きっかけ                 HOME                  
 もう富士にはまってから4年目になるのでしょうか。
 HPを作るのにあたり、私が富士にはまったきっかけを振り返ってみたいと思います。
もともと旅と写真が好きで、北海道から東北、京都など全国各地を回り、一眼レフ(EOS)で風景を撮っていました。
その中で、河口湖まで電車で行き、レンタサイクルで湖畔を回り、富士を撮影することもありました。そのときの富士はお気に入りの撮影対象の1つでしか有りませんでした。
 ところが、平成13年の冬、偶然京王線のカレンダーの1月に出ていた山中湖平野からの逆さ紅富士に見とれ、そのカレンダーを買いました。
 こんな風景を見てみたい・・・との思いはつのり、翌14年1月の土曜日、河口湖駅でレンタカーを借り、山中湖を目指しました。それまで電車で行っていた富士は日中の明るい時間だけで、逆さ富士は一度も見たことがなかったのですが、夕暮れの富士は見事に逆さになっていて、その風景はどきどきする凄い感動を与えてくれました。
 そして翌日曜日、暗い内に出発!しようと思ったら、山中湖のYGHに停めたレンタカーは見事に凍り付いており、部屋からお湯をくんできてフロントガラスにかけて溶かしたりと苦労しましたが、どうにか出発でき、平野の東京電力の寮を目指しました。その後何度も通うことになる「東電ガ浜」もこのときは(一応インターネットで下調べはしていましたが)入り方がわからずうろうろしました。
 うっすら見えている富士に期待しながら、どうにかたどり着いた浜では見事な逆さ富士が見えていました。どきどきしながらEOSを出し、氷点下の中、明るくなるのを待ちました。
あれ、デジカメが作動しない!
寒すぎて動かなくなったようです。このときデジカメは外に出しっ放し!後から考えればアホな話だったのですが、そのときは気づきませんでした。
 でもそんな中、背中(東)から太陽が昇ってくると、期待通り富士はぼんやり紅色になりました。夢中でシャッターを切りました。ビギナーズラックとでも言うのでしょうか、見事な紅富士はこうして私を富士オタクへと導いてくれました。(h17.10記、h19.3加筆)

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