h24.3.4 倉岳山3、高畑山3
2.19へ
この日曜日の天気予報は曇り・・・それなら、富士が見えなくても悔しくないルートにしよう。あちこちネットを探しているウチに今年の2月に高畑山と倉岳山を歩いたレポ(許可を取っていないので、貼りません)にビビっと来た。ここはh18年の1月に歩いたが、駅から駅へ歩けるので、手軽に楽しめそうだ。その時と、h19年.8月は鳥沢から高畑山を先に登ったが、今回は逆回りにしてみよう。
当日は5時起床。朝食を済ませ、出すモノを出し、6:10に出発。国分寺は6:30、立川で甲府行きに乗り換えた。この電車はハイカーも居るが、それ程割合は多くない。曇り予報に出足も鈍いのかな~
暖房で温かく、梁川到着の5分前にアラームをセットしてZZZ
思わせぶりに改行してみたが、寝過ごしていませんよ。そこのアナタ、またやっただろうって思いましたね!
なんとなく上野原付近で目が覚めその後は眠くならなかったのだ。車窓からはどん曇りの空が拡がり、道志の山々も見えない有様だった。
7:28 梁川駅 暖房の効いた車内を出ると寒い! この電車で降りたハイカーはたしか2人。あっという間にいなくなった。 取りあえずトイレに寄ってから出発。 寒いので、早足で甲州街道を越え、桂川にかかる梁川大橋を渡った。 見上げる山々は結構白く、路肩には雪が残っている。こりゃ~アイゼンを使う場面がありそうだな~ |
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7:48 登山口の唐栗橋へ
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あれ、高畑山が載ってないよ。 この981.9mに間違いないのだが、ボールペン(?)で『高畑山』と書き込んであっただけ。何故ここに標示がないのだろう。 |
雪はついているが、凍ってアブナイほどではなかった。 | |||
8:10 月夜根沢へ出た。 相変わらずの曇天で気温は上がってこないが、それでも歩いたことでばっちり暑くなり、内側に着ていたフリースを脱いだ。 何箇所か通ったことがあるなと思い出しつつも、逆コースを歩くのは新鮮だった。 |
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8:29 沢を渡る | |||
8:32 ここは記憶にないな~ (多分)割と最近つけられた階段とワイヤー製の手すり(?)があった。
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今日は歩き始めてから誰にも会っていない。せめて曇りでももう少し明るければデジイチを出して沢の流れを撮ろうと思うのだが、薄暗くてそのキモチにはならなかった。 淋しくなり、ラジオをつけた。プレシャスサンデーだった。今は岡村仁美さんがやっているのか。日曜日に安住以外の番組を聴くのは久しぶりだった。 この日のゲストは藤澤ノリマサさん。初めて聞く名前だったが、その歌声は素晴らしい。レポを作りながらググってみて顔と名前を知った。うん、この人はもっとブレイクしそうだ。 |
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9:00 トラバース気味のちょっぴりスリリングな道 丁度この頃、全国こども電話相談室リアルに変わった。これも久々だな~ 中3女子の相談にびびった。「死にたい、自傷してしまう」 詳しくはこちら 最近音無しでも歩けるようになり、日曜は安住以外は聴かない山行が続いていたが、随分ディープな相談に答えるようになったんだな~ |
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何回目か忘れたが、ここでも沢を渡る。 たまに大月市の指導標や石にペンキの○印がつけられている。 |
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9:24 水場 ベンチは雪が着いており座れなかったが、とりあえず荷物を置いて一休み。テルモスのホットコーヒーとスニッカーズでエネルギーを補給した。 |
※ この水場の水は飲料水ではありません え、なんのこっちゃ? よく見ると『登山客の休憩の場提供及び奥地での山火事発生時の緊急取水用貯水池の設置』とあった。 6年前もここを通っているのだが、この標示は気付かなかった。 この時はこの赤マジック(?)で塗られていない。誰かが飲んで、お腹を壊したのかな |
上の表示には『立野峠まで15分、倉岳山まで50分』とある。まあこれは無雪期のものだろう。 見上げるとバッチリの雪道。そして、足下をよく見るとアイゼンの爪痕・・・ 前回の浅間嶺はせっかく担いでいたのにザックに入れっぱなしだった。今日はここで履くしかないっしょ! 9:33 リスタート! |
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お~、イイ感じだぁ | |
急登 前回はここを下ってきたのだが、全く覚えていない。記憶なんてそんなものなのかな~ |
