h24.2.11 茅ヶ岳5、金ヶ岳3
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今回は翌12日に行われるヨッシーさんが主催する「山と花と星の奏でる演奏会」に参加することを先に決めた。ヨッシーさんから連想する山・・・やっぱ茅ヶ岳に行くしかないっしょ!
前々日夜にh20.1.2以来御世話になっている『茅ヶ岳の仙人』Tさんに電話で連絡し、h20.11.23にかずさんと一緒に行った際のレポを復習した。
前日の夜、茅ヶ岳と演奏会に行くことを掲示板に予告して、22時半にベッドへ。
当日は4時起床。朝食を済ませ、出すモノを出し、5時に出発。国立府中から中央道に乗ると、早朝なのに結構車が多かった。土日に加え連休で外出する人も多いのだろう。
今朝もpodcastで前日分のデイキャッチやキラ☆キラを聞きながらの運転だった。この日も小島さんはインフルエンザでお休み。代わりに登場した小林悠アナと水道橋博士びオープニングトークが始まった。小島さんに早く戻ってきて欲しいな〜と思いながら聞いていたが、この日の小林アナはその気持ちを良い意味で裏切った。なんと彼女はみうらじゅんのプチ弟子を自認し、芸能界の師匠はマキタスポーツ。掟ポルシェのファン・・・こんなサブカル好きの女子アナが居たとは驚きだ。さらに、そしてこの日は来日中でスタジオに登場した町山さん(画像)も加わりウルトラセブン話で大盛り上がり。彼女は勿論放送当時は生まれていないが、ツタヤでDVDを観て、すっかりファンになったそうだ。マニアックでディープな数分間だった。是非こちらをお聴き下さい。
コラコラは映画ではなく、NHKの朝ドラ『カーネーション』についてだった。ツイッターで大盛り上がりしているそうで、朝ドラ史上ナンバー1と檄褒めだった。『今までの朝ドラは道徳的で教科書みたいだったが、今回はきれい事じゃない。ドラマで一番盛り上がったのは主人公の不倫。その恋心を説明しないこと。朝ドラは洗い物をしながらでもわかるように、台詞でなんでも説明してしまうが、ここではしゃべらないことで視聴者が考える。したがって視聴者がより深くドラマにのめり込むことが出来る。』・・・毎回町山さんのコラコラは面白く、楽しみにしているが、今回は秀逸だった。私の拙い文章ではその魅力を伝えていません。ぜひこちらをお聴き下さい。
6:10 初狩PAでトイレ休憩。 満月をやや過ぎているが明るい月が輝いていた。 ダウンを着ていても半端無く寒い! ところで今時のPAのトイレってきれいだね〜 |
白根三山がズラリ | |
鳳凰と甲斐駒 | |
八ヶ岳 | |
早朝にも関わらず多くの車が停まっていた。私がデジイチを山々に向けたことに気づき、携帯で撮る人もいた。 |
同じく白根三山 | |
八ヶ岳 | |
甲斐駒ズーム |
昇仙峡ラインを進み、深田公園に到着すると先客は5台。隣の車は松本ナンバーだった。山靴を履いていた男性に声をかけると、茅野の方で初めてここへ来たとのこと。 N「今日はホンモノのヤツの麓からニセヤツへきたのですね。」 彼は埼玉県出身だが、山好きが高じて茅野で仕事を見つけた程の山キ○ガイだそうだ。(これ以降彼のことを茅野さんと書きます。)茅野さんは先に出発した。 私はのんびり山の準備をし、トイレに寄った後、オニギリをパクリ。その間に2,3台の乗用車、さらにはバスが到着した。これは頂上は大賑わいになりそうだ。 |
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8:03 出発 んん、なんだこれは?以前こんなモノは無かったぞ・・・ |
なるほどね。 h22.8.8のヨッシーさんのレポ 山梨日日新聞の記事 画像右下にはこの標柱が破壊され、そのたびにヨッシーさん達が再建した経緯がかかれ、さらに 左下には次のようなメッセージが書かれていた。 『此程にも執拗に標柱を破壊するには理由があると思います。頂上は県有林と聞きます。 是非破壊の理由をお聞かせ下さい。茅ヶ岳は日本100名山の・・・深田久弥先生の慰霊碑を・・・全国から登山者が訪れます。標柱が無いと記念写真が撮れません』 (ちゃんと隅々まで撮っていなかったので一部分が消えています) この標柱を破壊した犯人はこれを見たのだろうか。現在のツインタワーが立てられた22年9月以降はこの標柱は無事のようだ。 私も含め、この標柱での記念写真を楽しみにしている登山者は多いはず。他の山梨百名山の標柱も含め、心ない破壊をする人がもう現れないで欲しいと思う。 |
歩き始めはこんな感じ。といっても雪が残るところを選んで撮ってたので、殆どが乾いた道だった。 この最初の樹林帯は薄暗く、少し寒い位だったが、早足で歩いた分あっという間に暑くなり、内側に着ていたフリースを脱いだ。 |
