h24.5.12 百蔵山10,扇山8
前回はGW 三ツ峠他

この土曜日は何処へ行こうか色々プランがあり、あれこれ考えるのは結構楽しかった。しかし、金曜夕方にスマホ関係でトラブって帰宅が遅くなってしまい、もうヘトヘトだった。もうイイ、新しい山やコースに行くのは諦めた!
それなら過去に歩いたことがあるお気に入りのコース、百蔵と扇山の縦走にしよう!春の百蔵はh20.5.6去年の4.30に歩いたが、花がいっぱいでとても楽しめた。今年はどうだろうか。

当日は普段と同様に5時起床。猿橋から歩くプランなのでどの電車に乗っても大丈夫だったが、この日は6:43に国分寺から中央線へ。高尾で慌ただしく乗り換えて大月行きへ。猿橋到着は30分後だ。携帯を使っていた頃は寝過ごさないようにアラームをかけていたが、この時持っていたスマホは代替機なのでポケットではなく電源を切ってザックに入れてある。山で汚す訳にはいかないからだ。
な〜に、30分ならpodcastを聴いていればすぐさ・・・











あれ、寝ちまった。(え、期待通りって・・・)

んん、猿橋!

プシュ〜

ドアが閉まった・・・


という訳で大月へ。先月はガスガスで良く見えなかった岩殿山がキレイだ〜

大月に着いて数分後、今乗ってきた電車は高尾行きへ変わった。不幸中の幸いか、結果的に10数分ロスしただけで猿橋に到着した。

8:10 高尾行きで降りたハイカーは私だけ・・・

20号のセブンでオニギリなどを買った。天気予報ではそれ程暑くはならなそう。でも、さすがにもうお湯を沸かす程の気温ではなかった。

セブンの前で日焼け止めも塗った。油断大敵なのだ。
よ〜し、アソコを歩くそ。ガンバロー!
今回も舗装の急坂を暑い暑いと言いながら登った。登山口に辿り着くまでがきついんだよね〜

ひょっとしたらと振り返ったが、富士は雲の中・・・登っているウチに晴れてくれないかな〜
8:59 和田美術館

ここから山道、そして木陰。ほっとした〜
去年の4.30はここまで来て、カモノハシがカバーだけ敷かないことに気付いた。今年はそんなことは繰り返さないように確認して出かけている。美味しい水を飲み、バッチリ補給した。
お、イカリソウ!これは楽しみ〜
しかし、喜んだのもこれだけだった・・・
この樹林帯の登りはお花いっぱいだったはずなのだが、

去年のレポのようにヤマブキやニリンソウを見つけることは出来なかった・・・
9:36 第一富士見ポイント

やはりダメか・・・
でも、ヤマツツジはあったぞぉ〜!
コンデジマクロ使いまくりだ。

これはまだ莟。まだまだ楽しめそうだな
9:54 葛野集落との分岐。
ちっちゃくてカワイイ〜・・・でも何の花?
よ〜し、この辺からはヤマブキだ〜
イカリソウも目立つほどではないが、こうして見つけることができた。
10:10 山頂に到着!
先客は3人と1匹。犬種は分からないが、愛玩犬を連れた方が居た。

富士は見えないが、せっかく担いで来たデジイチを使おう・・・

んん







PLフィルターが割れている!

うわ〜、何てこったぁ〜

仕方ない。保護フィルターに付け替えよう。
この時は何故割れたのか理由が分からなかったが、レポを作りながら思い出すと3月に起こったトラブルが基なのだと思う。多分EOSの頃からなので、もう10年近く使ったかな。それならよく保ったといえるだろう。
PLが有ってもなくても富士はこの通りだった。
先週アノ辺を歩いたな〜
ぞくぞくとハイカーが登ってきた。やはりここは手軽に登れるので、人気があるのだ。先は長いので、オニギリでブランチにした。
山梨百名山の標柱はなんだが惨め・・・
ここのヤマザクラは終わりかけ
10:30 扇山へ向けてリスタート!
10:33 この標柱を見るのは久しぶりだ。さて、2時間で行けるかな?

