h20.7.20 富士吉田

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 遭難した際に負った傷は腰痛が残るものの大分良くなった。山について色々考えることはあるが、今は控えねばならない。

 今回は連休を利用して富士吉田へ行かねばならないのだ。

 そう、大捜索をしていただいた富士吉田警察署の皆さんにお礼を申し上げに、そして早朝から「そちらに泊まっていないか?」と電話が入り、ご心配をおかけした富士吉田ユースホステルのおかみさんに顔を見せに行くことが目的なのだ。

 当日は3時のアラームではピタリと起きることが出来ず、ぐずぐずしたまま4時に自宅を出発。天気予報の通りに府中の空はどん曇り。まあ仕方ないか・・・連休の中日でもっと混むかと思ったが、都内を順調に抜け山中湖へは5:50頃到着。
6:01
とりあえずパノラマ台を目指す。この天気だが、パノラマ台の駐車場は溢れる程に車が停まっていた為さらに上へ。路肩の広いところに先客が2台。この間に入れさせてもらう。そういえば2月もこの辺だったな。

ご覧の通りだったのでアラームを30分後にセットし、シートを倒して寝ることにした。

6:30でも状況は変わらず、もう一眠り・・・
 二度目のアラームでも状況は変わらない。 諦めてて富士吉田を目指す事にした。
 あれ、見えてきた!(7:15頃)

早速デジイチ&望遠レンズ&PLを試してみた。まだ、イマイチ、いやイマ2だな〜 これならと、富士吉田は後にして花の都公園を目指した。(7:30頃)
 ところが、駐車場に車を入れたり(駐車料金300円)ともたもとしているうちに
 あっという間に雲が湧いて来るではないか!

 大急ぎで撮影したが、この1カットのみ。4年前と同様に百日草はバッチリ咲いているが、肝心の富士がこれじゃあねえ・・・
デジイチで百日草を撮影したりしながら、園内をぶらぶらするが結局この後、富士を見ることは出来なかった。

 タントに戻り、ラジオを聴きながら駐車の場売店が開く8:30までぼーっとしていた。














暑いし、やっぱこれでしょ!

300円也
9:03 二十曲峠
忍野を経由して富士吉田を目指すかつもりだっが、
ふと思い立ち二十曲に行きたくなった。


富士はご覧の通りだが、キャンプの車が5,6台程。
@案内図では鹿留山まで2時間30分。A立ノ塚峠まで2.5kmの標示(消えているけどね)
Bこのアングルで見るとあの山がエアリアにも載っている加瀬山だろうか?

様々な思いが錯綜・・・

 この流れで自分が歩いた鹿留林道に行ってみたくなった。二十曲の先は数年前(望の富士山には載せていないのでいつなのか分からない)に走ったが、あちこちで工事中だった記憶がある。さて、今はどうなっているかな?

 あちこちに「不法投棄禁止」の看板があり、「監視カメラ作動中」の標示もあった。ということは多くの不届きものが入っているのだろう。

 林道は舗装がキレイで、カーブミラーもあちこちにあり、かなりお金を使っている様子だった。あのときの工事がかなり進んでいるのだろうな。

 林道の脇には花があちこちに見られる。
@ヤマオダマキAヒメジオンBCホタルブクロ 特にヒメジオンとホタルブクロはこの林道のあちこちに咲いていた。
中でもホタルブクロは気に入ったので、デジイチでも撮影してみた
林道の様子。途中オフロードバイクの集団が通りがかった時には驚いた。
あ、ここは
10:00 虹の木橋



2週間前はふらふらになってこの橋に辿り着たのか。現在位置がわかり、ようやく安心できたっけ・・・

今回は気持ちに余裕があるので、このような小物まで撮影できたのだ。平成10年12月竣工とあったが、ご覧の通りつい最近出来た位の感じだよね・・・
上画像の右奥に御正体山登山口(池の平)がある。
皇太子殿下が登られると整備されるんだね。
ネットで見るとここからが山頂への最短ルートだそうだ。
駐車スペース 案内図
あそこでヘリコプターを待ったのだろうか
その後虹の木橋から先はそれまでの舗装とは全く違い、ご覧の通り。あの時は徒歩だったので、気にならなかったが、タントでは運転にかなりの注意が必要な位の荒れ方だった。

