h20.11.23 蛾ヶ岳
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 5時にのんびり起床・・・前夜YHで観た天気予報では「朝は曇り、昼から晴れ」だったので、この時間に起きることにしたのだ。いつも石和温泉YHでは遅くて4時起きだったので、今回はホントにのんびりだ。

5:20
N「記念写真撮ってから行こう」

今朝もペアレントは笑顔で見送ってくれた。

「また年末にお世話になります!」
5:45
N「20号に出ればすき屋があるよ」

K「うわ〜、楽しみ〜」

N「あれ〜、この辺にあったんだけどな〜」

結局、見つからず吉野屋へ(何度も来ているんだけどね。)

今朝はこれを注文!なにしろ5時過ぎに朝食になるのは珍しいので、なんだか嬉しかった。やはり納豆だよね!ちなみにかずさんも朝からがっつりこれ。二人とも朝からやる気満々だね。
 昨晩ペアレントに四尾連湖の行き方を教えてもらっていた。「20号を国母立体手前で左折、後は道なりですよ」この通りに進むだけだった。そして、隣にはカズナビ!私は一度も地図を見ずに済んだのだ。
 「昨日の天気予報は曇りだったのに、イイ天気で良かったね〜」とどちらともなく話していた。市川本町近くのコンビニでトイレ休憩。そこから見えた南アルプスの上に浮かぶ巨大な吊しが見事だった。「何故あの時にデジイチを出さなかったのか!」レポを書いている今、とても後悔している。帰宅してから、花のページの”や”さんがこれを望の富士山掲示板に送ってくれていたことに気づいたのだ。シャッターチャンスは逃しちゃいけないよな〜

 市川本町付近で「四尾連湖まで12km」の表示を見つけ、県道409号をひたすら登る。(→地図)ぐんぐん高度を上げると南アルプスの山々がズラリと見えてきた。車を路肩に停めて撮影したい衝動に駆られたが、山の上から見た方がイイだろうと自分を納得させ、先へ急ぐことにした。帰りにハザードをつけて写真を撮るドライバーやオートバイのあんちゃんを見て、あの時撮っておけば良かったと思ったのは時すでに遅かった・・・

 四尾連湖には6:30過ぎに到着。駐車場には先客が2台。ワクワクしながら山の準備!
とりあえず水明荘を目指す。実は前夜駐車場代をどうすれば良いのか、電話で確認しておいたのだ。「無断駐車」はまずいからね。
受付で400円を支払い、簡単な地図(これ以降と表記)をもらった。
ついでに缶コーヒーを2本買い、テルモスに移した。「今日の昼飯はは山の上ではなく、温泉で」とかずさんと相談していたのだ。であれば、水を担がずに済むからね。



あれ?かずさんはどこへ・・・?
お、デジイチを出して湖畔を撮影中ではないか
では、私も・・・
パソコンにはここの紅葉情報をブックマークしており、楽しみにしていたのだ。予想よりが少なかったが、なかなかきれいだ。かずさんはけあらし(気嵐)について水明荘のご主人に聞き、ばっちり撮影していた。私も精進湖、本栖湖、田貫湖でこれを見たことがあったが、富士が主役でこれそのものを意識して撮影したことは無かった。かずさんと一緒だと発見があるね。湖畔を一周するのは下山してからにするとして、いよいよ山へ!
7:20 
案内図をすかさずチェック!
@林道を10mほど歩くとこの表示。右折して登山道へ
A始めは緩やかな登り。
私がコンデジを出すとパッと前に出るかずさん

「だって、せっかく一緒に歩いているんだから写りたいじゃない」
勿論彼のレポには私の後ろ姿が登場している。

ジグザグに付けられた登りやすい登山道をのんびり歩く。
7:43
「ここがにあった所だね。

展望があるわけではないので、先へ
お、富士が見えた!

コンデジでは撮れないが、肉眼では富士の頭を見ることができた。さあ、行くぞ〜
7:52



7:57 「蛾ヶ岳まで○kmの表示」
読めないよ!

ゆるいアップダウンを過ぎるとこのようなヤセ尾根へ
おお、イイ感じだ〜
「帰りには光線がもっと良くなっているよね」








@8:01緩く下って    A8:17登る



「のぞむさん、この葉っぱな〜んだ?」
「あ、わかった!3月にハルさんがアレしたやつだ」
アレ
というわけでホオノキをバックにパチリ。
「お、橋だ!」

すかさずモデルさんが前へ

K「丸太橋は苦手なんだよ〜」
8:30
お、ここにもあったか福岡かんだ猿

レポを作りながらネットで検索すると・・・いや〜ずらりとヒットするね。彼らは何者なんだろう?