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9:53 立野峠 『倉岳山まで35分』とあるが、まあこの通りにはいかないだろうな~ |
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急登 前回はここを下ってきたはずだが、全く覚えていない。記憶なんてそんなものなのかな~ (コピペしてま~す) |
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10:00 せっかく登ったのに下るのかぁ~ ※この台詞を数回繰り返した。 この頃ラジオは安住に変わった。今週は「あなたのほしいものは何ですか?」から始まり、彼が人形町の老舗(岩井つづら店)で葛籠を注文したという話だった。さらに葛籠に家紋を入れる為、母親に電話して聴いたところ、安住家の家紋は木瓜とのこと。まるでマリークワントのようで、気に入らないそうだが、出来上がるまでに数ヶ月かかるのでそれが楽しみ・・・ 詳しくはpodcastを 聴きながらちっとも絵が浮かんでこなかったが、こうしてレポを作りながら調べてみるとマリークワントの意味が良く分かった。 |
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あれが倉岳山か? まだまだかかるな~ |
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樹林帯に入った。これを抜ければ山頂だろう・・・ |
樹氷だぁ |
標高1000mを切っても見られるとはラッキーだ。 今日はグッとくる被写体が無いと感じていたので、これは嬉しかった。 コンデジの接写モードで何枚も撮ってみたが、光が足りないとピントがなかなかあわないんだよな~ でも、デジイチを出すほどグッと来なかった。この微妙なキモチわかりますか? |
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数十m先で少し光が当たるところを発見。 この枯葉に着いた氷もイイね。 |
急坂 前回はここを下ってきたはずだが、全く覚えていない。記憶なんてそんなものなのかな~ (コピペしてま~す) |
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登山道はぐるっと回りこむ形でつけられていた。 | |
10:37 ようやく着いた~ CT+5分ってことか。 まずはフリースとダウンを着込んだ。前回はベンチがあったと思うが、もう無くなっていた。 やや太めの枯れ木に腰掛け、レジャーシートを敷いてザックを置いた。 勿論ランチタ~イム♪ |
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お湯を沸かしている頃にダブルストックのガッチリしたソロ男性が登ってきた。私と±5歳位の方だろうか。 彼にシャッターをお願いした。 食事中に明らかに私よりもずっと若い男性、その数分後に年輩男性が到着した。この天気でこの山に来る物好きはソロ男性ばかりだ。 丁度この頃ゲストコーナーでは温泉マニア(?)の方がオススメの温泉について語っていた。今日のコースは温泉無しなんだよな~・・・ |
おっと、出発する前に撮っておくか。これじゃあ富士は見えないな~ | |
麓の様子が見えただけでもマシな方。まあ天気予報通りだから仕方ない。 ところで、これは6年前の画像。 当時のレポを見てたった今気付いた。『これ』は北側の画像なのだ。 上と左の画像を撮っているとき、富士(南)側だと思っていたが、反対側だったということ。コンパスはポケットに入っていたが、ちっとも確認していなかったのだ。 |
11:30 リスタート 緩く下る この途中で、年輩の夫婦、年輩の女性グループと出会った。もの好きがこんなに居たとは!数時間前は誰にも会わないと思っていたが、鳥沢から高畑山まわりの方がメジャーだということだったか。 |
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おぉ~ここは急下降だ! ステッキを長目にして、こけないように進んだ。 |
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11:57 穴路峠 | |||
12:07 ひと登りで天神山・女性コンビがランチタイム中だった。
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この頃宮本隆司 旅ノチカラに変わった。いつもは安住が終われば聴くのを止めるのだが、この日は何となくそのまま聞き続けていた。 この番組は昨年4月から始まったとのこと。そういえばこのときに自転車に乗りながら聴いたのが第一回だったなと思い出した。3.11から一年ということで、この日のゲストは宮城県女川町出身の中村雅俊さんだった。故郷の支援の為に彼が頑張ってきたこと、香港や台湾から多大な支援があったのに、日本国内では忘れつつあることを嘆いていた。 「今回の震災が風化されるのを遅くすること為に活動している」と言う話にジーンときた。つい数日前にpodcastで聴いたDigの『福島の方と生電話』→podcast を思い出したのだ。そう、3.11は東北に暮らす方々にとっては一年前のことではなく、現在進行形なのだ。 中村さんと宮藤官九郎さんの『予定~宮城に帰ったら~』は心に染みた。 朝の藤澤ノリマサさんといい、私にしては珍しくこの日は唄が印象に残った。 |
