h23.11.12 今倉山7、二十六夜山5
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久々に動ける土曜日だ。何処に行くか数日前から検討していた。ギリギリまで迷ったが、ウェザーニュ-スの「前日金曜に降った雨は夜には上がり、朝は曇り、昼から晴れ」を信じて、3年前の文化の日に食うかいさん、はるさんと見た渋い紅葉アゲインを期待して、今倉を考えた。ここなら曇っていてもブナ林の紅葉を見られるだろう・・・
前日は朝から雨。夜には結構気温も下がった。これが予報通りに止むことを期待して22時にベッドへ。
当日は4時起床。ベランダから外を見ると「朝は曇り」の通りだった。仕方ないなとのんびり朝ご飯・・・ちゃんと出して5時過ぎに外へ。
5:07 うわ〜、キレイな満月! さすがにデジイチ&三脚の時間は無いので、コンデジでパチリ。予想よりもイイじゃん! tantoでの山行は7月の瑞牆山以来だ。久々だな〜 トランスミッターで前日の荒川強啓を聴きながら2月以来の道志道を目指して走っていたとき・・・ |
6:02 津久井のセブンで もう少し東側が開けた場所だったらな〜 実はトイレ休憩のついでです。 |
6:10 なんてこったぁ・・・ステキじゃないか!! この雲を山麓で見たかったな〜 でも、昨日雨の中、出撃する勢いも、4時より前に起きる元気も無かったんだよね〜 |
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満月もキレイ |
7:08 道志村保育所前 |
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期待通りだ〜 |
7:20頃 いつもの道坂トンネル駐車場へ。先客は一台だった。予報では東京は20℃を越えるらしいが、ここの標高では気温が低く、フリースを着た。 準備をしていると、もう一台が到着。壮年の男性だった。話しかけると千葉から来た方で、ここは初めてとのこと。今倉までの急登はキツイが距離は短いことや赤岩の展望が素晴らしいことなどを伝えた。彼の方が先に出発。私は相変わらず遅いな〜 7:40 土曜の山行は久々だ。イヤホンで堀尾さんを聴きながら出発! |
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10分ほどで御正体との分岐へ。暑くなりフリースを脱いだ。 | |
さあ、ここからが急登だ! 数分後、千葉から来た男性に追いついた。 後で名前を聞いた・香取市の○田さん。 イヤホンを外し、○田さんと一緒に登ることにした。ここはもう7回目。どの辺で何が見えるかは頭に入っているのだ。 N「ここから南アルプスが見えますよ!」 |
8:13 N「御正体の上に富士が見えますよ。」 |
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○田さん「ここはミズナラですね。」その後、「ほら、これはブナです」 N「お詳しいですね〜」 ○田さん「好きなんです」 N「じゃあ是非。赤岩の東側のブナ林をご覧になって下さい。ステキですよ〜」 |
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8:32 雲の表情が素晴らしい。 |
あれ、山中湖は雲海? パノラマ台や明神山からだと見えているかも知れないが、湖畔からは何も見えなかっただろうな〜 山中湖ライブカメラ(9時) (リンク切れならご免なさい) |
8:39 今倉山 ○田さん「ここの標高は1470mですか」 N「ええ、今日のコースはここが最高点。これより高い所はありません。西峰を過ぎると眺望が良くなりますから一気に行きましょう!」 |
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8:50 一気に西峰(御座入山)へ ここは通過。 |
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N「ここから北側が見えます。あ〜、雲がかかっちゃってますね」 ○田さん「向こうは奥多摩ですね.。あの山が・・・」 N「赤岩に行けば展望盤がありますよ」 |
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数分後、露岩へ ○田さん「おお、これはイイですね。」 N「あれ、写真は撮らないんですか?」 ○田さん「車に置いて来てしまいました。」 N「山がお好きなんですね。逆にその方がスゴイかもしれません」 ここで名刺を渡した。 |
この雲がたまらなくステキ! | |
手前の黄葉と・・・露出が難しい!! |
手前の黄色、御正体の山肌、真っ白な富士・・・露出が難しいな〜 |
え、リンドウ? 11月なのに残ってるとは、びっくりぃ〜 |
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んん、足下にこれがあるって事は・・・ 上を探した
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9:26 西ヶ原 昨年末は赤岩からここに戻り、沢沿いを戻ったが、今日は戻ってこないつもり。○田さんにはここからのコースを伝えたが、どこかで戻ってくる彼と出会うかな・・・ |
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お、ここにも発見! |
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あと少しで赤岩だ。それにしても葉がないな〜 | |||
9:37 あ、人影・・・登り着くと○田さんが、ブランチの最中だった。数分後、彼はブナを見るために先へ出発した。 |
ここからの富士は素晴らしい! |
聖、 悪沢、 赤石 |
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北岳や甲斐駒は隠れてしまった。鳳凰の尖りが見えるかな |
この後降りる予定の林道・・・あれ、こんなに下だったっけ。 |
