h21.6.27 小楢山、(ヨッシーさんの写真展)
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今回はタイトルにある小楢山に行くことは後から決まった。そう、ネットでやりとりもし、先月は升形山、撥岩に連れて行ってもらったヨッシーさん(ブログ)の『月と星の奏でる夜の風景』写真展(案内のブログ)が28日で終わるのだ。お世話になっている先輩の写真展である。これは是非とも行かねばと思っていたのだ。
直前まで一人で行こうと思っていたが、仕事帰りの電車に乗りながら、ふと思い立ち、かずさん(HP)にメールを入れ、誘ってみたところ快諾の返事。翌朝府中本町駅での待ち合わせを約束した。
当日は4:00起床。府中本町駅5:30の待ち合わせ定刻に彼は登場。この待ち合わせのパターンは昨年11月以来だ。二人で行けば高速代やガソリン代も折半できるしね。
5:45 府中本町駅そばのミ○ストッ○にて N「眠くならないようにちょっとこれ(○眠打破)を飲んでみようかな。かずさん撮って」 N「うわ〜、まず」 K「いい顔してるね〜、迫真の演技だよ。」 |
後はカズナビまかせ(つまりはのぞむドライバーはどこをどう走ったのかサッパリ分かっていない)たしか、勝沼のブドウ畑の中をくねくねと進み、7:03にこの交差点を140号(雁坂みち)へ。
7:18 K 「牧丘トンネル手前を左折だよ」 N「あれ、7/5まで通行止めだってよ」 K「あ、ホントだ。じゃあまっすぐ行ってトンネルを渡っても行けるよ」 とっさに地図を見て方向を直してくれる。カズナビは高性能だ。 その後、杣口林道に入り、ぐんぐん高度を稼いだ。 |
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林道の途中で見つけた地図。 サムネイルを使わなくても見てほしいと思うと、このように仰々しいですね〜 |
7:15 焼山峠駐車場 先客は2台。まずはトイレへ トイレ前にアヤメがあった。金森さんのレポ写っていたが、これは登山道でも見ることが出来るかな? |
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N「あれ、もうブランチなの?」 |
周辺林道案内図 | |
登山者用の?地図 |
8:03 登山開始 頂上まで1時間半の楽ちんコースだね |
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小授け地蔵 詳しくは山梨市のガイドを見て下さいね。 |
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K「あ〜一つだけ、違ったのがあるね〜」 | |
ばっちり整備された登山道 ゆる〜く、登る。 |
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小さなアップダウンがある。 今回もかず先生の地形図講座が開催された 「さて、現在位置はどこでしょう?」 |
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8:46 分岐 K「新道と旧道があるね。行きは新道から登って、帰りは旧道にしよう」 |
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新道へは見上げる感じだ。今日初めての急坂かな 木段が付けられた道を登る。 この付近は空が見える。って〜ことは・・・暑い お陰で、この付近は展望が少しだけ開けたのだが、遠くはかすんで見えなかった。 |
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登り切ると巨大な丸い岩があちこちに・・・ K「これが的岩かな〜?地形図だとこの辺なんだけど・・・」 |
K「ほら、白くて小さい花がいっぱいだ〜」 N「へ〜、なんて言う花なの?」 K「これはオレも分からないな〜」 翌日にはちゃんと調べてきた。『オオヤマフスマ』とのこと さすがは花屋さん(ヨッシーさんが命名) |
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K「きっと、これが的岩じゃないかな。のぞむさん記念だ〜に撮っておいて〜」 N「うーん、でも何か目印があるんじゃないかな〜」 |
N「ほら、的岩はここじゃないか〜」 山梨市が立てた仰々しい巨大な標柱がこの通り。これはその後いくつもあった。牧丘町の頃に建てられた指導標も残っていたので、これが建てられたのは山梨市が牧丘町を吸収したここ数年だろう。かずさんの読みでは観光に力を入れ始めたのではとのこと。 |
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K「よぉし、登ってみるよ〜・・・あれ〜、これは無理だぁ」 | |
9:07 的岩からは下り・・・ また分岐が見えた。近寄ると先ほどの旧道がここで合流しているようだ。 ここは直進 |
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再び、樹林帯に入ると涼しく感じられた。 | |
K「ギンリョウソウみっつけた」 | |
N「この木の皮がむけた感じがイイね〜、これは?」 K「ダケカンバだよ」 K「ところで、一杯水はどこだろう?エアリアだととっくに着いて居る筈何だけど・・・」 N「え〜、でも一本道だったよぉ」 |
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9:22 K「あ〜、ここだ〜。しかも水場マークなのに水なんて無いぞぉ(怒)」 |
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上記の表示の数m上にとりあえず水はあったが・・・ (ここにも山梨市の巨大な指導標) K「ボーフラが居そうだね。やっぱり水が流れていてほしいなあ」 |