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ほんの数mおきに2つ並んで設置された指導標 手前は大月市のもの、そして奥は
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この辺は傾斜も緩くキモチイイ~!! | |||
この登りは土や岩が露出していて、アイゼンの爪をガチガチ音を立てながら歩いた。 | |||
12:37 ここが頂上か?
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上の分岐のほんの少し先がホントの高畑山の頂上だった。先程の倉岳に比べ、結構土が露出していた。
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被写体を探してみるが、こんなもの位しか見つけられなかった。 ・・・ さっきよりも情熱がなくなってしまったかな~ |
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山々が見えないので、せめて麓のゴルフ場を・・・ 晴れていれば・・・ ポジなので、嘘っぽい色・・・ |
12:50 下山開始! おお、急下降・・・こんな所だったかな~ h19年.8月のレポを見直すと↓こんな感じ・・・
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13:04 指導標 |
アノ形のイイ山は何処だろう・・・ エアリアを見て、コンパスと比較しながら検討した。 後ろに気配!先程倉岳の山頂で記念写真を撮ってもらったガッチリした方だ。あれ、私より先に出発したのに・・・ 何処が見えているのか尋ねてみたが、素っ気ない反応で、さっさと行ってしまった。 レポを作りながら考えなおすと倉岳山に違いない。なるほど登り下りとも急坂だった訳だぁ |
13:16 仙人小屋跡 | |||
山腹をトラバース! このときはスゴク新鮮だった。いや、この道で正しいのかどうかとても不安だった。今朝の沢道ではあちこちにあった指導標がこの付近は一切無かったからだ。しかし、明確につけられた足跡をみて、ここで間違いないだろうと思いながら進んだ。 |
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すっかり雪が無くなったので、もうイイだろうとアイゼンを外した。 油断したのが甘かった! 数十m先で再び雪道になり、アイゼンを外したことを後悔した。ただし、この付近は凍っているわけではなく、雪や霜柱が溶けてぐちゃぐちゃになっている感じだった。相当滑りやすかったが、慎重に歩いたので、こけずに済んだ。 |
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13:50 お、これは・・・
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h18年の1月には写ってないぞ・・・
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グチャグチャ こけないように慎重に・・・ |
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わずかに沢水が流れる道を進む | |||
14:16 小篠貯水池 水面がバスクリン色・・・ |
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動物除けのフェンス。左側の扉を開けて集落へ ここでクマ鈴を外し、ステッキをしまった。 |
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集落のああちこちに指導標
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14:56 鳥沢駅 駅内の時刻表を見ると次は15:28・・・ |
駅前にあるヤマザキデイリーへ入り、缶ビールとツマミにコロッケを買った。そして、トイレを借りて汗臭いウェアを着替えた。 今回コース設定をする時点で分かっていたが、鳥沢も梁川も駅の側にお風呂が無いんだよな~ |
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ホームのベンチに座り、缶ビールにスナック菓子で乾杯! ・・・ 寒いよ~ やっぱりビールはお風呂の後がイイなあ。ちっとも美味しくなかった。 |