h20.1.19 沼津アルプス
前の富士は1.2 サムネイルをクリックすると大きくなります

いよいよ楽しみにしていたその日がやってきた!

 もともとは12.24に行くはずだったのだが、クシャミ一発でパー。1ヶ月待ち望んでいたのだ!

 3:30起床。5:02国分寺発。6:07東京発熱海行き東海道線へ。早朝だが、チラホラと立つ人が居る位の混み具合だった。車内のお供は色々入れたIPODと勝谷誠彦偽装国家2!新宿と府中で買えず、やっと国分寺で手に入れたモノなのだ。楽しみにしていたのだが、読後の感想はイマイチ・・・ストリームをポッドキャストに入れて毎日通勤時間に聞いているのだが、そこで話していることとそれ程変わらないのが正直な感想。勝谷はラジオでガンガン話している方が迫力があるのだが・・・。本の長さもそれ程でもなく小田原辺りで読み終わってしまった。
 7:59熱海着、静岡行きに乗り換え。長いトンネルに入って函南駅。そう、ここからは違う楽しみがあった。
sanpoさんのレポ(これ以降SRと表記。引用は赤太字)にあった「左手にジェットコースターのように小山が並んでいるのが見えてきました。あれがもしかして沼津アルプス? なるほどデコボコでアップダウンが多そうです。」車内には結構人が居たので遠慮してデジカメは出さなかったのだが、その通りの風景を見ながら、ワクワク感がいっぱいになっていくのがわかった。
 8:24に沼津駅到着。早足でトイレへ!何しろバスの時間は8:30だ。小用を済ませて外に出ると女子トイレの前にはオバサマハイカーの列!間違いなく沼津アルプスだろうな。

8:27 伊豆長岡行きバス
 沼津アルプスの表示もある。
このバス自体はガラガラ。ハイカーでぎっしりという予想は外れ。でも先程のオバサマ達で次のバスは混むだろうな。
@今回ポケットに入っていたのはコレ
左・沼津アルプス地図 右・SRのコピー
A多分徳倉山
8:57 多比バス停

SRを見ながらバスの進行方向とは逆向きに歩き出す。
@セブンを越えて10mほどで右へ
A@に写る電柱下にある表示
B舗装道を登る。
9:07
三叉路で、あのトレードマークのような「沼津アルプス道標」が現れました。この道標は要所ごとに設置されていて、とても分かりやすく楽しい道標です。」ふむふむそうだな。
@足下にも表示
A江浦湾が眼下に見える。結構登ってきたな〜。何しろ歩き出しがほぼ海面と同じ、標高0mだからね。
9:20 ここから登山道
@水仙が植えられたのどかな道。
Aここにもペンキで矢印が。ホントに親切だね。
Bぐいぐい登る
9:34 多比口峠@
峠には通し番号を打ってみる
登りついた最初の峠だ。大平山へはここから往復だな。
足下にはザック。往復のグループが居る訳だな。「往復20分」の表示もあるしね。
自分も真似をしようかなとぐらっと来たが、止めておいた。
これが正解!
え、なんでって。それはね・・・



















この風景に数m上で出会えたのだ。勿論ザックには一眼を入れてあるしね。うっかり誘惑に負けて置いておいたら取りに戻る羽目になった。ラッキー!
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9:37 大平山へ
わずかな距離だったが結構な急坂だ。途中で数人が降りてきた。手ぶらだ。さっきのザックのグループだな。
@大平山@おおべらやま・356m」頂上でも通し番号を打ってみるA頂上は樹林に囲まれており、この方角だけ開けていた。
9:44 遠くに山々 頂上の様子
数カットデジで撮影後、ザックは下ろさずにUターン。
9:55 

多比口峠上の先程のポイントでは登ってきた団体さんと遭遇。多分、沼津駅トイレ渋滞の皆さんだな。リーダーらしき男性が「この上に登っても展望はないから写真を撮るならどうぞ」とのこと。その通りだね。自分もザックを下ろし再び一眼を取り出し撮影。ついでに携帯でもパチリ。ポットのコーヒーを飲んでと・・・そういえば登り始めてから最初のブレイクだな。
A彼らが先に行くのを待つ。マイペースで歩きたいからね。
B峠から数m先にもビューポイントがあった
10:09
これがSRにあったウバメガシの林だな。
うひゃあ、段々楽しくなってきたぞ〜
10:23
←@よーし、ますます楽しくなってきたぞ!
Aこのちょこんとした岩から撮影。B雲がかかってきたな〜
10:35










ウバメガシ林を抜けて少し下った先で沼ア道標を発見。
@多比峠A Aここからはロープのある急坂!うわあ
B登り切ったところから先程の大平山を見る
@カーブしても続く急坂A傾斜が緩んだら上が見えてきた。
10:56 鷲頭山A 392m
 沼津アルプスの最高峰

