h21.3.28 表尾根から塔ノ岳3
前回へ サムネイルをクリックすると大きくなりますどうですか、この行列! |
満員のハイカーを乗せて、出発。 途中「この先は山岳路線です。急カーブが多いので、やむを得ず、急ブレーキをかけることがあります。手すりなどにしっかりお掴まり下さい」との放送があったが、その通りの道を進んだ。特に、道幅の狭い所ではクラクションを何度も鳴らしたりと、ここがバス路線になるのかと関心させられる程だった。どんどん小さくなる街並みを見ながら随分標高を上げることを有難く思った。 ☆ヤビツ峠についてもWikipediaを調べてみた。 |
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8:19 ヤビツ峠(761m) |
秦野駅からの料金は460円 先程行ったばかりだが、ここでもトイレへ。 トイレを出たら、フリースを脱ぎ、ストックを出し、そしてクマ鈴をセット! 百均の鈴は音が小さかったので、コージツでちょっと高いモノを買ったのだ。これだけ人が多かったらクマは心配ないだろうが、、このイイ音を鳴らしながら歩いてみたかったんだよね。 しばらくは延々林道を歩く。(緩やかに下る。)こんなに立派な道なら、もう少しバスで運んで来ればいいと思う人は私だけじゃないと思う。 |
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8:44 富士見山荘・左折 |
あ、これは大倉尾根や鍋割山稜にあったモノと同じ表示だね。 簡易舗装の道をわずかに登ると右手に登山道が見えた。 |
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いきなり丹沢っぽい道! 土止めと歩幅が合わないから面倒なんだよね〜 薄暗い樹林帯を登る |
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数分登ると林道へ。「15m先を右折」 |
@15m先。A足元はこんな感じ、すでに雪解けでぬかるんでいる。先が思いやられるなあ・・・ |
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大山 | その右(東)・浅間山か高取山? | その右(東)・麓の街と相模湾 |
大山をズーム・昨年3月に登ったなあ |
伊勢原?をズーム |
汗が引いたら寒くなってきた・・・リスタート(9:43) |
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9:49 二の塔(1140m) |
ベンチがあり、3人が休んでいた。 向こうに建物が見えるが、何処だろう? |
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うわ〜、グチャグチャだ〜 | ||
9:58 工事中・・・ |
N「お早うございま〜す」 階段を数m登ると『この辺』はまだ階段が出来ていない。仕方なく地面に降りると、土がボロボロ崩れ、踏ん張りが効かない。なるほど、丹沢は階段が多くてウザイと思っていたが、植生保護以外にもこの階段を設置する意味が良く分かったよ。 |
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花々を保護するネットかな? | ||
10:07 三の塔(1205m) 避難小屋は立入禁止? |
昼食?をとっている人も居たが、雪が段々強くなってきて寒い。ここも記念撮影だけして先へ進むことにした。
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数分進むと足元に小さなお地蔵さん。 |
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おお、←ここを下ると例のポイントかな〜 (歩いているときは雪で気づかなかったが、コンクリート階段) 寒くてガイドブックを見る余裕は無かった。とにかく行くぞ! |
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十m程前にえらくデカイ荷物を背負った土木作業員さんが二人。 彼らはあんなモノを背負って例のポイントを降りるのか〜 |
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降りる前にテルモスのコーヒーを飲んで、一息ついてと。 おっと、手袋を二重にして、ストックをザックに指してと・・・ 一気に行けなかった。心の準備が必要だったのだ! ←準備をしている間に次々にハイカーが降りていく。 お、ダブルストックの女性だ。あれ、しかも素手じゃないか! あっという間にクサリにとりついた。彼女も行くのか。 え〜い、男だ!ガンバレ、自分 |
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さらに下る・・・ ←はるか前には先程のダブルストックの女性。 鞍部に降りると緩やかに登る |
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お、なんだか特徴のある建物が見えているな げげ、日陰は凍ってるじゃないの! |
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10:48 烏尾山(1136m) |
山名標はどこ? うーん、記念撮影が出来ないじゃん! (寒くてちゃんと探していないけど) じゃあ通過! (分かりやすいでしょ) |
今度は向こうへ行くんだな。(ここでもガイドブックは見ていない) |
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画像右のオッちゃん(これ以降※と表記)と少し話をした。彼は尊仏山荘で泊まりだそうだ。三の塔や塔ノ岳の大展望を期待して三脚を担いで来たのだろうが・・・ 左側はガレ場! |
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緩く登って | ||
下る。 幸いアイスバーンにはなっていなかった。 |
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むむ、またクサリか! (使わなくても登れた) |
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11:15 行者ヶ岳(1209m) |
むむ、ここがアノ行者ヶ岳か・・・ |
11:24 |
さて、行者ヶ岳のクサリ場は通過したぞ〜 おお、遠くに階段を登っている人が見える。あれは何処だろう? (まだガイドブックを見ていない。) |
よ〜し、あと2.2kmか〜 |
岩場を越え、 | |
階段を登る。そういえば、ここが先程(11:24)見えた所かな〜 |
大山 | 三の塔 |
