h23.11.26 鍋割山5
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久々に丹沢へ行きたい!と思ったのは

先週一丁平から丹沢を見たから・・・

まあ動機なんてそんなものだ。
丹沢へ行くなら、食うかいさんと会いたい。都合を尋ねたところ、送ってくれるとの返事を頂いた。今年の夏に仙丈ヶ岳へ一緒に登って以来、久々に会えるのも楽しみだ。
さらに行き先を鍋にしたのは、数日前にはるさんが登ったというメールをもらっていたからだ。鍋焼きうどんを食べるなら、アレをやってみよう・・・

当日は4時起床。昨年11月のように、予定していた電車に乗り遅れるなどの失敗は出来ない。余裕を持って国分寺5:29の中央線に乗った。西国分寺、府中本町で乗り換え南武線へ。今回も座席は温かく、寝過ごしそうな危険はあったが、podcastをやや大きめの音で聴き、寝るのを我慢していた。
登戸駅の小田急線ホームに着いた所、「新宿駅で・・・の為、急行の到着が5分ほど遅れます」とのアナウンスが入った。それが理由かどうかは分からないが、到着した電車は結構混んでおり、十数分座ることは出来なかった。町田駅で座ることが出来、アラームを大きめの音にセットしてようやく寝ることが出来た。
十数分後に目覚めたのは偶然だがアラームが鳴る直前だった。結果的に鳴らさなかったので、他の乗客に迷惑をかけずに済んだかな。寝ていたのはほんの数分だろうが、ホントに気持ち良かった。
この頃になると、乗客は大分少なくなり、ハイカーの姿も目立つようになってきた。早朝の奥多摩行きや大月、甲府行き程占有率は多くないが、この急行は新宿発小田原行きの2番目の列車だ。皆考えることは同じなのだろう。

7時頃渋沢駅に到着。トイレを済ませて食うかいさんに電話したところ、北口の階段を降りたところで待っているとの返事。今回もお礼に缶コーヒーを買い、外へ。
お、イイね〜
山名盤が設置されており、山座同定も楽しそうだ。でも、さすがに今はその時間は無い。
食うかいさんは・・・
あ、いた〜
N「ありがとうございま〜す」

K「イイってことよ〜。じゃあこれね」

N「え、ヘルメット?」

K「それを被ってみよう。カメラを貸してくれ」
そういえば目の前にあるのはスターレットではなく、スクーター!(車種は分からないが、原付2種ってやつらしい。)

缶コーヒーで身体を温めた後、食うかいさんの後ろに乗って出発!
いわゆるタンデムは大学時代、先輩の後ろに乗せてもらって以来・・・20年ぶりだ!

お互いの近況、山の話などをしながら市街を出て、林道へ。一昨年のオフ会で車を停めた表丹沢県民の森(地図)へ。今回もずら〜っと車が並んでいた。
他にもハイカーはいたが、さすがに頼むことは出来ず、セルフタイマーでパチリ!
K「楽しんできてね〜」
この場でもう一回書きます。
有り難うございました。
今日のコースは長いし、アレをするからパワーが必要だ。アミノバイタルを飲んだ。ストックと(必要ないかと思いつつも)クマ鈴を出した。
こうして準備している間にもカップル3組、ソロハイカー2人(多分)がこのゲートを通過していった。ここはホントに人気あるな〜

7:46 堀尾さんを聴きながら出発!

もう終わっていたと思ったが、紅葉が残っており、青空に輝いてる。ウキウキだ!
勘七橋 
お、懐かしい〜。ここで撮ったよな〜

8時頃大倉からの道と合流。また人が増えた。この頃から段々気温が上がってきて、フリース(上のスクーターの画像に写っているのもの)を脱いだ。あわせてソイジョイを食べ、ペットボトルのウーロン茶を飲んだ。直前までテルモスに温かいお茶かコーヒーを入れてくるかどうか迷ったが、今日の気温ならこれで正解だ。
この銅像と言えば・・・

