h22.8.28 西臼塚、水ヶ塚
前日へ

3時にアラームが鳴り、とりあえずトイレへ。外に出て空を見上げるとどん曇り・・・天気のイイ日にはここ(ふもとの家)から富士が見えるんだけどな~

まあイイか。アラームを4時にセットし直して、もうひと眠り。

再び起きた時にはパッと動くことができた。普段家ではスヌーズと格闘するのだが、こういう時は速攻で動けるのは不思議なものだ。

布団を整理し、シーツを母屋に返却して出発。とりあえずすぐ傍のローソンへ。弁当を電子レンジで温めてもらい、ここでもヨーグルトを食べた。
ラッキーなことにすぐに催してきて、コンビニのトイレへ!昨日の朝食と夕食のサラダやヨーグルトが効いたみたいだ。よしよし、これで14日のような辛い思いは減るはずだ!?

このローソン(地図)のある県道76を西へ数分で国道139へ。右折して数分で『富士山新五合目』表示を見て右折。県道180(富士山スカイライン)をぐんぐん上った。この道は両側が木に覆われており、周りの様子は殆ど分らないが、どうやら上空は晴れてきたみたいだ。

5:17 西臼塚PA

ここに来るのは一昨年の9月以来だ。いや、あのときはガスガスで何もみえなかったので、ここから富士を見るのはh18.10以来か。

そうそう、せっかく三脚を持ってきたのだ。使わないとね!
5:22

日が差す部分と暗い部分とのコントラストがイイね。
5:32

あれ、なんだか秋の空・・・
昨日歩いた道。下の建物が八号目だろうか・・・
剣ヶ峰
まだ早朝で寒く、こんな格好で撮影。

撮影中にカップル2組と男2人組が来て、記念写真を撮ってさっさと出て行った。

ラジオを聞きながらのんびり撮影していたが・・・
な、なんと観光バスがカメラを構えている私の前に停まった。

あれ、客は?

運ちゃんが二人降りてきて、携帯で記念写真を撮っている。

おいおい、こっちはカメラを構えていたんだぞぉ

まあイイか。移動しよう。
県道180を東へ。数分で富士山スカイラインを左折。昨日小屋の灯りが見えたポイントがあったはず・・・

お、見えた!!

バックミラーに注意して駐車。
6:01 こんな感じです。
おお、近い!
九号目くらいかな?
アノ道を歩いたんだな~
こうして撮影中も続々と車が上っていく。お、さっきの観光バスも!これは上の駐車場はスゴイことになるだろうなあ。
このポイントだけで引き返すのは勿体ない。もう少し上まで行ってみよう。
6:16 高鉢駐車場(標高1600m・2号目)

十台程が停まっていた。ざっと見て、宇都宮、名古屋ナンバーの車があったが、やはり遠方から来ているようだ。
近くに居た人の話をぼんやり聞くと、上に停めるのは諦めてここから歩くらしい。
「ここから9.2kmか~、キツイなあ」
彼のボヤキが聞こえてきた。いくらなんでもそれは・・・
がんばれ~
目の前の道は上りも下りも交通量が増えてきた。下りの車は諦めて引き返したのだろうか。
車に注意しながら三脚をセット。
先程とアングルが違うのが分りますか?
撮る角度もそうだが、太陽の位置が変わり、コントラストがイイ感じだ。
そういえばこの駐車場の周りは結構花が多い。
ユウガギク
見たことあるんだけどな~・・・なんだっけ
???
上ってくる車に注意しながら分岐へ戻り、左折。西臼塚同様に一昨年の9月以来の水ヶ塚へ。
6:33 もうこの時間になると太陽が照りつけている。ラグビージャージを脱いで上はTシャツ一枚になった。
ここからの富士は結構お気に入り!
宝永火口をズーム!
ここからは登山道が正面に見える。

前回は気にならなかったが、今回は受け止め方が違うなあ
「私の写真を撮ってくれませんか」
自転車の若者が声をかけてきた。
N「ええ、イイですよ。お、その国旗はどちらですか?」
「台湾です。交換留学生として○○大学に居ます。」

自転車を担ぎあげてポーズをとる彼を撮影。

彼は得意げに「一昨日この靴でアソコまで登ってきました」と山頂を指差した。
N「え、その靴で?」彼の履いているのはペッタンコのスニーカー
・・・
マヂ?