そういえばこのコースは5年ぶり。あのときは「キツイ山へ行きたい」という後輩のリクエストに応えて歩いたのだ。
まずは急下り!
10:44 『←百蔵山、扇山→』の標柱
10:54 ヤセ尾根
5年前の記憶なんていい加減なもの。レポに載っていたこのヤセ尾根は下り初めて直ぐだったと思っていたが、結構距離があった。
ミツバツチグリかな
11:06 宮谷集落への分岐

撮っていないので曖昧だが、たしかこの近辺で反対方向からやってくるハイカーと出会うようになった。早朝扇山に登り、百蔵を目指す人達だろう。
左側は斜面。こんな道を通ったのか、ホントに覚えていない。新鮮だな〜
うん、この感じイイぞぉ〜
11:30 さて、どこから超急坂が始まるのか。覚えていなかったが・・・
11:42 おや、始まったか
11:49 5年ぶりだが、やっぱりキツイ♪

でも、一人だと黙々と登るしかない。5年前のように話しながら登る方が楽しいかな〜

そういえば文化洞から毛無山への登りもキツイが、皆で話しながら登ったので、そうでもなかったんだよな〜

いや、待てよ。4月の沼津アルプスの急坂も・・・
11:56 この画像に写っている人達も含め、多くのハイカーがすれ違った。

『登り優先』で待ってもらうと、きつくても気合いで「こんちわ〜」と声を掛けながら登った。
12:02 傾斜が緩んだ。
12:06 大久保山到着!

ペットボトルのお茶をグビッと飲んで直ぐに出発。ここまでくれば扇山は直ぐそこだ。
その間に先程百蔵の山頂に居た愛玩犬を連れたソロ男性に抜かれた。あの小っちゃいワンコがこの急坂を登るとはね。
12:11 大久保山のコル。
急に人が増えた!山菜採りが目的の人も居たようだ。
12:18 扇山山頂へ

いつも人気の山頂だが、この日は二十人位居ただろうか。
そこそこ気温は高いのに、お湯を沸かしてラーメンを楽しむ人も居た。
こちらはオニギリ&パンでランチタイム。

(いつものランチ画像は撮っていない)
そうそう、証拠写真を・・・

今更山梨百名山の山頂標との記念写真を撮りたかったのではなく、今シーズン初の七分丈ズボン&タイツ姿の証拠写真なのだ。GWに山で出会ったハイカーの多くがタイツを履いていた。それを真似したという訳だ。そして、気温は高かったが、そこそこ風が強く、ウィンドブレーカーを着込んでいる。レポを作るときにも思い出せるので一石二鳥って訳だ。
山頂にはミツバツチグリが群生していた。

あれ、こうやって撮ったらどれくらい咲いていたか分からないじゃないか!
雲が多かったが、せっかくなのでデジイチタイム〜
風が強く富士が見えてきた。この雲が退いて欲しいとの願いは通じず、これが目一杯だった。
東側は雲があるものの、奥多摩の山々もそこそこ見えていた。(山座同定はしていない。)
ボンヤリだがスカイツリーも見えた。
中央高速と大野貯水池

昨年10月はここ扇山から向こうまで歩いたんだよな。談合坂PAにも立ち寄ったんだっけ。こうして見ると随分遠い。ムダに頑張ったな〜
12:54 下山開始。今日は5年ぶりに君恋温泉を目指すのだ。
旬は過ぎているがボケの花がちらほら
ここにもミツバツチグリ

わずかにタチツボスミレも残っていた。
13:12 過剰なくらいに設置された温泉の案内表示に従って
お、ここのツツジはまだ莟だ。
ひゃっほう♪
これは今朝の百蔵に負けてないぞ。そういえばこの季節に扇山を歩いたのは7年ぶりだ。あの時は梨の木平ピストンだったっけ。レポも細かく書いていないし、ツツジの咲き具合も忘れちゃったな〜
13:47 3回目の温泉の表示に従い右下へ

ほんのわずかだが、小雨がぱらついた気がする。少しスピードを上げた。
小さな滝へ。滝の上部にもツツジ!イイじゃないか〜
これはムラサキケマンに似てるけど色が違う・・・

調べてみた。キケマン!

