h22.4.4 岩殿山で花見
前回へ
曇り空が多く、3月下旬に雪が降ったりと今年の春は何だかな〜という天気が続いていたが、春を感じたい幹事のぞむはかずさん(HP)の就職祝い.3月26日の日記参照)を口実に岩殿山で花見を企画した。
張り切る幹事は前日や前日に100円ショップや○ン○ホー○に行き、レジャーシート、紙コップ、紙皿・・・を買い出し。え、肝心の酒は?ってそれは後のお楽しみ(?)
そして前日夜にザックへレジャーシート他を詰め込み、併せてド○キ○ーテで安く沢山買った冷凍の唐揚げと枝豆を解凍し、それをタッパーへ。さらにレタスにミニトマト・・・のサラダも作り、う〜ん、楽しみだぁ〜〜〜
当日は3:30に起床。花見に参加するメンバーとの待ち合わせ時刻は9:20だが、岩殿山は富士を見ながら花見ができるポイントだ。きっと混雑するだろう。幹事は席取りに行くのだ。もたもたして予定の電車に乗れなかった先週の失敗を繰り返さないように先に出すものを出してからパソコンを立ち上げ、『おはようございます』のカキコをして、余裕を持って出発。
5:08に国分寺へ。これは富士急始発に乗り換えるアノ電車だ。立川始発で大月行きなので、寝過ごす心配が無く安心だ。あっという間にZZZ
目が覚めるととっくに大月に到着していた。(6:20過ぎ) トイレを済ませ、のんびり出発。商店街を抜け、国道139へ(地図) |
|
6:36 高月橋 桜は咲いているようだが、やはりちょっと早いかな。 |
|
6:47 丸山公園 お、宴会している!正直もっと大勢居るかと思ったが、この団体さんのみだった。 N「あの〜花見の席取りに来たのですが、この辺にシートを引いちゃってもイイですか?」 「お、ご苦労さん、早いモン勝ちだ。そこの特等席はどうだい?」 |
|
でわ・・・特等席に! よ〜し、準備完了!って集合時刻2時間だぞ。気合い入り過ぎって幹事かな。(誤変換ではなくぼけています。分かって下さい。) これで富士が見えればな〜・・・ご覧の通りの曇り空。まあ今日はザックがパンパンだったので、デジイチを持ってきていない。お陰で悔しさも半減ってもんだね。 今回はラジオを持ってきて居なかったので、することが無く、登り着いたハイカーの記念撮影をかって出たり、犬の散歩に来たオバチャンに話しかけたりで時間をつぶした。 |
|
ゴツイ三脚にデカイカメラをセットした大ベテランさんに話しかけてみた。上野原にお住まいで御年77歳。ここ(岩殿)に何度も来ているが、富士がクリアに見えることはあまりなく、せいぜい3割程度とのこと。 そういえば、h17、h19ともに桜と富士を狙ったが、いずれもクリアな富士を見ることは出来なかった。難しいんだな〜 ←N「すいません、こうやって寝てるところを撮ってもらえますか?」 もう4月なのにダウンジャケットを内側に着ているがそれでも寒かった。よってこのポーズは『やらせ』なのだ。寒くて5分も保たなかった。 |
このアングルは気に入っているが、ライティングがねぇ〜 | |
マクロモードで! これは結構咲いている花を選んでいる。まだ莟の木もあった位だ。来週が丁度よいかな。 |
お、ようやく裾野が見えた! この後花見の頃見えるとイイなあ。 |
なんとも言えないポーズだね。 |
「いやった〜、これでTOPが直せます!」 「見えるときに撮っておかないと後悔しちゃうんですよね〜」 |
線路を越える陸橋を登る。 そう、実は曲がるべき道を直進したので、ちょっと遠回りになってしまったのだ。 |
|
