h24.7.14 本仁田山
7.8へ
いわゆる3連休だが、土日は仕事が入っており、山の予定は入れていなかった。ところが、前日になって急にこの土曜日が空いた。これ幸いと帰宅途中にアレとアレを買って山行の準備を開始!
行き先は6.23に「来月はもう少しMなコースを歩くつもりだ。」と書いたので有言実行。ネットを検索しながらヌカザス尾根から三頭山に決定し、早めにベッドへ。
ただ、気がかりだったのが、梅雨末期の大雨だ。特に九州ではエライことになっていた。(NEWS画像)この雨は徐々に北上し、関東へは金曜の深夜にやってきた。
ダダダダダ(相変わらず幼稚な擬音)
むむ、雨の音で目が覚めた。時計をみると1:06。こりゃ〜スゴイ。明日の朝には止んで欲しいな〜
アラームをセットした4時に起床。外はまだ雨が降っていた。う〜ん・・・アラームを20分後にセットし直して二度寝。
再び起きたときには若干小雨になっていた。何時までも寝ている訳にはいかない。
朝食をとりながらPCをつけ、天気予報をチェック。奥多摩の雨マークは6時まででその後は曇り、昼に晴れに変わっていた。ただし、「午後からにわか雨やカミナリに注意」う〜ん、これはヤバイ。そこで昨晩検討した中にあった奥多摩三大急登の一つ「大休場尾根から本仁田山」に変更だ。これならCTは短くてもM気を満たしてくれるだろう。
ヤマケイ東京都の山には『アプローチに恵まれた登りがいのある山』とある。さて、どうかな〜
どうやら府中の雨も止んだようだ。駅から直接歩くのでバス時刻は気にしなくて良いが国分寺6:21で奥多摩7:46到着にあわせて出発。
土曜日の中央線はハイカーよりも高校生の姿が目立っていた。立川で乗り換えるが、今度は6.23と違って奥多摩直通なのだ。安心して爆睡♪

駅に到着してまずは登山届けを提出し、ノンビリトイレへ。
目の前の峰谷行きはかなり混雑している。そういえば駅に着いてバスに乗らないのは今日が初めてだ。
お、日が差してきた。日焼け止めを塗り、スパッツを履いて出発!(8:00)
今日もTBSラジオを聴くことにした。丁度お気に入りの生島淳さんがなでしこ、メジャーリーグのオールスターについて語っていた。→podcast
北氷川橋を渡る。
奥多摩工業の工場。何処かのサイトで『要塞』の記述があったが、なるほどって感じだ。
8:09 氷川国際釣場

う〜ん、まだまだ先かぁ
集落を過ぎて林道をひたすら上る。早く土の上を歩きた〜い
8:39 お、ようやく登山口か。

何々駅から2.3km?随分歩いた気がするけどこんなモノかな〜
この後へばってくると食べられなくなりそうだ。一つ目のパンを食べ、暑くなるとの予報に多めに背負ってきたペットボトルのスポドリをゴクリ。ステッキとクマ鈴をセットしてリスタート。
オバチャンが洗濯物を干していたお宅の直ぐ脇につけられた登山道へ
民家から数m先に分岐がある。
まずは左折し、50m先にある乳房観音へ

一枚だけ撮って分岐へ引き返し、先へ。(8:55)
うわ、なんだこりゃ!

植林帯がずら〜〜〜〜り

ホントの急登はこの先のはずだが、もうこんな感じなのか。
ジグザグにつけられた登山道。

それにしても誰にも会わない。『東京都の山』には『登山者は多い』とあったが、どうしたのだろう。

永さん達のおしゃべりを聴きながらひたすら進んだ。
たまに開けたところがある。
う〜ん、何処が見えているのだろう?さっぱりわからない。
ホタルブクロ!
7.8に府中で見たときには終わりかけだったが、ここではまだまだ瑞々しいモノが幾つもあった。
うわ〜、これでもかって感じだよ〜。

