h24.5.5 三ツ峠11、清八山4、本社ヶ丸3
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2時起床。直ぐに窓を開けてみた。少し雲はあるけどどうやら晴れてる。それに結構風が強い!これなら上から富士は見えるだろう。よ〜し、

布団を片付け、そ〜っとYHを出た。

昨日と同じ139号のすき家で朝食。少しでも早く三ツ峠登山口に行きたいが、ちゃんと食べないと歩けないし、その前に出すモノを出さないと気になって歩けないのだ。昨晩の大盛りサラダが効いたのか、順調な出だった。

昨日のレポには書いていないが、昨晩電話で○ー○さんと「3時に登山口か4時に山荘前で合流しよう」と打ち合わせしていた。彼はもう一人の友達と一緒に埼玉を夜に出発するとのことだった。トイレの中で『3時は無理、上で会おう』とメールした。

昨日と違いガラガラの河口大橋を渡り、137号を北上。丁度トンネル手前を右折した辺りで3時の時報が聞こえてきた。確かこの時はNHKラジオを聴いていたかな。この近辺はTBSや文化放送は雑音が混じるのだ。

10分程でいつもの駐車場へ到着すると先客は3台だけ。拍子抜けした感じだ。昨晩の電話では、きっと駐車場も山荘前も混んでいるとお互いの意見は一致していた。おそらく駐車場の大分手前に停める羽目になるとすら話していたのだ。

まあそれはともかく、これはラッキーと言うことだろう。昨晩の内に三脚をセットしたりとザックのパッキングは済ませておいた。あとはカメラマンベストを着て、風があるのでウィンドブレーカーを着るだけだ。私にしては手際良く、数分で準備できた。

3:18出発!

しかし、駐車場から数十m先の公衆トイレで足が止まった。

さっきのすき家でも出たが、残便感が残っていたのだ。それにここは水洗なのだ。あ〜ほっとした。

この後は何度も歩いたジープ道なのだ。快調に進んだ。

イヤホンでそのまま聴いていたNHKラジオでは『ムード歌謡』例えば中の島ブルースなどをやっていた。さすがNHK!この世代の人が聴いているんだろうな〜

あと20分位で到着だろうと思って居た頃、ヘッデンに照らされた地面が光っていた。うわ〜、泥んこじゃないか!

慎重にぬかるんでいなさそうな所を選んで進んだが・・・

ぐちゃ

あ〜、やっちまった〜。

ジープ道だと思ってスパッツを履いてないかったんだよね。トホホ・・・

段々空の色が変わってきた。急がねば!

4:25 三ツ峠山荘に到着・・・あれ?人影が無い。

イヤホンを外して、様子を伺うとテーブル席直下に人の気配。覗きこんでみた。

あ〜、のぞむさんじゃない。着きましたか〜

大きいフォントにしてみたけど、まあ普通の声だった。

声の主はマーチさん。彼に会うのは1月の石老山オフ会以来だ。

N「いや〜、遅れちゃったね。何時頃から居るの?」

M「オレ達は3時に歩き出して4時位に着きました。着いたら誰も居ないんでオドロキましたよ。」

N「そうだね。駐車場にもあまり車が無かったね。」

M「この人は陽衣(ひぃ)さんです。」

N、H「初めまして〜」

M「この人は『望の富士』ってHPを作ってるんだ。毎回出たかどうかを書いてるんだよ」と陽衣さんに紹介した。

N「そう来たか。実は今朝もすき家でね・・・」

M「ほらね」

何時までもしゃべっている場合ではない。ウィンドブレーカーの内側にもう一枚着込んで、三脚とデジイチをセットした。

4:24

富士はシャンプー中・・・
現場の様子。マーチさん達はここに居る。
4:30

M「あの雲とれないかな〜」

N「ピーカンよりこういう方がアクセントがあって良いんじゃない。」

M「富士を狙うカメラマンて、みんなそう言いますよね。オレはピーカンOKなんだけどな〜」
4:46

日の出は過ぎているはず。屏風岩方面が色づいてきた。

M「うわ〜、山頂(開運山)まで上がればよかったかな〜」

N「この強風じゃ無理だよ。あそこはふきっさらしだからね」
シャンプー雲が色づくかと期待したがイマイチ・・・
(色の補正をしていません)
相変わらずの強風で、結構キツイ。お湯を沸かして、コーヒータイム!少しだけ暖まったかな。

