h21.3.15 四尾連湖から精進湖 (蛾ヶ岳2、三方分山3)
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前日は19時過ぎに布団に入り、眠りにつくのは早かったが、夜中に2度目が覚めてしまった。なんだか悪夢を見たよう
な・・・そして2:50に目覚めたときはトイレに行きたくなった。外に出なければならないので、我慢していたが、しかたない。
フリースを着て、靴下を履いて・・・おっと、せっかくだからポットのコンセントを入れておこう。自動で再沸騰になるだろう。
よしよし、スイッチが入った。ヘッデンも用意して外に出たが、常夜灯が明るく、結局必要無iかった。
部屋に戻り、アラームの鳴る3:30まで再び寝ようと思ったが、無理。結局3:25にかずさんを起こした。前夜は食べずに
出発して、山の上で食べようと相談していたが、やはり朝食を済ませてからにしようとかずさんに提案した。
かずさんはストーブに弁当を近づけ、暖めていた。「冷えた弁当ってまずいんだよね〜」 私は沸騰したポットのお湯で、スープパスタとパン。うーんもう一品としておこげスープ!昼はカップ麺なのでなるべく違うモノをと考えたメニューだったが、腹一杯にはならなかった。 |
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4:05 出発 |
ヘッデンを点けて外に出ると 「お早うございま〜す」と若の声。 前夜4時に出ることは伝えていたが、まさかお見送りしてくれるとはね。石和YHのペアレントの様な人がここにも居たとは! K「違う季節にまた来ますね〜」 N「行ってきま〜す」 鈴は前日から付けていたが、登りではあまり音がしない。携帯ラジオを鳴らしながら歩いた。内容はどうでも良かったのだが、途中ハングルが聞こえてきたのには参った! |
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4:45 ヤセ尾根 |
前回は紅葉や風景を見ながらのんびり歩いたが、今回はひたすら先へ進んだ。暗くて一度間違えたが、2分で元の道へ。
K「今回はこの後5時間歩くんだから無理しないよ〜」 |
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5:35 蛾ヶ岳 (1278m) |
さ、寒い! 強風で体感気温は氷点下!?私もかずさんも大急ぎで重ね着をした。この風ではコッフェルを使うどころでは無かったね。部屋で朝食は正解だったよ。 @三脚が無いので、手持ち&2秒のセルフタイマーで B風を避け、斜面に避難している。 |
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白根三山 | その右(北)側・甲府市内の待ち灯り | 富士はクッキリ |
農鳥をアップで | 八ヶ岳 | 日の出はこの木々の左から |
塩見岳 | その右(北)側 | 白根三山 |
手前は影蛾ヶ岳? | 四尾連湖は暗くて写せず | 甲府市街と八ヶ岳 |
ほんの数分で大平山(1188.3m) 倒木がベンチ代わりに設置されていただけの淋しい頂上。 (しまった!山頂の様子を撮影すれば良かった) @富士の方向は切り開かれているが、 A他はこのように木々に囲まれて展望はなかった。 |
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コッフェルでお湯を沸かし、カップスープ(具入り)でブランチ!? かずさんはソイジョイ。ハセツネに参加する為に10個まとめ買いをした分がまだ残っていたそうで・・・詳しくは彼のサイトから(昨年10月の日記)をご覧下さい。うーん、弁当4個の反省を生かしたのね〜 食後、先程の分岐へ戻り、先へ進む。 |
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7:49 折門峠 |
N「え、折門峠でしょ?」 K「のぞむさんの地図ではここだよね・・・」 意味深??? コンパスで方向を確認して、表示の通り北へ向かった。 |
北へ向かい、ほんの数分後・・・ K「ほら、見て!『地形図の折門峠』ってあるよ〜」 なるほど、彼の地形図はh18に測量した新しいもの、私のはh7のもの。こんなふうに表示が変わることもあるのか!指導標の通りに歩いていただけだが、地形図とは違っていた訳だ。(あれ、さっきコンパスで確かめたのは・・・) N「帰ったら新しいのを買わないとね〜」 |
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8:08 お、デカイ木だな〜 ←クリックすると大きくなります @あ、ここが地蔵峠(栂の木峠)だな。 A大きさを比較するにはこうしないとね
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おっと、地蔵は足元にあるのか。 あれ、首が削られている・・・ |
地蔵峠からも平坦な道 N「そういえば今日は他の登山者に会わないね〜」 K「こんなにイイ道なんだけどね〜」 |
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おっと少し開けたぞ NK「富士が見える道ってイイねえ」」 |
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8:41 |