大月駅では金森さん(HP)とsanpoさん(HP)が既に待っていた。 ※今回も金森さんは康夫さんなので、Y、sanpoさんはSで表記します。 この直後ににゃん太さんも合流。さあ、あとはかずさんとアノ人が来るのを待つだけだ。 |
N「あ、気付いた」 |
ダマポーズ♪ D「なかなかやりますね〜」 そう、アノ人はダマチョさん(HP) 今回は愛車ジムニーではなく、身延線と中央線で3時間42分かけての到着だ。 |
N「どうしたの〜、遅いじゃないの〜、リアクション無いしぃ〜」 K「いや〜、ごめんごめん、昨日も山でさあ、ギリギリまで寝ていたよ〜(3日の日記参照)」 |
K「向こうに見えるのが花咲山・・・」 N「富士は見えるの?」 K「いや、あまり見えないね」 N「じゃあイイ。興味ない。」 と私はこれでこの話はお終いだが、sanpoさんはこの浅利集落からのコースに興味津々だった。 |
|
丸山公園では3分咲きだったが、この付近ではこの通り。 | |
「向こうの○○橋の下にヤマメがいるよ」←ボンヤリだったので、曖昧 | |
『法華堂入口』とある橋の下を覗きこむが、魚は泳いでいない。ど〜ってことの無い眺めだった。 でも、ダマチョさんにはビビっときたみたい。 ダマチョさんのレポはこちら |
|
10:06 『浅利の千本松』の指導標を見て、鋭角に曲がる。 ここで向こう側から見覚えのあるオバチャンがやってきた。画像には無いが、今朝場所取りで退屈していたときに話しかけた一人だ。彼女は岩殿山頂から稚児落としを経由してここまで来たとのこと。その後も同じく記念撮影をかって出たオジサマコンビとも出会った。 |
|
途中V字路で皆が持ち寄ったエアリアでどちらに行くか検討中。 |
NY「ほら、ここに」 皆「な〜んだ」 V字路の右(正面)側を直進すれば良かった。この分岐の20m程先の何でもないところに大月市の指導標があった。 「これじゃ〜意味ないね」 |
|
『稚児落とし』を示す指導標を見て小川を渡る。 | |
この階段から一気に急登が始まる! 私はザックから一昨日買ったばかりのステッキを出した。やっぱこれがないとね〜。 |
|
「『岩殿山』と聞いて駅から30分くらいだと思ってたよ」とカメラバッグにジーンズと舐めてかかったダマチョさん。勿論ステッキも持ってきて居なかった。去年の2月同様に適当な枝を探して杖を2本調達。さすがだ(?)。でも、「聞いてないよ〜」と何回も繰り返していたけど | |
「随分登ったワン」 | |
お、ミツバツツジ発見! S「このルートいいわぁ。だって植林が無いでしょう。芽吹きの頃はきっとステキよ〜♪」 N「さてはsanpoさん、再来週あたりにこの辺にまた来たくなっちゃったんじゃないですか〜」 S「そうね〜、でも他にも行きたいところが沢山あって困っちゃうわぁ」 |
|
お、ロープ場だ。早速デジカメを取り出すかずさん むむ、この難所をポコはどうするのだろう・・・ |
PM「リードを外すのよ。ポコ行けぇ」 あっという間に登ったポコ。な〜んだロープなんて要らないじゃん。それにしても早〜〜〜い ←このように皆ロープを使わずに右側を登った。 |
またまた急登! | |
コンデジの起動音を察知してすかさずポーズをとるダマさん。さすがだぁ |
10:47 あれ、もう着いた。 あの時は超マゾ急登でセイメンバンに登り、鉄塔からの急下降などもあり、ここまで随分かかったが、今日はなんだかあっという間だった。 |
お、ちゃんとポコもカメラ目線だ! この時点では皆余裕。でも、この後にどれくらいスリリングな道が待ち構えているのか、知っていたのはかずさんだけだった(?) |
