h19.12.30 釈迦ヶ岳敗退 大蔵経寺山(ダイゾウキョウジヤマ)
前の富士は24日富山 サムネイルをクリックすると大きくなります  この山に以前登ったのは→回目

 23日のくしゃみ一発でなったぎっくり腰はどうやら気にならなくなっていた。

 よ〜し、いよいよ年末山行の出発だ!

 昨シーズンは雪が少なく、一度もアイゼンを履かずに済んだ。そしてh18.2の滝子山アイゼンを履けずに諦めて以来一度も履いていなかったのだ。今年はどうやらあちこちの山にはバッチリ雪がありそうだ。このままではさすがにヤバイ。丁度実家に帰っていた弟にアイゼンの履き方を教えてもらい、もう大丈夫と安心してベッドへ。

 ふと目が覚めた。まだ、真っ暗だが。あれ、アラームの鳴る前なのに早く起きたのかな?

 時計を見ると・・・












もう6:05じゃないか

 そ、そんなはずはー! 昨日確かに4:00にセットしたのにぃ〜
 あ、平日の4:00にセットしてある。そおか、今日は日曜日だ。
 
 自宅を出発したのは6:45。こうして道志道経由で山中湖周辺の山に登る計画はおじゃん。取りあえず下道では何時に着くか分からないので府中から高速へ。
走りながら何処に行くか考えることにした。


 行きたい山はいくらでもあったし、富士山周辺のエアリアとガイドブックは何冊か車に積んであるのだ。

 よし、釈迦ヶ岳にしよう。1,2回目はどんべい峠から1時間弱の楽ちん登山だったが、いずれも富士を見ることは出来なかった。sanaeさんが今年の4月に檜峯神社から登ったときのレポを読んで、このコースを試してみたかったのだ。お気に入りの山梨県の山にも出ているしね。

 八王子辺りでは曇っていたが河口湖出口の手前から晴れてきて雲間から富士も見えてきた。よーし

137号を北へ。
檜峯神社の表示(帰りに撮影)



sanaeさんのレポを見て、ここへの入り方がわかりにくいことは覚えていたのだが、結局を左折出来ず、一度戻ってきて右折した。
右奥へ直進
レポでは鉄柵が閉じているとのことだったが、難なく通れた。あれと思っている内に何か作業をしている軽トラを発見。あのおっちゃんが開けたままにしていたのかな。
林道は所々で凍結しており、しかも急坂だったが、勿論タントはスタッドレスに履き替えてiいたので、慎重に運転すれば怖いことは無かった。
9:07 
9時少し前に神社の駐車場へ。トイレに寄って一息ついてから、携帯ラジオのボリュームを最大にして出発!
@9:18枯れた沢を渡る
段々傾斜がきつくなってきたぞ・・・A9:31 B9:45
10:00 稜線 ここを左(東)へ
@富士も頭が見えてきた。よーし!ポットのコーヒーを飲んで次へ出発だ!
A10:08 B10:16
10:26 1521.9mピーク @いよいよ釈迦ヶ岳が間近に見えてきた!
Aここから一旦下る
10:34 芦川への分岐 
ここには釈迦ヶ岳まで30分の表示!よーしあと少しだ!!
A枝に結ばれたリボンを目印に☆右側へ進む
あれ、この先は何処へ行けばいいの?

こういうときは焦っても仕方ないのだ。ポットのコーヒーを飲んで一息ついた。

ザックを置いたままリボンやテープを探していると・・・








あ、雪だ


ひらひらと雪が舞っているのだ。


そういえば先程から雲行きが怪しくなってきたんだよな。


みるみるうちに暗くなってきた。


こ、これはヤバイ!


どうする?止むのを待つか・・・


あ、はっきり雪だと分かってきた。


引き返そう


あと30分で着くはずなのだが、命には代えられない


なにしろ林道で軽トラのおっちゃんを見て以来2時間以上誰にも会っていないのだ。


そうだ。撤退にも勇気が要るのだ。


「雪の中頑張って登頂した」なんて格好の良いレポは望の富士山には必要ない!


ビビリなくらいで丁度良いのだ。


そうだよ。レポのタイトルは釈迦ヶ岳敗退にしよう。


色々なことを言い聞かせながら来た道を戻った。

10:56 檜峯神社近道の表示


10:34の分岐よりも釈迦ヶ岳側にあった表示を下る。
@↓のような表示があり、ちょっと怖かったが、何しろ急いで帰りたいし、行きと同じ道を通るのはくやしいのだ。 
A確かに急だ。しかも氷ってる・・・
そろりそろりと歩いてみたがやはり駄目!
よし、アイゼンを着けよう。弟に習った通りにやれば良いことは分かっていたが、雪が強くなってきて寒いし、上手く着けられない。やはり家でやってみるのと実際に着けるのとではちょっと違うんだよね。


