自宅から国分寺駅まで見えていた空は薄曇り。予報の通りだから仕方ないな〜 立川で乗り換えた大月行きでは爆睡できたが、乗り換えた甲府行きでは不思議と目が冴え、寝ることが出来なかった。ipodを聴きながらぼんやり眺めていた空はやはり薄曇りだった。 6:50 勝沼ブドウ郷駅で見えた朝日に感激 ひょっとして瑞牆山でも・・・ |
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7:38 韮崎駅 前回は気づかなかったが、ここは『武田の里・サッカーのまち』だそうだ。 7:40発の増富温泉行きに乗車。この日の乗客は女性ハイカー二人と地元のオバちゃん、そして私の4人だけ。もっとこの路線の宣伝をしないとなくなっちゃうかも・・・望の富士山をご覧の皆さん、これに乗れば瑞牆山荘に早く着きますよ! 8:40 増富温泉での乗り継ぎは前回と違い慌ただしかった。なにしろ、もう瑞牆山荘行きが待っていたのだ。乗客は私と上記の女性ハイカー二人連れ。 |
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9:00 バスを降りると・・・寒ぅ まずはトイレへ。利用料金100円は高いが、その分きれいだった。 3週間前と違い、小学生の集団も居ないし、ハイカーは少ない。前回とそれ程風景も変わらないので、カメラも出さずにどんどん進んだ。 |
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9:24 里宮神社との分岐。 前回はここを左折して神社を通ったが、早く山頂を目指したかったので、直進。 |
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9:28 ベンチのある広場。 前回はここから瑞牆がドカ〜ンと見えたが、今日はガスガス。まあ仕方ないね。 |
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9:42 富士見平 『瑞牆山』方面へ ここからは初めての道だ。よぉ〜し!! マルバタケブキが群生!3週間前よりもやや旬を過ぎているが、花期が長いのかな |
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薄暗い樹林帯の中を緩やかに下る。な〜んだ・・・ ザックの中にガイドブックは入れておいたが、『天鳥川を渡る』位しか覚えていなかったので、どういうコースになるのかはそれ程把握していなかった。 |
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クモの巣を撮ってみた。 目の前にあると邪魔だけど、こうして見るときれいだよね。 |
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10:07 小川山への分岐? 広場?になっており、ここで一休み。歩きだしてから2,3個アメを舐めてはいたが、スポドリを飲んだのは初めて。薄曇りで何も見えない分、気温が上がらないので、喉の乾きは殆ど感じなかったのだ。 |
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急下り! 画像に見える白い帽子のオバチャン(以降※と表記)はその後何度も見かけたが、びっくりするほど健脚だった。早〜い! こちらはストックを使いながら慎重に降りた。 |
デカイ前回も9:28に通過した広場付近から見えたが、ここの方が、距離が近く、より間近に見えた。 |
10:14 天鳥川 (しまった!この画像では分りにくい。) 水はそれ程なく、飛び石を渡ると広間になっており、そこには年配の夫婦、先ほどの※が休んでいた。 ここからはまた登りになることは分っていたので、私もここで最初の休みにして、ジャムパンを一つとソーセージパンを半分だけ食べた。 |
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10:23 出発。広場の奥には巨大な桃太郎岩! 岩の下には木で支え(?)が付けられている。このシャレってあちこちにあるけどね。誰が作っているのかね。 |
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岩の脇に付けられた階段を登る。 |
水がわずかに流れる沢沿いに付けられた道を登る。 | |
10:32 また階段!よく整備されているってことだよね。 | |
階段を過ぎると傾斜がきつくなってきた。 休み休み登っていると先ほどの※に抜かれた。登りも早〜い! |
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10:44 お、空が明るくなった!登りが緩やかになったところで、大急ぎで日焼け止めを塗った。山行を終わってから考えれば、この10分〜20分はこの日唯一青空が見えた時間帯。この時間にもうちょっと上で展望が利く所にいればなあ〜と思ったのは後の祭り この付近では降りてくる人たちとも出会うようになった。車で登山口に入り、早朝から登っていたのだろう。 |
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ここにもロープ場。ここの他にも何箇所かあった。 | |
11:05 一旦平地に出た。少しほっとした・・・のもつかの間! | |
登るっ! | |
登るぅ〜!!! | |
お、なんだこりゃ! そうか、これがあの大ヤスリ岩か! ここで上から降りてきたオッちゃんが大声で話しかけてきた。 「ここはイイ山だな〜、上に行くと凄い眺めだぞぉ。もっともさらに急登が続くけどなぁ」 この言葉を信じよう。よぉし、あと一息だ〜 |
おっちゃんの言葉通りの急登! | |