この頃、山荘から若いカップルがやってきて彼が彼女を写したりしていた。アツアツで話しかけるのは控えた。

また、山荘のご主人(またはスタッフさん)が『山荘』と文字が書かれたゴツイ三脚をセットして撮影を始めていた。
4:55
5:01

M「あの光っているのは、何ですかね。5合目かな」

N「撮ってみると分かるんじゃないかな。」

←これを撮影・丁度真ん中に小さな光が見える。

N「う〜ん、建物みたいだけど。なんで光ってるんだろう・・・」
この頃、壮年のソロ男性が辿り着き、三脚をセットして撮影を始めた。
どちらからともなく話が合い、お互いに撮った画像を見せ合った。
彼は昨日の朝も小雨の中歩いてここまで来たが、日の出の頃は全然見えず、粘っていたら雲間から山頂が少し見えたと話してくれた。RAWで撮った画像は中々ダイナミックだった。ブログやホームページをやっているか尋ねると、facebookに時々画像を載せているとのこと。名刺を渡した。Oさん、見てくれてますか〜?
5:07 キレイだが、これ以上の変化は無さそう・・・
そろそろ開運山に行くことにした。
5:29 3人ともあの泥濘を越えてきた訳だ。
山荘と四季楽園の間にあるテント場はこの通り。『甲府○高校、甲府□高校』とテントに書かれていた。山岳部の合同合宿があったのかな?

マーチさん、陽衣さんともに高校生達と大きな声で挨拶していた。さわやか〜

テント場の奥には南アルプスも見えている。これは上に行くのが楽しみだ。
5:40に開運山山頂へ到着。

相変わらずの強風で、カメラを構えるのも大変な程だった。三脚は出さずにデジイチ手持ちで撮影。
5:42
手前は山荘やテント場、中程に御坂黒岳。その奥に南アルプス!
強風で南アルプスにかかる雲もどんどん動いている感じだった。
赤石、悪沢
釈迦の奥に白根三山
右手前に御巣鷹山のアンテナ。PLが効きまくって雲がイイ感じになった。

ずっと後方には八ヶ岳。この辺の雲はとれなかった。
気になる山をズーム!

悪沢                                    北岳
   
M「まだダマさんは居ますかね。」

N「どうかな。ミクシーを見ると、昨日平野に着いて飲んじゃったみたいだから、移動していないはず。朝まで居たと思う。パールは撮れたかな〜」
マーチさんの三脚を足を伸ばさずに重心を低くしてコンデジをセット。セルフタイマーで記念撮影。

M「あ〜、オレもサングラス持ってくれば良かった〜」
N「さてと・・・」スパッツを履いた。

M「あ、のぞむさん、さてはあの道を降りるんですか〜」

N「あ、わかるぅ。まだ早いしさ〜」

M「きっと泥んこプロレス状態っすよ〜」

N「プロレスはともかく、泥んこになるだろうね」

h19.10のように御巣鷹山から茶臼山などを通り、大幡八丁峠へ。そこから清八山や本社ヶ丸を目指そうという訳だ。

M「オレ達は渋滞の前に埼玉に帰ります。のぞむさんはどうしますか。」

N「そうだね。向こうまで行って帰って11時くらいまでにこっちを出れば何とかなるんじゃないかな。昼を過ぎたらハマルだろうね」

M、N「じゃあ気をつけて〜。さよなら〜」
6:30 御巣鷹山へ向けて出発。

一旦下ったところで、先程会った三ツ峠山荘のご主人らしき方に出会った。犬を2匹連れていた。
この付近は夏にはお花畑になるのだが、スミレなどはちっとも見つけることができなかった。
御巣鷹山のアンテナの下でペットボトルのお茶を飲み、スニッカーズを食べて一休み。

ここへ来るのはh21.9以来だ。あのときは道を間違てしまった。今日はテープなどを見落とさないように注意しよう。
ここからは殆ど人に会わないだろうからラジオをスピーカーにすることにした。堀尾さんの声を聴くのは久々だ。