コン、コン、コ〜ン♪ 「あ、どうぞ。作業は終わりました。通れますよ。」と作業員さん。 N「あ、もう一回やって下さい。写真も撮らせてくださいね。」 (レポにご協力有り難うございました) 彼らのお陰で快適に歩けるのだ。ホント有り難うございます! |
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お、また小屋が見えているぞ |
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むむ、ここはキツイな(数分だが) | ||
11:56 書策小屋(1250m) |
ここも展望が良くて有名な小屋なんだよな〜 でも、今日は何も見えないよ・・・ せめて小屋の中を撮っておこう |
今度はあれか〜、何時になったら塔の岳が見えるのかな〜 | ||
やれやれ、またまたキツイ登りだよ・・・ | ||
12:17 新大日(1340m) |
ここの小屋も休業中
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なかなか着かないなあ・・・え〜い、塔まで頑張ろう! 緩く下って |
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12:33 木ノ又小屋 休憩していこうか・・・ちょっとグラッと来た。 |
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反対側から10人位のグループと出会った。こんな天気だが、人は多い。 ←今度こそ、塔か?越えてしまえば小さなコブなのだが、アップダウンに何回も騙された気がした。 「早く着け〜」と何回も(心の中で)叫んでいた。 |
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うわぁ〜 ここの岩場は手強かった。雪で踏ん張りが効かないのだ。 アイゼンを履こうか・・・ え〜い、このまま行ってしまえ〜、ガンバレ自分! |
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13:08 塔の岳(1491m) |
やった〜、着いたぞぉ ホント遠かったな〜 何はともあれ記念撮影なのだ |
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テーブルには7,8人が昼食を楽しんでいた。 テーブルの端が開いていたので、入れてもらい、お待ちかねのカップ麺タイム! |
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「#$%&・・・」 意味はさっぱり分からないが、目の前の年配の二人組が話していたのが、ハングルであること位はわかった。 そして、彼らはおでんと一緒に大きめのビンに入ったキムチを美味しそうに食べていたのだ。 「これ、ラーメンに入れると美味しいですよ」 「え?」 「ほら」 さっとラーメンに入れてくれた。 ちょっとビックリだったが、 「あ、有り難うございます。」 なかなか美味しかった。キムチはご飯と一緒にと思っていたが、ラーメンにも合うとは発見かも。 |
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出発の前にこれ! 以前かずさんに長距離を歩くときにはこれがイイと教えて貰い、すぐに買ったのだが、ザックに入れっぱなしだった。 今日こそこれを使うときだよね。 |
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そして、これ! 1年ぶりだったが、簡単に履くことが出来た。3年前の釈迦では苦労したが、もうマスター出来ていたことに安心した。 歩き出す前に今度は携帯で記念撮影のやり直して、そして写メを・・・ 圏外 標柱の付近ではアンテナが3本立ったり、2本になったり・・・いずれにしてもsoftbankは使えない・・・ |
14:05 下山開始。 |
アイゼンのツメをガシガシいわせると、断然歩きやすくなった。登りでも早めに履いておけば良かったよ。 |
14:22 金冷やし |
多くのハイカーがまだまだ登ってくる。この辺で出会う人はやや疲れ気味だったが・・・ |
♪♪♪(いや、アナウンサーの声だったかも)、こちらはラジオをイヤホンで聴いていたが、それを上回る大音量でラジオが聞こえてきた。 N「こんちわ〜」 「おう、こんちわ〜、イイモノを履いてるね〜」と威勢の良い声 N「は、はい、雪があるのは聞いていましたから」 って〜短パンだぞ 小屋に荷物を運ぶ人なのかな〜、スゴ〜イ |
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三の塔 | アップで | 秦野? |
この道を見て、アイゼンを外した。この先は南斜面だし、もう必要ないだろう。 やはり富士は見えそうもない。 14:51 リスタート |
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凍ってはいないが、慎重に下る | |||
木陰になっている所はちょっと緊張した。 15:10 茅場平付近でまた鹿が2頭。親子だろうか。 側にいたオッチャンが「かわいそうにな〜、餌が無いんだな〜」と話していた。 |
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画像は追い越していった若者グループ。若いってイイなあ | |||
15:32 堀山の家 |
キムチコンビが休憩中。話をしようかと思ったが、鹿を撮影するときに休んだばかりだったので、挨拶だけして通過。 | ||
お、この辺は平坦な道になるんだよね。そうそう、三の塔が見えるんだ・・・ 2度登りで使ったので、断片的に思い出すんだよね。 |
三の塔・青空だ! | アップダウンがあるな | アップでは雪がこの通り |
登るよりは楽だが、いい加減飽きるな〜
アミノバイタルのお陰か、体は平気だったが、気持ちがバテていた。 |
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お、ここを下れば木段は終わりだな! この付近で3人程登ってくる人と出会った。彼らは今頃登り始めて大丈夫なのだろうか? |
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16:40 見晴し茶屋 |
雑事場付近で本日始めて出会う彩り!そうだよ。もう3月も終わるんだよね。今まですっかり冬道だったから忘れてたよ。 |
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16:58 観音茶屋 |
あと一息だ。ガンバレ自分! | ||
17:15 |
よっしゃ〜、舗装道に出た〜 ザックを下ろし、ストックとクマ鈴をしまった。スポドリをぐびり。 |
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17:27 大倉バス停。 |
ゴーーール |