h19.5.5 九鬼山2、馬立山、菊花山2
前日へ  サムネイルをクリックすると大きくなります この山に以前登ったのは登山記録

 3日時点での5日の天気予報は「曇り時々晴れ」だったので、5日に登るのは@富士急沿線A富士が見えなくても楽しめる山。つまり花が咲いている山を基準に九鬼山を選んだ。特に最近購入した花の山 静かな山には「花の種類が豊富なことで本書中1,2を争う山」との記述があった。これは外すわけにはいかないのだ。

5:20 ちゃぶ台の上の朝食 
ちゃんとサラダも買ったのだ。
健康に気を遣ってるでしょ
ユースの外観
当日は5:00起床。さすがに前日のハード?な山行の疲れもあったし、車もないので暗い内に起きる必要もなかったのだ。着替え、布団をしまってから、前日買っておいた朝食タイム。
6時頃ユースを出ると巨大な富士山(左)!これは天気予報が良い方に外れたかな。
15分ほど歩いて月江寺駅へ。定刻6:30にやって来たのはお馴染みの中央線(しかも新型車両)だ。そういえば時刻表に「東京直通」とあったっけ。
月江寺ではガラガラだったが、段々客が増えてきた。
都留文科大学前ではデカイ乙女達の集団!
どうやらバレーの試合に出かけるところらしい。この電車は自分のような観光客よりも地元の人が使うものなんだね。
7:02 禾生駅 
手前のドアは開いているのに奥のドアは閉じたまま(笑)
「禾生駅のホームは短いため、一番後ろの車両はドアが開きません。ご注意下さーい」とのアナウンス。

富士もキレイなのでホームを渡る陸橋から撮影(左)
駅前には「都留市21秀峰」の看板。(中、右)隣の大月に比べると知名度はさっぱりだよな。
7:21 水路橋 (139号の右側)










駅を出て10mで139号を左折、国道沿いに10分ほど歩く。落合橋手前では既に18°の表示(左)今日も暑そうだ・・・
落合橋を渡り、水路橋の下(中)をくぐる (この表現で分かる?これはくぐってから撮影)
道なり(左)に進むと数分で分岐(中)へ。前回と同じく杉山新道を選択。
7:28 登山道 (熊注意の表示有り)  今日も鈴とラジオで武装。低い山でも油断大敵なのだ。
ジグザグに付けられた登山道は緑のトンネルを通るようだ。
チョー気持ちイー
しかも足下にはガイドブックの通り花が一杯だ。(上手く撮れなかったのでここには載せていないだけ)あちこちで撮影しながら楽しく進む。
7:55
この倒木の数m上が富士ポイント





目の高さにはヤマツツジ。(フラッシュ撮影)
そして、木々の切れ目から富士 勿論ポジでも撮影
8:23 ハチのテラス






この近辺も花が一杯だ。(全てフラッシュ撮影)
アカネスミレ ヤマブキ シャガ
その後もこんな感じの道を進む
8:40 弥生峠










弥生峠で丸太のベンチに腰掛け一休み。
ここも緑に囲まれ気持ち良かったー
その後も緩やかな道(左)がウサギの広場(中)辺りまで続くが、広場を過ぎると傾斜が増してきた。ラジオを聴きながらのんびり歩いていると後ろからかなりハイペースの登山者(右)が、しかもザックには三脚。自分のようなカメさんだな。
9:04
見晴台の表示より少し上にもっと見易いところがあるはずだったが、木が伸びた今はこんなものだった
勿論見晴台から撮影。リニアは高川山を貫いている。
この近辺にも見事なヤマブキ!
その後ちょっとだけ登り(左)鈴懸峠への分岐へ(中、ここは久美山山頂らしい)ここからは稜線歩きだ(右)
9:12
9:16 富士見平↑クリックしてください
先程私を追い抜いていったカメさんがバッチリ三脚をセットしていた。やはり目的はここであったか。
記念撮影をお願いした後、話しかけると今朝渋谷区から来たとのこと。「暇になると山に来ちゃうんですよねー」さらに、今日はこの後鈴懸峠まで戻り高畑山まで行くそうだ。「こっちには何回か来て居るんですが、これで前道志の山々をつなぐことが出来るんですよ」おお、かずさんのようなマニアがここにも居たか。
9:46 九鬼山 (970m)ここにも丁寧な表示が
富士見台から数分で九鬼山の頂上へ。先客が一人。早速記念撮影を頼んだ。
ここからは富士は見えないが付近の展望は素晴らしい
滝子山 大菩薩
登山記録(思いでノート?)も設置されており、自分も記入してみた。
前回は田野倉駅から帰ったが、今回は馬立山、菊花山経由で大月駅を目指してみよう。10分弱の休憩で出発。
ロープがあったり、ガレていたりとなかなか楽しめる道だ。
(左から9:57,10:02、10:15)
10:30 紺屋の休場