載せようと思ったけど、止めます・・・でも、どの画像を思いついたのかはこのレポを探せばスグわかりますよ〜
8:07 二俣へ。ここにも2台停車していた。数分後、アノ時は訓練所(小丸)尾根を登ったが、今回はアレをやりたいので、直進。
沢を渡る。木橋が新しい。
お、あそこに5,6人居る。やっぱり、アレをやろうって考える人は多いんだな〜
cyu2さん達、そしてcyu2さんも参考にしたsanae隊がやっているように、「鍋焼きうどんを食べるなら・・・」の精神に賛同し、今回は水のペットボトルを担ぎ上げようって訳だ。
なんてエラソーなことを書いてみたけど、レポのネタにしている時点で偽善かな?
さすがに2gのペットボトルは重かった。既にザックのポケットには500_gのウーロン茶(ちょっと飲んだけど)、カモノハシにコーヒー用として600位を背負っているし・・・
でも、目の前の男性は2本、女性も1本をザックに入れている。ガンバレ自分!
(レポを作りながらリンクを辿ると、cyu2さんのダンナさんは8g、sanaeさんは10gを担いで居る。スゴ過ぎ!)
再び沢を渡り、ここから山道へ。アノ時はここを下山に使っているのだが、皆としゃべりながらだったし、殆ど記憶がなかった。

この頃、ラジオは永さんに変わった・・・
え?大腿骨骨折だって!
今回は外山アナ達だけの放送だった。その後、病室から娘さんと一緒の中継が入り、わりと元気な声を聞くことが出来て安心した。
植林帯にジグザグに付けられた道

画像に写っている方は重そうな薪を背負っている。山荘の方だろうか。
最近整備された様子の木段を上がる。少なくともアノ時はなかった。
8:59 後沢乗越

関西弁のオッチャン、オバチャンが休憩中だった。イヤホン越しでも良く分かる大声だったので良く分かる。
※オジサン、オバサンではなく、この言葉を使ってますよ。わかりますね?

ここからはそこそこの急登なのだ。リンゴパン(だったかな)を食べて、カロリーを補給し、数分後にリスタート。
不思議とこの頃は背中の重さを忘れていた。

そういえばこのコースは結構若い人たちも多い。さすがに彼らは早いな〜

数分後、先程見かけた関西のグループに追いついた。

N「関西からいらしたのですね。」
「わかりまっか〜、大阪ですわぁ」とコテコテのお言葉が返ってきた。関西パワーは他の地方を圧倒していると思う。
9:22 『鍋割山稜7』

ここで傾斜が緩んだ。先程から気になっていた黄葉を撮ることにした
右上画像をコンデジで撮っている内に、欲が出て来て、デジイチで撮りたくなってきた。ザックを置き、この付近をウロウロ

海が光っている!
PLを使ってじっくり・・・これが楽しいんだよね〜
丹沢っぽいな〜
と愚痴りたくもなるが、こうして人の手が入っているからこそ安全に楽しめるし、人気もあるんだよね。

この付近は紅葉もあった。

このときは気付かなかったが、sanaeさん達が昨年の同じ時期に登ったレポを見ると、丹沢の紅葉はこの時期が見頃のようだ。中央沿線や奥多摩よりも遅いのだろうか。
お、この辺は見覚えがある。

左側を探した・・・
よっしゃ〜
木々に遮られるが、この方が雰囲気が出てるかも
  
上に行けばもっと見通しが良くなることは分かっていたが、ここでデジイチタイムにしておいて正解だった。富士は撮れるときに撮っておかないと後悔することが分かっていたからね。
この先で富士が見える場所がある・・・
10:15 大分雲が出て来てた

デジイチで・・・こりゃ〜、もうすぐ隠れちゃうな
   
10:25 鍋割山荘到着!
小屋前のベンチや広場ではすでに20人程が休憩中だった。もう富士は見えていないので、撮影する気にもならなかった。広場にザックを置いて、ペットボトルだ持って、小屋へ。
ちょっと値上げしたのか・・・
小屋のスタッフさんにペットボトルの置き場を尋ねたが、部屋の一角に数十本置かれた所があり、スグにわかった。朝に見かけた人が皆やっていたようにペットボトルのボッカは普通のことなんだね。レポに書こうと下心を出していた自分がちょっと恥ずかしかった。
yamarecoでチェックした先週登った人のレポには待ち時間が1時間とあったが、私が注文票に書いた時点では5,6分で出来るとのことだった。
ほんの数分の待ち時間だが、小屋の中に続々と人が入ってくるので、一旦外に出ることにした。