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少しずつ傾斜が出て来た。涸れた沢を歩くようになると雪が増えてきたが、歩くのに問題は無かった。 | |
9:03 女岩到着。 アノ時と同じく公園から丁度1時間という訳。エアリアのCTでは1:20となっているが、殆ど傾斜の無いこの道がそんなにかかるはずはない。 4人くらいが休憩中。駐車場で話をした茅野さんもいらした。茅野さんに「ここで半分以上来ましたね。」と聞かれた、 「エアリアだとそうですね。でもこの先に尾根に出るまでの登りが短いけど結構キツイですよ」と答えた。なにしろここに来るのは5回目なのだ。それ位答えたってイイでしょ。 |
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この通りデカイ氷柱が出来ているが、パイプから水は流れており、コップに半分位の水を汲んだ。(冷たすぎてそれ以上はいらなかった。)この水が美味いと思えるのはこの先の登りの後だろうな〜 ここで休みすぎると身体が冷えてくる。ソイジョイを頬張りながら出発した。 |
相変わらずカメな私はどんどん抜かれていった・・・ | |
茅ヶ岳でキツイのはこの辺だけ・・・ 分かっちゃいるけど、今回もキツイ!そしてアツイ!! タオルで汗をぬぐいながら少しずつ登った。 途中で降りてくる人に遭遇。暗いうちから登っていたそうだ。やるぅ〜・・・次回は試してみようかな〜 |
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9:44 尾根へ 5人くらいのグループが休んでいた。 |
よ〜し! デジイチならこうやって撮れるのだ。 上でも見えるとイイな〜 |
一気に上を目指すつもりだったが、ここで富士を撮ることにした。中腹にかかる雲が昇ってくるかもしれないのだ。 |
富士を撮るなら頂上よりもここの方がイイと思う。 | |
そして金峰山。大分地肌が見えているが、今の時期は近づくことは出来ないだろうな〜 |
11:10 山頂へ 先客は7,8人だろうか。 |
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普段はあまりやらないが、ツインタワーなのでVサイン! 設置された後もこのレポのように何度かニスを塗り直したりしてキレイに保たれている。
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甲斐駒と団子3兄弟の標柱。
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ずらり並ぶ南アルプス! | |
甲斐駒、鋸岳、日向山 |
仙丈ヶ岳はちらり見えるだけだが、存在感あるよな〜 北岳では?とのご指摘を頂きました。 |
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地蔵!今年は行きたいな〜 |
甲斐駒 |
南アルプスの右には北アルプス! |
北アルプスの右側には八ヶ岳がズラリ。 |
赤岳 |
瑞牆山 | |
金峰山 |
富士はこの通り。この時間はイマイチ絵にならない。 |
今日も棒ラーメン。ついでにこの付近の雪の様子も撮ってみた。中途半端に凍っていて、油断するとこけそうな所もあった。
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茅野さんはあちこちでシャッターを引き受けていた。 このグループは最初は八ヶ岳をバックに団子3兄弟の標柱と写っていたが、「こっちのツインタワーとも写って下さい」とリクエストしてみた。 |
どうですか、この雲! 撮りたくなった気持ちわかるでしょう〜 |
11:00 h20年1月の経験から予想していたし、今朝Tさんの電話で茅からの下りが凍っていると言われていた。日が当たり明るい山頂からほんの数m先は日影で薄暗く、このようになっている。いやいや油断大敵だよね。 | |||
下りきると金ヶ岳がずっと高く見える。 少し先で地面が乾き、アイゼンを外した。 さらにその先で再び凍結箇所があり、アイゼンをつけた。 数分で外した ・・・ これじゃあTさんを待たせちゃうな〜。でも、こけないようにドキドキしながら進むより安心なんだよね。 この付近でソロの男性と出会った。彼はアイゼンを付けていなかった。 |
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11:58 石門 | |||
お、ここは・・・
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ここから見ると金ヶ岳がさらに高い。 そして、ここからは茅と富士を重ねて撮れる! |