K「え〜、10分ってまぢかよ〜」
N「には急坂って書いてあるけど、そんなにすぐ急坂が終わるのかな」
K「実際に登って見て、登れなかったらマジックで直しちゃおうか」
8:31 西肩峠

N「あれ、↑ここには山頂まであと15分に×がつけられて20分になってるよ」
K「やっぱりマジックで直さなきゃね」
@案内図
A六地蔵(ネットって便利だね。こんな意味があったのか!)

急坂の前に、テルモスのコーヒーで一休み・・・
8:36 
位置について〜
クラウチングスタートをせがんだ。

「さすがハセツネランナーだね!」

「え〜、こんなこと山ではやらないよ〜」

・・・そりゃそうだ。

でも。彼のスタートと同時にストップウオッチも押してみた。
うわ〜早い。どんどん上に行くぞ!

お、今日初めての登山者だ。今朝駐車場にあった車だろうな。
あっと言う間に見えなくなった!

かずさんがゴールする瞬間を撮ろうと思ったが、無理だ。さてはさっきの「山頂まで10分」を切るつもりだな!

看板の通りにかなりの傾斜だ。フウフウいいながら登った。
8:48 とおちゃ〜く!
私の足で約12分ってことだな。
山頂の様子
かずさんは楽しそうにデジイチを出して南アルプスなどを撮影中。
N「いや〜早かったね」
K「本気だしちゃったよ〜
彼が本気を出すのは多分昨年夏レンゲショウマダッシュの際に見て以来だが、いや〜さすがだね。彼の山歩き記録を見ると電車やバスの時刻に間に合わせるためにダッシュしたとの記述があるが、いや、〜さすがハセツネランナーだよ。
え、勘弁してくれって・・・
蛾ヶ岳山頂(1279m)
ど逆光だが、セルフタイマーでお約束!
富士は勿論だが、ここは北側の展望がスゴイ!

(足元には伐採された木々。地元の皆さん有難う!)
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南アルプスがズラリ 四尾連湖の奥に鳳凰三山
農鳥岳
塩見岳 鳳凰三山 昨日登った茅ヶ岳と金ヶ岳
八ヶ岳は雲の中 目いっぱいズームでタント発見!
おっといけない!富士もこの通りなのだ。(おい、それでイイのか!望の富士山なのに!!)
8:58 せっかくの逆光を生かして 9:18 太陽の角度が変わってきた 右側に竜ヶ岳
撮影を楽しんでいると年配の夫婦が登ってきた。今回も記念撮影をひきうけた。
「向こうに見える金峰山は○○でした」と奥さん。
「そのコースは○○ですよね。」とかずさん
・・・・
こうして夫婦が登ったコースは殆ど分かるかずさんとの会話はしばらく続いた。ちなみにこの夫婦のご主人は70歳で登山歴ウン十年とのこと。これって昨日のTさんの時と同じだ。ほんとかずさんはスゴイ!

別の人が登りついてきたのをキッカケにして私達は降りることにした。「お先で〜す」
9:45 下山開始

上から撮ってもこの急坂が分かるだろうか
K「おはようございま〜す

お、おはようございます」彼らの息が切れているのが分かる。いやいやこの急坂は大変だ。
9:56 西肩峠

ステッキでブレーキをかけているので、行きと同じ位時間がかかってしまった。

往路を戻る。
かずさんがザックを置いて、急斜面を降りた。

なるほど!
←の紅葉を下から狙ったのか!

この斜面を下ると登りが大変そうなので、私は上(登山道)で待つことにした。(彼のサイトには見事な紅葉が載っています。)
10:25 「あ、雲取が見える〜」
そういえば・・・とザックから双眼鏡を出してみた。そうなんだよ、昨日もザックに入っていたんだけどね〜なぜかすっかり忘れてたんだよね〜
かずさんが指す方に見えるのは・・・
@「あ、ごめ〜ん、よく見たら大菩薩だったよ〜」と言われても「へ〜、そうなの〜としか返しようがなかったのだが」
A足もとの紅葉もGOOD
丁度この頃、年配のハイカーの集団が登ってきた。およそ30人は居ただろうか。あの狭い頂上に彼らがたどり着いたら・・・
10:50
朝8時前に通ったヤセ尾根へ到着。
二人ともデジイチを出し、撮影タイム!
PLフィルターを効かせ過ぎてウソっぽいかな・・・でも、この色が好きなんだ。
紅葉を撮影しながら続々と登って来るハイカーと出会った。いや〜、ホントにここは人気の山なんだね。
11:20 再び駐車場へ
「うわ〜、こんなに車が増えてるね〜」