道の広くなったところにザックを下ろし、スポドリ休憩。

下の方から声が聞こえたと思ったらあっという間に追いついてきた女性2人組。トレランの方だ。これまたあっという間に登っていった。この急坂なのに早〜〜〜い!
この辺はちょっとトラバース気味。やれやれ
9:45 どうやらここが『大休場(おおやすみんば)のようだ。

ザックを下ろすと背中がぐっしょり濡れているのが分かる。スポドリをグビリ。そして、これでアミノ酸もチャージ!
二つ目のパンを食べ、これを読み直す。これのCTと比較すると乳房観音から1:00を50分だからまあまあのペースだ。
9:55 さあここからが奥多摩3大急登の始まりだ!

数分後に始まった六輔交友録のゲストは6.23と同じくきたやまおさむさん。今日の名言は『ストレスはプールの中で○○の野郎死んじまえなんてことを叫べばすっとするんだ』
今日も絶好調だった。

ここからしばらくコメ無しで・・・

いや、ひたすらこんな道を登っていったので、どこでどうだったのか覚えてないのだ。
11:13 分岐。
右は花折戸尾根、左は本仁田山を指していた。丁度ここで反対側からやってきた年輩の夫婦に出会った。
N「山頂はもうすぐですか。」
「ああ、直ぐ先ですよ。ここまで長かったでしょう。」
N「ええ、大変でした」
緩やかに登る
11:16 山頂へ 先程の方の話した通り、直ぐだった♪

一度スポドリ休憩をとったが、『東京都の山』のCT1:15を1:20だからここもまあまあのペースだったかな。
ところでエアリアを見ると安寺沢から山頂まで1:40とある。これはトレランのタイムなの?いくら何でも無理でしょ!

これで一昨年の稲村岩尾根に続いて3大急登を2つクリアできた。
でも、山頂に誰も居ないので、「キツカッタですね〜」と話しかける相手が欲しかったな〜
そして、お楽しみのコレ!6.23も担いでいったが、寒すぎて開けずに持ち帰ったのだ。

う〜ん、美味い!保冷剤などを入れてもっとキンキンに冷やしておけば良かったが、汗をたっぷりかいた後の炭酸はサイコーだ!

そして、この気温なら美味しい筈の流水麺!
今日はネギ+天かすの他に生姜+大根おろしのトッピングだ。よ〜し!
あれ・・・(お約束?)










タッパーを忘れた。つまり、麺を入れる容器が無〜い!

ま、いっか!
見てくれは悪いが、これで何とかなった。ジップロックに直接入れて食べることが出来た。

こうして悪戦苦闘している頃に女性3人組が到着し、山頂の向こう側でランチを始めた。いつもならシャッターをお願いするのだが、今日はちょっと惨めったらしいので頼まなかった。彼女達はほんの数分で出発した。この素早い行動はここ(本仁田山)が目的ではなく、川苔までの縦走なのだろう。
さてと、何か被写体が無いかな・・・

んん、

富士が見えているじゃないか〜

5月以来久々にデジイチタイム〜(6.17の百蔵、6.23の鷹ノ巣ともに担いで行ったが使わなかった。今日の見え方もご覧の通りだったが、使うとしたらここしかなかったのだ)
かなりかすんでいるけど、ばっちり富士なのだ。
ズーム
そして開けた反対(東)側にもレンズを向けた。すっかり夏の雲になっていた。
この頃ラジオで気象予報士が、「この連休が明けてから梅雨明け宣言がでるかも」と話していたが、それもありえると思わせる天気だった。
12:01 下山開始
この付近はコアジサイがちらほら
一端下る。

