h20.11.3 今倉山4、道志二十六夜山4
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 今回は3月以来の食うかいさん、ハルさんとの山行だ。彼らと一緒に甲州高尾山などに登り、とても楽しかったので、この文化の日が来るのをワクワクしながら待っていた。
 ところが、10月下旬にハルさんから体調が悪く今回は一緒に行けないとのメールが入り、今回は食うかいさんと2人の山行となるはずだった。

 1,2日の土日はネクタイ。この2日間は天気が良く、あちこちの掲示板では見事な富士が掲載され、羨ましいの一言だった。ところが、3日は曇りの予報。文化の日は晴れの特異日だそうだが、まあ雨が降らなければイイか・・・

 当日は7時に道坂トンネルに集合の約束をした。3:30に起床、のんびり朝食を取り、ちゃんと出すモノを出して準備はOK!自宅を出発したのが4:45。
 連休中で朝から混んでいるかと思いきや、都内も橋本付近もガラガラに空いており、道志道には5:30過ぎに入る事が出来た。

 快調に道志道を走っていると・・・

ピロピロリ〜ン♪

(無理やり音にしました。嘘でーす。バイブにしてあります) 

 ウエストポーチに入れておいた携帯が揺れた

 あ、メールだ。食うかいさんかと思い、タントを停め、メールを見ると・・・

 「突然ですが、飛び入り参加させて下さい。」とのこと。

 うれしいが、ビックリ!これで顔ぶれがそろったね!
6:25 道志村和出付近 そもそも天気予報の通りだし、出発時点でも☆は全く見えていないドン曇りだったので、突然目に飛び込んで来た富士にビックリ!

タントを停め、デジイチを出してパチリ。
 6:35にトンネルへ。約束の時間まではかなりあるので、のんびり山の準備をして二人を待つ・・・

 7:15頃二人は到着。「ごめ〜ん。連絡しようと思ったけどソフトバンクは圏外なのよ〜」
 私もハルさんと同じなので、事情は良く分かっていた。そうなんだよね。和出村付近から圏外だったからね。
 「え〜、オレのauはアンテナ立つぞ〜」、そういえばかずさんと歩いたときも同じ事を思ったんだよね。(h20GW)ちなみに彼はドコモ。ホントに山の中ではコイツは役に立たない。

 「ハルさんは具合が悪いので今日は無理だと思っていましたよ〜。治ってよかったですね。」
 「ホント、オレも驚いたよ。何たって今朝4:40にメールが入ったんだよ」
 「へへ、やっぱり行きたくなって食うかいさんにメールしちゃった〜」
7:28 出発 「じゃあのぞむさんカメラ貸して。いつものやつ撮るよね。」と食うかいさん。さすがによくお分かりだ。
てなわけで・・・

←のように歩き出した。(丁度ストックを調節している所かな)
7:42 御正体との分岐 「すぐに分岐だよね。」
食うかいさんは私のレポ(123回目)をチェックしてくれていた。
「秋は来たこと無かったよね。これで全ての季節に来たことなったね。」
「そうですね。三ツもそうですけど、いつ来てもイイ所ですよ」
「それなら石割の方がもっと多いだろ。12ヶ月制覇しちゃうんじゃないか?」

ホントに良く「望の富士山」を読んでくれているな〜うれしいよ
「さあ、ここからちょっと急登ですよ」
いくつか紅葉している木もでてきた。曇りだが楽しみだ。
@ちょっとだけ岩も越える
A「ねえ見て、ヒョウ柄よ〜」
7:58 「あそこで曲がりますよ〜」
「ここで一休みしましょう。またここから急登が始まりますから」
それぞれにペットボトルのドリンクで一休み
「向こう側はイイ感じですよ〜」私はデジ。食うかいさんはフィルムカメラでパチリ。
頂上を目指して