6:49 リスタート!
ピンクのテープに注意しながら進む。
バイケイソウかな
この木は見たことあるな〜
やはりh21.9にも撮っていた。

ここで、ウィンドブレーカーの内側に着ていたシャツを脱いだ。段々気温も上がってきたみたいだ。
この付近で登ってきたソロ男性と出会った。下るのも大変だが、ここを登るとは・・・
降りてから見上げてみた。

う〜ん・・・
上画像の直後、右側にトラバース道に気付いた。h21.9はこんなところは通らなかった筈。これに気付かず真っ直ぐ降りて失敗したって事かな。
今度は登りか。
振り返ると御巣鷹山のアンテナがあんなに高い。そりゃ〜、あれだけ下ったからね。
7:35 んん
お〜、ここが茶臼山か〜。この山名標は新しくない感じだが、前回は気付かなかったよ、
あれが清八山だろうか。小さなアップダウンを繰り返して進んだ。
このピークが大幡山か?ここでも山名標を見つけることは出来なかった。
木々の間から南アルプス。清八山までいけばズラリ見える筈。楽しみだ〜。
せっかく登ったのにまた下る!!!
8:00 送電線鉄塔

生島淳さんのコーナーは娘さんの部活の応援からダーレンオーエンの訃報まで盛りだくさんだった。→podcast
キラキラが終わってから、荒川強拝啓に隔週で登場しているけど、やっぱり毎週聴きたいな〜
この登りがキツク感じた。鉄塔から林道まではすぐに着いた感じだったが、記憶なんていい加減なものだね。
8:12 よし、林道が見えた!
あ〜、軽くなった!

本社ヶ丸の岩場を登るのに少しでも背中を軽くしておきたかったのだ。さすがに重たい三脚をわざわざ盗むヤツはいないだろう。これだけ目立つところに置いておけば帰りに忘れることもない。なお、ザックに入れておいたビニールテープに「後でとりにきます」と書いて貼っておいた。
8:19 リスタート!

始めはなだらかな道
そうそう、この木段を登れば清八山はすぐだった。
そうそう、ここだ。

8:33 到着!

GWなので先客がいるかと思ったが、誰も居なかった。

すき家での朝食からもう6時間経っている。ここで、昼飯にしよう♪
お湯を沸かしている間にデジイチタイム〜
やっぱりここで富士を撮るならこのアングルだよね。

とこの時は思っていたが、h17.10h18.12を見直してもこの松を入れて撮っていなかった。つくづく記憶は曖昧だ。
ここからも南アルプスがズラリ見えるんだよね。
お湯が沸き、ラーメンを作っていると私と同世代か少し若いくらいのソロ男性が到着した。彼も三ツ峠から下ってここまできたとのこと。その数分後、若いソロ男性が到着。彼は笹子駅から登ってきたとのこと。頑張ったな〜
もう一回デジイチタイム〜
三ツ峠で見たときよりも釈迦と悪沢の位置がずれている。
白根三山
よ〜し、次は本社ヶ丸に行くぞぉ♪
9:10 リスタート・一旦下る。

あれが本社ヶ丸かな
9:14 清八峠 『本社ヶ丸まで40分』か。さて、どうかな。
9:20 これが造り岩だな。手を使わないといけないので、ステッキをザックにしまい、手袋をした。
んん、後に人の気配。先程清八で話した人か。
ここからの富士もイイ感じ。

先程抜いていった彼もザックを下ろして撮影中だ。
私は早く山頂に行きたかったので、ここでデジイチは出さず、先に行くことにした。
直ぐ先に見えるアレが山頂か・・・いや、ちがう
富士を見ながら楽しく進んだ。
そうそう、ここにロープが掛けられていたんだよな
よし、今度こそアレが山頂だ!