十人位の年輩の男性グループが登ってきたので道を譲った。男ばっかりって言うのも珍しいな〜
12:20 コブタカ山

山名標は無いのかと思っていたが、後から調べるとマジックで書いてあるらしい。
ここも眺めが良いのだが、暑くてコンパスを出す気にならなかった。我ながら根性無し〜
この付近で覚えているのが、今日も絶好調のきたやまさん。
それまでは「今日は外山さんの顔を見に来た。」なんて話していたのに、『腐っても鯛』なんてトンデモ発言が飛び出した。
防火帯の急坂を下る。
ニガナがあちこちに咲いていた。

ぶれているけど
日は差しているが、風があり心地よかった。
防火帯を下りきると後は平行移動
12:39 この分岐から林の中へ
この付近で登ってきた若い男女のグループと出会った。
いくら何でも遅過ぎじゃないか?
13:03 樹林帯をひたすら下る。

この頃ラジオは久米さんに変わった。今日は久米さんの68回目の誕生日!
オープニングではLEDの常夜灯をY田電器で買った際に店員から「お客様が生きている間は交換しなくて良い」との話から始まり、今日も絶好調だった。(→podcast
13:25 大根山の神
年輩男性が二人休んでいた。
ここから先は一昨年5月に通った道だ。
何となくここでは休まずに先へ。数分後にちょっと開けたところでスポドリ休憩。休んでいる間にソロ男性に抜かれた。
13:52 金網 ようやく下が見えてきた。
14:06 熊野神社

スパッツを脱ぎ、ステッキとクマ鈴を片付けた。
ここでスポドリを飲みきった。途中でカモノハシの水を足したりしたが、多分2gは飲んだだろう。

舗装道を進み、鳩ノ巣駅には14:16に到着したが、勿論風呂だ!
14:21 国民宿舎 鳩の巣荘

入浴料金700円を払い、昭和そのままの設備(失礼)だが、ここはいつ来ても空いているのがステキだ。(2回目だけど)前回は先客が一人だったが、今日は誰も居ない。ノンビリ独り占めすることができた。
丁度出発するときに男性3人が入ってきたので、タイミングが良かったのかな。
スポーツ新聞を読みながらお約束!
丁度この試合は山の準備をしながら見ていたのだが、今回も田中対斎藤は田中の圧勝。ランナーが出ると本気になり、スピードが増す田中とボール球で逃げてばかりの斎藤は力の差がはっきり出た試合だった。昨年から日ハムを応援している私だが、この試合は悔しくなく、むしろ田中を拍手したい展開だった。日刊スポーツ記事

ツマミを忘れたので自分撮りは無し。350mlでもツマミがないと酔いが回る?
自販機の前に掲示されていた鳩ノ巣駅の時刻表にあわせ、のんびり駅へ戻った。
青梅行きの10分前にはホームへ。先程汗を流した筈だが、再び大汗をかいていた。それ位この時間は暑かった。
電車を待つ間、数m横に座っていたオバチャンハイカーと何となく話した。彼女は川苔山を越えてきたそうだ。
また、今日は来月に高い山へ行く為のトレーニングだったと話すと、彼女は興味を示し、コースまで尋ねてきた。「○○から鳳凰を考えています。」と応えると、若い頃に登ったとの返事だった。実はスゴイ人だったのかも・・・へばっていて名刺を渡しそびれた。ちょっと後悔。
彼女にアレが本仁田山であることを確認してパチリ。
こうしてみると結構風格があるな〜
15:36の青梅行き、乗り換えた立川行きいずれも座ることが出来、爆睡!

17時過ぎに帰宅し、スパッツの泥を落とし、汗臭いウェアなどを洗濯機に放り込んだところで力尽きた。頭痛がガンガンするのだ。結果的に今シーズン初の夏山になり、カラダがついていかなかったのか、結構ダメージが残っていた。夕食前に一眠りしたが、起きても頭痛が残っていた。結局洗濯物を干したところでダウン。バファリンを飲んで再び夕食を食べることも出来ずにベッドへ・・・後から考えれば熱中症か?日焼け止めは塗ったし、長袖を着ていたのだが・・・
これじゃ〜、来月の鳳凰を成し遂げることは出来ないぞ。う〜ん

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