「のぞむさんって私達が話したことをよく覚えているのよね。録音の機械を持っているみたい。に歩いたときも、そういえばあんなことしゃべったかしらって思い出すのよ。」
「そうですね。画像を見ながら思い出してるんですよ。あとはコレ(携帯)にメモってるんですよ。」
「きっと今回のことも思い出してレポに書くのよね〜」
「そうだよ、ちゃんと4:40のメールの事も書いてくれよ。『私を山に連れてって』ってな」

@「ほら、富士の頭が見えてきましたよ〜」
A紅葉で遊んでみた
8:44 今倉山頂上(1470m)




「あ〜ん、目を瞑っちゃった〜」とハルさんが言った為、コレが2回目ののパチリ・・・
「どうせ☆※△なんだから、変わらね〜よ」とつっこむ食うかいさん
ホントにイイコンビだよね。

ところで、左画像のように山名標はすでに二つあるのに、新しいモノが立てられていた・・・不思議だ
 「のぞむさん、ここはアンテナが立つわよ〜」
 私のを見ると・・・お、1本だが立っている。
 すると・・・

 ピロピロリ〜ン♪

 あれ、ハルさんからだ・・・
 「今平野です。遅れます。すみません」
 「あ、さっき私が送ったものね」
 圏外を抜けるとこういう事があるんだよね。
 ちなみにちょっと移動するとたちまち再び圏外に・・・やっぱりソフトバンクは使えない!
「じゃあ、次はお楽しみの赤岩を目指しましょう」

わずかに下ると今倉山西峰が見える(9:00)
今倉山西峰への登り
「ほら、ここにアレがあるよ。のぞむさんはわかるよね。」と食うかいさん。彼はホントに山野草に詳しいのだ。そして、前回のレポも良く見てくれているね。
「え、何て言うの?」とハルさん
「毒○○○だよ」「ええ、ウルトラマンに出ていましたよね」
二人ともヒントになっていないか・・・
9:09 「ここに山名標がありますよ。あれ、来る度に向きが変わりますね。」とこの時にふと思ったのだ。
レポを作りながら過去の同じ画像を見返すと・・・
ほら!
←2回目(h18GW)

↑3回目(h19.7)
「もう少し進むと展望のイイ露岩がありますよ」

(今回この露岩を説明できる画像が無かったので、h17.12に撮った画像を載せます。)
←この露岩から少し下がった所から右にカラマツの紅葉を絡め、富士を狙っている・・・
 うーん、さすがにコントラストがつかないな〜
 曇りがちだが、この露岩はホントに展望がイイ!
八ヶ岳 南アルプス 三ツの向こうに北岳
「望遠レンズで見るとよく見えますよ〜」とハルさんにカメラを渡した。
勿論見ている所もこうして撮っちゃうのだが・・・

あれ、食うかいさんそのポーズは?
カメラを向けると何かやってくれるのだが、これは何だろう・・・
あ、視力検査だ!
9:24 「いよいよ、赤岩を目指しましょう。先が分からない方が楽しいですから先を歩いて下さい」と食うかいさんに先に行ってもらうことにした。

@←この急坂を下るハルさん
A先を行く食うかいさん。ここも傾斜がキツイ。
9:34 西ヶ原 「ここを降りると林道に出るみたいですね。赤岩へは最短コースでしょうね。」

ここからはまた登る。「赤岩」は別名「松山」だからね。
どお、バニーちゃん
この辺りからブナの大木が目立つようになる。
ダ〜リンえ、言ってないって・・・わかります?
おやま〜僕んち♪(オヤマボクチ)があったよ。」