ここでは老夫婦が弁当を広げていた。
お洒落な表示 イイ感じだー
そして、ここから数分で富士がどかーんと見えるポイントだ。前回は紅葉が見事だったが、新緑もステキだ!
10:53 田野倉駅への分岐 富士ポイントから稜線を歩いて分岐へ。
前回はここから田野倉駅へと帰ったが、今回はやる気満々で「至猿橋」(左)へ。その後は緩い(右)下り。倒木に通せんぼ(右)されたり楽しく進む。
11:02 札金峠 (600m)
左へ進むと田野倉駅










11:20

さて、峠から馬立山へが大変だった・・・
いきなり急坂(左)の予感。段々傾斜が増してきた。(中、右)
暑さときつい傾斜に疲れ、ツツジを撮影したフリをして休憩していると、賑やかな声が!道を譲ると、「アリガトー」と楽しそうに登っていった。山歩きをしているとおばちゃんパワーに圧倒されるよね。
少し上に平になっているところがあり、先程のおばちゃん達が休憩していた。ここが富士ポイント!(←)
ゆるーく下って(左)、また登る(中) ここでも見事なツツジ
11:51 馬立山へ最後の表示
12:02 馬立山 (797m)
札金峠から200mしか登ってないの?随分頑張った気がしたけど
(左)馬立山か?と思ったが、しばらくしてまた登り(中)
11:41
やっと表示(←)を見つけパチリ。すると・・・
ピー」え?
メモリーカードの容量がありません。」
私のSDカードは512MB、1600×1200ピクセルで400枚位撮れるのだが・・・もう一度画像を見直し、ピンぼけのカットなどを消しまくった。調子に乗りすぎたかな。
ここから10m程でやっと馬立山頂上へ。先程デジカメをいじっている頃にまた抜かれたおばちゃん達はすでにランチタイム。
さすがに疲れたよ。自分もお約束のカップラーメンだ。でも、ラジオから「今年の最高気温を記録」とくり返し聞こえてくる中でのカレーうどんはキツカッタ・・・(さすがに画像ナシ)
12:35 菊花山へ向けスタート

始めはガンガン下る(左12:46)沢井沢の頭(12:56)で昨年御前山から縦走してきた道と合流。そして、登る(右13:04)
この辺りは昨年通っているので様子が分かり、気が楽だ。
13:16 反射板
13:34
反射板から数mで沢井峠(左)
その後はアップダウンをくり返す。(中13:21、右13:30)
アンテナ(←)を通過、
どうやって通るの?(左13:41)、登るぞ(14:01)
そして、最後にこの岩(右14:09)を登ると・・・
14:10 菊花山 (643m)
お疲れさん。縦走最後の山頂だ。
セルフタイマーでお約束の山頂標との記念撮影を済ませ、周囲を見渡す。
表示の右側に富士が
見える筈なんだけど・・・
岩殿山
存在感あるなー
14:20 下山開始
え、お疲れなのはこれからだよって・・・そう、前回の経験からここからの下りがキツイことも知っていたのだ。
14:38 分岐
無辺寺への分岐を過ぎたここからが大変なのだ。ロープがあったり、岩場があったりの道をそろそろ降りる。足を突っ張っているのでキツイのだ。
15:00 神社

神社(←)からすぐに鉄塔(左)へ、ここからはジグザグに道(中)がつけられており、楽ちんな下りだ。
そう、菊花山からは殆どが「これでもか!」という直登なのだ。まあ下まで1時間弱しかかからないのだが、登山道を造るときにもう少し何とかならなかったかな。大月から登ってくる人にはかなりキツイ登りだよなこれは・・・
舗装道へ出て、降りてきた道(右)を振り返る。
15:11
早速携帯でJRの時刻をチェック。少し急げば間に合うくらいの時間だ。暑さと疲労でヘトヘトだったが、急ぎ足で大月駅へ。
15:23
15:25東京行きに間に合った!高尾で乗り換えをしなくて済むので、便利なんだよね。
改札前の車両は混んでいたが、少しずらせば席は空いていた。しかも、冷房がバッチリ効いているじゃないか。ラッキー・・・
さあ寝ようかと思ったときに、ふと気づくと・・・
う!こ、これは・・・
汗クサ

山を歩いているときは気づかなかったが、結構な臭いをまき散らしていたようだ。
近くに座っていた人ご免なさいね。

車が使えないし、GWなのにたった1泊2日だったが、ヤマブキやツツジも美しく、富士もばっちりと充実しまくりの山行でした!

2日続けて気合いが入りすぎ、大変長くなりました。ここまでつきあってくださった方。重ねて感謝です!

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8時頃 倒木の上から 9:16頃 富士見平 10:30頃 紺屋の休場付近
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