と思ったことが合計4.5回あった。ホントに忘れちゃうもんだね。
結構下る。ああ山頂が高くなる
今度こそ山頂だ
そうそう、今度こそ間違いない
9:44 着いたぁ〜

ほんの数分後、先程の彼が到着した。記念写真をお願いした。
すっかり夏の格好になっている。
彼の記念写真を引き受けながら、2度も会っているのでと名刺を渡した。彼は焼津から来て、5時過ぎに歩き出したとのこと。三ツ峠だけで降りるのは勿体ないので、ここまで来たという気持ちは良く分かった。
やっぱり、ここから撮るなら三ツ峠と重ねるのが定番だよね。
このツツジが咲く頃は華やかになるだろうな〜
釈迦と悪沢の見え方は先程の清八山に近い・・・当たり前か。
その右側の白根三山。今日はもう10時近いのにこれだけ見えているのはラッキーだ。
北岳ズーム                              甲斐駒ズーム
  
そろそろ帰らないと渋滞にはまりそうだ。焼津さんに挨拶して10:00に下山開始。
行きには気付かなかったカワイイお花・・・名前は?
造り岩から下を見下ろす。次回来たときはここでもう少し時間を取りたいものだ。

富士を見ながら楽しく進み、10:40に再び清八山へ。3人くらいが休んでいた。ここは止まらず、通過した。
この階段まで戻れば、もうすぐ林道だ・・・

「あら、こちらの方はお会いしたことあるわ。」

N「ふぇ?」

・・・

N「あ〜、昨年三頭山でお会いしましたね」

「ほら、写真を撮る方よ。今日は何時から登ったの?」

N「3時から歩き出しました。(得意満面)」

後ろに居た男性が「じゃあさっきの三脚はアナタのものかな。『取りに来ます』と書いてあった。」

N「あ、そうです〜♪」

こういう出会いが楽しんだよね〜
このスミレは・・・
10:56 林道へ。再び三脚を担いだ。重たく感じたが、もうアップダウンは無いから楽勝だ♪
富士を見ながら楽しく進んだ。
この林道ってかつては使われていたのだろうか?
この黄色い花が結構見られた。これは?
フジザクラも結構残っていた。
あそこから降りてきたのか〜
11:35 ゴール!

朝よりも十数台いやもっと多くの車が増えていた。tantoに戻り、汗びっしょりのウェアを着替え早々に出発。まだ午前中だから渋滞の始まる前に帰れるかな・・・
その考えは甘かった。
県道708のヘアピンカーブを走る間は順調。12:00の時報とほぼ同時に137号に合流して数kmは交通量はあるものの順調だった。

しかし、トンネル手前でピタリと止まった。ずら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと繋がって動かないのだ。
12:31 30分経ってまだ河口湖大橋
今朝は10分もかかっていなかったのにね〜
(レポを作りながら気付いた。随分長く感じたのだが、こんなものだったのか)

え、運転中だろうって?

そこはまあ信号待ちだったということで・・・
139号に合流する頃にはどうにか流れ出した。山中湖から道志道経由で帰るプランもボンヤリ考えていたが、この先また渋滞にハマル可能性もあるだろう。さっさと河口湖から高速に乗ることにした。
ラジオが久米さんに変わった。先週のお休みはノロウィルスだったとのこと。「これからは月に2回位休むことにします」と堀井さんを困らせていた。(podcastはこちら)オープニングが終わる頃、谷村ICでトイレ休憩。渋滞中に行動食のチョコを食べていたが、もう少しと思い、売店でカツサンドを注文。車内で食べてリスタート。
大月ICで「談合坂から渋滞○km」の表示を見て、下道へ。20号は時々詰まったものの河口湖周辺のようなことはなく、16:40過ぎに帰宅できた。河口湖から4時間半ならまあまあか。

3日の大雨に始まり、4日もイマイチの天気だったが、5日は天気に恵まれた。それにダマさん、マーチさんと一緒に楽しめたまあまあ満足のGWだった。

と締めくくりたかったが、悲劇が待っていた。

昨日のレポに書いたようにスマホの異常が再び起きた。昨日と同じくバッテリーを外せばいいか・・・

んん

電話帳が消えている。(つまりメアドも)

な、なんてこったぁ〜〜〜〜〜〜

とにかく、これを買ったケーズ電気府中店に持って行くことにした。

その後の顛末は現在進行形なので、またいずれ。とにかく今(12日)はデータの復旧&修理に出しており、代替機を使っている状態なのだ。
4月以降のメールの記録は残っているので取りあえずメールは使えるが、久々に最近やりとりしていない相手に連絡のとりようがない。ネットには繋がるもののブックマークしていたミクシー他は見られない。昨日百蔵や扇を歩いている時も電源を切ってザックにしまったままだった。
ホント不便でしょうがない。いかにスマホに依存していたかのか感じさせられる毎日を過ごしている・・・

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