あの時必死の思いで地元の方に助けてもらったオートキャンプ場はズラリと車が並び、キャンパー達が楽しそうにしていた。

この付近の様子を撮影しようかと思ったが、道路の幅が狭く、迷惑をかけてしまうので、一気に走り抜けてしまった。よって、この画像は舗装道に出てから(レポのために)振り返って撮影したもの。
せっかくだからと警察官や山岳会の方が待っていた東桂駅に寄ってみた。丁度富士山特急が通りがかった所でパチリ

その後139号へ出るとさすがに幹線道路だ。スゴイ渋滞!

※あちこちに富士登山競争ののぼりが立てられていた。今週25日(金)とのこと。
富士吉田警察署

あの時にお世話になったゴツイお巡りさんに会えるかと思ったが、今日は非番とのこと。対応してくれた婦警さんにお礼を言い、メモを残し、お土産を手渡した。

武蔵野日誌・私の地元府中のお菓子。これ美味しいですよ。)
 そして、最後に富士吉田ユースへ。吉田署へ行く前に電話したところご家族の方が出て、おかみさんは買い物に出ているとのことだったので、時間を調整してユースの駐車場に着いたとき、ちょうどおかみさんも帰宅。

 「とにかく無事でよかったわね。どうぞ、中へ」

 愛犬ベルは今回もキャンキャン吠えてのお出迎え。なかなか覚えてくれないな〜

 居間に入れていただいた。お父さん(83歳)とおかみさん(長女)と一緒に今回の件を話していたところ、弟さんが帰宅。弟さんは地元の消防団に所属しており、もし私が2日目もに下山できなかったら、捜索エリアを広げ、人数も増やしたはずで、その際には彼も出動するはずだった。

 4人で冷やし中華を食べながら、色々な話を・・・

 吉田付近では里にクマが下りてきて団地内を歩いているところを目撃されたそうだ。また、おかみさんの愛犬と歩く散歩コース(これを参照)の新倉山にもクマが出た。実際に昨年、クマの一撃で頬に大けがをした登山者も居た。そのため、地元の方も山に行く回数が減り、人が歩かないとあっという間に道が荒れてしまい、中でも、今回の立ノ塚峠から二十曲もかなり道が荒れている。

 今回無事で帰ることが出来たことはホントに幸運に恵まれたのかと思い知らされた気がした。

 「杓子山で遭難」のニュースは県内で放送されたが、そこに捜索に向かう山岳会の皆さんが写っていた。おかみさんの知り合いも多く、彼らはこの付近の山々を隅々まで歩いているし、ヒマラヤにも出かけて、普通の日本人が登らないルートを歩くことまでやる山の猛者だ。彼らが探すならきっと見つけてくれるはずだとおかみさんも信じていた。

 弟さんは今年に入ってもう3回捜索に出動した。その内一人は80代の男性。無事2日後に大捜索の後、発見された。「生きて見つかれば笑い話で済む。どんなに厳しい捜索になっても生きてさえ居てくれれば俺達の努力は報われるんだ。」山梨県警や登山会、消防団の人達は捜索には慣れており、生きていれば必ず見つけてくれると自信をもって話してくれたのが頼もしかった。

 「ホント、無事で良かったわ。無事に帰って来れたからこうやってまたお話しできるのよね」

 1時間くらい話しただろうか。おかみさんも弟さんもホントに温かい人達だ。今回、顔を見せに行けてホントに良かった。
13:18

「おかみさんと一緒に撮ってもいいですか?」

「あたしはちょっと・・・じゃあこの子と写って下さいな。」
 今日は色々と有り難うございました。また来ますね。

 帰るのは大変だった。富士吉田から山中湖へ入るまでが大渋滞。道志道は比較的流れたが、相模原、橋本付近もこれでもか!という位の車だった。途中コンビニの駐車場と津久井湖公園の駐車場で二度の仮眠を取り、ようやく自宅に帰り着いたのが18時前。いや〜疲れた!!

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