h24.8.25 大菩薩嶺5
8.10へ

この土曜日は仕事の予定が入っていたが、急遽それがキャンセルになり、金曜の夕方に動けることがわかった。行き先は「登山口が高い」ことを最優先に考えた。そうだよ。歩き出しから暑いのはもう勘弁なのだ!
準備の時間があればtanto移動で、車中泊ならば断然涼しいのだが、今回は無理。そこで、cyu2さんの『盛夏のゆるゆる大菩薩』を参考にしてプランを組むことにした。(いつもお世話になってます!)

当日は4:50起床。2階の窓から見える朝焼けがとてもキレイ・・・車中泊で動けば良かったかとちょっぴり後悔。今日は国分寺6:30に乗れば良いので、朝風呂(昨晩の残り湯)に入り、寝汗を流してスッキリする時間もとれる。ここ数週間はこれが毎朝の日課なのだ。
準備を済ませ、家から国分寺までの15分程が暑くてたまらなかった。国立付近でクリアな富士が見えていた。今日は上に行くまで見えているだろうか。立川で甲府行きに乗り換えると、中はハイカーでぎっしり。日曜の奥多摩行き状態だった。夏休み最後の土日にいてもたってもいられなかったのだろう。アラームを甲斐大和到着の5分前に設定し、podcastを聴きながら寝ていくことにした。
大月で目が覚めるともう眠気は無かったので、アラームに頼らずにそのまま甲斐大和へ。結構大勢の乗客が降りたが、
3年前のようにダッシュする人は居なかった。

バスを待っている間は太陽がぎらぎらと照りつけ、半端無く暑かった。すぐに日焼け止めを塗り、帽子の後に日除けカバーを付けた。
バスは8:10発の筈だったが、どうやら小屋平など終点の上日川峠まで行かない人を乗せたバスが先に出発した。
私たち終点の上日川組は定刻にやってきた2台目のバスへ。係員が何度も数を数えていて、全員が座れるはずだったが、このマイクロバスに乗れるのか・・・助手席まで使って満員御礼状態で出発できた!

レポを作りながら、この日は7:45に臨時便が出たことを発見。な〜んだ。それなら早く行ったのにな〜
景徳院や大菩薩湖入口などのバス停の前に「降りられるお客様はいらっしゃいますか?」と車掌がアナウンスしていた。「出発前に全員が終点まで行くことを確認しただろ!」や「こんなに助手席まで使っているのに、降りるヤツが居たら顰蹙だ!」とツッコミを入れたくなった。恐らく私以外の何人も同じ事を思っていたのではないか。
今日は左後方に富士が見えています。」とのアナウンスには何人かから歓声があがった。さすがに走りながらだったので、撮影することは出来なかったが、今日は上に行っても見えるかもと期待を膨らますことが出来た。
8:55 上日川峠

バスを出るとヒンヤリとは行かないが、空気が違うことが分かった。運賃1000円はキビシイが、その代わりに甲斐大和駅(635m)から標高差1000m稼いでくれる。有り難いことだ。
カメラを構えた人が居る。そうだ、向こうから南アルプスが見えるのだ!

デジイチタイム〜
北岳〜甲斐駒がズラリ
北岳
甲斐駒
せっかくなので、先々週歩いた鳳凰も撮りたかったが、探すことが出来なかった。

☆登山届け用のポストを探したが、見つけられなかった。近くに居たベテランさんに尋ねると、小屋(ロッジ長兵衛)に行けば良いのではとの曖昧な返事。丁度この時間、受付らしき人も居なかった為、再びポケットにしまった。標高差もそれ程無い、ピクニック気分で訪れることも多い大菩薩では登山届けを出す人は居ないのだろうか。ご存じの方は教えて下さい!
公衆トイレに寄り、軽くストレッチを済ませ、ステッキ&クマ鈴をセットして準備OK!

9:10 出発!

福ちゃん荘までは歩き易い林の中の道。心地よい風が吹いてきた。ああ来て良かった!

年輩のハイカーを抜き、若者に抜かれた。まあこんなペースだろう。
9:34 福ちゃん荘

雲のわいてくる前に富士見ポイントへ行きたい。カラマツ尾根を進むことにした。

始めの数分間は横移動
ここから登り!

今日も土曜ワイドラジオ東京を聴いていたが、永さんが入院中で病室から中継していた事に驚いた。今回はそれ程大事では無かったらしい。それでも先週は何を話しているのか、聞き取れなかったとのこと。マンスリーゲスト(?)きたやまおさむさんも永さんが居ないとちょっと迫力がなかったかな〜
こちらを参照して下さい。
ゴロゴロした大きめの石が転がっている道を登る。
小学校低学年、幼稚園、3歳位の3兄弟を連れたお母さんを発見。お父さんは見つけられなかったが、この4人で上を目指すのは大変だろうな。
9:47

ひゃっほう!
木陰から差し込む太陽は暑いが、適度に風があり歩き易かった。スポドリ休憩を一度とっただけで先へ。
樹林帯を抜けると見晴らしが良くなる。
う〜ん、大分雲が出て来たかな
10:14 傾斜がきつくなってきたら、上までもうすぐということだ。