広い頂上には先客が一人。
富士は見えないが一眼でも南アを撮影。クリームパンタイム。
@頂上の様子。さくらの季節はスゴイだろうな。次々にハイカーが到着してきた。
A駿河湾の奥に南アルプス
B大平山・歩いたな〜奥に見えるのは天城山だろうか
11:09 出発
いきなりロープが張られている急坂!でもここは大したことなし
11:16 小鷲頭山B 330m

満面の笑みだよね。我ながらイイ気持ちだったのかな
あっという間に小鷲頭山へ到着。5人のグループがランチタイム中。先程クリームパンを食べたばかりだがSRと同様に動こうと@ココでカップ麺タイム!勢いでコンビニおにぎり2個!A出前一丁「ガンバレ!受験生」今日は大学入試センター試験!さらに余ったお湯でキャラメルマキアート。ちょっと合わなかったなあ
@富士は雲の中Aここからも駿河湾越しに南アルプス・一眼でも撮影したがどおかな。12:56に出発。
12:00 ロープの急坂!
SRにも小鷲頭山からの下りはロープのかなりの急坂でした。多分ここがコース中で一番の傾斜。それほど長くはないけれど、登るのも大変そうです。とある。なるほど手強いぞ・・・
12:11 中将宮
巨大な岩の下に何かが祀られているぞ・・・
12:19 志下峠B
数分でまた沼ア標柱を発見。巨大な岩が右側に見える。「ぼたもち岩」と書いてあった。
A次はユルイ傾斜の登り。ポカポカして暑いよ
Bあれが志下山かな?
12:29 馬込峠C
何でもないところでまた沼ア標柱がポツン。
@カヤト尾根をユルーく登る。A左側には海!キモチイイ〜
12:36 志下山C
この頂上では4人ほどがランチタイム中。ここも眺めがイイから気持ち良さそうだ。記念撮影だけお願いして次へ。
@数分で広場に出た。ここも気持ちよさそ〜Aなるほど大休止したくなるよね。でもココは先へB再び富士が見えてきた!
12:43 志下坂峠D
下りった所でまた沼ア標柱。
Aここからはロープ有りの急坂。結構キツイ!
12:51 千金岩(ペンキで書かれている)
岩の上では寝そべっての〜んびりタバコを楽しんでいる方が一人。その気持ち分かるな〜。18切符で来たことを話すと地元の方だそうだ。「ココは良いところでしょう?」「ホントですね!」
@駿河湾を見下ろす
Aまたまた登る!
13:06 広場
SRには「少し下りになると、ホオノキが立つ広場に出ました。正面には愛鷹連峰が見えているので、霞んでいなければ富士山も見える原っぱのようです。勝手にホオノキ広場と呼ぶことにしました。」
富士はこの通り
13:15 
ホオノキ広場から下っていくと何やら囲いがしてあるぞ・・・


な、なんと!
13:19 香貫台分岐
@先程登った山だろうがどれ?
Aここからは竹の手すりがついた急坂。イヤイヤこれでもか!って感じだよね。
13:26 徳倉山D 256m


広ーい頂上には誰も居ない。早速@ザックにデジを置いてセルフタイマーで記念撮影。B富士が見えてきた!よっしゃ〜
一眼を取り出して撮影、ポットのコーヒーでブレイク!
すると次のハイカーが到着。千金岩で出会ったあの人だ。ここから見える愛鷹山にも何度も登ったそうだ。あ、しまった!望の富士山の宣伝をしておけば良かった〜
13:49 出発 まだ2山あるのだ
 
@クサリ!でもココは階段がついているので楽!
ここでは夫婦を追い越した。
Aさらに下る・・・
14:05 分岐
下りきったところでまた分岐だ。何々左折
ぐんぐん下ることほんの数分

あれ、舗装道に出た。右側にはトンネル
地図をもう一度見直した。

横山峠は何処?

横山を下るまでは降りないはずだぞ・・・
地図ではトンネルの上を通るはずなのだ。

???


どこかで道を間違えたのかな〜


5分程悩んだ。


あれ、ちょっと待てよ。デジで先程撮影した画像を見返してみた。左折だったよな〜


あ、あの分岐を右に行ってから左折なんだ〜


早く気づけよ!!

