h24.2.19 浅間嶺
2.12へ
最近新しいコースを歩いていない。ベッドに何冊もあるガイドブックの中からこの浅間嶺を選んだのはこちらやこちらの掲示板で盛り上がっていた払沢の滝を見たかったのと最近買ったこの地図を使ってみたかったからだ。ガイドブックにあるように払沢の滝をゴールにせず、スタートにしたのは久々にアレをやりたかったからだ。
当日は4時起床。朝食をとり・・・あれ、トイレ信号が弱い。う〜ん、困ったな〜。トイレにいつまで居ても仕方ないので、切り上げて出発。おいおい、寒いじゃないか!ダウンを内側に着込んでおいて良かった〜
国分寺5:48の中央線、立川で青梅線に乗り換える頃にはハイカーが目立ってきた。乗り換えの拝島まではヘッドフォンのボリュームをやや大きめにして、寝過ごさないようにしていた。拝島で乗り換えると五日市線はまだ来ていなかった。待ち時間が寒いのなんのって!数分後にやって来た武蔵五日市行きに乗り込むんだ。よしよし、シートが温かいぞぉ。終点まで20分位だし、安心して爆睡!
ZZZ
もう次の展開がバレバレ?
「あ〜、次はぁ〜武蔵増戸〜♪」お、次の次が終点か。
ドアが締まった。
「あ〜、次はぁ〜武蔵引田〜♪」
んん、
これって、拝島行きじゃないか!
つまりは爆睡し過ぎて、武蔵五日市到着に気付かず、そのまま折り返してきたって訳。
うわ〜、若い頃飲み過ぎて京王線高幡不動から戻ってきたことはあったけど、素面でこうなるとはなぁ〜
仕方なく武蔵引田で下車。時刻表を見ると、次の五日市行きは30分後。う〜ん、まあこの辺は単線だからこうなるのか。窓口でタクシーが居るかどうかを尋ねたところ、電話出呼ばなければダメとのこと。背に腹は代えられない。携帯でタクシーを手配することにした。武蔵五日市からバスが出るのは7:10。間に合うかな〜
6:59 「武蔵引田に居ます。武蔵五日市まで行きたいです。」 係員「あ〜、4.5分で行きます。」 その言葉通りホントに数分で到着!たいしたもんだ。 年輩の運チャンに7:10の件を伝えると 「う〜ん、ギリギリかな〜。でも、やってみましょう。」との返事。 |
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「国道を行くと信号が多いんだ。この道なら信号は無いからね」とすれ違いの出来ない狭い農道を突き進んだ。(画像はその前) 武蔵五日市までは二駅なので直ぐに着くと思ったのが、大間違い。結構スピードを出して走り、みるみるメーターも上がっているのになかなか着かなかった。(駅すぱあとで調べたところ駅間の距離が3.9kmだった。車で走った距離はそれ以上だろう。) それでも武蔵五日市駅に到着したのが7:11位。 |
画像真ん中の『ここ』で待っていたのだが、『ホントは』道路に面した右側が数馬行きのバス停だったということ。 トホホ・・・こんなそばに2つあるとはね。運チャンは頑張ってくれたけど、こっちがお馬鹿過ぎだったよな〜 数馬行きのバス時刻を見ると次は1時間後・・・ |
N「凍っているじゃないの!」 J「ああ、ここは府中より5℃くらい低いこともあるよ。」 J「さっきは誰かと一緒に来たのかと思ったよ。」 N「いや、JUNを待っていたら話しかけられたんだ。」 J「この辺の人は人なつっこいからね。」 |
7:51 登山道は右。滝を見る為にまず左へ進む。 この辺は日影でスゴク寒いのに、払沢の滝フォトコンテスト、(NEWS)のチラシを配って居る人が居た。彼はずっとここに居るのだろうか。 |
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見学者数を調べているので、レバーを押して欲しいとの表示があった。 | |
え、郵便局? 調べてみたところ、『森のささやき』という木工芸屋さんで、かつてはホンモノの郵便局だった建物とのこと。 ここにあった温度計は−10℃を指していた。 |
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沢沿いの遊歩道を歩くこと数分。滝の音が聞こえてきた。 |
8:04 おお、これか! ゴッツイ三脚に大判カメラをセットした年輩のカメラマンを始めとして数人のカメラマンが居た。この中の何人かはコンテストに応募するんだろうな〜 |
手持ちで |
滝つぼに近づいてみた。 ゴリラは持ってきていないので、ポケット三脚をセット。 それでもシャッターを1秒開けておくとそれっぽい絵になるでしょ。 奥は水が流れているが、手前は凍っている。先週来ていればもっとスゴイ眺めだったのだろうな〜 |
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この青・・・いやこれは蒼の字を使う方がイイかな.。 |
撮影そのものはとても楽しかったが、あまりの寒さに指先が痺れてきた。手袋をしていても限界だった。 それにもう一つ限界が来ているモノが・・・ |
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引き上げる頃になると、ハイカーの団体さんが集まってきた。その内の女性に声をかけると特に団体ではなく、駅からのバスで来たとのこと。 ??? バスは1時間以上先では? 後で考えれば数馬行きの他にも払沢の滝を通るバスはあったってこと。寝ていたJUNを起こさずに済んだかな〜 |
