h19.1.14 大岳山
前の富士山は元旦の竜ヶ岳 サムネイルをクリックすると大きくなります

年末、年始の山行から帰ってきて、冬休みと7,8の連休、そして13日はHPに費やしてしまった・・・
容量が大きくなりすぎてスリム化が必要になったのだ。作成して2年、ムダがいっぱいあった事に気づかずに作り続けた為、肥大化していたのだ・・・多分完成するためには1月の土日を全て費やしても終わるかどうか分からない・・・おい、そんなに大変か!?
せっかく冬晴れの日曜だ。HPは一休みして、山歩きと行こう!さて今回は友人ユモ氏達とh13年4月に歩いた大岳山を選んだ。その時は陽気も良く、気持ちよかったが、頂上からの富士を見ることは出来なかった。今回は始発のバス、ケーブルに乗って急げば、道も簡単だと分かっているし、大岳山からの展望を目の当たりに出来るだろう。

当日は5:48の国分寺発に乗り、立川から青梅線、御嶽の駅には7時頃到着。
これなら7:10始発のバスに間に合うと・・・よし、デジカメで記念撮影だ・・・
あれ、おかしいな・・・「SDカードが入っていない」
昨晩勿論充電は行っていたのだが、画像データをPCに移すときに外したままになっていたのだ。
うーん、どうしよう。諦めて家に帰る?それともカードだけ取ってから、高尾にでも登り直すか・・・

よし、困ったときの弟頼みだ。電話をかけてみると、まだアパートに居た。彼は日曜に家でじっとしているのが耐えられない性格なので、捕まったのはホントにラッキーだった。事情を説明し、彼の地元の拝島駅までSDカードを持ってきてくれないかと頼んだ。快く?OKの返事。これ幸いと7:24の上りの青梅線に乗り、8時には拝島駅改札でカードを受け取り、大急ぎで下りの青梅線に乗り換えることが出来た。ありがとう!助かったよ!これなら富士は無理でも山歩きを楽しむことは出来そうだ。
まあ夕方カードを返すときに弟は「オレなら携帯で撮れるから気にしないで登るけどなあ」と話していた。たしかにその通りなんだけど、私にとってデジカメ無しの山歩きなんて耐えられなかったのだ。

さて、この青梅線はハイカーでいっぱい、うわ!さすがに人気の奥多摩だ・・・
御嶽駅に到着するとすでにトイレ待ちの行列。でかいリュックがトイレの前に並んでいる。
バスの発車までは20分ほど有り、座席に座ることも出来た。すると、車窓から「ホリデー快速」の御嶽駅到着が見えた。これはひょっとして・・・そう、数分後にはバスはすし詰め状態!ケーブル駅までの坂登りではバスがうなりを上げているようだった。

8:49 御嶽駅








(左)ハイカーでぎっしり(右)下りのケーブルとのすれ違い
ケーブルを下りるとイイ匂い!制服姿の駅職員のおにいちやんが焼いた団子(300円)をパクリ、これが旨かった!
(左)ケーブル前の広場では大展望が広がる。お、筑波山までクッキリ!隣に居た人のの話では白根山まで見えるそうだ。(右)地図を確認して9:35に出発。
9:53 御嶽神社

そういえば高3の夏休み、2泊3日の勉強合宿で御嶽に泊まった。合格祈願でここにお参りしたなあ
最近改装されたようで、ピカピカの社殿




土産物屋で賑わう参道を通り抜け、神社の前へ。
早朝なら一目散に頂上を目指すのだが、もうこの時間なので富士は無理だろう。せっかくだから立ち寄ってみよう。でもこれが結構キツイ階段登りだった!
神社から丸太階段を下り、登山道へ。途中長尾平でトイレ休憩。
10:17 巨大な松(天狗ノ腰掛松)に到着。団体さんが休んでいる。分岐を見ればどっちでも行けそうだ。よし、こっちだ。と団体さんの居た方の道を進む・・・
ここからはスギの中の急坂が続く!
あれ、前回はこんなにキツイ登りは無かったぞ・・・
そうか、前回は松を上に行かず下の道を行ったのか。(後で分岐があったら地図を見るんだよ!と弟に説教されました。)
10:53 奥の院の表示

奥の院頂上の展望







やっと今日初の表示へ到着。まあ、予定と違う道だったが、登山道は外れることは無かったので良しとしよう。
(左)ここが奥の院かと思ったけど・・・
(中)後から登ってきた方に聞くと奥の院頂上はまだ上とのこと
(右)頂上には小さな祠があるだけ。でも、見事な展望が広がっていた!
頂上ではポットのお茶を飲むだけで次へ進むことにした。
(左)あれが目指す大岳山だ。なるほどガイドブックにあるように特徴のある形をしているな。
(右)頂上からの下りは結構急だ
11:16 分岐
↑の奥の院下の表示から頂上へ登らずに進むとここにつながる

11:39 ☆分岐
ここでメジャーな登山道と合流

なぜかお馴染みのYH看板も・・・



途中3,4人のハイカーに追い抜かれたが、このようなマイナールートを選ぶ人は山慣れた方ばかりの様子。黙々とスゴイスピードで前へと歩いていった。
←の分岐から10分ほどで鍋割山山頂(左)。せっかく登ったのだが、木々に囲まれて展望は効かない。ここから大岳山へは気持ちの良い下りだ(右)

マジックで「鍋割山」
と書かれている

ゆるいアップダウンをくり返し、次の分岐へ。
(左)刺激的な看板!この辺りから凍結個所が目立ってきた。
(中、右)岩や鎖場の続く道
12:09 大岳山荘 ←前回来たときにここからの眺めが良いことは知っていたが、今日は通り過ぎる。ここからの登りがキツカッタ!
12:33 大岳山頂上


頂上には7,8人の先客がランチを楽しんでいる。勿論太陽はすっかり上にある。期待せずに富士の方角を見ると・・・
(左)なんと見えている!その他にも(中)雲取方面や(右)丹沢方面(近くの人に聞きました)などぐるり150°位の展望を楽しむことが出来た。2度目に御嶽駅に着いた時点で諦めていたが、こんなラッキーもあるんだな。

↑山頂票
(私が写っているのとは別にもう一本あった)

↓私のイオス
山頂は野鳥が数羽いて、餌を持った登山客の手のひらにとまったりと愛嬌を振りまいていた。

まあ、オチも付いていたけどね
さあ、今日もランチタイムだ!
レジャーシートを広げ(左)、お湯を沸かしてと・・・
(右)あれ、箸箱が空だ!
今日2度目の忘れ物か・・・幸い今日はスープパスタを持ってきていたので、箸箱を使ってどうにか食べることができました。
13:20頃 下山開始。途中までは行きと同じ道を下りるが、今度は上の☆分岐を鍋割山ではなくメジャーな道を選ぶ。これが行きと違い快適だった。そうだよ、前回はこの道だったよな。
15:20 ケーブル駅
行きに買った団子。今度はじゃがバタ−(200円)をいただきました
ケーブル駅はスゴイ人!山歩きと言うよりも観光客、特に年配の方、さらにアルコールの入った方で賑わっていた。
弟にお土産を買い、ケーブルへ
←「開運号」で帰りました。

今朝のアクシデントを弟のお陰でカバーし、諦めていた富士も見ることが出来、満足のいく山行でした!

次回の富士山は2.3 石割山  HOMEへ
ポジ  クリックすると大きくなります
せっかく重たい三脚を担いで行ったのだ!光線は良くないけど大岳山頂上からの富士を載せてみました。
inserted by FC2 system