h21.2.1 貫ヶ岳、白鳥山2
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 今回はダマチョさん(HP:ヘボ農夫写真館)を誘った。彼とは昨年の秋分の日に猪之頭林道、元旦には”や”さんと一緒
に竜ヶ岳でいずれもダイヤを撮影した。特に夜景撮影を得意とする富士マニアの先輩なのだが、(是非彼のHPで見事な作品をご
覧下さい)実はフットワークも良く、山も好きな方だと分かってきた。そこで、一緒の山行を考えていたのだ。

 折角の土日休みだったが、土曜日はあいにくの雨・・・まあお陰で、望の富士山掲示板に「エロ対策」を取り入れたり、週末にや
るべき家事を全部片付けることも出来、21時にはベッドへ。

 当日は3:00起床。今回は朝食も食べずにすぐにタントへ!何しろ、待ち合わせの白鳥山までは府中の自宅から166.2km
離れている。前夜作っておいたオニギリやパンを車内で食べながら府中街道、県道13号経由で4時頃川崎ICから東名へ!(そう
いえばこのルートは昨年6月に檜洞丸を目指した時以来だな〜)

☆最近愛用しているのが、goo地図。カーナビなんて高級品を持たない私にとってはこれが便利。勿論マップルは持っているが、
どういうルートでそこに行くのか迷ってしまう。これを使えば府中の自宅からどういうルートを取れば良いのか、ばっちり検索出来る
と言う訳だ!


 さすがに4時台の東名は順調に流れ、海老名のICでトイレ休憩(大)をのんびりとっても富士IC、西富士道路経由で5:40頃には
富士宮に到着できた。日の出の時間は6:40。十分に間に合いそうだ。コンビニでトイレ休憩(小)の後、ダマチョさんに電話すると、
既に山頂で待っており、「風が強くて夜景はダメでしたが、富士はキレイに見えています
とのこと。

え、夜景・・・さすがはダマチョさん!彼の住む富士宮から白鳥山は近いとはいえ、日の出では
なく、夜景狙いでスタンバイしていたとは〜

☆これ以降のレポではダマチョさんをDさん、台詞はDで略します。

 富士宮からは県道76,県道10経由で芝川。県道190から甲駿橋を渡り、国道52号を右折。白鳥山へは2年前、入口が分からずう
ろうろしたので、興津側からだと鋭角に曲がらないと行けないことも折り込み済だ。(こちらを確認すると分かりやすいですよ)
ボンヤリ明るくなってきた空にちょっぴり焦りながら、先を急いだ。

6:35 白鳥山森林公園駐車場
ここはDさんのジムニーがあるのみ
大急ぎでデイパックにデジイチとテルモスだけを入れ、三脚はケースに入れたまま担げば準備OK。
ダッシュだ〜
この角度からは太陽は富士に絡まないことは織り込み済みだったが、やはり日の出の時間は気になるしね。
駐車場からも富士が見えている。よっしゃ〜
←2年前撮影

ここは公園の遊歩道になっており、とても歩き易い。頂上までは数分の登りなのだ。
6:42
N「お早うございま〜す」
挨拶もそこそこに三脚をセット。
Dさんも3時に起きて、4時頃にはここに着いていたそうだが、強風でバルブが出来ないため、夜景はイイものが撮れなかったそうだ。

・・・

でも、Dさんの掲示板にはキレイな画像が出ていますよ。もう〜、謙遜しちゃって〜
 そうそう、今頃でなんだが、タントが煽られる感じがするほどのスゴイ強風だったんだよね〜。低い山だと甘く見て、ホカロンを車
の中に置いてきたことを後悔しながら、寒さに耐えてデジイチで撮影したのがこの通り。
6:45 広角で 6:48 愛鷹山塊をアップで 6:48 焼けはこの方向 6:52 色はつかなかった
富士そのものよりも左(北側)の南アルプスに目が移る。肉眼ではもう少しピンク色だったが・・・。
6:52  6:54 右に北岳 7:00 少し引いて
7:03 7:03 7:10 7:11 再び広角で
39歳チョンガーで〜す
sanaeさんは1.12にこのハートから覗く富士を写していた。
しまった、こんなことするよりも同じアングルで撮れば良かった〜