スゴイ荷物を持ったボッカさんとバッタリ!
さすがに正面から撮ることは出来ず、後ろ姿をパチリ。小屋主の草野さんを始め、スタッフがすべての荷物を担ぎ上げていることを改めて知ると同時に、美味しいうどんを食べられることに感謝しなければならないと思った。
数分後に再び小屋の中へ・・・うわ、バーゲンセール状態!?
注文をする人、食べ終わって食器(鍋、お盆)を返す人が入れ替わり立ち替わり現れ、カウンターは文字通り戦場だった。先程書いた注文票で私のスグ上に名前のあった人が呼ばれ、さあ次は自分だと思った。草野さんが出来上がった鍋焼きをカウンターに置いて、後は私の名前が呼ばれるだけになってから数分・・・奥さんやバイトの女の子(多分?)は忙しすぎて、目の前の注文票をなかなか見ることが出来なかった。ほんの数分なのだろうが、目の前で熱々の鍋焼きが冷めていくのをお預け状態だった。(上で感謝って書いているのに矛盾?)でも、この数分の差でそれ程待たされずに鍋焼きを頂くことができるのだ。これはラッキーと思わなければならないよね。
そういえば弟と一緒に行き、初めて食べたのは7年前だ。その後、鍋割山に登る目的はこれを食べることになり、今回でもう5回目だが、この美味しさと満足感は変わらない。これってスゴイ事だよね〜
この広場で富士を見ながら食べられたらサイコーなのだが、今日はこの通り。でも、この頃はそれなりに日差しもあり、丁度良かった。
富士は見えないけど、この付近の様子をパチリ
   
                                       これは昨年12月撮影のもの。
  
上に貼ったcyu2さん、sanaeさんの精神に倣い、私も鍋を拭いてから返すことにした。
食器を返した頃の小屋内の様子。
鍋焼きの待ち時間はどれくらいになったのだろうか?
永さんの番組は11時で終了。久米さんが始まるまで、ラジオを聴くのは止めることにした。
11:00 下山前に山頂をパチリ

真っ白だ〜
久々に表尾根を歩きたい。小丸方面へ
下る。

すれ違うハイカーも多い。
この付近のブナはそそるな〜
木段登り・・・

暑くなり、フリースを脱いだ。その後、日が陰り、風が強くなるとフリースを着てと何度か着たり脱いだりをした。微妙な天候だったな〜。
雲間から降り注ぐ光がステキだ。
11:32 『小丸・1341m』とマジックで書かれている。

そういえばここの方が、鍋割よりも高いんだね。
ブナを撮りながらのんびり進んだ。
  
うっとり・・・
ラジオを聴いていないので、たまにすれ違うハイカーの声以外は自分のクマ鈴の音しか聞こえない。

この雰囲気好きだな〜
  
11:56 『大丸・1386m』
この付近は渋滞。さすが人気のコースだな〜
相変わらず真っ白だが、ブナ撮りには丁度イイかも
12:07 金冷やし 

晴れていれば塔ノ岳に寄ろうと思ったが、今日はイイだろう。また眺望の利く日にしよう。

ここから表尾根方面へ

この天気なのに続々と登ってくるハイカーと出会った。
この先で眺めが良くなるんだよね。今日はどうかな〜
雲間から降り注ぐ光がステキ(さっきも書いたか。)
表尾根方面

塔ノ岳、小丸方面は良く見えなかったが、この方向はクリアに見えていた。

三ノ塔だよね
12:27 花立山荘 

そろそろお湯を沸かしてホットコーヒーといきたかったが、風が強く、火は消えてしまうだろう。もう少し下まで我慢することにした。
相模湾に光がさしている。

この付近からさらに人が増えた。特に目立っていたのが、若者の姿だ。中、高生くらい、いや小学校位の子どもまで居た。この大倉尾根はアブナイ所は無いのだが、下から歩くとバカ尾根の名前の通りとにかく長い。引率の大人も大変だよな〜
・・・
な、何ぃ〜
どう見ても幼稚園か保育園児・・・リュックサックが大きく見える子供達の集団に遭遇。引率の若い女性、中年の男性、年配の男性らしき姿も見える。
子供達の身長だと、少しの段差でも随分大きく感じるだろう。スゴイな〜・・・でも、コース選びがハード過ぎじゃないか?

