h20.2.2 矢倉岳、金時山2
前の富士は1.19 サムネイルをクリックすると大きくなります  以前この山に以前登ったのはh16.11

 「金時山に行こう

 と考えたのは何となく。本棚にたくさんある山のガイドブックをパラパラ見ている内に決まっただけだ。

 さ〜て、どういうコースで歩こうか・・・

 4年前は公時神社に車を停めて暗い内に登り、乙女峠経由で丸岳、長尾峠を周ったのだ。
 今回も同じにしようか・・・

 ガイドブックに載っているコースは・・・ 
 うーんイマイチだなあ・・・これじゃあ物足りないよ。

 低い山なんだから長い距離を歩きたい!(思い上がりか)

 こういうときはネットを検索! 

 よ〜し、前々から登りたかったがこの山だけでは物足りないであろう矢倉岳と繋いで歩いてみよう!
 (これも思い上がりか)

 天気予報は曇り、どうせ遠望は無理だろう。一眼をおいて荷物は軽くして行こ〜っと

 当日は4:30起床。国分寺発5:48、登戸経由で新松田へ到着したのが7:35

7:50 地蔵堂行き
箱根登山バスの窓口で金時山ハイキングパス(1300円)を買おうとした時、年配の係員が尋ねてきた。
「お客さんどこまで行いかれますか?」
「矢倉沢です。矢倉岳と金時を歩きます」
「帰りはどうされますか。皆様には仙石まで歩くことをお勧めしているんです。乙女口は本数が少ないので、仙石なら10分ごとにありますから。そうするとそのままバス代を払っていただく方が安くなるんですよ。」

おお、なんて親切なのだ!ちょっとうれしかった。
しかもパスモが使えるじゃないか!!これでいちいち小銭を出さなくて済むよ。ポイント高いぞ箱根登山バス!富士急も見習ってほしいよ。
8:19 矢倉沢バス停



一般客が5,6人に対してハイカーは3人。このバス停では私の他に年配の女性ハイカーが降りただけ。あまり人気の無いコースなのかな?
5分程歩いた所で公民館があり、公衆トイレを使用。
@そこにあった案内板 AB舗装道を登る。分岐には「矢倉岳→」の表示があり、それに従って歩くだけで良かった。
8:42
「郷土資料館」とあるが廃屋だ・・・
日が射してきて段々温かくなってきた。ここでフリースを脱ぎ、先へ進む。
@丹沢? Aまだまだ続く舗装道の急坂
8:50 ここから登山道
@ゲゲッー、もう雪!?
正直、低い山だから雪は殆ど無いのではと思っていたのだが甘かったかー
そういえば公民館で地元のオジサンに「凍結しているから気をつけろよ」と言われたっけ
Aな〜んだ。スグになくなったよ
9:00
9:23




と思ったのもつかの間。この辺りからはちゃんとした?雪道だ。
でもまあ、これくらいならアイゼン無しで良いだろう・・・
@9:29 木段。ここでソロの年配男性ハイカーを追い抜いた。段々登りがきつくなってきた。やっぱり歩きにくいよ。
A9:43 えーい、アイゼン装〜着!履いている間に先程の年配男性に抜かれた。アイゼンにストック2本でグイグイ登っていく。結構早いぞ・・・
アイゼンを履いてからは快調に登ることが出来た。変なやせ我慢?をせずにさっさと履いていれば良かったよ。
9:53 矢倉岳頂上(870m)
え、もう着いたの?という位の登りで頂上へ。
先程の方がデジイチで撮影中だ。記念撮影をお願いした。
フリースを着て、ザックからパンを取り出し、ポットのコーヒータイム。
富士はご覧の通り。まあこれなら一眼を置いてきて正解だったな・・・
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ところで、Bには「矢倉岳見晴台 気をつけてお登り下さい。責任は負いかねます。南足柄ライオンズクラブ」とあった。そうなんだよ。ハシゴらしきものが無いんだよね。それで「気をつけろ」なのかな〜???
10:09
さ〜て、金時山へ出発だ!!山頂の表示では「足柄峠60分」とあったが雪道だ。どれだけかかるのかな・・・

お、いきなり急坂じゃないか
ハンターさん登場!

勢いで?写真を撮って良いか聞いてみると、快くOKの返事。(あ、サイトに載せる許可は貰っていない。モザイクをいれたのでお許しを・・・)
この後、金時山を目指すことを話すと「アノ山だぞ〜ずいぶんあるんじゃないか〜」と半分呆れた返答。でも、「ガンバレよ!」と応援して?頂いた
10:27 山伏平
アイゼンのお陰で歩きやすい。ぐんぐん進む
10:51 
わずかなアップダウンはあるが、明るい道を気持ちよく進む。
11:09
Bは地蔵堂への分岐だが直進
11:15 足柄万葉公園
ここで一休みしてポットのコーヒータイム。
またすぐに使うだろうが取りあえずアイゼンを外した。
@向こうに見えるのは矢倉岳 Aこの石の句碑
11:29 県道78へ
さて、楽しくないが仕方ない。ここからは舗装道歩きだ。
Aピカリ♪さんはここでポーズしていたよね。
そういえば足柄峠は何処?よく分からないうちに通過。
11:40 金時山へ90分の表示
延々と凍結した道が続く。そろそろだが数台の車が通過。ごつい4WDはともかくスタッドレスを履いているのだろうが、普通車はスタックしそうだった。無理すると後悔するぞー(大きなお世話?)
12:12 ゲート