10:58 さあビールいや岩殿山へ向けて出発! ここからが結構大変なのだ。あの時はすでにへろへろだったので、ホントにきつかったのだが、今日はまだ午前中。パワーはまだ十分あるので、あのマゾ急登が楽しみだ。 |
少し下った所から稚児落としを見上げるとこの通り、大迫力 |
この道の左側も絶壁。 |
緩く登る | |||
団体さんが休んでいるところで祠に気付いた。 |
|||
N「何が奉ってあるの?菅原道真かな?」
|
じっ〜と見つめて |
パクッ♪ |
11:28 リスタート |
「ロープだワン」 |
一旦下る。この付近では続々と岩殿山側から来る人と出会い、互いに道を譲ったりした。 | |||
「あ〜、くわぁいぃ〜♪」上(先)で声が聞こえる。ポコは人気者だね〜
|
|||
クサリを素手で掴みながら降りる。
|
なんじゃこりゃぁ〜 |
←ダマチョさん撮影 こういう時は後ろ向きに降りればいいのだ。な〜に十二ヶ岳や行者ヶ岳での経験があるから楽勝♪ な筈もなく、慎重に慎重に降りた。見て下さい。このビビリまくりの私の姿を・・・ |
右側が兜岩。 しまった〜、降りてくる人を撮るのに夢中で、兜岩の全景や谷側を撮り損ねた。 こうして岩殿山側から来るハイカーが多く、ここを降りるのは我々だけだった。確かにここは登る方が楽だね。
|
NY「やっぱり無理させません。向こうから遠回りしま〜す」 |
そういえば『向こう』は (この画像は一昨年に撮影。はいぼーるさんはあっという間に登った) ご覧の通りマゾ急登なんだよね。 |
かずさんとママはポコを迎えに行った。5分程でポコとにゃん太さんはここに到着したが、ポコはこの急登を前足を出しても落ち葉がくずれを繰り返し、文字通り『3歩進んで2歩下がる』状態で必死に登った。のぞむカメラマンはポコの雄姿を撮るはずだったが、大失敗。動画モードは滅多に使わないので、慌ててしまったんだよね。いやいや、申し訳ないです。 | |
12:08 ここでにゃん太夫妻と金森さんは『林内経由』を選んだ。え、金森さん? 彼はこの分岐の先に見えたツツジに惹かれたようだ。 かずさん、ダマチョさんと私は勿論『鎖場』を選んだ。 |
う〜ん、ここもかなりの急下降! この先(下)で二つ目のデンジャラスゾーンが待っていた |
どっひゃ〜 | |
ここも素手で降りるダマチョさん カメラを向けると・・・役者だねぇ |
そう、sanpoさん! 金森さんと同様に先程の分岐の先でツツジを撮った後、こちらに来ていたのだ。 うわぁ〜。早ぁ〜い!! そして、 N「素手じゃないですかぁ」 S「あらぁ、忘れていたわぁ」 奥沼津でも彼女には驚かされたが、今回も男達は皆同じ事を思った。 このメンバーの中で一番スゴイのはこの人だ! |
12:16 林内経由の皆さんは既に到着していた。 | |
鉄塔へ |
12:23 築坂峠 さあここからは登りだぁ〜 |
|
ここにもツツジ。4月の下旬から5月中旬はきっと賑やかになるのだろうな。 |
PM「リードが付いているから苦しいのよ〜、ポコごめんね〜」 ただの登りならそうでもないのだろうが、この木段の段差を登るときに首に負担がかかっちゃうんだろうね。 |
|
12:37 山頂へ通じる階段へ | |
皆の足も軽い |
「あら、ワンちゃん♪」 「くわぁいいわぁ〜♪♪」 とオバチャン達。 「奥さん、これをあげてもイイかい?」とバンダナのおっちゃんが見せたのはサツマイモ。「これなら余計なもの(調味料)が入ってねぇから安全だろう」 PM「ええ、大丈夫です」 |
12:42 山頂へ。 多くのハイカーがランチタイム中。 |
N「ほら、あそこが花見の席ですよ〜」 | |||
