h22.12.19 浅間山2
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18日は天気の良い土曜日だったが、出勤。19日も午前中は仕事。天気が良ければ大急ぎで高尾山ダイヤ祭りに参加しようと思っていたが、天気予報を見て諦めた。14時頃に京王線で帰宅途中、ボンヤリ空を見上げると雲はあるものの西の空はなんとかなりそうだった。さすがに高尾は間に合わないが、アソコなら夕富士を撮れるかも・・・

15時過ぎに帰宅して、大急ぎで洗濯モノを取りこみ、掃除機をかけ、とりあえず週末のノルマをこなした。
そしてディパックにデジイチとテルモスに紅茶を入れて、三脚を自転車のカゴに入れ、15:40頃出発!
podcastでDigを聴きながら自転車で新小金井街道を南下。

16:00

お、これは期待十分の太陽じゃないか!

先週と同じポイントへ。


丁度三脚を設置、デジイチをセットしたところで、ゴッつい三脚にこれまたゴッつい望遠レンズを担いだ男性がやって来た。
「こんちは〜」podcastのスイッチを切り、話しかけた。

・・・

始めは無愛想な人だな〜と思っていたが、

再び話しかけると「専門家(や)ですから」と答えが返ってきた。
(レポを作りながらこの文脈って変だなと思うが、こんな感じだった。)

N「うわ〜、スゴイです。ホームページなどは作ってらっしゃるんですか?」

「いえ、ネットなどで名前を出すと大変なので、出すのを止めました。」作品は個展で発表する程度、あとは依頼された写真を撮ることが多いとのことだった。名前も伺ったが、ここにはTさんとだけ書いておく。

なにしろ、この付近は狭い。彼は私のすぐ横で、ゴッつい三脚に、ゴッついデジカメとレンズをセットした。
16:04
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結局富士も見えず、太陽もこの通り・・・

せめて、雲をズームしてみた
16:13
すぐ隣で、Tさんの様子を観察していたが、まだカメラを構えて何枚か撮っている。プロは何を狙っているのだろう・・・
16:23
16:26
どうにか稜線を撮ることができた。Tさんもカメラを仕舞い始めたので、私も終了。

N「今日は高尾に行きたかったのですが、向こうでもダメだったのでしょうね。」
「今日は混雑したでしょうね。でも今日の天気なら仕方ないでしょう。富士を撮るなら北風で・・・」などをアドバイスしてもらった。
「その三脚ではブレませんか?」との質問があった。
N「いえ、気になりませんが・・・」
「デジタルでも三脚は重いものが必要です。望遠で撮っていると指で押すだけでブレてしまうんですよ。」
仕事柄作品を全紙サイズに延ばすので、ほんのわずかのブレも気になってしまうとのこと、また、マイナス20度での撮影や、36時間ぶっとうしで撮影したことなどの武勇伝などを教えてもらった。栗林先生と共通する妥協のないプロ根性を感じた。

Tさんの昨日撮った画像を見せてもらった。クリアな富士とビル、そして府中の夜景が写っていた。昨日行きたかったな〜

Tさんと一緒に下山(といっても遊歩道を3分程降りるだけだが)新小金井街道に出ると、Tさんの自転車が1台。近所にお住まいとのことだった。来年府中で行われる彼の個展の日程を聞き、お礼を言って別れた。

富士はちょっぴりだったが、プロの話を聞けた貴重なひとときだった。

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