h23.6.12 三頭山4、向山
前回へ
この12日は仲間との山行を予定していたが、10(金)夜時点の天気予報は雨であることを見て、中止したところだった。
11日には予報通り雨。出勤しながら翌日はアイロン掛けや掃除・・・いや、今週も浅間山に行こうかと思っていた。
11日夕方、帰宅する頃に天気予報をチェックすると、翌日は曇り予報に変わっていた。これは行かないと後悔する!なにしろ翌週も土日出勤の予定があるのだ。
帰りの電車とバスの車中であれこれ考え、電車で行けるエリア、久々に奥多摩に行くことを決めた。帰宅してから細かい行き先はともかく、山の準備を終え、パソコンを開いた所、sanpoさんの5月の三頭山レポが気になった。また、彼女と金森さんがバスでバッタリしたという昨年秋のレポを思い出した。三頭山は昨年秋など3回訪れていたが、いずれも都民の森からのお手軽コースばかりだった。そこで、この機会に尊敬する山の先輩達が愛するこのコースを歩いてみることにした。
いわゆるガイドブックに載っているコースでは無いため、エアリアの他にsanpoさんのレポ(以下SRで表記)をプリントアウトして、これを頼りにしていくことにした。
当日は4:30起床。国分寺5:48の中央線、立川で乗り換えて、青梅線へ。これは終点までなので、安心して爆睡!青梅で奥多摩行きに乗り換えると周りはハイカーばかりで、専用列車のようだった。
7:18に奥多摩駅到着。とにかくバスの席取りだ!小走りで改札を出たが、多くのハイカーは改札右側の日原行きに向かった。
最初間違えたかと思ったが、7:25発の小菅行きは私が一番乗りだった。PASMOをピピッとさせて、座席にザックを置き、バスを出て、一旦トイレへ!(小ですよ。念のため)
SRによると余沢(よさわ)バス停に到着するのは8:07なので、このタイミングでいくしか無いのだ。
昨年10月と同様に登山届けを提出 |
SRには『折り返すように下の道路を進み』とあるので、方角はこっちだろう。 『この人』に着いていけば同じコースか? ・・・ でも、下の道路って? |
丁度通りがかった地元の男性に『オマキ平ハイキングコース』を尋ね、『下の道路』を教えてもらった。 | |
下の道路とあったが、キャンプ場(だったかな)を左に見て先に進むと緩やかな登り道になった。 道を間違えたのかと思った頃に『オマキ平ハイキングコース入口』と書かれた標柱が見えた。これがSRにあったものだな。(8:13) ステッキとクマ鈴をセット。ペットボトルのお茶を飲み、スタート!(8:24) |
|
8:28 ここがホントの登山口 |
皆さんも興味無いでしょ? ジグザグに付けられて傾斜の緩い登り道をのんびり進んだ。 |
先週と同様(エリアは違うけど)、花は少なかった。 これは,○○アジサイの咲く直前かな? →コアジサイではとのご指摘を頂きました。 さらにノリウツギではとのご指摘を頂きました。 |
|
9:08 お、着いたか? 何々『ここ』には『向山』を示す指導標がある。 そうか〜向こうか〜 あれは何だ?そういえばSRに載っていた何かがあるんだよな〜 十m程進み、その何かを見に(撮りに)行くことにした。 |
9:10 なんじゃこれは? →sanppさんの7年前のレポには折れる前の姿がありました。 折れているが、根元は何処だろう?これって何かの屋根だったの?奥はトイレだろう。 まあイイ。向山へは先程の指導標の方向だよな。 |
右下はちょっとガレている・・・ちょっと注意が必要な道を進んだ。 |
方角を確認したところ。この道は画像左の方向、つまり西へ進んでいるのだ。 |
9:37 先程のトイレへ戻った。30分程のロスって事だ。トホホ・・・またやってしまった。 SRを改めて読み返すと先程の道は遠回りのようだ。せめて分岐に着いた時点で見ておけば良かった。 今度こそコンパスで方向を確認し、トイレの左側へと繋がる道を進んだ。 |
9:45 先程までと違い、明確に付けられた道を進む。 | |
んん、 |
この白い花は何だろう?もう1,2週間早かったら、キレイに咲いていたんだろうな〜 →エゴノキではとのご指摘をいただきました。 さらにハクウンボクではとのご指摘をいただきました。 |
なんとなくキレイに感じて、撮った画像だが、SRにあった『雑木林』はこの辺りだろう。お、これってsanpoさんとセンスが近くなったって事かな〜 |
10:18 テープが捲かれた檜の植林帯へ | |||
10:22 お、ようやく着いたか?