K「こっち(左)には通れないよってことだよ。」 K「ほら、ここだね」 |
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よっこいさ♪ (かずさんにカメラを渡してからくぐっている) |
N「あれは何のネットかな?」 K「椎茸を作っているんじゃない」 |
8:50 |
ウワンウワン ウワンウワン ウワンウワン 「あ〜大丈夫、大丈夫、コイツらは噛まね〜から」 (この展開多いなあ) おそるおそる進んだ |
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K「ここから400mは林道歩きだね。」 |
N「あれ、『林道折八古関線は平成20年12月25日〜平成21年3月31日まで通行禁止』って書いてあるよ。でも、半分開いてるね」 K「自己責任で通れるよってことじゃない」 |
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9:05 |
K「ほら、ここが☆にあったカーブミラーだね。」 |
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N「今度は☆にあった造林小屋だね」 木橋を渡る。 |
K「そろそろ三ツ沢峠だから、そこで飯にしよう。 朝4時前に食べたっきりだからハラ減ったよ。」 |
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N「お、ここにもデカイ木があるよ〜」 K「のぞむさん、今度も抱きついて〜」 |
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9:37 三ツ沢峠 KN「ようやく着いたね〜」 K「この『急坂登り』の前に荷物を軽くしておこう。地形図を見るとここが今回一番キツそうだよ」 ベンチ付近は日陰で薄暗い。10m程先の日向で食べることにした。 |
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お約束のカップ麺タイム! あ、そういえば今日3回目の食事シーン・・・もうウンザリですか? |
10:15 三ツ沢峠からリスタート | |
「さて、どの辺から急坂なんだろう?」 | |
N「荒れた道だね〜」 K「なかなか登らないぞ」 N「そうだね〜、下ってるよ・・・」 |
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10:24 沢に出た。目の前には山の斜面・・・ |
結構高くまで登る・・・ 数分後 K「道はかろうじてあるけど、作業道かな。ここは違うね」 |
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10:34 K「残念だけど、引き返そう」 N「そうだね。迷ったら分かる所まで戻ろう!」 K「せっかく下ったのに登るのって悔しいね〜」 |
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10:48 K「あれ、あんな指導標あったっけ〜?」 |
K「ほら、今の道は点線になってる〜」 |
K「この角度にあったら分からないよ〜」 N「あの立ノ塚峠くらい紛らわしいよね〜」 |
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N「はい、嘆きのポーズいってみよう」 | ||
10:52 気を取り直して今度こそ登る。始めのうちは急坂ではない | ||
N「お、向こうが開けたんじゃない?」 |
登り切って左折すると人の声・・・ 今度こそ登山者かと思ったら足元を見ると足袋・・・林業の方々だった。 |
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N「結構道が荒れてきたね〜」 K「こんなの、ど〜ってこと無いよ〜」 振り返るとなかなかの眺め。先程の林道が小さく見える。 |
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N「むむ、この辺からは今度こそ急坂だね」 目をこらしてテープを頼りに文字通りの急坂を登る。 N「あれ〜、テープが無いよ。でも、あの辺(ずっと上方)を目指せば良いんだよね?」 |
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K「いや、あっちだよ。」と私がイメージするよりも左上を指し、先行するかずさん K「ほら、これを見て。大分さびてるけど、右へ行けば精進湖だ」 |
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11:43 お、稜線に出た。 お、そういえば※にあったように50分で到着だね。でも、最後はキツかった〜。 ここで一休み・・・ |
「ここから三方分山までは『ゆるやかな登り20分』だね」 | |||
11:55 リスタート ←11:57 ゆるやかな登り 12:04 「あれ、もう上が見えたかな?」 |
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「な〜んだ、雪が白く見えたのか〜」 @足元はこの位。アイゼンが必要な程では無かった。 Aかずさんは布靴だが、早い! |
