ここで一休み。振り返ると大菩薩嶺が大きい。
|
|
|
@5分後、親不知の頭から A新装開店した介山荘 Bお約束の記念撮影、ここは4回目だ。
1泊2食で7350円。部屋はピカピカ。こんなにキレイでいいの?!という位だった。
私たちの他に4人が入り、6人で一部屋とのこと。夕景を撮影するため、部屋にザックを置き、一眼と三脚だけを持ち、再び親不知の頭へ
16:13 親不知の頭を見上げる。
山の斜面が赤くなってきた。
|
ザックなしでカメラのみを構えた先客が一人。この人も小屋泊まりだろうな。
富士付近の雲が焼けることを期待するが・・・
結局暗くなっただけで終了。
16:41 |
16:42 |
とにかく風が強く、これ以上我慢できなかったのだ。明日は間違いなく氷点下。キビシー |
小屋へ戻る途中、ビビッっと来た。赤みのあるうちに夜景の撮影もしようと思ったのだ。
16:59 |
17:09 |
かずさんが先に行った後ももうチョイ!と粘ったがこの通り。さて、ポジの出来は・・・
我ながらよーやるわ!
さて、部屋に戻ると同室の4人が到着してきた。やや年配の男性リーダーを隊長?にして、男女2人ずつ。女性2人は20台。彼女たちは登山を始めて1年で百名山に3座登ったそうだ。(隊長に引っ張られたのかな?)百名山と言えば、かずさんはすでに
70座を越えていると話すと4人からは「スゴイ」と感嘆の声。この4人同様に私も驚かされた。サスガだよホントに。
そしていよいよお楽しみの夕食!!夕食は2交代になっており、我々は17:40の回を選んだ。
食堂は満席で、同じテーブルには年配の男女2人ずつのグループ。彼らは山行歴40年、いろいろな方向から大菩薩を目指しているとのこと。今回は湯の沢峠に車を置き、北上してきたそうだ。アイゼンを持ってこなかった私はその旨を伝えると全く心配ないとのこと、少し安心した。彼らも明日は大和天目温泉で閉めるそうだ。
@主人の合図で食前酒を乾杯!
(ずっと帽子をかぶっていたので変な髪形になっている)
A付け合わせの野菜と果物
Bお約束?のカレー・オカワリ自由!これが激ウマ!!
食後、部屋に戻ると同室の4人は宴会の真っ最中。盛りあがっていた。途中で、開いていたドアが閉められたが、「おれたちがうるさいから閉めたんじゃないか」と豪快な4人。かずさんと私は圧倒されっぱなし。
小屋の主人が布団を引く指示をしに来た。布団を出して、そこにザックを入れるようにとのこと。布団を引くと部屋は一杯になった。なるほど、これでこの部屋に6人が寝ることができるのか。これが山小屋なんだね。
その時、ふと気付いた。
ストックが無い
部屋は勿論、廊下も探したが、無い。かずさんにも心配をかけてしまったが、見つからない。そうか、夜景を撮影したときに足もとに置いてきたのかな・・・ストックを忘れたのはこれで3回目。進歩しないなあ。
仕方ない、翌朝探そう。
星空を見るという元気な4人には「俺たちも20:30には寝ますから、それまでは勘弁して下さい」と気を遣ってもらった。、
翌朝の5:30起床を打ち合わせして、彼らが戻ってくる前に我々2人は布団に入った。
「ストーブが消えると寒くなるよ。氷点下になるかも」とかずさんが散々脅すので心配だったが、この時間はまだそれ程ではない。かずさんは上下とも着こんでいたが、私は上着はダウンは着ずに、下はジャージで登山用のズボンは履かずに布団に入った。
消灯前で廊下ではまだ話声が聞こえていたが、アイマスクに耳腺でバッチリのかずさんはあっという間に休んでしまった。私はなかなか寝付けなかったが、4人組がそーっと戻ってきて、
21:00に消灯。この頃には寝ることができた。
翌日へ HOME
この日のかずさんのレポはこちらをご覧下さい。(3.20追記)
ポジ サムネイルをクリックすると大きくなります
|
丸川峠から
|
11:30頃 バリエーションルート?から
|
明暗をうまく調節できない
|
|
|
雷岩から
|
白峰三山?付近に沈む夕陽 |
富士は雲の中 |
甲州市の夜景 |