←「お、のぞむさんそろそろか〜い?」
9:54 赤岩(1450m)
ハル〜、アーチを作るぞ〜

「ほら、見て〜こんな(標柱の裏)所に〜」
それにしても寒い!
ペットボトルのウーロン茶を温めてと・・・
おやつタイム!
 しばらくして、(多分)若い男性が登ってきた。道坂トンネルで降り、縦走するそうだ。彼は少し休んで先に進んでいった。
ホットウーロン茶で暖まったら勿論撮影タイムなのだ。
「のぞむさん、指で枠を作って〜」
富士はこの通り・・・
 ここはぐるっと360°のパノラマだ。先程の露岩で撮影していない方角を載せてみる。
 食うかいさんは山座同定も得意だ。以前私が来たときに気付かなかった山々を教えてくれた。
左下は九鬼山 檜洞丸 越前岳
10:42 二十六夜山へ向けて出発
結構急坂だ。
ハルさんが撮っているのはコレ!
慎重に・・・
「ほら、この赤い実なんだっけ?あ、思い出せな〜い」
このレポをご覧の皆さん。教えて下さい。
指が抜けな〜い
「あ、ローマの休日ね。」
実はハルさんがつっこまなかったら分からなかった。
この辺は写欲をそそる被写体がいっぱいある。デジイチをザックから出し、首にかけることにした。
コンデジを食うかいさんに渡し、お任せで撮ってもらった。食うかいさんのアングルは凝っているので、後から見るのが楽しかった。
なかなか上手く撮れないがとにかく楽しい!
見上げて撮るのも楽しい
「あ、ありましたよ〜」

「あ、セクシ−な木ね♪」
ハルさん上手いこと言うな〜
足元にも目を向けてみた
ホント、イイ季節に来たなあ
11:48 林道へ

↑の画像は→の後、撮影しています
「のぞむさん、ここで葉っぱ持って」
「あ、発破ですね〜」
林道を100m程歩いて二十六夜山
登山口へ。
赤岩で見たときよりも頂上の雲が消えてきた!
「先に歩いて下さい。左側に展望のイイ露岩がありますよ。」

数分後・・・
「お、すげ〜!のぞむさん、ここだね。」
この露岩はやはり一歩前に出て撮影するのだ!
@富士はイマイチだがA手前の木々はイイ色だ。
露岩と言えば・・・ロダン!
「ハル〜、押さないから先へ行って見ろ〜」
「絶対よ〜」
「こ、こわ〜い」まぢで怖がってました・・・
そう、ここの足元はこんな感じ(h18GW撮影)なんだ。
露岩からはゆる〜く、登る。(先を行く食うかいさんが振り返って撮影)
12:20 二十六夜山(1297.5m)
はい、チーズ!
「いつものをお願いします。」

食うかいさん大サービス!色々なアングルから撮ってくれた
富士に向かって打て!
ナ〜イスショッ!


(石川遼くんがこの前日プロ初勝利)
ラーメンの後は・・・やっぱコレでしょ!
 勿論ここからも富士!右画像は植林の紅葉
小物もパチリ
この頃横浜から来たという老夫婦が登り着いた。彼らは縦走し、月待ちの湯に入るそうだ。5回目は縦走してみようかな・・・
13:15 下山開始
 先に行って下さい。ちょっと撮ってから行きま〜す。再び露岩で撮影
 3人のハイカーが上がってきた。「この露岩から見るとイイですよ〜」と場所を譲り、先を行く二人を追いかけた。
お、二人に追いついたな。
@林道の下もイイ色になっている。
A「これってタラの芽だよな〜」「これって美味しいのよ〜」
「これってかぶれそうだよな〜」
♪♪♪

「あ、小指立てておけば良かったよ〜」
 この付近の様子をデジイチで・・・
ここが西ヶ原(9:34通過)へ通じている道だな。
14:26 林道の終点・県道へ
リンボー

は、早く撮って〜
10分程県道を歩き、トンネルへ

御苦労であった
3人で撮りましょう!
 食うかいさん、ハルさんとはここでお別れ。

 さて、今日は3連休の最終日なのだ

 予想してはいたが、やはり津久井湖付近から渋滞が始まり、帰宅は17:44。
 あ〜、山行より運転の方がよっぽどキツカッタよ。

 食うかいさん、ハルさん今回もすご〜く楽しかったです!また行きましょう!

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