h20.10.13 高指山3、明神山9

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  「山に行きたい〜」と願う兄に弟のJUN(ブログ)が「一緒に行ってやるよ」と提案してくれたのが10月初旬。ホントに嬉しかった。腰痛と3ヶ月つきあってきて、KさんやHさんと山行の計画を立てたことが数回。しかし腰痛の不安がとれず、結局行けなかったのだ。
 さて、体育の日に山行を計画し、1週間程は何処に行くかウキウキだったが、コースを相談しながらも
 絶対に無理しないようクギを刺されていた
 なにしろ家族には心配を掛けたのだ。素直に彼の忠告には従った。そこで、今回は楽ちんコースでのリハビリ山行を設定した。ここならアップダウンもそれ程無く、普通に歩いて2時間半程度。さらにエスケープも簡単と考えた訳だ。

 出発前日にJUNは自宅へ戻り、翌日の出発に備えて2人とも早めの就寝。

 当日は3:30にアラームが鳴った。早速JUNをたたき起こした。彼には悪いがとにかくタントに乗ってくれればイイのだ。前日は「車の中でさっさと寝るよ」と話していたが、結局道志道経由で走る間はずっと起きていて、彼の持参したIPOD(ちなみに伊集院の深夜番組)を聴きながら快適なドライブとなった。

 この早朝(未明)の移動は高指〜明神を歩くだけなら早すぎる時間なのだが、日の出の時間に雲間から富士がひょっとして見えるかもとの期待もあったのだ。しかし、自宅を出発した頃から星は全く見えず、山中湖村に入ってもドン曇り・・・「昼頃まで曇り、午後は晴れ」の天気予報を見ていたのだが、まあ仕方ないか・・・

5:54 山中湖平野
ここでトイレ(大)休憩。ついでにカップ麺を購入。

店からタントに戻るとJUNの友人ヨシヨシ君登場!

彼はJUNの大学の山歩きサークルの後輩で、かなりハードな山行もこなしているのだが、今回はこの超ユルイ山行につきあうことになったのだ。彼とはパノラマ台に7時の約束だったが、寝坊すると不安なので、前日に来て車で寝ていたとのこと。律儀な人だ!
まずヨシヨシ君の車を三国峠の駐車場に置き、3人でタントに乗り、高指山の登り口を目指すことにした。車2台作戦?は今年のGWにかずさんと試したが、これなら舗装道歩きをカットでき、快適に山道だけを歩けるんだよね。
6:57
テニスコートの間を縫って伸びる東海自然歩道に沿って進み、駐車できる場所を探した。ここは別荘地帯の一角なので、ひょっとして駐禁か?との心配はちょっとだけあったが、この位(左画像)の道幅を空けて停められる所なら大丈夫だろう。

ここへはh17春に来たのだが、高指山まではあっという間に着くコースなのだ。リハビリ山行の出発には最適という訳だ。

また、三国峠をゴールに設定したのは「午後は晴れ」の予報なのだから、ひょっとして、明神山でランチの頃にはこのドン曇りが晴れてくれないかとの期待もあった訳だ。
歩き出して約10分。このように舗装道も一部歩く。
7:12
別荘地帯の脇を抜けると柵があり、警告ハイキングコースへのバイク等の乗り入れは大変危険・・・」の看板がある。つまりはこの表示が必要な位に不埒な奴がいるって〜事だよね。確かにバイクで登れる位の傾斜なんだけどね。
7:17
「ほら、もう高指山が見えたよ!」

7:27 高指山頂上(1174m)
歩き出して30分で到着。ここからは別荘を前景にした富士が見えるのだが・・・h18.3はここでWBCを聞きながらカップ麺タイムだったんだよね。
ヨシヨシ君にお願いし兄弟で記念撮影
7:35
富士も見えないのでここでこれ以上休んでも仕方ないのだ。水分補給をして明神山へ出発。たった2時間だよな・・・
@やや急な下り
A東海自然歩道の巨大な看板
7:49 平坦な道