片仮名だと分かりにくいけど、「黄」だね。
この階段を登る。そうそう、こんな道だった。
畑に出た。
あの雲の向こうに富士が見える筈なんだけどな〜
これはh18.2に撮影。この時は山に残雪が残っていた。
ここは4度目だが、ソロで来たのはh15.12以来だ。あの時は車で高川山、岩殿山へ行き、その帰りに寄ったのだ。なので、当然ビールは無しだった。今日は勿論・・・♪
入り口の靴箱には山靴が5,6足。こんなの初めてだ!こりゃ〜、せまい浴槽に入りきらないか〜?
h15.12に撮影したもの。多分ここは女湯。浴槽の向きが違うのだ。
チャイムを押してようやく女将さんが出て来た。入浴料500円を払い、今日は男湯へ。
浴槽には50〜60代の先客が一人。今日はどのルートから登ったのかを尋ねてみた。なんと
「いや、温泉の前に車を停めて歩き出したんですけどね。(上画像の)階段を降りないで、目の前にある斜面にとりついたんですよ。もう木の根っこに掴まる感じで大変でしたよ。それに引き返すに引き返せ無くってさぁ。女房も居たから・・・登山道に出たときにはほっとしましたよ」と豪快に笑うこの方は実は府中の方で奥さんと高尾、上野原などの山を歩いているとのこと。それならと和田美術館に車を置き、百蔵を歩くことを薦めた。長湯してこのオッちゃんとの会話を楽しんでいると、風呂の入り口で数人の声がした。先に出ることにした。バスの時間までのんびりビールを楽しもう。
風呂を出て休憩室に行くと、50〜60代の女性が缶ビールを飲んでまったりとしている。私も自販機で350ml缶(350円?)を買い、彼女にシャッターを頼んだ。
この日も味噌田楽のサービスがあった。辛めの味噌がビールに合うんだな〜
ひょっとしてと女性に声をかけると先程のオッちゃんの奥さんだった。
N「今日は大変でしたね」
「そうよ〜、アノ人と歩くといつもこうなるんだから〜。それにいつもお風呂が長いのよ」
・・・
勿論名刺を渡し、この付近の山を歩いていることをアピールした。
車が混む前にとこの夫婦は先に出発した。

男風呂の3人組が出て来て談話が始まった。その数分後(多分30代前後・失礼!)の女性2人組がやってきた。
どんなコースを歩いたのか聞いてみるとバスで梨の木平との返答。百蔵とつなぐときついけど楽しいことを話したりした。
お互いのコンデジの画像を見せて何が咲いていたかを話したりしていたらあっという間に一時間程が経過した。
ネットで調べたバスの時間は16:23。女将さんに聞いたところではここから20分位とのこと。15:50に出発することにした。
宿の前の道をどちらに行けばよいのか、その時点で怪しかったが、通りがかった軽トラのオジーチャンに道を聞き、舗装道を進んだ。
お、この看板は・・・そうだ。h15.12に車で通りがかってこれを見ている。ここに出ている犬目にバス停があるはずだ。

この看板の数m先に登山口があり、昨年10月はここに降り着いたことも思いだした。
16:11 犬目宿。さて、バス停はどこだ・・・

右側に見えるけど、あれは反対方向だろう・・・

百数十m先にもバス停を発見した。んん犬目じゃないぞ!

しまった。さっきの所がやっぱりそうだったのか!
16:17

女性コンビ「声を掛けようと思ったのですが、早すぎて」

N「いや〜、行き過ぎちゃいました。」

定刻に数分遅れでバスは到着した。昨年10月に見たことのあるポイントもいくつか通過しながらバスは進んだ。
ビールが残っており、ちょっと眠気もあったが、このバスは駅が終点ではないので、気合いで起きていた。
16:47 四方津駅
16:59 臨時電車のホリデー快速新宿行き!

結構混んでいたが、幸い座ることが出来た。これは乗り換えが無くてイイからラッキー!?
でも、新宿まで行っちゃったらまずいので、起きていることにしよ。podcastを大きめの音にして寝ないようにした。
八王子で大分降り、大分乗ってきた。観光客以外も大勢居る感じだった。

そろそろだな。

んん、立川か。次かな・・・











もう次の展開は予想つきましたか。

「あぁ〜、次わぁ〜三鷹に止まりまぁ〜す」

何てこったぁ〜、朝と違い、今度は起きていたのにぃ〜

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