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K「ほら〜エアリアが間違ってるんだよ〜」 ←エアリアの一杯水マーク付近には分岐は無く(どうやら廃道)、赤ボールペンで書き込んだ線が正しいルート K「のぞむさん一人なら大変だったね〜」・・・確かにそうだ! |
頂上へは緩く登る (この画像は下の画像とやや順番が前後しています) |
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サラサドウダンツツジ | |
お、レンゲツツジが残っていた♪ 合計5カット位撮ったがピントが合っていたのがこれだけ・・・ |
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旬は過ぎていたが、あちこちにレンゲツツジが残っていた。2週間前くらいなら絶景だったのではないかな。 かずさんが歩いた三窪高原は数年前までレンゲツツジで有名だったが、鹿の食害で今は殆ど枯れてしまったそうだ。 するとここは穴場かも・・・ |
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9:39 小楢山頂上 |
富士の方向はこの通り・・・ じゃあ大きくするなって! 一応望の富士山なもので、せめてね |
他に誰も居なかったので、ミニ三脚にセルフタイマーでお約束! | |
今日のブランチはこれ!かずさんに倣って冷やし中華! 百均の保冷バッグがとりあえず役に立ち、温くなってはいなかった。かずさんは友達のアドバイスで保冷バッグを二重にしていた。次は参考にしてみよう・・・ |
というわけで、セルフタイマーが作動して残ったのがこの画像 N「また、レポのネタが増えちゃったよ〜。これで冷や中をこぼしたらネタどころじゃなくなっちゃうけどね。」 |
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撮り直し〜 |
10:02 まずは下る | |
10分程で窪平(母恋し道)への分岐へ。ここは直進し、『幕岩・大沢山』方面へ | |
K「お、今度はヤマツツジだね」 | |
N「なるほど、色合いが違うよ。随分夏期が長いんだね〜」 |
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10:31 N「今はどの辺を歩いているの〜」 K「この岩マークが書かれている辺りだよ。」 なるほど、左(東)側が岩場だ。木々に隠れていて気づかなかった。 |
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10:35 K「ここが幕岩かな。ほら、足下にペンキがあるよ」(画像無し) N「あ〜、ホントだ。でも、ここは無理だよぉ」言われてみればうっすらペンキの跡があった。さすがはかずさんよく見つけたね。 しかし、目の前にはそそり立つ岩・・・ |
N「ほら、こっちには山梨市の標柱があったよ。矢印は向こうを向いてるよ」 K「向こうから回れるんだよ。」かずさんの指さす先には、斜面を回り込むようにして登る道があった。 |
アノ十二ヶ岳よりは高さは無いと思っていたが、(油断って訳じゃないけど)、実際に登ってみたところ未知との遭遇があった。それは何カ所か上が見えない場所、つまりオーバーハングがあったのだ。 がっしりした鎖、しっかり掴むことの岩があったので、両手両足を使い、慎重に一歩ずつ登ればまあ大丈夫だったのだが、これはマヂで怖かった。 どうにか上に登りついてザックをおろした。 あ〜、やっぱ置いてくりゃ〜良かった。 でも、せっかく担いできたお陰でペットボトルのスポドリを飲むことが出来るんだけどね。 |
程なく登り着いたかずさんは元気だ。 K「ほら、撮ってあげるよ〜」と右側へ回り込み、撮ってくれた。 その心遣いが嬉しかったが、私は先程の登りでへたっていた・・・ 私のポーズがいっぱいいっぱいなのが分かりますか? |
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へたり込んでスポドリを飲んでいるとかずさんは、あっという間にさらに先・つまり登り着いてから左側へ行ってしまった。なんてタフなんだ。 なにしろ画像下側ちょこっと写っているが、ここには段差があり、簡単には向こう側へ行けない。ちょっとびびっていた。 でも、ここまで来たのだ。頑張ってみた。今度こそザックを置いて身軽になれば何とかなる!慎重に(ビビリながらとも言う)段差を越え、10m程前進・・・ |
どうやらかずさんはアノ岩向こう側に居るみたいだ。 近寄ってみた。・・・???かずさんはどうやって向こう側に行ったのかな? 画像右奥にどうにか通れるところがあった。 (この画像は携帯で撮ったもの・順序は前後してます) ちなみに上の画像左下に写っているの若者は、さっさと←のてっぺんに立ち、記念撮影をしていた。かずさんのような大物が居た! |
アノ岩から西側・画像左には茅ヶ岳 | |
同北側・正面には金峰山 (ズームで撮ってみたが霞んでおり、良い画像が撮れなかったので、載せない) K「アノ(画像下側)岩に渡ろうと思ったけど、無理だったよ〜」 N「無理しないでよ〜、何かあっても助けに行けないからね〜」 |
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岩から戻って、撮り忘れた東側をパチリ。麓の塩山の町並みだろうか・・・奥の山々は霞んでよく分からない。 せっかく大展望のポイントなのだが、腰が引けていたのと、デジイチはザックに置いてきたので、すべてコンデジの画像。 まあ、これでいっぱいいっぱいだったからね! |
「写メを送るから携帯でも撮ってね〜」 え、このポーズも腰が引けているって・・・ばれました? |