タントに戻り、ザックを下ろし、山靴をスニーカーに履き替え、デジイチを首にかけて、湖畔へ!
K「ねえ、割引入浴券があるよ
このお兄さんは水明荘の息子さんだそうだ。
みたまの湯の入浴券が750円→700円也

温泉へは「二つ目の信号を右です。後は道なりです・・・」とのこと
11:31
N「確かガイドブックに富士の頭が見えるって書いてあったんだ。それを見つけようね」さて、湖畔を一周するか〜
蛾ヶ岳が大きい
←を見ても
↓を見ても・・・
男二人で歩く道じゃないよ〜(涙)
石碑・・・右上に「冨士山」とあるが云われは?

ところで、富士は見えなかったよ・・・
少しでも絵になるところを探して撮ってみた・・・うーん、イマイチ
11:54
湖畔をぐるっと一周して20分ほど。
 タントに戻り、409号を下る。先ほども書いたが、見事な山々の眺めにうっとり。
 N「この辺って『今晩泊めて下さ〜い』のロケができそうだよね。」
 K「それってあの番組だよね〜?」

 
 水明荘の息子さんに言われた通りに2つ目の信号を曲がってみたが○○小学校の前で道が細くなってしまった。どうやらどこかで間違えたらしい。今朝通った道へ戻ると、ほどなくして『みたまの湯』と書かれた表示を見つけることができた。ところがそこから中々着かない・・・しばらく走ってから「あ、あそこじゃない!」とかずさんが見つけたのは小高い丘の上。ぐるっと回りこむように梅園の間を走ってようやくみたまの湯へ到着!
12:39 みたまの湯
到着した先はすごい眺め!そしてすごい車の数!!

風呂場は予想通りの大混雑だったが、とにかく露店風呂へ!
おお、南アルプスや八ヶ岳がズラリ見える!
これだけの眺めを得られるのなら、この人の多さも肯けるね!
かずさんにガイドを頼み、風呂場からの山座同定を楽しんだ。

お湯は茶褐色。温泉の成分が溶けており、身体の芯から温まることができた。
この顔色で温泉を満喫したことがお分かりいただけるだろうか?

私は天丼、かずさんは煮カツ重を注文。なかなかの美味!
正直、ビールをプハーっといって横になりたかった

 でも、急がねばならない。そう、早くしないと渋滞に捕まっちゃうかも知れないのだ。

 カズナビに従って甲府南ICを目指した。実のところどう走っているのかよくわからなかったが・・・
 「あれ、358号に出た。な〜んだ。」そう、この道は精進ブルーライン。私が精進湖や本栖湖付近で山や写真を楽しんだ後、石和YHへ帰る時に使う道なのだ。

 コンビニでトイレ休憩の後、ICへ乗ったのが14:20(だったと思う。)
 「渋滞に捕まって眠くなったらどこかのSAでひと眠りするからね!」と宣言して運転したのだが、予想以上に順調に流れ、あの小仏トンネル付近で10分程度の渋滞で済んだ。これはラッキーだ。早く向うを出たことが正解だったね。

 ところが、国立府中ICで降りてから府中市内に入ってから大渋滞!「ここはいっつも混むんだよね〜」と愚痴をこぼすが、それでも途中のコンビニで今回の高速代とガソリン代を折半してかずさんを府中本町駅で降ろしたのが16:03なんと2時間で帰ることができたのか。
じゃあね〜、またどこかへ行こうね〜
 かずさんのおかげでとても楽しい、そして新たな発見のある2日間でした。

 ぜひ彼のサイト悠遊趣味をご覧ください。面白いレポとキレイな画像が満載です。
 また、蛾ヶ岳からの下りで、何人ものハイカーに「精進湖から来たのですか?」と尋ねられた。日が長くなったら、前日に水明荘に泊まり、早朝に出発すれば精進湖への縦走もやれそうだ。よし、やってみるか!・・・かずさんヨロシクネ。
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かずさんのレポはこちらです。併せてご覧下さい。

約束通り?、ホントに精進湖への縦走を実現しました。→3.15   (h21.3.20追記)
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