14:20 横山峠E
大急ぎで先程の分岐へ。分岐の先数mにまた沼ア標柱を発見!こんなに近いところに有ったのにね。約15分ほど損した訳か。
@「(北行)アト2山」の表示
A14:21 ここからまた急坂だ。
B14:33 疲れてきた・・・そういえば誰にも会わないな・・・
14:39 横山E 183m






頂上には夫婦が休んでいた。そう言えばで彼らを追い越したんだよな。「ずいぶんゆっくりでしたね。」「ええ、道を間違えました〜」トホホ・・・めげずに記念撮影をお願いした。
さすがに疲れており、ここで残っていたクリームパンを食べ、パワーを補充。あと一山なのだ!
ここからもロープ有りの急坂!傾斜よりも足下の土が滑りやすく何度もこけそうになった。ストックを使うよりもロープにしがみつく有様だった。ちっとも上達しないな〜
14:51 中弛
何でもないところでまた表示があった。
@さらにロープの急坂を下る・・・もうウンザリだ〜
Aあ、下が見えてきた。
14:58 八重坂峠F
表示に従い舗装道を左に200m進む
@15:01 ここから登山道
A数分で再び舗装道へ。逆方向に「沼ア・八重坂峠近道」の表示が有った。
15:09 ゴルフ練習場
左折してゲートの先の舗装道を登る
せっかく頑張ってきたのにな〜フィナーレを飾るには人工的すぎるよ〜ゴルフ目的の普通のお客さんがチラホラ、私のような登山者は浮いているぞ。
15:30 香貫山F
ガッツポーズで記念撮影と思っていたが・・・SRでは「電波塔の横に香貫山山頂の道標が立っていました。何とも味気ない山頂なので通過。」とある。ホント同感だよ。
せっかく7峠、7山の縦走を達成したのになあ。最後がコレじゃあねえ・・・

頂上から2分下ってトイレへ。有難かった〜
15:37 展望台

富士のオブジェ?から富士を見る
先程の頂上では達成感は無い。やっぱ展望台でしょ!
早速矢倉に登ってみた。
ぐるり360°の展望。クリアではないが十分だ。
@勿論ガッツポーズ?ちょっとちがうか A階段は狭い・・・
残しておいた水を沸かし、コーヒータイムを楽しんでいると・・・

あ、着信履歴が〜

実は花のページの”や”さんと事前にメールでやりとりをし、当日も何回か携帯でやりとりをしていたのだ。

遅くなったから心配したよ〜、途中で滑落したんじゃないかってさ〜」

実は14:10頃舗装道に降りてしまったときにも困って相談をしていたのだ。

その後連絡していなかったからな〜

「急いで行きます!!」

ダッシュで舗装道を下へ   え、早歩きだって・・・

塔のある公園で”や”さんは手を振っていた。こちらはネットで顔を出しているが、”や”さんには19年の元旦に竜ヶ岳山頂の手前(望の富士山花のページ)でお会いして以来だったので、「あ〜この人なんだ」というのが正直な感想。花のページ掲示板を通じてやりとりをしており、身近な存在だったが直接お会いするのはなんだか不思議な感じだった。

「ここに登って撮ると富士と塔を重ねることが出来るんだよ」アングルを探す目はさすがだ。
16:14
”や”さんの車で富士の話をしながら沼津港にある”や”さんオススメのイワシ専門店

@刺身Aつみれ汁と天ぷらB味噌煮 美味しくって幸せ〜
ダイヤを撮影するときのコツ(f16以上にすると光芒が出る)から掲示板に書き込みをしているお友達について、そして裏情報まで色々なお話しを聞くことが出来た。ホントに楽しい時間でした。有り難うございます!

食後、「水門びゅうおがライトアップされているから、撮しに行きましょう」さすがにシャッターチャンスにはどん欲だ。このマメさがあの素晴らしい「花のページ」を作り出すんだな。
車で沼津駅まで送っていただいた。ホントに今日は楽しい時間を有り難うございました。
ラッキーなことに東京直通の東海道線に待ち合わせ10分程で乗ることが出来た。
18:11
爆睡している内に東京へ。さらにラッキーなことに中央特快に連結。21:30帰宅。

今回の山行はsanpoさんのレポの通りに歩いたが、この丁寧なレポのお陰でポイントを見過ごすことなく楽しく歩くこと出来ました。そういえばsanpoさんは健脚だ。レポのタイム通りに歩こうと思ったかがとても追いつかなかったぞ。

そして”や”さんには楽しいお話しを聞かせていただき、美味しいお食事をご馳走になりました。

ホントお二人には感謝感謝です。

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ところで・・・

18切符(11500円)について、その収支を計算してみた。(よせばいいのにね)

弟が1回分2300円を使ったとして、彼から貰った分を引くと9200円

結局12.24とこの日の2回使って9130円

う〜ん、ぎりぎり元が取れなかったか〜

あれ、待てよ、12.24は東京湾フェリーと連絡バスを利用して790円か・・・

すんごい 赤字じゃないの!

もともとお得なはずだから買ったのにね・・・難しいねあ

ポジ サムネイルをクリックすると大きくなります

大平山直下から
同 数m先で
小鷲津山から駿河湾と南アルプス
徳倉山から
徳倉山からアップで 同 少し引いて
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