降りてくるハイカーと出会うようになってきた。
オタカラコウと蝶蝶

Kさんにコウリンカの咲き具合を聞かれていたが、もう殆ど終わりだった。その他にも今回の山行でめぼしい花は見つけられなかった。
ススキは色づき始めかな
10:28 雷岩到着

十数人のハイカーが休んでいた。
まずはノンアルで乾杯!
そしてデジイチタイム〜
南アルプス南部。
悪沢や赤石のはずだが、そこまでは確認出来なかった。
南アルプス北部。
山座同定よりも筋雲を撮る方が楽しかった。
富士はこの状態。
食事中もこの雲がとれることはなかった。
今日は先月の三頭山と同じ流水麺冷たいパスタ♪
トッピングはハムとキュウリ、カイワレ。特にカイワレの食感がイイ感じだった。

このシャッターは若い夫婦と坊やのお父さんに頼んだ。反対に彼らの分を押した。満面の笑顔のお父さんに比べ、坊やの表情がイマイチだったのは、お父さんに無理矢理連れてこられたからか?
あ、撮る前に食べちゃった〜
のんびり食事中にカラマツ尾根を登ってくる人、大菩薩峠方面から来る人、続々とハイカーが到着した。多くの人達がランチタイム。照りつける太陽は暑かったが、テルモスでお湯を沸かして調理している強者も多かった。
11:00 リスタート
展望より木陰を選んだランチタイム中のハイカーが居た。

10分ちょっとで大菩薩嶺山頂へ。証拠写真をお願いしたら直ぐ先へ
ここから先は5年前の11月かずさんと登ってきたのだが、どれくらい覚えているだろうか。

この岩場でタバコをふかしているベテランさんを発見。この岩場を下ったところで、ソロ男性に抜かれた。
この辺は傾斜も無く、楽ちんな道。薄曇りで気温も上がらず、快適だった。
そうそう、こんな看板有ったな〜

コメツガを見ても感動は無かったけど
そういえば、『みずみずしいコケコケロード』って書いてあったよな〜
これは?
7,8人のオバサマグループ。ガイドブックでは下りに使うコースとして紹介されているし、盛夏のゆるゆる大菩薩では『誰にも会うことのない静かな道』とあったが、この日は十数人と出会った。
石垣?5年前は覚えていないな〜
ロープが張られた下り。もうすぐ峠かな〜
12:23 丸川峠・丸川荘

ベンチを借りて、パンを食べることにした。数分後、ソロ女性が到着し、コーヒーを注文していた。スポドリがまだ沢山あったので、頼まなかったが、彼女が飲んでいたコーヒーは良い香りがして、美味しそうだった。
『豆からひいています』『マイカップ持参50円引き』は次回の為に覚えておこう・・・
12:36 リスタート
バス時刻を確認。ネットで見て、チェックしていたが、これは有り難かった。
エアリアに『急坂』とあったが、こんな感じの岩下りがあちこちにあった。そうえいば、かずさんと登った時もよじ登った場所があったなと思い出しながら進んだ。

先程丸川荘でコーヒーを注文していた女性を始めとして、ソロ男性2,3人に抜かれた。そんなに遅いかな〜
13時を過ぎて久米さんに変わった。
この時間でも登って来る人と出会った。彼らは丸川荘や介山荘に泊まるのだろうか。日帰りにしては遅すぎるのでは無いか・・・
13:48 林道へ

スポドリ休憩。あとちょっとだぁ!
ラジオを聴きながらだが、沢の音が心地よかった。
14:03 舗装道へ

5年前はここを通っていないと思いつつ『裂石』方面へ

カーブの道幅が広くなったところで、スパッツを外し、クマ鈴とステッキしまった。
14:21 大菩薩登山口バス停通過

ゲストコーナーには国産ポン菓子機を開発した吉村さんという大正生まれのオバーチャン。その途中で久米さんが暴走
「ところで、吉村さんは何カップですか?
その今日のテーマは『都道府県ランキング』だったかな?で、バストの大きい県は京都と岐阜、小さい県は埼玉という話からのつながりなのだが、いくら何でも80歳を越えた方に尋ねるとはね〜
14:30 大菩薩の湯

ここに来るのはh17.11以だ。そこそこ混んでいたが気にならない程度。
露天は太陽が照りつけ、長湯できなかったが、湯温30℃の源泉、35℃のジャグジーが心地よかった。
お楽しみのこれ!

ツマミは甲府の鳥モツ2月に初めて食べたときは車だったので、ビールはNGだったが、やはりこれはビールとの相性抜群だ!
16:06 定刻にやって来たバスで塩山へ。数分の待ち時間でやって来た高尾行きに乗ることが出来た。ラッキー!

冷房の効いた電車を降りると、また暑い中へ逆戻り。国分寺から自宅までの歩きで汗をかき、水風呂に入ってから洗濯をしましたとさ・・・
HOME 次回は9.9 雁腹、姥子
inserted by FC2 system