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この辺は手強い! | |||
12:28 観音峠との分岐 | |||
この辺が南峰だよな・・・先を急ごう | |||
12:43 正面に北峰が見えるこの下りはまたまた凍っていた。本日3回目のアイゼン装着! ほんの数十mだがコワイモノはコワイ! |
この登りでそろそろ北峰に付く筈・・・ Tさんと目が合った。
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12:54 北峰到着。ソロの男性がランチタイム中だった。 Tさんがここに来るのはお正月に来て以来。ここから眺める景色が大好きだそうだ。 N「初めてここでお会いしてからもう4年も経つんですね〜」 |
N「コーヒーを煎れますので、召し上がって下さい。」 | |
上記のソロ男性が出発しようとするところを待ってもらい、シャッターをお願いした。 |
Tさんにカメラを渡し、百楽泉を撮ってもらった・・・家で大きな画面で見れば探せると思っていたが・・、分からなかった。 | |
雲が上がって来たが、まだまだ富士が見えている。今日はラッキーだ。 | |
この雲の感じがたまらないよね。 | |
甲斐駒ズーム | |
茅の山頂をズーム(トリミングしています。) T「さっきまで大勢居たのに、皆降りましたね。」 ・・・ Tさんは肉眼なのに良く分かるな〜 |
13:30頃 下山開始 | |
前回も思ったが、Tさんの歩き方は仙人のようだ。こんな道なのに、スピードが変わらない。何よりも力みが全然無いのだ。 |
1回目 2回目 |
このコース唯一のロープ場を越えた先が・・・ 崩落地点だ。 |
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今回も下を覗きこんでみる。ロープがあるが、落ちたらただ事では済まないだろう。このロープをかけてくれた人に感謝感謝だ。 | |
金ヶ岳を見上げる。 |
八ヶ岳がクリアだ。それにこの雲が素晴らしい。 | |
赤岳、横岳、阿弥陀岳 |
権現と編笠 |
T「そうだ、ここで記念写真を撮りましょう。」 仰天なお言葉・・・ N「じゃあ、このポーズで」 一応八なのだが、超へっぴり腰・・・ |
T「この先は展望がありません。霜柱が溶けてが滑りやすいところがあるので、気をつけて下さい。」 ・・・ 30分後くらいにやらかしました。 |
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14:34 N「ここはかずさんとどっちへ行くんだと相談したポイントです。」 | |||
その後は樹林帯の単調な下り。今回もTさんは早い!追いかけるのが大変だった。 賑わう茅ヶ岳と比べ、このルートでは誰にも会うことは無かった。 |
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15:04 林道へ | |||
T「ここでも撮りましょう」
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Tさんの軽トラへ この先の林道は半端無く凸凹で、凍結箇所もあり、普通車では絶対無理。4WDの軽トラは最強だ! |
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明野ふれあいの里にちょっと寄り道。今朝Tさんと電話する前はここまで歩いて来ればソフトバンクでも繋がるか、ダメでも電話を借りようと思っていた。先程の林道からここまで小一時間って感じだろう。車2台作戦もありかな。 sanpoさんはここからバス停まで30分舗装道を歩いている。人気の茅ヶ岳に対して、金ヶ岳とこの明野へのルートも展望では負けないと思う。もう少しアクセスをよくすればもっと人気が高まると思うんだけどな〜・・・バス便があればここでオフ会を実施するのも良いかも。 |
T「ほら、ここから見る八ヶ岳もイイでしょ。雪の直後はキレイですよ」 |
15:35 深田公園 朝はあんなに沢山停まっていたのに、この時間はtantoの他は1台だけ。恐らく殆どの人が金ヶ岳まで足を伸ばさずに茅ヶ岳から引き返したのだろう。 大急ぎでウェアを着替えた。 |
部屋にはTさんが今年のお正月に撮った写真が飾られていた。 先程撮ったポイントから少し下った所から撮った作品だ。 アングルと雲の様子が素晴らしい。 |
庭からはこの通り富士が見える。なんて羨ましいロケーションなんだろう。 17:00 お礼を言い、石和ユースへ向けて出発。 |
探すのが面倒で、線路脇にある小料理屋(?)でほうとう(1000円)を注文した。可もなく不可もなくという味だったが、彩りがキレイなので載せておこう・・・エラソーニ! |