h20.12.23 不老山
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 この天皇誕生日には3年(h19h18h17)続けて弟と一緒の山行で、今年もと計画をたてていた。ところが、彼は風邪気味とのことだったので、久しぶりにソロの山行を思い立った。以前からガイドブック(以降と表記)を読みながら、富士が見えて下山口に温泉があるこのコースをいつか歩いてみたいと思っていたのだ。

 当日は3:30起床。国分寺5:08→西国分寺→登戸→新松田へは6:48に到着。西丹沢行きのバスが混んでいたら座れないのではと考えたのだ。
 急いで駅を出ると1番のバス停には一人だけ・・・拍子抜けだ。出発の7:20には大分時間がある。IPODを聞きながらのんびり待つことにした。7時過ぎに目の前をハイカーが10人程いそいそと通った。あ、向こうにJR松田駅があるのか!

7:15 バスが到着
私の他にハイカーは5人。7:20定刻にバスは発車。

御殿場線の山北駅では乗客無し。お、ここには温泉もあるのか!
谷蛾駅ではハイカーを3人乗せた。そういえば、sanpoさんのレポには「谷峨駅から新松田駅7:20始発の西丹沢行きのバスに乗車(7:46発)」とあったよな。

清水橋から北へ。道の駅山北を通過・・・
そういえば6月1日に檜洞丸へ行ったときに通った道なんだな〜と思いながら車窓をのんびり眺めていた。
棚沢キャンプ場バス停
新松田駅からは740円也

この一つ手前の山市場バス停で年配の夫婦が降りた。ひょっとして彼らも不老山かと思ったが、その後出会うことは無かった。

ガイドブックの通りに来た道を戻る。

携帯ラジオで聞いていたのは森本毅郎・スタンバイ。そういえばラジオを聞きながら山を歩くのは5ヶ月ぶりだ〜
8:04 
「不老山ハイキングコース」の道標に従い、車道を鋭角に曲がるとすぐに吊り橋。
吊り橋を渡り左折。
8:08
とりあえず第一チェックポイントの番ヶ平まで1時間40分か・・・
梅林を抜ける
8:10 ここから登山道

@8:20 A8:33 この辺はちょっと急坂
A8:38 鹿柵のフェンスの脇を通る
8:43 枯れた沢を渡る
8:54 ジグザグに山腹の道をたどる
9:04 ソイジョイとテルモスのコーヒーで一休み・・・
@9:22        A9:36          B9:49
おおむね楽ちんだが、物足りない道が続く。
9:50頃 ハンターさん一人と遭遇。「こんちわ〜」と一声かけただけで、行ってしまった。デジカメを出す余裕もなかった。残念!
9:52 番ヶ平(特に表示は無かったが)
「ここから先はハイキングコースではありませんので通り抜けできません」との看板。
8:08に見た看板から1時間44分。ほぼコースタイム通りだ。
ザックからフリースを出し、着込んだ。パンを出してパクリ。テルモスのコーヒーでエネルギーを補給・・・
寒い!天気予報は晴れだったけどな〜

西丹沢の山々だろう
10:03 リスタート
緩いアップダウンがある
10:11 林道番ヶ平
これを1枚撮って通過
10:18 林道を越えるとやや急坂

@10:19 鹿柵 A越前岳だと思う
B10:33 「不老山15分」の表示。あと少しだ!
10:44 不老山(928m)
誰も居なかったので、セルフタイマーでパチリ
あちゃ〜目を瞑ってるよ
南峰の方が展望が良いとガイドブックにあるのだ。先へ進む。
不老山山頂からは数分で南峰へ
お楽しみの富士はこの通り・・・
お、ここは山北町ではなく小山町なんだな。
(エアリアを確認すると不老山のすぐ脇を県境が通っている)
不老山南峰(926m)
犬連れでスニーカーを履いた若いハイカーが上がってきた。
N「地元の方ですか?」「いえ、横浜からです」N「え〜、横浜からワンちゃんを連れて〜」それはともかくお約束の1枚を頼んだ。
↑この後、度々登場する丁寧な説明入りの道標。どうやら小山町の人達が立てたらしい。山北町側には無かったからね。
今度はストックに山靴の正統派の年配ハイカーが上がってきた。
N「どちらからですか?」「棚沢キャンプ場からです」
あれ〜確か次のバスは1時間後だったのに〜・・・とこの時点では先程写した時刻表が頭にあったのだが、あの時点で写したのは土曜日用だった。でも、レポを書いている今、正しい時刻表を見てもやはり山市場到着は8:57。コースタイム3時間の所を2時間で来たって事だ。やっぱり早〜い!
こちらの方は藤沢にお住まいで、山北駅付近の川に鮎を釣りに来ることもあるそうだ。山ヤと話をする事は多いが、釣りが好きな人と話をするのは珍しい。色んな出会いがあるな〜
「富士山はどこですか?」N「ガイドブック()にはこう見えるんですけどね。」「あ、私もそれを持っています」
N「丹沢は5回目ですが、これで2勝3敗ですよ〜。勝ちは今年2月の大雪の日、6月の檜洞丸、負けは昨年12月の塔と鍋、今年3月の大山です」(初めて会った人に良く喋るよな。しかも自慢話・・・)