男の子達は「ゴーカイジャーが・・・」と普段と変わらない会話をしながら、楽しそうに降りていった。しかも場所によってはダッシュ!アブナイよ〜

彼らを撮るために数枚撮影。これって盗撮?
この付近の木道は新しい。今朝も思ったが、丹沢は次々に整備が進んでいる。

13:00になり、久米さんが始まるのにあわせてラジオをつけた。今日のメッセージテーマは「方言で故郷の話をして下さい。」だった。堀井アナの秋田弁の番宣で「メールっこ、電話っこ下さい。」(活字だと難しい)が良かった〜
13:09 堀山の家 
多くのハイカーが休憩中だった。
この付近は風が無いので、私もここのベンチに座り、お湯を沸かし、残しておいたパンを食べることにした。
道の脇の斜面になかなかの黄葉!
勿論デジイチでパチリ
表尾根の山々の凸凹がイイ感じだ。
13:50 駒止茶屋

ベンチで4,5人が休憩中だった。
急階段を下る。
おお、これはぁ!
イイね〜
この色合い!
ファインダーを覗き、マニュアルでピントあわせ、PLでテカリを取り・・・撮っている最中が一番楽しいのだが、7,8枚撮ってもなかなか満足のいくものにならない。う〜ん
そして、少し先で・・・
おお、これはぁ!
スポットライト!
明るいところと暗いところが出て、この感じもステキ!
この付近ぞくとくとハイカーが通り、皆撮影を楽しんでいた。
私のものよりもゴツイデジイチを持ったカメさんも数人居た。
そして、この付近が本日のハイライト!
赤、黄、緑のグラデーション
BGM

ちょっとベタかな
先週の高尾で今年の紅葉山行は終わりだと思っていたが、、紅葉の情報などを一切知らずに来ていたので、ここでこんなに見事な紅葉に出会えるとは驚きだし、ちょ〜ラッキーだった。
14:43 見晴らし茶屋から
後はお目当てのアソコを目指して、やや急ぎ足で進んだ。
15:13 舗装道へ

先程の子供達をここで抜いた。いや、
15:19 大倉バス停

バス待ちの長い行列が出来ていた。
先ずはトイレへ。
バスはこの通り!
渋沢駅に到着、数分後にやってきた新宿行き急行へ乗り込んだ。








帰っていませんよ〜

今回は土曜日、まだ時間はたっぷりありま〜す!
15:53 東海大学前駅

ここへ降りたのは大学時代以来、二十年ぶりだ〜
さて、ここから何処へ行こうと企んでいたのでしょうか?






駅前通りを数十m進み、パチンコ屋を曲がる。橋を渡り・・・何か看板は無いのか?
あ、でも秦野厚生病院がアソコに見える・・・
あの右の建物が秦野天然温泉さざんかだ!

いつも丹沢は風呂無しだったが、渋沢からバスで行けるスーパー銭湯とこのお風呂がググってみたらすぐにみつかった。鶴巻温泉も出て来たが、入浴料金が高いので、パスという訳。
入浴料金は700円とリーズナブル。山帰りのハイカーも数人居たが、殆どが一般客。稲城温泉 季ノ彩のような街のお風呂って感じだった。露天からは表尾根の山々も見え、ジャグジーや寝湯をのんびり楽しむことが出来た。
お風呂上がりの生はまいう〜!
気持ち良く外へ出たが、そこからが大変だった。
やってきた相模大野行き急行は座れたものの、乗り換えてからは立ちっぱなし、登戸から南武線もダメ!
丹沢も楽しいのだが、帰りはこうなることがあるんだよね〜
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