h20.1.2 茅ヶ岳2、金ヶ岳
元旦へ サムネイルをクリックすると大きくなります。 この山に以前登ったのはh17.12
4:00起床。今日もペアレントは見送ってくれた。いつもホントに有り難うございます。また、行きますからね。よろしくお願いします。
今日は県道40号を西へ。朝食はいつものガストへ・・・あ、閉まっている。何故だろう・・・仕方ない、すき屋などは無いかな・・・見つからず、本意では無かったが(ゴメン!)デニーズへ。
え、ドリンクバーが無い!でも、コーヒーお代わりOKか。よーし!というわけで朝食はスパゲッティにサラダ+コーヒーセットで1166円(深夜料金込)。うーん、割高だが仕方ない。パスタは運動前に良いそうだし、今日は野菜もちゃんと摂ったしね。
コーヒーのお代わりを頼む際に「コレに入れて下さい」とポットを差し出すと店員(若いオニーチャン)は怪訝な表情。「だってお代わりOKでしょ〜!」とは私の心の声。これで山の中でも安心と!
前回は茅ヶ岳広域農道を使って近道のつもりが、どこかで道を間違え、大分ロスしてしまったので、今回はちょっと遠回りでも20号に入り、県道27号(昇仙峡ライン)から深田記念公園を目指した。
6:12 深田記念公園
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駐車場の奥に数台車が停まっている。先客だろうか?
ヘッデンを点けて歩き出す。まあ女岩までは岩がゴロゴロするけど林道歩きなので楽ちんだ。山梨県の山によるとここもかつては車が通っていたそうだ。
6:42 大明神林道を通過
途中から緩やかだが山道になってきた。もう日が昇り、ヘッデンを切っても十分な明るさになっていた。
7:13 (デジカメではフラッシュが必要)
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7:21 女岩
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第一チェックポイントに到着!フリースを着て、一休み。
@やはりポットのコーヒーで一服!
A前回飲まなかったので、ここの水は試してみたかった。一口飲んでみるとやはり美味しい!勿論カップ麺とコーヒーお代わりのために給水!
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7:38 女岩から上へ
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1度通った事があるので気分的に楽だ。この後は落ち葉がぎっしりのジグザグ歩きで上を目指すのだ。前日に比べれば楽ちんさ!
@7:44 A7:53 B8:00 C8:16
前回のようにカモシカと目が合うことを期待して上を見ながら歩いたが、今日は駄目。そんなに上手く行くわけ無いか。 |
8:24 稜線
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稜線に出て5分程で@深田久弥終焉の地。遠くに金峰山が見えている;。A8:32 B8:40 もうすぐ頂上だ!
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8:49 茅ヶ岳頂上 (1704m)
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頂上には8時頃私を追い抜いていった人がすでに休んでいた。ここから見える八ヶ岳や南アルプスを幾つも登っているそうだ。「あれが○○」と教えてくれた。(沼津から来たそうだ)
彼が降りた後、頂上には次々にハイカーが上がってきた。彼らの分の記念撮影を引き受ける代わりに自分の分も撮って貰った。
@やはり八ヶ岳バックのこのアングルで1枚。
A山梨百名山の標柱は新しくなっていた。(こちらのブログ参照)遠くに金峰山が見える。
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勿論このぐるり360°の大展望を目当てに登ってきたのだ!
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金ヶ岳の奥に八ヶ岳 |
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南アルプスがずらり |
甲斐駒 |
富士は逆光だが |
金峰山 |
瑞ガキ山 |
茅ヶ岳山頂で引き返す人も居たが、何人かは金ヶ岳へ向けて出発していた。そういえば、ここに1時間以上もいるのか、そろそろイイかな。
9:55 金ヶ岳へ出発
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@10:00 おっと氷ってる!さっとアイゼンを装着。さすがに慣れたモンだ。何事も経験だよね。
A10:10 この辺もバッチリ氷っている
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10:14 アイゼンを外した
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わずか15分程だったがアイゼンを着けていたお陰で安心だったよ。そういえば、先程出発した男性4人組はアイゼン無しだったな。大丈夫かな。ここからは地面が乾いている。さあ、金ヶ岳へ向けての登りだ!