|
|||
これがsanpoさんや金森さんのレポにあった展望台か。 | |
おお〜、イイ感じじゃないの! たしか2人のレポには「老朽化で登れない」とあったが、登れそうだ。ちょっぴり不安があったものの、立ち入り禁止の標示は特に無かったので、登ることにした。 踏み板はギシギシした感じがあったものの問題なかった。 |
|
展望台からの眺めはこんなもの。まあ、今日の天気じゃ仕方ないし、そもそも今の時期は展望は望めないだろう。 | |
すこしひいて撮ってみた。 ポケット三脚は持っていたが、足下に不安があり、記念撮影は諦めた。 |
|
降りるときの方が怖かったりして・・・ |
指導標はないが、『ここ』にあるような派手目のテープを道しるべにして進んだ。 | |
12:10 白沢集落への分岐を通過。 |
なんだこれ? 撮ったときは分からなかったが、ギンリョウソウだと思う。 |
11:03 SRを読むと『ブナ林の階段道』とある。 | |||
なるほど大木が多い。
|
お〜、イイね〜 この感じは気に入った。 |
階段って、歩幅が合わないからキライなんだよな〜 そもそもこの辺に必要なのかな〜 |
|
そうそう、こんな感じの道がイイね。 | |
やれやれまた階段か・・・ | |
階段を登り切ってようやく鶴峠との分岐へ(11:33) |
分岐からは水平移動 |
ヤマツツジは他にもあったが、殆どが終わりかけ。ここはそこそこキレイだった。 |
さらに先へ。この橋は注意して渡った。 | |||
11:49 んん、分岐だ。
|
|||
ここから登りになるようなので、その前にランチタイム ここは風の通り道になっているようで、結構涼しい。ここでもポケット三脚は使う気になれなかった。ウィンドブレーカーを着て適当な倒木に腰掛けた。 今日のメニューはローソン100のチキン弁当(?)にしてみた。値段は300円と安いのだが、チキンはともかくコメが美味しくない。う〜ん・・・ |
|||
12:10 リスタート ちょっとガンバルくらいの登り |
大木を撮りながら | |
お、イイね〜 明るくなったのではなく、露出を変えているのです。 |
|
んん、右側が開けた | |
何が見えているのだろう。ガスガスでエアリアを見る気にもならなかった。 |
12:42 ようやく神楽入ノ峰(1447m)へ
|
|||
このゴツゴツした感じは三頭山が近づいてきたって事かな? | |||
SRにも『アップダウンがあってビックリ』とあったので、覚悟していたつもりだったが、なるほどなかなかキツイ。 | |||
13:10 ガスが無ければ展望の良さそうな大岩。 | |||
この登りが最後か? | |||
ありゃ、違った。 | |||
今度こそ! 三頭山は人気の山だから絶対に山頂に人が居るはず。山頂が近づいたら声が聞こえてくるだろう・・・ |
|||
13:27 あれ、着いた。 混雑していると思っていたが、山頂に居たのは3人のグループとソロ男性だけ。 そういえば今朝バス停付近以来、このコースでは誰にも会わなかった。
|
雲間から姿を見せてくれた | |
ズーム! | |
ちっとも期待していなかったので、ホントにラッキーだった。 |
数分下ってムシカリ峠 ここのベンチでパンの残りを食べることにした。 年配の夫婦が帰り道について検討していた。尋ねると初めてとのことだったので、昨年秋に通った大沢山を経由すると1時間くらいで、岩がゴツゴツしていて、楽しめるとアドバイス・・・自分だって去年初めて歩いたコースだったのにね。 私は楽ちんな三頭沢を下ることにした。 |
キレイな白い花・・・名前はこれから調べます。 ウツギとのご指摘を頂きました |
|
ミズナラの巨木 | |
これもミズナラ? こうして被写体を探しながらノンビリ降りた。 後ろから降りてきた人2,3人に抜かれたが、そんなこともど〜ても良かった。 |
|
イタヤメイゲツ | |
倒木のコケもステキだ。 | |
今日はゴリラを持って来なかったので、コンデジでパチリ。 |
ゴリラが無いので、シャッタースピードは遅くできないが、アジサイがアクセントになっている。 →ガマズミではとのご指摘を頂きました。 |
|
少し位置を変えて |
縦にして |
しかし、ただ通り過ぎるのは勿体ない。2,3回足を止めて、アジサイをパチリ。 これもウツギとのご指摘 |
15:23 トイレに寄ったが、十分間に合った。 昨晩調べたダイヤでは28分発は数馬乗り換えだったが、武蔵五日市直行の臨時便でがあったので、そちらに乗ることにした。車内はそこそこ混んでいたが、年配の男性の隣が空いていたので、そこに座ることができた。 |
弟のJUN(ブログ)の新居が駅から10分程の所にあり、寄っていくことを打ち合わせしていたのだ。 お風呂を借りて、汗を流し、お約束! やっぱり、山&風呂&ビールはサイコー!!! |
|
JUNとお嫁さん 美味しい料理をたらふく頂きました。ありがとうございました! |