なんとなく見えてきたのが頂上だろうか | |
おじいちゃん、おばあちゃん達の集団を待った。この山はハイカーががとても多いが、登っている年齢層も幅広い。特に、他の山よりも若い人を見かけるのだ。3週間前には小学生も登っていたしね。でも、ここで降りてきたグループはどう見ても70歳以上・・・元気だなあ。 | |
11:44 よぉし、あと10分だね。 ってことはこの先は横移動で終わりかな・・・ |
まずはロープ! | |
そして、梯子! | |
お、ようやく見えてきたか〜 | |
11:50 やった〜、着いたぁ〜!!! 結構な急登が続きキツク感じたが、着いてみれば登り始めから2時間50分で着いてしまった。そういえば瑞牆山荘との標高差も700mほどしかないし、距離もそれ程でもないのだ。金峰山を考えると楽なのかもね。 頂上は広く、20人ほどが休んでいた。 |
やや下にいたオバちゃんに頼んで記念撮影。 (アップでも撮ってもらったが、この方が頂上の様子を表すにはイイでしょ。) |
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予想してはいたが、ガスガス!先ほどの大ヤスリ岩も見えない・・・ | |
こんなところで、寝転んでいる猛者もいた。既に書いたが、他の山よりも若い人が多いのだ。 何となく気後れして、お約束(?)のランチタイムの1枚は頼めなかった。ランチといっても天鳥川で食べたジャムパンとつとソーセージパンの残り、そしてベビーチーズを2つを食べた程度。それ程食欲も感じなかったのだ。これじゃあまずいとゼリードリンクも一気飲み。ここのところ毎回書いているが、夏の食事は難しい。一方、お湯を沸かし、ラーメンタイムの猛者も居た。熱いものの方が食欲が出るかなあ。 |
右側は3週間前に歩いた千代の吹上だろうか、向こうから、こっち(瑞牆)が見えたんだよな〜 | |
上画像の右下に写る特徴的な岩をズームしてみた。ラクダ岩? |
数分して、再びガスがでてしまった。大ヤスリ岩もあれがそうかなって程度。 富士はおろか近くにあるからと期待していた五丈岩すらとても見えそうもない。 |
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せめて、←だけ撮って次回への楽しみにとっておこう! 12:20 下山開始 何をそんなに急ぐのかって・・・なにしろ、何時降ってきてもおかしくない空の色だったのだ。、先ほど苦労して登ってきたあの道を降りる途中で降ってきたら・・・と考えたのだ。そして、登りは勢いで行けるけど、下りは慎重に行くしかないからね。登りと同じ道だったので、カメラも殆ど出さずにひたすら降りたが、合計10人位に抜かれるほど遅かった。 13時を過ぎると登ってくる人も減るのだが、それでも10人弱の登りのハイカーと出会った。その中に素手で岩場を登ってくるスニーカーにディパックの高校生位の女子二人を見かけたときはホント驚いた。なんだか街中を歩いていそうな格好だ。「大丈夫?ここからは急登で危ないよ」の一言が言えない私は小心者だよな〜 |
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13:37 桃太郎岩 頂上から1時間10分ほどで到着。あれ、登り1時間半で下りがこれ位か・・・下りが遅いのがよくわかるよね。 朝も休んだベンチで一休み。ソイジョイをパクリ。さっき下った急坂を登るのだからね。 手のひらが濡れた気がした・・・あ、雨だ!大急ぎでザックからレインウェアを出した。3週間前に着たばかりだが、また着る羽目になるとはなあ。 登り始めはキツかったが、ほんの数分で小川山との分岐へ。その後は緩く登るだけだ。せっかく着こんだが、雨らしい雨は降ってこなかった。 |
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14:21 富士見平 スポドリを飲んで一息ついた。あと少しだ! |
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14:55 ゴール!(画像左のバスは韮崎行きでは無かった) 結局殆どレインウェアは濡れずに済んでしまったが、証拠画像は忘れずに・・・ バスの到着まで30分ほどあったので、汗でビッショリのウェアをパンツも含め着替え、スッキリ! |
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15:30 韮崎行きのバスが到着。乗車したのは私の他に4人だけ。駅までの運賃2000円は先払いだった。 行きと違うコースであることは了解済みだったが、増富の湯で二人を乗せ、その後見覚えのある茅ヶ岳広域農道へ。明野温泉、ヒマワリ畑・・・など、観光地を通りながら4,5人ずつ観光客を乗せ、最後はほぼ満員になるほどだった。なるほどね。登山客だけじゃ、商売にならないよね。 到着予定の16:44を10分ほどオーバーし、韮崎駅へ。 |
韮崎駅で待っていてくれたTさんの車へ乗り、そしてTさんのお宅の側の百楽泉へ。今回はTさんも一緒に。入浴料は「市内在住だと安いんですよ」と払っていただいた。(市内は300円、市外は600円)有難うございます! ここは浴槽から甲斐駒など南アルプスの山々をズラリ見ることが出来るのだ。この日はうす曇りでイマイチだったが、やや温めのお湯にのんびり浸かり、瑞牆の疲れを癒すことができた。 |
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風呂から出て、Tさんのお宅へ。実は「一緒にお酒を飲みたい」とリクエストしていたのだ。実は韮崎付近でTさん行きつけのお店に・・・と予想していたのだが、こうして、お宅に招いていただき、奥様の手料理をごちそうになった。特に畑で採れたナス、カボチャ、ピーマンの天麩羅は大変美味しかった。 | |
穂高と槍 |