レポの為に自分を切り売りしているような・・・

「あのが先月登った竜ヶ岳ですね〜」←山座同定ができないのだ
 富士宮にお住まいのDさんも貫ヶ岳登山口の中沢公民館は行ったことが無いそうだが、中沢集落付近までは道が分かるとの
ことだったので、ジムニーの後ろについて行くことにした。国道52号へ戻り、100m程興津側へ。この分岐を右折し、「日向、中沢」方
面へ。(あってるかな?)その後はすれ違いが厳しい位の道をくねくねと・・・
7:50
Dさんこの表示を見つけ、画像奥の建物の前に2人とも停車。
D「ここが中沢公民館かい?」
N「登山案内のデカイ看板があるはずなんですけど・・・」
今回も「山梨県の山」を持ってきていたが、ネットで「貫ヶ岳」を検索し、プリントアウトしたものの方が役に立った。

数分付近を調べてみるが、あきらかにここではない。表示に従い、この建物の左奥に登る舗装道を進むことにした。
8:02 今度こそ本物の中沢公民館
ちゃんとデカイ看板もあった。
(↓これはここにあったモノではなく、ご覧の通り、中沢峠登山口にあったモノ)
普通は公民館に車を置いて反時計回りに歩くのだが、今回は車が2台ある。昨年GWにかずさんと試して以来、舗装道歩きをカットできる快適さの虜なのだ(大袈裟?)予めダマチョさんにもこれを伝えてあり、予定通りに下山口の中沢峠登山口を目指した。
数分後、先を行くダマチョさんがここで停車。
N「どうしましょう?」
D「かな。この先へは行かないでしょう。」
Nガイドとネットで検索した物にはこの付近の様子は記されていない。さらに私の持ってきた1/25000地図にはこの付近の建物は■で表現されているだけでサッパリ分からなかった。
N「そうですね〜」

さらに数分進むと山梨と静岡の県境に出た。先へ進んでみた。
8:21
細い道を先に進むと分岐に出た。画像左奥の民家で道を尋ねようとしたが、留守だった。一緒に走っても仕方ないので、

←ダマチョさんは左奥へ、私は分岐を右へ進み、道を調べてから戻ってくることにした

困ったことにこの付近は私のsoftbankもダマチョさんのauも圏外だった。
D、N「この辺に住む人は不便だね〜」
この道は行き止まりだったが、突き当たりにあった民家では奥さんに声をかける事が出来た。部屋から出てきた旦那さんに道を聞くが、わからないとのこと。なにしろこのお宅は旧清水市なのだ。1/25000地図を見せると「この533mの山があれだな〜」と指さすが、どう考えても、この道は間違っている。早く戻ってDさんに合流し、それを伝えねば思っていたが、「ちょっと待て、地図を探してくる」と家の奥からごそごそと取り出してきた地図には「狩猟地域」の文字。どうやら猟師さんが利用するモノだった。こうして、一生懸命見当外れの道を尋ねていた私につきあってくれた。有り難うございました!
Dさんと合流し、先程のバス停まで戻った。
今度はDさんが民家の呼び鈴を鳴らし、御主人に道を尋ねた。
「中沢公民館から登る人が多いぞ。」
「いえ、それは分かっているのですが、私達は・・・」と説明。
「あ〜、なるほど。それならこの右奥の道だ。ちょっと荒れているけど、登山口まで行けるぞ。」(口調はもう少し丁寧だったかも)
と言う訳で・・・
先程は行き止まりに見えた←の右奥へ
すれ違いの難しい位の道幅だったが、迷うような所は無かった。
先月の不動湯林道の様に荒れた林道で、結構大きな石もあちこちに転がっていた。傾斜は緩かったので、ゆっくりと、それを踏まないように気をつけて進んだ。バーストしたらシャレにならないからね。

距離はそれ程でもなく、10数分でここへ到着。Dさんが見ているのは上記8:02に載せた登山案内図。
大急ぎで着替え、山靴に履き替えた。

ソールを張り替えたものが戻ってきた。やはりこれを履くと安心なんだよな〜
☆装備に話が逸れたのでついでに・・・
今回は予備食としてこれをザックの奥にに入れてみた。
先月参加した登山教室の講師松浦さんは岩崎元郎さんの主催する無名山塾の出身だった。それを何となく覚えており、偶然書店でこれを見つけた時に衝動買い。そこに書かれていた「予備食、非常食は日帰りでも必要」という概念は無かった。そこで、普段はウェアのポケットに入れておくソイジョイと飴をタッパーに入れてみたのだ。(ソイジョイはドラッグストアで安いモノをまとめ買いした。)
ちなみに『行動中の「昼食」はないものと心得る』の件は痺れた。そういえば、講師の幡鎌さんも同じ事を話していたよな。でも、その通りに考えるとカップ麺は・・・まあ、出来る範囲でこの本の教えを守ることにしよう。
D「この車はこういう道を走るために買ったんだよ