勿論富士は見えない。
|
ここ岩殿山の標高は634mで、あの東京スカイツリーと同じ高さだそうだ。(この画像は朝撮影。) 岩殿山も流行に乗り遅れないように真似したなぁ ボケてます。つっこんで下さいね。 さて、山歩きの途中で、金森さんとこんなやりとりをしていた。 N「さて、クイズをです。岩殿山の標高は634m。何と同じでしょうか。ヒントはスカです。」 Y「え、スカ、・・・皇海山」 さすが、この発想は金森さんだね。彼のレポで皇海山を検索すると、未踏だが、これの時に見ているようだ。 |
集合写真! あれ、かずさんもサングラス さあそろそろ下に降りて宴会へ・・・ |
「ほらぁ〜、こっちにカタクリが沢山咲いているよ〜」 んん、この台詞誰だったっけ?ちょっとニュアンスが違うかな。 |
|
傍に居たオバサマが、晴れていれば太陽の方を向いて、花が見えるのだと教えてくれた。今はこの通り閉じていた。 情けないがこの時点でカタクリの花が見えるとどんな風になるのか想像できず、ググってみたら、金森さんのスライドシアターがヒットした。 |
13:11 再び丸山公園へ。予想ではもっとこの特等席にはもっと大勢が宴会中だと思ったが、私のシートの他には5,6人のグループが一つだけだった。 ザックを下ろしてダウンを着込んだ。そう、すんごく寒いのだ。 |
14:01 うわ、随分時間経ったな N「では、みなさん、乾杯と行きますよ〜、かずさん、就職お目出度う」 ※今日はかずさんの就職祝いが口実だったけどポコ君は忘れちゃったそうだ。 くわんぱぁ〜い♪ |
|
にゃん太さんが持ってきた『般若湯』を開ける金森さん。ただし、コルクオープナーが無かったので、私がペグの予備として持ってきた金属製の○○(忘れた)で、強引に引っ張ったので、お酒にコルクが混じってしまった。 なにしろこの日は寒く、誰かが言った『耐寒訓練』のようだったので、ビールをガンガン飲むのは無理だった。 ちなみに、日本酒を飲んだのは金森さんとかずさんの二人だけ。私は焼酎のお湯割りで身体を温めた。 |
|
画像は無いが、ポコを見て子ども達が寄ってきた。彼はここでも人気者だった。 PM「かずさんの日記の料理のページ、とても参考になるんですよぉ〜」 以前はるさんも同じ事を話していたが、彼の料理は主婦を呻らすのか、すごいな〜 |
sanpoさんがときしめん、野菜、ゆで卵・・・を担いできてくれた。予めにゃん太さんが車でカセットコンロを持ってきてくれると皆にメールしてあったのだが、sanpoさんがこうして皆が温かいものを食べられるように、これだけの材料を担いで、先程の鎖場を軽々と降りてきた訳だ。 | |
どうですか、これ! この上に天かすもたっぷりかけてもらいました。 すご〜く美味しかったです。身体も温まりました。 sanpoさん有り難うございました。 |
|
かずさんの分のお椀が無かった。 ・・・のではなく、ヤラセです。 |
N「ところで、ダマチョさんその帽子は例のアレでしょ。見せ下さいよ。」 |
ダマタイガー見参! ピカリ♪さんの掲示板では2月9日、私の掲示板には3月6日に出現しており、楽しみにしていたのだ。 ※これが大きい画像。 |
ほら、ビックリでしょ〜 先程の鎖場での身のこなし、ザックから出てきた野菜など、sanpoさんにはオイシイところを持って行かれちゃったな〜 |
別れたくないワン |
ポコは車の中ではさっとここへ入った。いやいやほんとにお利口さんだ。 にゃん太さん、ママさんとはここでお別れだ。 お二人とポコ君は初対面でしたが、ほんとに楽しかったです。有り難うございました。 |