「今度はオレが先に行くよ〜」 | |
上から撮るとホントに怖い・・・ | |
ほぉら見て、これ・・・ | |
「ここで待っているから降りておいでよ〜」 | |
「大沢山までほんのちょっとだよ。行こう!」 げげ〜、まぢ・・・ |
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3分後、頂上が見えた。ホントにあとちょっとだった! |
せっかく登り着いた大沢山頂上の眺めはこんなもの・・・ |
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秋に来ればどうかな〜 確かガイドブックには眺めが良いって書いてあったよな〜 |
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K「妙見山は向こうだね。これは藪道だな〜♪」と話すかずさんの声は楽しそう。 K「今回フフから来なくて良かったでしょう?」 N「秋になって気温が下がったらフフから来てみるよ。今回は富士が見えなかったしね。宿題かな・・・」ええ、負け惜しみです・・・ |
K「ほら、見て!葉っぱの模様の蛾じゃない?」 N「お、生きているよ」 |
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蛾(?)が向きを変えた瞬間をパチリ。 N「かずさんの掲示板にカキコしたら正体が分かるかな〜?」 →翌日には「オオミズオアオ」との解答が帰ってきました。(さらには富士山にも居るとのカキコもありました。)そして、私の掲示板にも食うかいさんから同じ解答が帰ってきました。皆さんご協力ありがとうございました。 |
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11:50 一杯水 12:02 今朝(9:07)に通過した分岐へ戻ると、今度は旧道へ。的岩への登りをカットしたわけだ。 |
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K「ほら、ここから見るとホントに的に見えるね〜」 旧道は殆どアップダウンの無い楽な道だった。 12:12 今度は8:46に通過した新道との分岐を通過。 |
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K「なんの花が咲いているんだろう・・・」 | |
K「な〜んだ、花じゃなくて葉っぱだったよ。」 | |
12:34 行きに見つけておいた指導標を下る。この方が同じ道を戻るより近道だそうだ。 | |
後は林道をわずかに歩くだけだ・・・ 私はもう早く帰りたいだけだったが、かずさんは林道脇に咲く花々の撮影に夢中。「山よりもこの辺の方が花が多いよ〜♪」ホントに好きだなあ |
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今度は林道脇に←を見つけた。目聡いなぁ K「うわ〜、冷たくて気持ちいいよ〜、のぞむさん撮ってあげるよ〜」 |
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12:49 駐車場に到着 とりあえずトイレへ・・・ |
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K「駐車中の入り口にアヤメがあったよ〜」 トイレ前のアヤメはしょぼかったが、これはイイ感じだ。 |
てな訳で・・・金峰泉へ |
結局30分程で風呂を出た。 食堂には先客が3人。かずさんは丁度天ぷら定食を注文したところだった。ご一緒ですねと尋ねるご主人にせかされ(?)、私は肉丼(800円)を注文した。 ←食堂にあった地図。墨で書かれているのがイイ感じだ。 |
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ご主人にお願いして、撮ってもらった。 肉丼はなかなかの味。かずさんの天ぷら定食も○○の葉を揚げたり、ちょっと変わった感じでおいしそうだった。 出発間際に話を聞くとここは大正2年の創業、ダムの建設に伴い、現在地に移転したそうだ。 |
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駐車場からは乙女湖(ダム湖)が見える。 |
15:35 甲府エルクに到着 K「ここって専用のシューズじゃないと登っちゃ行けないんだよね〜」 ・・・ レポにご協力ありがとうございます? |
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N「店内は写真を撮って大丈夫ですか?」 ヨッシーさんの知人だと名乗り、一応店員の許可をとってから撮影 ギャラリーは2階だった。 |
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いよいよ『月と星の奏でる夜の風景』写真展(案内のブログ)へ 作品を一つずつじっくり眺め、ヨッシーさんの撮影コメントも一行ずつ読んだ。富士山の手の写真展はここ数年で何度も行っているが、こんなに一枚一枚の作品をちゃんと見たことは無かった。やはりカメラマンの顔が分かると思い入れも違うのだ。 かずさんはテーブルに置いてあった『酷評ノート』を丹念に読んでいた。最初のページにヨッシーさん自身が質問のコメントを書き、それに自ら答えているのが彼らしいとのこと。かずさんも私もそれぞれコメントを書いた。 |
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N『写メを送るので撮って〜』(これは携帯画像) | |
さて、帰ろうと店を出たらこれを見つけた。私は今回の小楢山で48座 1年半で完登したヨッシーさんには適わないが、半分は行けそうだな。 |