うーん、上手く行かないよ。このままじゃ降りられないし・・・・











ひょっとして遭難


11月の滝子山でもそうだったが、山で誰にも会わないととことん怖くなるんだよね。


とにかく必死になってやってみた。


11:12 これでバッチリだ
@11:14 A11:22 A11:38 急坂の道の脇にはロープが有り、Aのような表示もあったので迷うことはなかった。殆ど休むことなくアイゼンの爪をガチガチさせながら下った。
11:57 地面が乾いている
ここでアイゼンを外し、ほっと一息。勿論コーヒーで一休み。
@12:07 A12:11 安心して歩いていると・・・
B12:14 行きに車で通った道へ出た。氷ってる!
ここはさすがに慎重に通ればアイゼン無しでも大丈夫
12:22 檜峯神社に到着



今頃だが地図を発見。次こそは釈迦ヶ岳頂上、そして神座山もつないでやろう。そして勿論富士を見たいのだ。
駐車場の前で車に乗った年配の夫婦と出会い、話をした。彼らももう少しで頂上という時間で雪を見て引き返したそうだ。大体同じコースだったのだが、会わなかったな。あれ?まあ、いずれにしても引き返したのは自分一人じゃなかったのを聞いて少し安心?した。
137号に降りてから飲食店を探しても良かったが、それでは
望の富士山らしくない
のだ。寒かったが気合いだ!

A神社でワゴン車にポリタンクを沢山積んで水を汲んでいる地元の人とも話をした。この水は美味しいそうだ。明日の為に汲んでおこう。
13:27 慎重に慎重に・・・



あれ、鉄柵が閉じている!
sanaeさんのレポを読んでいなければビビル所だったが大丈夫。@ここを開け閉めすれば良いのだ。一度このフェンスを大きく開いて車を出し、閉めた。
A下から見るとこの通り。登山者は右側の扉を開ければ良い。
このレポも次に来る人の参考になるかな

137号経由で石和温泉ユースホステルに到着したのは14:10頃。チェックインには大分早い時間だったが、ペアレントは荷物を部屋に置くことを快くOKしてくれた。いつも有り難うございます。
荷物を置いて車へ戻り、さあ、どおする?


幾つもある石和温泉の日帰り入浴を探すか・・・


山梨県の山をパラパラ読んでみて、ビビッと来た。


よし、大蔵経寺山に登ってみよう。本には「山梨百名山だがこの山だけ登ってはつまらない」とあり、北側の要害山と繋いで歩くコースが紹介されていたが、もうこの時間だ。取りあえずさっと登って山梨百名山の山頂標との記念撮影だけで良しとしよう。(本末転倒?)
なにしろユースからすぐそこに見える山なのだ。140号を5分程走り、巨大なパチンコ屋の奥が大蔵経寺だ。お墓参りらしき参拝客?がちらほらいる。

14:42 大蔵経寺駐車場
もう一度山用のウエアに着替え、山靴に履き替えてスタート。
墓地に通じる舗装道をどんどん登る。
Aイノシシ防護フェンス。フェンスを開けるのは今日2回目だ。
B山神宮社・ここからやっと登山道らしくなってきた。
頂上まで1時間半かな 14:48 15:06
15:16 積石塚古墳
@15:09 A15:20 B15:34
ガイドブックの通り「多すぎるくらいに赤テープが付けられた道」を登る。難しいところは無いが結構急坂だ。
15:48 大蔵経寺山頂 (716m)
上の案内図では山神宮社から60分だったが、ガッツで42分で着いた!
@頂上の様子。山頂標があるだけで他に何もない。樹木に囲まれて展望もない。うーん
Aこういうヤツが登る途中いくつもあった。地元の小学生が書いたのだろうか。
まあ、この山は山梨百名山というより地元の里山だね。
15:55 下山開始
のんびりしていても仕方ない。上の案内図にあった展望台を目指そう。こっちでイイかな
@途中枝の切れたところから麓の町。展望台に着けばもっと見えるはず。AB行きにはあんなにたくさんあった赤テープが見つからない。まあどのコースで降りても下には着くのだろうが・・・
16:23 街灯?が並ぶ
←を見て多分こっちでイイかな。なーんて思ったのが大間違い。踏み跡をたどるが、結局たどり着いたのは@普通の畑フェンスを乗りこえて民家の脇を通って舗装道に降りた。何だこりゃ。さらに5分程歩いて山梨岡神社に着いてやっと現在位置が分かった。どこが正しい道だったのだろうか?その後川沿いの道を15分程歩いてA大蔵経寺の駐車場へ。ヘッデンを使わずに済む明るさだったが、15時頃の登山開始とガイドブックに載っていないコースを歩いたのはちょっと無謀だったかも。山を甘く見ていたかな。反省!
16:39 16:58
ユースの温泉にの〜んびり入り、今日の登山の疲れを癒した。同室の2人はJRでの旅行者。山の話をすると「スゴイですね〜」とお世辞半分に驚いてくれた。彼らに早く寝ることを断り、20時にはベッドへ。
明日は富士が見えるといいなあ

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※釈迦ヶ岳直下でコースが分からなくなりました。どこか目印のようなものがあれば、教えて下さい。


※レポを作っている今(1月4日)素晴らしいサイトを見つけました。大蔵経寺山の展望台にたどり着けばそれなりの展望を得られたようです。惜しい事したなあ。
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