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10:25 石門
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石門をくぐると今度は岩登りと急坂のくり返し!こりゃ大変だあ〜
@10:26 A10:30 B10:38 C10:51
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10:55 観音峠への分岐
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この分岐には「観音峠ルートには急峻な個所が多いので注意して下さい」とあった。
ここを登れば金ヶ岳南峰!と思いきやもう一度下がってから登りだ。どこが南峰だったのかな?
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11:03
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この下りを見てぞっとした
@仕方ない。さっき外したばかりだがもう一回装着だ。
先程の男性4人組が登ってきた。「おお、アイゼンだ。俺たちも持ってくれば良かったよー」でしょ!
Aさすがにここまで来れば大丈夫!ここでまた別のオバチャンが戻ってきた。「私もわずかな距離だけど履いたのよ」そうでしょそうでしょ。急ぐ必要は無いのだ。やはり安全第一だよね。
Bもう少し!
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11:30 金ヶ岳北峰 (1764m)
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頂上には三脚を構えた年配の方(これ以降 Tさんと表記)が一人。また私から数分後に先程茅ヶ岳で記念撮影を買って出た夫婦が追いついてきた。
勿論?ここでも彼らの分の記念撮影を買って出て、私の分もお願いした。ここで奥さんから「お正月だからね。どうぞ」とピンクの蒲鉾もいただいた。そういえば、おせち料理はまだ食べてなかった。ご馳走様です!
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ここからは樹林が邪魔するものの
茅ヶ岳に負けない位の大展望が広がる。
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富士の下には茅ヶ岳 |
左に甲斐駒、右に鋸岳 |
地蔵岳の奥に北岳 |
T さんは地元の方で「アノ山が○○で・・・」とこの夫婦に教えていたのを一緒に聞いた。そういえば茅ヶ岳で私も沼津の方に聞いたけど、見え方が違うと感じも違うし、もう一度聞くと良く分かった。
この夫婦は朝
富山を出発してきたとのこと。
T さん「向こうには北アルプスがあるじゃないですか」
「ええ、でも
やっぱり富士山を見たいんですよ。」と奥さん。
そうだよね。その気持ちスゴク良くわかるよー
「私たちはこれで元の道を戻るんですけど、この近くにイイ温泉ありませんか?」と奥さん
「そうですか、地図を描いてあげますよ。」とT さんは親切だ。
夫婦が出発した後、「私は明野の方に降りるんですけど」とT さんに話しかけると
「私も同じ方向だから一緒に行きましょう。車で途中まで送ってあげますよ」
おお、有難い!
山梨県の山に載っていたように
1時間50分林道を歩いて車の回収に行くのはキツイと思っていたのだが、
救う神がいらした!(捨てる神はいなかったけど)
とまあこのように T さんの後について下山することにした。
12:35 下山開始
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始めTさんは「ここからは富士と茅ヶ岳を並んで撮れますよ」「私は行きにここから八ヶ岳を撮ったんです」とポイントを教えてくれた。金ヶ岳から茅ヶ岳に引き返した人たちはこれを見ることが出来ないのだ。ちょっと得した気分だった。
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12:44 こりゃ大変な下りだ
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@12:54 A13:13
段々T さんに着いていくのが大変になってきた。彼は急いでいるわけではなくスタスタと普通に歩いているのだが、そのペースが変わらないのだ。こっちはつんのめりそうになるところをストックでブレーキをかけ、踏ん張りながら歩いているのにだ。Tさんは今年でお仕事を定年になるお年だそうだが、20才の頃から山を歩いているそうだ。やはり慣れた人には敵わない。