案内標示板をパチリ。 |
先程コンテストのチラシを配って居た方がまだ居る。 N「トイレはどこですか?」 |
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教えてもらった通り、ほんの数分で公衆トイレへ おぉ水洗だ。しかも洋式じゃないか! おしっこを我慢していたが、これを見て、ついでにいやこっちが大切だったか。安心して出すモノを出せた。いや〜ほっとした〜。 手を洗い(書かなくてもイイ?)、最近お気に入りのこれをパクリ。テルモスのホットコーヒーで身体を温めてスタート! |
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8:50 薄暗い舗装道を数分進む。 『関東ふれあいの道・時坂峠1.3km、浅間嶺4.6km』の表示があった。石の階段をほんの少し登る。 |
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お、これは! この手前でステッキとクマ鈴を出し、内側のフリースを脱いだ。 先程滝で声をかけた女性に抜かれた。彼女はダブルストックでぐいぐい進んでいった。 部分的に凍っていたのでおそるおそる歩いたが、登りなので問題なしだった。 |
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再び舗装道の登り
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この辺が時坂集落?東京とは思えない家々の脇を進む。 植林帯を緩やかに登り、古びた鳥居の左側へ進むとまたまた舗装道と合流した。 |
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東屋にあった地図と『浅間尾根道』の案内表示
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9:26 時坂(とっさか)峠 | |||
おいおい、ここはアイスバーンじゃないか! ちょっと日影になるとこれだもんな〜。油断大敵だよ。 |
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アイスバーンを越えると明るい舗装道へ。袖をまくるほどに暑く感じた。 小沢バス停を示す分岐を通過。 |
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9:42 峠の茶屋 ベンチで休もうと思ったが、雪がついており座れそうにない。仕方なく立ったままでテルモスのコーヒーを飲み、リスタート。 |
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茶屋から表示に従い左へ | |||
『お代官休息処跡 そば処 みちこ』の脇を通る |
んん、何だこれは? | |
ここで出会った人にこれは何かを尋ねてみた。 「この下を水道管が通っているけど、そこから水が漏れて凍ったんじゃないですか」との返事 自然に出来たものってスゴイね〜 同じ日にこの方もここで撮っていた。 |
緩やかにつけられたジグザグ道を進む。 この辺りで10時になった。勿論安住タイム! オープニングトークはTBS社内ボーリング大会の話。何が何でも勝ちたい安住は「不正を働きました。」 それはなんと現役のプロ中村美月さんにぼさぼさの髪にパーカー、伊達眼鏡というADのような変装をしてもらい、日テンチームの一員として参加させたというものだった。彼女が投げると会場の空気が変わったという話だった。 聴きながらプロが投げるとどれだけスゴイのだろうと思っていた。翌週の放送で彼女の正体がバレルのだが、レポを作りながら調べてみた。→youtube カッチョイイ〜〜〜、でも、この独特のフォームなら変装していてもバレルだろうな〜 |
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このように場所によっては太陽が明るいのだが、少し日陰に入るとうすら寒い道だった。 | |
北斜面の道だでバッチリ雪道だが、多くの人が踏みならしており、楽ちんで歩くことが出来た。 この辺で降りてくるソロの女性ハイカーと出会った。 木の幹に『フサザクラ』と書かれたプレートがあった。ガイドブックによるとここは東京で一番遅い桜が楽しめるらしい。その頃に歩くと雰囲気が違うだろうな〜 |
大岳山 |
おいおいキモチイイじゃないか! | |||
10:42 分岐
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ここもキモチイイ〜!! 下りならアイゼンがあった方が良さそうな道だが、登りでは要らなかった。 |
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10:43 松生山の分岐 金森さんのレポに『見晴らしは特筆すべきものは無い』とあったので、ここはは見送った。 |