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12:15 三方分山頂上 (1422m) 年配のグループがランチタイム中。彼らはパノラマ台から回ってきたとのこと。 先にデジイチを出し、撮影。(下を参照) ここではアンテナが立った。あちこちに写メール! そして、水明荘に電話!昨日はなかなか到着せず、心配をかけてしまったので、今日は忘れないうちにかけないとと思っていたのだ。 電話はお母さん(多分)が出たので、「無事着きました。息子さんによろしくお伝え下さい。」 |
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グループがランチタイムを終え、出発する所だったので、記念撮影をお願いした。そして、今回も彼らの分のシャッターを引き受けた。 あ、三方分山だから指三本ね。(先々週の三頭山でもそうだったけど。) |
ここは3回目だが、(1回目、2回目) 今回が一番クリアーだ! |
ズームで | |
精進湖をズーム |
12:45 女坂峠経由と精進峠経由どちらにするか検討したが、やはり風呂(山田屋)に近いコースで降りることにした。 12:52 ここが精進山かな |
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さっさと先へ降りるかずさん。 まあいいや何処かで待っているでしょ・・・ 富士や南アルプスを撮影しながらマイペースで降りるとしよう。 |
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この道はアップダウンがあるんだよね。 下って |
登って・・・なかなかかずさんに追いつかないなあ お、ここもイイなあとデジイチで撮影 |
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13:24 「のぞむさん、こっち〜」 「随分待ったぞ〜」 |
「なかなか来ないから、秘密のポイントを見つけちゃったよ〜」 ザックを置いて、デジイチを出し、彼についていくと・・・ |
こうして精進湖を隠すとカルトQに出せそうだね。かなりの難問になるぞぉ・・・あ、もう発表しちゃった。 |
K「あそこが山田屋なの〜?」 N「うーん・・・」 (あんなに大きくなかったよね。) |
13:33 精進峠 (この画像は3年前に撮影) |
N「さて、ここからマゾ下り」とパノラマ台を廻るゆったり下りとどっちにする?」 この下りは5年前の元日に降りてみて、キツカッタことを覚えていたので、通りたくなかったが・・・ K「勿論こっち(マゾ下り)〜!(やはり) もうハラ減ってどうしようもないんだ。」 |
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K「じゃあ、先に降りて食べてるからね〜」 あっという間に降りて行くかずさん。 |
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テープを頼りに下るが・・・ | ||
お、集落が見えた。 画像ではわかりにくいが、肉眼でははっきり見えていた。まあ一本道だしね。 |
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お、ここにもテープがあるぞぉ |
お、ここは・・・この堰堤は見覚えがある。一安心だね。 どうやら右側が正しいコースだったようだ。どこかでテープを見落としたかな〜 やはりマゾ下りになっちゃったよ。 |
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14:20 湖畔へ 山田屋前バス停の時刻をチェックすると17:06 ありゃ〜、随分先だな〜 |
14:30 山田屋 (この画像は5年前に撮影) |
フロントで「今回はいつもと男女の風呂が逆になっているので、ご注意下さい。今日は女性のお客さんの方が多いんです。」と言われ、なんのこっちゃと思いつつ行ってみた。なるほど、これまで入っていたのは大きい方の風呂で、今回は小さい方の風呂ということか。
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N「あ、ヱビスがイイなあ〜♪」 | |
かんぱ〜い♪ |
そう、栗林先生の写ば写ばサロン 風呂に入りながら、酔っていなければ行こうと話していたのだ。 元日に訪れて以来だが、ここまで来たら先生に会いたかったし、自称人見知りのかずさんに先生を紹介しようと思った訳なのだ。 |
今回も奥様にお願いして記念撮影。 私が持っているのはムササビの写真。最近先生のお気に入りだそうだ。これも詳しくは書けないけどね。 先生、今回も楽しい時間を有り難うございました! |
のんびり寝ている内にあっという間に着くかな〜 と思いきや、139号が大渋滞 不思議と妙に目が覚めており、podcastを聴きながら動かないな〜と思っていたところ、河口湖駅まで1時間以上かかってしまった。 |
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駅に着いて確認すると次は18:34発の大月行きだ。 よし、15分ある! 駅内のカフェ(?)で一番速くできるモノを尋ねると 若いオニーチャンの店員は「うどんなら基本2分で出来ます。」との返事。 今時の若いヤツは・・・「じゃあ、吉田うどん下さい。」 600円の値段と釣り合うかどうかはともかく、確かに2分で出てきたうどんを大急ぎで食べ、先に電車で待つかずさんを追いかけた。 |