途中泥道で2回も思いっきり転んでしまったのだ。トホホ・・・ |
13:38 林道
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@林道からすぐゲートへ。Tさんの軽トラに乗せて貰った。途中温泉への行き方を細かく教えてもらいながらA韮崎駅へ
Tさんホント有り難うございました! |
駅にはタクシーが数台。Tさんが駅の方がタクシーが捕まえやすいとここまで連れてきてくれたわけだ。
こちらから「ズボンが汚れてるんですけど、何か敷いてから座る方が良いですかね」と尋ねると
「あ〜大丈夫大丈夫、乗って乗って」
タクシーの運ちゃんはおしゃべりだった。
私が石和ユースに泊まって今日は茅ヶ岳に登ってきたことを話すと
「そ〜か、安い所を見つけたな。お兄ちゃんはお正月にちゃんと休めて良いなあ。俺たちは安い月給でお正月も働かなきゃ食っていけねーんだ。」に始まり、車を回収して韮崎から帰ることを話すと
「高速では左側を走って、ゆっくり行け。無理するんじゃねえぞ。
おいちゃんの言う通りにしろ」
圧倒されっぱなしだった。
深田公園までの料金は
3030円。料金を払って車を出ようとすると
「
アチャ〜、こりゃ参ったなあ〜」とおいちゃんの大きな声
後部座席のシートに泥が付いて汚れてしまったのだ。
「おに〜ちゃん、これで拭いてくれるか」
と雑巾を渡されたので、それで泥をはらうと殆どキレイになった。不幸中の幸いで泥は乾いていたのだ。
「すいません」
「あ〜大丈夫大丈夫、気にしないで! じゃあ気をつけて帰れよ!」
いや〜ホントに楽しい運ちゃんでした。
汗くさいウエアをさっと着替え、Tさんに教えて貰った通りに
百楽泉を目指した。
深田公園から県道27号を韮崎側に5分。「韮崎インター北」の信号を左折して富士の見える道を5分程走るとスグに到着(15時頃)。
農の駅前の駐車場にタントを停めた。
@あれ、農の駅は休み?Aここからの富士も見事だ!とりあえずパチリBこの駐車場の裏側に温泉はあった。温泉側の駐車場は車がびっしり!いやいや人気の温泉なんだな!
期待していた露天風呂は無かったが、大きな窓からは
南アルプスがズラリ!
景色を見ながら50分程の〜んびりする事が出来た。
ガイドブックには載っていなかったので?地元の人で混雑していたが、それもストレスを感じない程度。穴場の温泉の一つではないだろうか。
ホント良いお湯でした。Tさん有り難うございます。
後は帰るだけだったが、「今日は
どうせ混雑するだろう。そうだよ、急いだって同じじゃないか」と勝手に自分を納得させ、ここで夕景を撮影してから帰ることにした。三脚に一眼をセットし、自販機でコーヒーを買い、ホッカイロで身体を温めながら30分程頑張った。え、ちなみに周りには誰も居ない。ホント物好きだよな。
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富士の側に雲が無く、色づきはイマイチだった。でもこれが無ければ望の富士山じゃないよね。
中央高速は韮崎から大月まではほぼ順調だった。まあ予想通りに「
小仏トンネル19km渋滞」との表示は出ていたが、それを甘く見て、ぎりぎりまで乗っていようと考えたのが大失敗。
トイレ休憩の為初狩PAに寄ろうと思ったら駐車できず・・・絶対コレは混んでいるだろうなと思いつつ
談合坂SAでやっとこさトイレへ。ずらーっと並んだ車の列に圧倒されつつも渋滞の列に突入!
いやーこれが大変だった。長かったー
結局上野原で中央高速を降りて20号へ。これが予想以上に流れたんだ。やはり大月で降りれば良かったのかというのは後の祭り。自宅に帰り着いたのは21時。(これが早かったのか遅かったのかは???)
まあ最後に疲れたけど、ホントに充実した年末年始の山行でした!
次の富士は
19日に沼津アルプス HOME
ポジ サムネイルをクリックすると大きくなります。 PLを効かせすぎたかな
茅ヶ岳から
甲斐駒をアップで
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少し引いて
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その左側
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金ヶ岳の左に赤岳?
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端がき山
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金峰山・五丈岩が見える |
茅ヶ岳から
金ヶ岳から下山途中・茅ヶ岳と重ねて
百楽泉駐車場から