「今日は自転車で上(多分五合目)まで行きます。
N「スゴイなあ。記念に私のカメラでも撮ってイイですか?」
「ええ、いいですよ。」
N「頑張ってくださいね~」
彼に触発された訳ではないが、駐車場から撮るだけでは物足りなくなってきた。
よし、一昨年の9月に歩いた腰切塚まで行ってみよう。サンダルをスニーカーに履き換え、ザックにはデジイチと朝買ったペットボトルのみを入れ、一応ステッキも持って出発!
おっと、足元にはフジアザミ
7:07 最初は木段

あれ、足が重い。うわ~、昨日の疲れが出ているじゃないか。
7:12 展望台に到着。
誰も居なかったので、ミニ三脚をセットしてセルフタイマーでパチリ。

おいおい、このポーズは?
この手前の木々が色づく頃にくると楽しいだろうなあ
あれ、さっき撮ったのと同じアングル・・・
小富士

13日は向こう側を歩いたんだな~

そうそう、アノ日はダマチョさんが小富士にテントを張っていたんだよな。

※二ツ塚の1929pと指摘がありました。訂正します。
この展望台には私の数分後にソロの男性が一人来て、ちょこっと富士を撮って帰って行っただけ。賑やかな駐車場と違い、静かなものだった。
時々聞こえるBOMBを除けばだが、この時点では自衛隊が傍にあるからという認識でしかなかった。

ぼんやり富士を眺めて過ごすつもりだったが、あまりの暑さの為、ついペットボトルのお茶を飲みきってしまった。もう長居は出来ない。

行きとは違う道を通っても十分程で駐車場へ戻った。



お、さっきはピーカンだったけど、イイ感じに雲が出てきた!
しかし、この形はほんの数秒で、あっという間に崩れてしまった。
須走登山道を歩いている人たちはこの雲をどんなふうに見ていたのだろう。
今朝も感じたけど、これって秋の雲?
もうイイか。帰ろう!
県道152号に戻り、道なりに県道23号へ。自衛隊の滝ヶ原駐屯地の辺りで先程の轟音の正体が分かった。『富士総合火力演習』の表示が見えてきたのだ。そして、反対車線には大大大渋滞が出来ていた。な~るほど!せっかくだからちょっと見てみたかったが、この渋滞の中に入り込む元気も無く、帰ることにした。(レポを作りながら事前に抽選をクリアしないと入れないことが分かった。行かなくて良かった。)

御殿場から山中湖への138号は大渋滞。ち~っとも進まなかった。山中湖に近付いても何やらイベントをやっており、ここでも渋滞。先程から雲が湧いてきて富士はとっくに見えなくなっていたので、忍野や花の都に寄る気も失せ、そのまま道志道へ。橋本周辺でやや混雑したものの、11時半頃には帰宅できた。

4月の岩殿山で「40歳の今年中に登る」という決意をしてから、14日の撤退を経て、富士登山チャレンジはこうして無事成功した。また、へろへろのまま無理して帰宅するよりもふもとの家に泊まってちゃんと寝たお陰で、眠気にも襲われず帰宅できた。

なんだか、やりとげた達成感でいっぱいだ。

燃え尽き症候群










な訳ありません。今月の富士は登る山でしたが、来月からはもう一度撮る山になります。

HOME 次回は9.19 節刀ヶ岳 

追記:山の鉄人2人も今シーズンにリベンジを果たしています。
金森さんは8月29日に吉田口、sanpoさんは9月4,5日に再び須走口からです。3人が別々のルートで山頂を目指したことになります。こうして3人のレポを読み比べると、須走から登るのが一番楽しそうです。来年は・・・
inserted by FC2 system