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ここはほぼ平行移動 | |||
11:01 お、あれは・・・ |
誰かのレポで見たけど、こんな感じで御前山が見えるのか〜 よく考えたね〜 |
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直ぐ側には同様に大岳山 |
浅間嶺山頂到着。 若者と年輩のグループが休憩中だった。
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ここからの富士 ・・・ 雲がわいているが、ギリギリ間に合ったのかな。でも、この感じだともっと早くについても7合目から上しか見えないってことか。 |
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ズームしてもこんなもの。 浅間と名前がついていてもこれじゃあね〜 |
ベンチは先客が居たので、レジャーシートを敷いて、お約束 |
富士の左には丹沢の山々。 sanpoさんのレポを見ると、こっちは結構雪があったようだ。 |
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北側 雲取や鷹ノ巣 | |
11:55 リスタート 下り始めて直ぐに東屋のある広場が見えた。
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リスタート。雪道だがこの辺も踏み固められていて歩き易い。 | |||
『人里(へんぽり)』への分岐を通過。 | |||
木橋を渡る。 | |||
『この先の桟橋を支える岩盤が崩壊したので、通行禁止。う回路をお通り下さい。』との表示があった。
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地図には「高巻径」とあるように緩やかに登り、ここから下ると先程の道に合流するようだ。 | |||
12:54
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13:05 一本杉(一本松) この木製の道標にマジックで『←三角点あり 一本松山頂 左上の道を進む』とあったので、取りあえず登ってみた。 |
急坂をほんの数分登った先はこんな感じ。見通しは良くなかった。
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13:25 藤倉バス停方面分岐 『通行禁止。治山工事区間に含まれ、危険の為』との標示があった。 |
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13:33 サル石 『サルの手形があります』・・・ちょっと探してみたが、良く分からなかった。 ここで残しておいたパンを食べた。 |
13:54 ベンチ この分岐でこの先はどうするか考えた。
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そうか〜、アソコに行くには山道を行かなくても檜原街道を歩けばイイんだよね。
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整備された登山道を降りる。ここで一休み。 | |||
林道と合流。
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たしかに10分程でこの民宿(浅間坂)に着いたが、よく考えればここからバス通りまで結構ある。その間に湯冷めしてしまうではないかもしれない・・・ やはり予定通りに下までいく事にした。 |
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14:44 檜原街道へ 数馬側に数十m行くと浅間尾根登山口バス停があったが、次のバスまでは1時間半ある。 まあそんなもんだろう。予定通り(?)アソコを目指して歩くことにした。道の両脇はカチンカチンに凍っていて歩道をを歩くのが難しかったが、それほど交通量も多くなかったので、どうにかなった。地元の方で免許の無い人は大変だな〜 |
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15:07 蛇の湯温泉 たから荘へ(上記のアソコ)
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ぷはぁ〜 まいう〜 ホントは生ビールに冷や奴や唐揚げが良かったが、仕方ない。缶ビールとザックに入れておいたスナック菓子とチョコを平らげた。この時間になるとハラが減るんだよね〜 |
なにしろ次のバスは17:30。1時間半近くあるのだ。先程風呂で入れ違いになった皆さんは15:40のバスに間に合うように出たのだろうが、せっかくここまで来たのに入浴時間10分で出るわけには行かないよね。携帯で遊ぶのも10分程で飽きた。ストーブで暖かい部屋は気持ち良く、アラームを17:15にセットして寝ることにした。 |
17:25 数馬バス停。バスは暖房が入っており、座席に着いて再び爆睡。 |