うわ、こんなに車が!彼らは往復登山なのだろうな
ここでフリースを脱ぎ、ポットのコーヒーで身体を温め、再びアイゼンを装着!あ、カップルに抜かれた・・・
12:22
ところで右画像は12:47のもの。先程履いたときにはバッチリだったのに、今度はアイゼンがフィットしないのだ。うーん、マスターしたはずなのになあ。結局2回程装着し直す羽目になり、時間をロスしてしまった。自己嫌悪・・・
12:57 猪鼻砦跡


ここでも一休みしてコーヒータイム。段々休みが増えてきた。
この近辺では降りてくる人たちと出会うようになってきた。そりゃそうだよ。もう13時だからね・・・
Aよ〜し、金時山は目の前だ?!ガンバレ〜と自分に言い聞かせる・・・
13:09 ここから正念場
 
ところでこれは何の為のリフト?


鳥居をくぐると
階段が続く。「このロープは補助ですのであまり頼らないで下さい」との表示もあった。でも、思いっきり頼ってしまった・・・
13:27
おお、ふりかえると絶景ではないか!!
13:29 そろそろ階段も終わるかな・・・12あるはずだが数えている余裕なんて無かった
「あと10分」の表示が見えた
13:38 金時山(1213m)
ここでは年配のグループが楽しそうに降りてくるところだった。「お疲れサン!頑張ったね!!」「有り難うございます」いや〜ホント疲れたよー
頂上では4人程のグループ、のカップル、女性2人組が休んでいた。1時間位前はもっと多かったのだろうな
早速記念撮影をお願いした。
ま〜さかりかついだ♪
鼻水出てる・・・
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やはり富士はだめ・・・
アンテナが丸岳だよな
仙石原と芦ノ湖
4年前に書いたノートを見に金太郎茶屋へ入ろうかとも思ったが、アイゼンを外すのが面倒で止めた。
また来ることもあるさ、多分・・・
14:24 下山開始

この頃久米宏ラジオなんですけどのゲストにプロップステーション主催のナミねえが出演していた。彼女のパワーに久米さんが圧倒されていたのがなんだかおかしかった。障害を持つ人でもパソコンを使うことで様々な仕事をすることができるとの話は私も驚かされた。
予想通り富士も見えないので眺めの良い乙女峠に行っても仕方ない。やはり仙石のバス停を目指そう。4年前は暗い内に夢中で登ってきたのだ。どんな道だったのか確かめたいのもあるしね。

雪がバッチリあるところも、溶けて泥になっているところもあった。岩の上をアイゼンで進むときには気を遣った。
そうか〜こんな道だったけーと思いながら進む。
ここでは登ってくる人たちと何人も出会った。おいおい、この時間から登って大丈夫なの?
14:43 分岐
「仙石原45分」と「仙石原50分(金時神社経由)」とある
そうか、5分しか違わないなら前回通った道を確かめながら歩こう。我ながら単純。地図を見て確かめれば明らかに遠回りな事位わかったんだけどね。
15:16 金時宿り石
4年前は真っ暗でデジカメのフラッシュで撮影したが、こんなにデカイ岩だったのか〜、よしよしコレでこの道を選んだ甲斐があったね。(単純)
@林道を横断 
B公時神社 これも明るい時間に見たのは初めてだ
15:34
舗装道に出たところでアイゼンを外し、ポットのコーヒーと残っていたチョコパンを食べた。
15:45 国道138号



ここから仙石のバス停までは車通りの多い道の狭〜い歩道を歩く。楽しくないが仕方ない。自分で遠回りを選んだのだ。
@15:56 仙石バス停 大勢の人がバスを待っていた。
Aラッキーなことに小田原行きだ
16:03
箱根駅伝でランナーが駆け下りたキツイ坂道(国道1号)をノロノロ進む。今頃ラジオで「箱根の山を下りてくる車で渋滞しています」とやっているのだろうな。
箱根湯本駅には16:45頃ようやく到着。家族連れやカップルなどで大混雑。外人さんも大勢いるぞ。
16:47 かっぱ天国






実は←に来るのはh11年秋以来なのだ。当時はデジカメもなく、一眼にリアラを入れていた頃だ。箱根フリーパスで1泊2日、箱根のYHに泊まったんだよね。箱根ロープウエーから富士が見えて感激したっけ。
ここを選んだのは駅から近いのと、ネットで検索したが料金がダントツで安い(750円)からだ。箱根なのにチープ感が漂うんだよね。野天風呂といっても外の景色は湯本の駅を見下ろすだけ。でも、お陰で入浴客もそれ程多くなく、数分間浴槽を独り占めでき、の〜んびり登山の疲れを取ることが出来た。
17:52 箱根湯本駅
箱根湯本駅は大混雑!でもその殆どはロマンスカー(右側)の客だった。こちらは始発の急行新宿行きに乗り込み、ポッドキャストを聴きながら、眠くなったら寝てとの〜んびり帰ることが出来た。

自宅には20:30に到着。お疲れ!

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