h18.5.4 高座山3、杓子山4、鹿留山
前日へ サムネイルをクリックすると大きくなります。   この山に以前登ったのは→登山記録

タイトルにもあるように高座山は3回目になる。実は6年前まで学校の寮が忍野にあり、高座山は生徒のハイキングコースになっていたのだ。当時を思い返すと、富士は記念に撮る程度だったし、山に登るのも仕事だからという感じだった。そして高座山登山は(生徒の前では良い格好をしたいので)楽勝という顔をしていたが、さすがにキツイ山だった。
また、杓子山は毎年のように3回も登っていたが、いずれも不動湯林道からの往復登山で、

子ノ神直下の露岩
h17.3

このポイントまでは2度行っていたがここで引き返しており、この先どうなっているのかという好奇心もあったのだ。高座山から杓子山、鹿留山の縦走はガイドブックでは5時間コースの長丁場。これも内野バス停までの行程で、鳥居地峠まで車を取りに行くとさらに1時間強・・・でもGWで時間もあるし、チャレンジあるのみなのだ。
4:30 鳥居地峠を出発。 富士吉田YHを3:30に出発、コンビニで朝食を済ませ、4:15には鳥居地峠着。久々にヘッデンを点けての登山だ。

数年ぶりにこの表示を突破。誰が守っているのだろう
富士はこのように厚い雲の中!
あ〜あ

オフロード車で中腹まで上がっていた先客がこんなに
オフロード車のポイントからさらに傾斜が増す。朝っぱらからキツイ!汗がしたたり落ちる。
←高座山山頂を文字通り見上げる!

この道を登ってきた

いよいよ登るぞ
5:30 高座山山頂着 木にしがみつかないと登れない急坂を文字通りよじ登る。この山に軍手(←)は必需品なのだ。
ラジオでは森永卓郎と垣花正が馬鹿話をしている。朝とは思えないこのノリが良いんだよな。

頂上直下のトラロープ

やはり富士は見えない
相変わらず空はドンヨリなので、ペットボトルのお茶を一口飲んで、先を目指す。まだ緑が殆ど無く、冬のような道を進む。せっかく花を発見しても薄暗くて写真にはイマイチ・・・

お馴染みの標識
マメザクラ
ミツバツツジ
お、ピークが見えた。大ザス峠?

なーんて甘かった。ただの小ピークだった。

これも登るのか

振り返ったところ
不動湯林道?
こんな道でもあちこちに咲くツツジが救いかな。
上のような小ピークはいくつもあり、この標識も大ザス峠を表すものではなく、やれやれといった感じで進む。

またまた登る

お、ひょっとして
6:30 やっと大ザス峠









不動湯のゲートからなら50分弱で着くところをまる2時間かかった。
いやーゴクローサン!

せっかく頑張ったのに富士は見えず
一休みして、ゼリードリンクを補給。さあ、杓子山頂上を目指そう!
ガスって見通しの悪い急坂をひたすら登る!
7:20 杓子山頂上着
ポジで
やっと着いた頂上はガスで真っ白!でも達成感があるなー。3時間近くかかったよ。素早くシャツを着替え、ダウンのベストを着込んで晴れるのを待つ・・・
自分の15分後に登ってきた方は結構おしゃべりだった。不動湯林道から登ってきたそうだ。「これは見えませんねー」なんて言っている。いや!この人と私とは思い入れが違う!きっと晴れるのだ!!
鹿留山まで行って引き返すというこの人は先へ行ったが、こちらは縦走するので、ここには戻ってこない。もう少し待つのだ・・・
ほら晴れた
富士は勿論、麓の街まで見えたではないか。
8:10 鹿留山を目指して出発
こんな感じの道をのんびり進む。右写真のロープ場を越えるといよいよ例のポイントだ。
8:25 お気に入りのポイントへ ここに来るのは3回目だが、今回もいいなぁ。


9:02 鹿留山へ出発 いよいよ、未知の領域だ!楽しみ楽しみ
お、グライダーだ。大ザス峠から飛んだのかな?
9:18 子ノ神  この分岐をまっすぐ行くと鹿留山、曲がると立ノ塚峠ということだな
今は真っ直ぐ進み、鹿留山を目指すのだ。
9:30 鹿留山頂上 ここには巨木が生い茂り、あまり頂上らしくない。杓子山より高いのにイマイチマイナーなのも頷ける。でも、もう数週間経つと鬱蒼とした森になるのかな。それも見てみたいな
9:47 子ノ神に戻り、下山開始。 OH!いきなり急坂の連続だ!
岩場をガッツで下る(左)、ペンキでルートが示されている(中)
この急坂を見上げたところ(右)
途中何人か登ってくる人に出会ったが、このコースを下るならともかく自分に逆コースは無理だな。
下りも神経を使うので疲れる!一休みしてオニギリタイムだ。
富士や足下のスミレに励まされて、ひたすら下る。
L字路に建っていた標識。立ノ塚峠ではなさそうだ。まだまだ、下りは続く・・・
11:05 明るい道にマメザクラ
やっと傾斜も緩んできた頃、マメザクラの咲き誇る道に出た。お、富士と重ねて撮れそうだ!大急ぎでザックから三脚と一眼を取り出す。
ここで二十曲峠から登ってきたという年配の夫婦と出会う。「良い写真は撮れましたか?」と愛想が良い。

ところで立ノ塚峠はどこだろう?




11:20 今度こそ立ノ塚峠か?





T字の分岐を「内野」の方向へ進む。こんな感じの道を下る。
不法投棄のゴミ!看板を見てもやる奴はやるんだな
11:57 立ノ塚峠 ←やっと本物の立ノ塚峠、確かに林道との合流点だが・・・どうしてこれが峠なのか?合点がいかないなー
↑やっと林道が終了、人里だ!
そういえばGWなのでこいのぼりが泳ぐ。去年のGWもこいのぼりを追いかけて忍野をあちこち走ったっけ・・・
鳥居地峠を目指してひたすら歩く・・・
途中で物騒な看板を発見!
13:40 車へ到着。シャツとジャージを着替えてさっぱりする。
そういえばせっかく担いでいった1.5gの水を使っていないな。
よし、ここでカップめん作ろう!どうせ街へ下りたら渋滞なのだ。
この日も早めに石和YHへ16時前に到着
早く着いたおかげで2日分のシャツとジャージを洗濯し(200円ね)、まだ明るいうちに干すことができた。この気温なので、夕食後に取り込んだところ、バッチリ乾いていた。長旅では中日に洗濯するのが一番さ!
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