彼のサイトには撮影地にたどり着くまでの途中経過はあまり載せられていないが、ジムニーでハードな道を走った武勇伝を聞くことが出来た。

え、真似したくなったんじゃないかって?いいえ、大丈夫です。私はタントで行けない所には行きませんよ!
9:25 出発
公民館の正面にある広場。(昔はゲートボールをやっていたらしい)にジムニーを駐車すると、山梨ナンバーのゴツイ4WD車からオッチャン二人組が出発する所だった。

あ、薄手の手袋(といっても百均)はダウンジャケットのポケットだ!仕方ない、厚手のモノはあるから、これでしのごう。装備について偉そうなことを書いていた割りにこれだもんなあ
(薄手のものならそのままコンデジを使えるのだが、厚手のものはいちいち外さないといけないので、結構不便だった。)

Dさんのストックにはいい音のクマ鈴。地元のスポーツ店で買ったそうだ。負けじとこちらも百均の鈴を2個!・・・でも、音が小さいんだよな〜。この季節に鈴なんて・・・とこの時点では深い意味は無かったけどね。
墓地の横を通過。
9:32 登山口
舗装道の右手にこの表示を発見。
その足元には『「ヘビ(マムシ)やに□□」に注意』とあった。
N「これを見て下さい。ヤマビルって書いて有りますよ。テープが貼ってありますけど」
D「そういえば、篠井山にヤマビルを求めて歩いたヤツを知っていますよ」
N「え〜、それってDさんでしょ〜」とぼけたって知っている。そう、彼のサイトでその武勇伝を読んだのだ。
今回は篠井山も候補の一つだったのだが、それを読んでいたので、知らない山の方がイイかなと外したんだよね。
9:39
10:14 ↓
始めは植林帯の単調な登り。
あちこちにピンクのテープが付けられており、悩むような所は無かった。途中でソロの男性に抜かれた。結構早いな〜
N「もうすぐ急登になりますよ。ほら」
1/25000地図にある等高線の混んだ所を見せた。といってもこの地図には登山道は記されていないし、何の目印も無いので、
どこから急登が始まるのかはサッパリ分からなかったのだ。せっかく先月登山教室に参加したのだが、すぐに分かるようにははな
らないよな〜


そして・・・



10:22   急登
後ろからダブルストックでスゴイ勢い登ってくるソロの男性に道を譲った。

ここでDさんと前後を代わった。

あれ、Dさん早いぞ〜

今回はデジイチのみでポジや三脚を担いでいない為、いつもより荷物が軽いそうだ。それを差し引いても結構早い。私のことを「健脚」なんて言って(カキコ)していたけど、実はご自分も結構な健脚じゃないか〜
10:43 焼山(特に表示は無いがガイドブックにはこう書いてある)
途中で「あれが稜線ですかね〜」と上方に見える光を見て何回か話した頃ようやく到着。
D「あ〜いうのが見えてから30分位かかるモンですよ」
その通りだったかな。時間は上記の案内図にあった位しかかかっていないが、結構キツイ登りだった。
N「あと15分ならあっという間ですね」
その15分が甘くなかった・・・
まずは下って。

登り返して

また下る。

あれれ・・・
10:52 うわ〜、マヂ・・・

この付近で、公民館で数分前に出発したオッチャン二人組に会った。

画像上方に見える明るい所へ着けば、終わりかと思ったが、そこを左へ・・・
10:59 これでようやく最後の登り
11:10 貫ヶ岳 (897m)
確かにコースタイム通りなのだが、キツカッタ〜
頂上には先程のダブルストックの男性が一人。

@早速念写真をお願いした。Dさんの決めポーズで!
Aこの付近の様子。
Dさんも私もデジイチを担いで来ているのだ。撮影タイム!
ちょっと木が邪魔だな・・・ 絞りを開いてアップで 駿河湾も見える アップで
ここでは軽食タイム!私はソイジョイ。Dさんからはウメシバをもらった。なんだか懐かしい味だ。彼は山にはいつも持っ
て行くそうだ。
エネルギーを補給したら次へ!
11:36 
先程通った道だ。登り返しがキツカッタが、あっという間に焼山へ。

この分岐を右(南へ)次は晴海展望台だ(929m)

等高線も緩やかであっという間さ・・・
まずは下る

平行移動もあり
頑張って登る!