もう一度富士 |
お湯を沸かしている頃にソロの男性が登ってきたので、撮ってもらった。 彼は都留市8:10発のバス(時刻表)でトンネルへ来て、この後は二十六夜山から北側の温泉へ下る予定とのことだった。このバスの存在は知っており、試してみたい気持ちもあったが、登り始めが8:40だと赤岩に着くのは頑張っても10時過ぎ。大展望には間に合わないんだよね〜 男性が出発した数分後に同じバスで来たという夫婦の記念撮影を買ってでた。このバスは11月で運行が終わるが、これしか客を乗せていないのでは期間延長も増便もないだろうな〜 |
10:28 そろそろ出発しようかと思っていたときに一気にガスが湧いてきた。なかなか幻想的だったので、しまっていたデジイチを出しパチリ。 |
10:30 リスタート ここから先は3年前の文化の日以来だ。 再びイヤホンで永さんを聴きながらのんびり進んだ。 |
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太陽が隠れ、ライティングはキビシイ。たまに上を見てパチリ。 | |||
ついつい撮ってしまう定番のアングル | |||
マユミ? | |||
デジイチを出して夢中で撮っていたら、クマ鈴の音が聞こえてきた。先程記念写真を撮った夫婦だ。先に行ってもらった。 | |||
これも定番のアングルかな。ちょっと明るめに撮ってみた。 | |||
オヤマボクチだと思う。 | |||
これもデカイな〜 | |||
概ね下りだが、ここは登る。改めてエアリアを見直してみた。「中ノ沢の頭」? この途中で戻ってくる○田さんと出会った。満足そうな表情だった。
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そろそろあれが有るはず・・・あった〜! セクシーの木!! |
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足下に色彩を見つけ、パチリ | |||
二十六夜山が見えてくるとこの道もそろそろ終わり。 | |||
もうすぐ終わりだ。これも撮っておこう | |||
『発破注意』の看板。この左側に林道へ通じる木段がある。 |
11:36 林道へ 赤岩からここまでCT45分のところを1時間かかったってことか・・・ もっとかかったと思ったが、こんなもんか。 |
11:38 二十六夜山へ向けてGO! | |||
普通に行けば上まで10数分だ。被写体を探しながら進んだ。 | |||
この露岩からは大展望なのだが・・・富士の方向はガスガス。ちょこっと撮って元の道に戻った。
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10:58 山頂へ うわ、こんなに大勢の人が居た! 座る場所を探してキョロキョロしていると、先程記念写真を撮った夫婦の旦那さんが手招きして隣を指してくれた。お言葉に甘え、倒木ベンチに腰掛けた。 |
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コーヒータイム♪ え、なぜこのアングルなのかって? 先程までそれぞれがお昼を食べていたように見えたが、リーダーらしき人の号令で記念撮影タイムになった。(勿論)シャッターを引き受けた。 その後、リーダーの「では皆さん、自己紹介しましょう」の号令で、7,8人が輪になり、自己紹介大会が始まった。「夫婦で歩くようになって・・・」とぎこちないしゃべり方の人から、場が湧くような人も居たり・・・ラジオを聴きながらなので、聞こえてくるのは断片的だったが、十数分以上続いていたように思う。 グループ登山はそれなりの楽しみ方があるだろうが、山頂は自分たちだけのものじゃないよな〜と思ったりして・・・ |
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ベンチの直ぐ傍にリンドウ発見! ←コンデジのマクロで ↓デジイチで |
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前述の夫婦はこちら側の斜面でカップ麺タイム。ここは昼飯には最適だよね。 青空はどこへ・・・
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12:30 林道へ | |||
お、アレは?
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カーブミラーをみるとつい撮っちゃうんだよね。 | |||
13:21 県道へ |
林道から下を見下ろす。派手な色は無いが、なかなかイイ。 |
登山口少し手前の黄葉もなかなか・・・ |
13:26 tantoへ 汗びっしょりのウェアを着替えた。 さあ、後は山中湖でダイヤだ! |
14:52 う〜んキビシイか・・・ | |||
一昨年の11月はたしかここから浜に出たんだよな。うわ〜、浜が見えない!
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風もあり、フリースを着ていても結構寒く感じるようになってきた。身体を温めたくなり、残っていた水で卵スープを作った。 ゴツイカメラを持ったオジーチャンに話しかけると、「今日はダメだな。朝からずっと見えないよ」とのお答えが返ってきた。 え、朝は見えたはず・・・ そうか!朝、今倉で見た山中湖にかかる雲海の為だ。こちらのブログを見ても今シーズンはダイヤがなかなか撮れないようだ。 |
15:35 証拠写真だけ撮って出発! |
うわ、狭くなったな〜。白鳥は営業中の様子。 |
あれ、この標識の位置は・・・ | |
あの葦の辺りまで浜だったよな〜 |
16:13 道の駅道志 車内でパンなどを食べていたので、始めはトイレ休憩とドリンクの補給のつもりだったが |
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「道志ポーク」の幟、そしてこの匂いにやられた!
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