せっかくだからとデジイチを出して撮影。
富士はこの方向に見えるはず 権現山方面かな
釣り人さんが出発した後もひょっとして富士が・・・との思いでしばらく待つがやはりダメ。
11:44 諦めて下山することにした。
11:48 生土方面への分岐
ココには笑っちゃう表示があった。でも、これを書けるってことは複数回歩いているって事だよね。
結局この方向ではなく、「金時公園4.4km、駿河小山駅6.1km」の方向へ下山する事にした。
11:55 樹林帯の中の歩きやすい下り道が続く

12:07
12:15 広場 林道と合流
ここにあるベンチは「寄贈・中学校卒業記念 川崎市○○」とあった。地元の人に愛される山なんだな。
不老山に千回登らにゃ仙人にはなれぞえ」とのこと。
には林道を通ってもこの先で合流とあったので、林の中を歩くことにした。
12:20
「ハイキングコース」の表示に沿って進む。
12:23 鉄塔でふと右側を見ると・・・
12:24 よっしゃ〜見えた! 12:40
ザックを置いて、フリースを再び着込み、雲が動くのを待った。何枚か撮ったが、12:40のこれが一番見えた程度。でも、これで望の富士山になるって〜もんだい!トップを変えることが出来るぞ!デジイチを持ってきた甲斐があったね。また、ここでようやくアンテナが立ち、写メールを送ることが出来た。
12:48 リスタート 12:55 この辺だけ道幅が狭くなる
12:58 再び林道と合流
金時公園まで2.4kmの表示
@荒れた林道。これじゃあ普通車は無理だな
A途中何カ所か富士がよく見える。
13:25 中島貯水池分岐
金時公園まで1.3kmの表示

13:31
13:41 遊歩道 
なになに、「金時公園 徒歩20分」だと、よし、もう少しだ!
13:52 金時神社
記念撮影を行っていると、公園の出口付近に釣り人さんがいらした。あれ、追いついたのか?近寄って話を聞くと、公園の遊歩道を一回りしてきたとのこと。そりゃ〜あの健脚だ。追いつく訳無いよな。

ここでトイレ休憩。そして顔を洗い、ペットボトルの水をゴクリ。いや〜気持ちよかった〜
金時公園から15分程のんびり歩く。
14:20 ふじみセンター にも載っていて楽しみにしていたこの温泉は、何と入浴料金が300円うれしいね〜
着替え場ではまたまた釣り人さんと再会。「やっぱり皆さん同じコースを辿るんですね〜」とのこと
携帯で駿河小山の駅の次の電車をチェックすると15:22。どうやら30分位は大丈夫だ!
風呂の中には地元の方が10人程。露天が無かったのが残念だったが、気泡風呂でのんびり疲れを癒すことが出来た。
15:04 休憩室 ザックに入れて置いた柿ピーをお供にお楽しみの一杯!

といきたかったが、ここは福祉会館・・・せめて炭酸をゴクリ!

15:12 受付で駅までの時間を聞くと「10分位かかります。」との返事。てっきり目と鼻の先にあると思い、この時間だったが、まあイイや。急ぐのは諦めよう。せっかく汗を流したのにまた汗をかいちゃ〜勿体ないしね
15:20 外に出ると目の前にドカーンと富士が見えた!

なるほど、ふじみセンターの名前に偽りなしだね。
15:32 駿河小山駅
@駅前の小山町マップ Aホームからもこの通り

ホームで15:50の電車を待っているとハイカーの団体さんが到着。彼らは何処を歩いたのだろうか。
16:09 JR松田駅
@ここのホームからも富士が見える!こりゃ〜次来るときは朝ここから撮ろうっと!
A日の入り
16:20 新松田駅
新宿行き急行は16:25発。少し時間がある。
なかなかイイ感じの夕景に我慢できずにデジイチを出して撮影。
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富士と重ねて撮りたかったな〜
やってきた急行はバッチリ座ることが出来、登戸まで爆睡

久々のソロ山行は展望もなく、変化のない単調な山歩きにイマイチと感じていた。そう、どうせ展望が無いのならもう少しマゾっぽいコースでも良かったな〜

でも、鉄塔から富士を見ることも出来たので、目出度し目出度しとしよう。(単純)

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