Dさん早いな〜
11:54 晴海展望台
D「のぞむさ〜ん、着いたよ〜」
D「お、これはイイじゃないか〜♪」

富士見ポイントに来るとテンションが上がるDさん。私もそうなのだが、彼には負けてしまった。うーん、上には上が居るなあ。
愛鷹〜伊豆がズラ〜リ見える 愛鷹をアップで 駿河湾の海岸線 麓に見えるのは第二東名
上段の2番目がカルトQの画像。参加して下さった皆さん、有り難うございました。

N「山梨県の山によると次の十国展望台の方が眺めがイイそうです。そこまで頑張りましょう!」
12:10 まずは下る

この晴海展望台は別名ワサビノ岳。一つのピークなので、次へ行くには下りから始まるのは当たり前だよね。
バキ、ポキ

あれ、Dさんが太めの枝を折っている。あ、なるほど、杖を作った訳だな。

そうか、ダブルストックか〜

D「丁度良いのが見つかりました。こうすると歩き易いんですよ。」
12:29 「こんにちわ〜」

お、どうやら先客が居るな。

「あ、先程の・・・」公民館で私達の数分前に出発し、貫ヶ岳頂上の手前で会ったオッちゃん二人組だった。
N「Dさん、いつものヤツ撮って下さい」
画像に写っていないもう一人のオッチャンには大ウケだった。


彼らはなんと塩山から来ているそうだ。

D「すぐ側にあんなにイイ山があるのに、なぜここへ?

「確かに大菩薩はすぐだけど、ゲートが閉じられているから下から歩くと上まで3時間以上かかる。アルバイトがきつすぎて楽しめないよ。おかげでこんな所(南部町)まで来てるって訳さ」

D「そうですか、雪がついてから4駆で行こうと思っていたけど、ちょっと無理かな〜」

「ああ、すっかりアイスバーンになってるからな。アブナイから止めておいた方がイイよ。」

その話を聞くDさんはとても残念そうだった・・・
ガイドブックには『十国展望台の方が眺めは広い』とあるが、逆にここの方が木々が伸びており、撮影には邪魔だ。
やはり、実際に来てみないと分からないよね。
D「のぞむさん、ほら、イイ雲が出てるよ!」

この雲が出ていたのは、ほんの数分だけだった。
先月の地図読み教室で、このタイプの磁石が良いと教えて貰い、早速買ったのだが、実際使ってみたのは今日が初めてだった。Dさんとあ〜だこ〜だイイながら1/25000地図と磁石を重ねて進む方角を確かめてみた。
N「後は下るだけですね。

ところが、まだお楽しみポイントがあったのだ。
13:35
N「あれ平治の段はここなんですかね〜?」

D「ほら、『ここは平治の段』とここにも書いてあるよ。」
我々が居た所はおよそ山頂らしくない所だったが・・・
上の表示から数m(南)に・・・

N「ほら、ここを見て下さい。南貫ヶ岳(平治ノ段)って書いてありますよ」
さらに数m(南)に・・・

D「お、ここもいいぞ〜。」
これは夜景を撮るのに良さそうだ。
Dさんの目が輝いた!
街灯りから離れている所がポイントだそうだ。彼のサイトにもスゴイ夜景写真がいっぱいあるのだが、こうして昼間にロケハンをしているとのことだ。
最近伐採した跡があった。 先程の位置と画角はそれ程変化無し 浜石岳のアンテナも見える。 清水港をアップで
13:49 中沢峠へ向けて出発

すぐに指導標を発見。
D「至・中沢峠と駿河展望台って書いてあるね」
13:55
数分後にここへ。足元に表示らしきものが転がっていた。
なかなかのビューポイントなのだろうが、先程撮影を満喫したばかりだ。さくっと通過。
14:03 その後ははっきりした踏み後を進む。

このような標柱もあり、分かりやすい。
14:13 あれ、登るの?   しかも、結構きついぞ
14:16 おっしゃ〜、中沢峠かな?
違った・・・

14:18 あれ、またまた登るの?

何て話したのか思い出せないので台詞は書けないが、前を行くDさんも同じ事を思っていたようだ。
ひょっとして間違えた?