途中でトリカブトを見つけた。昨年10月に御巣鷹山から大幡山への下りで見て以来だ。やはり存在感のある花だな〜
あ、あれは!
そう、薄暗い林の中で目が光っていたのだ




「ほら、イノシシ〜」


そう、数m先にうり坊が2匹居たのだ。しかし、デジカメを出す前にあっという間に茂みに走り去ってしまった。
後ろに歩くJUN達への声が大きかったのか、その前にこちらを見つけたのかは分からないがあっという間だった。
JUNもヨシヨシ君もバッチリ見たそうだ。
3人とも何だか得した気分?だった。

画像は茂みの中にいるうり坊を眺めるJUN。その後も数秒間こちらを眺めていた。
8:06 切通峠
@明神山まであと55分との表示
A指導標の上にはアケビと梨。気の利いたことをするね。
お、トリカブト!
この辺はやや傾斜がきつくなる

お、この辺も群生しているぞ!
JUNもヨシヨシ君も撮影に夢中。
この枯れ木に咲くトリカブトはイイ感じだね。
結局3回トリカブトの撮影タイムをとった。こののんびり感がイイなあ。
8:59 平坦な道

今度は数m程先を鹿が横切った。

「今日はよく動物に会いますね〜」とヨシヨシ君

いや、ホント。ラッキーだよね。
9:27 お、ゴールが見えたかな
9:29 明神山山頂(1191m)
頂上には先客が4,5人。皆軽装だ。なにしろここはパノラマ台から50分程、三国峠からならもっと早く辿り着くからね。
着いたときは富士は雲の中だったが、この雲の様子ならその内に見ることが出来そうだ。
早速記念撮影をお願いした。
JUN早速お湯を沸かし、カップ麺タイム。そう、実は前日夜に頂上でのカップ麺タイムが楽しみと話していた私に「ダメ!ザックが重くなると腰に負担だろ!お弁当にしなよ。」と怒られていたのだ。シュンとなった私はコッフェルと水を諦めたのだが・・・
車の中で「オレがお湯を沸かすからカップ麺買って行けよ」とJUNが提案してくれ、平野のセブンで買った訳で・・・
ここは2月の強風の日以来だね。
有り難うJUN
これで望の富士山はバッチリだよ!
これはヨシヨシ君が撮影。イイアングルだね。やるう
雲間から富士が見えてきた。勿論デジイチで撮影!ウキウキだ〜
10:17 下山開始
途中に咲く花を撮影しながらの〜んびり

フデリンドウだよね
他にもあったけどイマイチなのでカット
先を歩く2人に「途中で違う角度から富士を見れるよ〜」と私。

ヨシヨシ君は普段こんなに写真を撮りながら歩くことは無いそうだが、ススキを入れて富士を撮るのに夢中になっていた。

2人ともそれぞれのペースで私ののんびり歩きにつきあってくれたのかな。
10:52 三国峠
ヨシヨシ君の車へ戻り、3人でタントへ。
11:25
勿論今日の締めはココ

第一駐車場が満車でイモ洗い状態を覚悟したが、入ってみるとそれ程でも無かった。

ここの檜風呂はやや温めなのがイイ。の〜んびりした時間を過ごすことが出来た。

風呂上がりは3人でソフトクリーム!これがマイウーなのだ。
風呂を出たのは結局12:50。いや〜ホントにのんびりできたね。
川崎の家に帰るヨシヨシ君とはここでお別れ。私のリハビリ山行につきあってくれて有り難う!

連休の最終日で混むことを予想して、早めに出発したのが幸いし、相模原までは難なく到着。でも、この辺りからは渋滞に突入した。早くアパートに戻りたいというJUNを八王子駅で下ろした。

今日はホントに何から何まで有り難う。お陰で念願の山歩きを再開できたよ。

自宅への到着も16時頃。目出度し目出度しと

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え、腰痛は?

心配して下さって有り難うございます。山歩きの間は殆ど気になりませんでした。

が、

これで完全復活とは行きませんでした。やはり車の運転って腰に来るんですよね。結構キツクなって、途中のコンビニに車を停め、トイレ休憩のふりをして湿布を貼りました。すぐ出せるところに準備しておいたのです。まあ無理するなということですね。
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