おかしいな〜、標柱を何回か見てるし、「峠」なんだから下るはずだぞ〜

そういえば、塩山のオッチャンが「この付近は雪が降らね〜から、クマが冬眠しないんだ。」って話していたよな・・・















え、思わせぶりだろって?

わざとらしいって?

・・・

ばれました?
14:21 D「のぞむさん、標柱があったよ〜」

レポを作りながら、デジカメの記録時間を見直せば、一つ前の標柱が14:03だからこの標柱まで18分しか経っていないんだよね。でも、この時は結構ビビっていたんだよね〜

前を進むダマチョさんのクマ鈴の音色が心強かった〜

まあ、ビビリな位が丁度良いって事で!

さらに山梨県の山を読み直すと「小さなコブをいくつか越える」とある。あらためて納得した。

その後はほぼ水平移動が数百m程、そして下りへ・・・
14:28 中沢峠(中河内峠)
@D「お、これはなかさわではなく、なかっさわって読むんだね。」
「お、『宍原峠→30分か〜』これは夜こっち側から来ると早いのかな。」先程の平治の段が余程気に入ったんだな〜。
A裏向きに見える巨大な看板を見つけ、近寄ってみたら、これ。登山案内図かと思ったよ。
B顔と胴体がアンバランスなお地蔵さんだな・・・

ここでガイドブックと1/25000地図を再確認した。今度こそ、後は下るだけだ。
14:37 タント(中沢登山口)へ向けて出発!
14:44
D「お、沢へ出た」

N「ガイドブックには『いったん沢に出れば、沢筋から道が外れることは無い』とありますよ」
D「この辺はヤマビルが出そうだね。」

N「篠井山もこんな感じですか〜」

D「そうだね。結構雰囲気は似ているね。」

あちこちにピンクのテープがあり、迷うような所は無かったが、足元に注意して進んだ。2,3回沢を渡る所もあった。
D「お、これはすごい所を通らなきゃならないな〜。ロープが無ければ渡れないじゃないか。
「今度は私が渡っている所を撮ってください。」とは心の声、そんな余裕無かった・・・

数分後、「Dさん、少し休みましょう。」とこちらから休憩タイムをお願いした。ホントにDさんはタフだ。

N「燃費がいいですね〜、ハラ減りませんか?」

私はポケットのチョコをでブレイク。
15:07 リスタート
ここからも結構大変だった。ピンクのテープを辿りながら、足元に気をつけて歩いた。前日に雨が降った割りにはそれ程水量も多くなく、どうにか通ることが出来た。

え、どれくらい危険だったか分からないって・・・そりゃ〜まぢ怖くってデジカメで記録できない位・・・
15:19
「先に渡るので撮ってください。」

このような木橋を何回か渡った。山梨県の山には『木橋が腐りかけていたりするので注意しよう』とあったので、慎重に・・・
テープが付けられて明確な登山道だが、気を抜けない。
15:30 ゴール
「今度はタントと一緒に撮ってください。」

タントで中沢公民館へ。
15:59
中沢公民館からも南アルプスがこの通り。
D「じゃあ富士宮まで案内しますよ」
行きに通った甲駿橋を通過した辺りまでは分かるが、途中から違う道になり、もう何処を走っていたのか分からない。ジムニーに
ついていくしかなかったが、どうにか富士宮東高校前へ、139号に出れば、ここは何度も通った道だ。
ジムニーがハザードを出して路肩に停まった。
D「今日は、お疲れ様でした。ここを真っ直ぐに行けば富士ICです。」

Dさんはこれでお別れと思っていただろう。でも、私の言葉は彼の予想とは違った。









N「ハラが減りました。富士宮焼きそばの美味しい店を教えて下さい。」

ちょっと図々しかったかな。でも、さっきからお腹がグーグー鳴っていたんだよね。地元の人に聞いたら外れは無いだろうし・・・

D「そうですか、では案内しますよ。ついて来て下さい。」

一度南側に走り、転回して数百m位北へ、右折してこの店へ
ミックス焼きそば630円
カウンター席に座った。この店も店員が焼いてくれるスタイルだな。よ〜し、と思っていたが、カルトQメールに夢中になり過ぎて、女性の店員がさっと焼いてくれた所を撮り損ねてしまった。
早朝から夕方までダマチョさんにはホントにお世話になりました。有り難うございました。是非またご一緒しましょう。

多分ダマチョさんのHPでは近々、平治の段からの夜景がアップされると思う。彼はきっとやる・・・

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